SSブログ

平成二十五年 元旦 [季節]

2013:01:01 07:02:18

世界はひとつじゃない。
例えばボクとキミ、それぞれが見えている世界が二つ。
目に映るボクの世界にキミはいるがボクはいない。
キミの目にうつる世界にはボクがいて、キミはいない。

目を閉じ、光を遮り、感じてみよう。
不確かな想像の中で、ボクはキミになり、キミはボクになろうとする。
不確かな想像の中で、確かな温度と湿度、そして匂いを感じてみる。
そしてその確かな感触を感じられたのなら、二つだった世界がそのとき一つになるかもしれない。

2012年3月12日、世界は、人口70億人を越えた―

70億の人の心に映る70億の世界も、だからきっと、「愛」の数だけ少ないはず。
そもそもは、たった一つの球面上に浮かぶ一つの世界。

一つじゃないこの世界の、世界と世界の境界に手を伸ばしてみよう。
絶望と希望、哀しみと喜び、諦めと諦めないことの境界へ。

確かな“光”は、その場所にしか存在しない。

"You would rather than escape to a goodness,put you at precarious life."
 ― 『善良』に逃げ込むぐらいなら、人生を危険にさらせ。

2013年(平成25年) 癸巳(みずのと み)

‘巳’の原形(甲骨文字)は、頭と胴のできかけた胎児の形だという。それが転じて‘巳’の楷書になった。「包の中に含まれる巳と同じで、包とは、胎児の包(子宮膜)の中に在る形」、つまり‘巳’は「胎児」である。

胎児は、2012年に宿ったものなのか、2013年に宿るものなのかはわからないが、癸巳が、甲子で始まる干支の前半の最後、中間点であることからも、例えば女が母に、男が父になるように、そして、あらたな命が宿り、子として生まれる前の胎児として育まれる時季だからこそ、人の、人生の折り返し点、人としての成長が求められ、また、成長もすることになる。幻想はリアリティを増し、或いは希望と絶望の狭間で、では、よりよき“世界”に向けて、何が出来るのか。

▼新宿・花園神社の初詣風景。2013/01/01 01:45

「歌舞伎町」と自分~

たびたび書いてきたことではあるが、「歌舞伎町」における自分の、現在の立ち居地としての“旬”は越えた、そんな気がしている今、考えていることは、一つは世代交代。これまで出来たこと、今も継続してやっていること、のほかに、まだ手付かずだがやったほうが良いこと、それを自らの手で触ることに実は躊躇がある。例えば、サラから手をつけるなら、その機会や要請があっても、自分ではなく、誰か他の若い人材にと。一方、少なくとも自分しか触ってこなかったこと、それが驕りや勘違いであったとしても、自分にしか出来なさそうなこともいくつか。サンセット法実現から風営法の抜本改正へ、地下鉄24時間化、など。無論、歌舞伎町のことだけではないが、ぼちぼち、この歌舞伎町の“ど真ん中”に居座らず、ソトモノらしいやり方で、この街に、“変化”を与えることに注力してみたい、そう思い始めている今日この頃です。

思えば、人生を広げるだけ広げ、ややとっ散らかった面もあるにはあるが、目指すべきゴールは見えていて、人生の後半で、その時間が足りるのかどうか、ゴールまでたどり着けるかどうかはともかく、拡大からシンプルへ、この“折り返し感”を、いつもよりやや神聖な心持ちで迎えた2013年、元旦でした。

皆さんにとって、良き一年となりますように。

謹賀新年

寺谷公一


▲歌舞伎町二丁目、鬼王神社の初詣風景より。2013/01/01 01:32
送信者 Shinjuku,Kabukicho 2013

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

2013年(平成25年)1月10日、歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い” [季節]

2013年(平成25年)1月10日、歌舞伎町商店街振興組合の新年会として“新年の集い”が歌舞伎町2丁目、割烹・車屋にて開催された。当日は、商店街の組合員、近隣町会・商店街関係者、来賓らあわせて93名が参加。


歌舞伎町商店街振興組合・片桐基次理事長挨拶


新宿区長・中山弘子氏挨拶

かねてより、歌舞伎町にとどまらず、新宿駅周辺9商店街を巻き込んでの、新たな安全・安心にむけ、具体的には、客引きや路上看板、ゴミだし等に関するルールづくりとしての条例策定が民間と行政の間で進められている。片桐理事長の挨拶にもあるように、今年の6月ごろには目処がたつのではないか、という状況。もとより、この条例、歌舞伎町の客引き問題に対処すべく、民間パトロールなどによる指導がしやすい環境づくりのため、が発端であったが、歌舞伎町だけのための条例というわけにはいかず、よって、新宿駅周辺東西9の商店街・町会を巻き込んで、客引きのみならず、看板やゴミだしのルールにまで及ぶ駅周辺の安全・安心条例として検討がすすめられている。

そもそも話し合いは、2年も前からはじまり、その経過の中で、セントラルロード入り口の青灯交番、通称“歌舞伎町安心・安全ステーション”開設という成果もあがった。条例化については、個々の関係者らのモチベーションでもあったりするのだが、当初は行政側から、やや難色な顔色も伺えた。というのも、この条例化、基本的には、安心・安全のためのソフトロー、つまり地域ルールづくりであるのだが、単なる理念条例ではなく、可能な限り“身のある”ものにしよう、具体的には、各商店街・町会に補助金を配り、民間と区が応分の負担の上で、元警察官などを雇用した民間パトロールの人件費を捻出しようという目標がある。区としては、新宿駅周辺にとどまることなく、公平感から新宿区全体にこれが広がっては予算の手当てがつかないという懸念、それと、予算はつけたが、さて、実態はどの程度有効なものになるのか?条例化した場合、システムが経年劣化したときにどうするか?などがある。

話はそれるが、“サンセット法”をご存知だろうか。
サンセットとは,ある行政組織や政策(プログラム)について,「〇〇〇は,〇〇年〇月〇日をもって廃止する」という期限を定めておき,議会が組織や政策の再設置(継続)を改めて承認しないかぎり,それを自動的に廃止するというものである(1)。サンセットは,1976年にコロラド州で初めて取り入れられ,その後,急速に全国に普及し,今日も20以上の州で実施されている。サンセット法の成果については,さまざまの議論があるが,日本においても,行政組織の再編や大規模公共事業の見直しをめぐる議論の中で,サンセット法に対する関心が高まっており(2),合衆国における経験を概観することにも,いくらかの意義があるだろう。(サンセット法の成果と展望 畠山武道・北海道大学法学部教授 論文より)

実は、この“サンセット法”が今年あたりに日本に実現するかもしれない。自民党・法務ではすでに条文は作成済みで、昨年夏の国会で提出するか、という段階まで言ったのだが、当時野党だった自民党はこれを留保した。そもそも、民主党の「事業仕分け」より以前に自民党の事業仕分けチームというのがあったのだが、同じことを目指しつつ、自民党チームは“法の仕分け”をしてこそ事業仕分けも可能になる、と考えていた。当たり前のことだが、予算にはそれぞれ法がくっついており、当たり前だが、予算の執行は法にのっとって行われている。これを、理念だけで仕分けをすることは“違法”状態になるわけで、民主党はそのことを理解していなかった。仕分けるなら、当然ながら、予算ごとに設置された“法”も廃止していかねばならない。

サンセットの思想は、“権力は間違うこともある”にある。つまり、法律も間違いや失敗が存在する。そのときに、どういうルールでこれを廃したらいいのか、或いは見直しの時限は?というときに、この“サンセット法”が必要になる。

新たな区条例をつくる、もちろんそれはそれで結構だが、今、国会で緩やかに日の目をみつつあるこのサンセット法の思想、本当は、地方行政にこそ必要なのではないか?従来より、法は緩く、条例できめ細かに、が私自身の目指すことではあるが、であるならば、なおさら、例えば3年、或いは5年ごとにでも見直しをすべきだろうし、場合によっては、だめならだめで廃すればよい。政治も行政も、今より若干は仕事が増えるかもしれないが、一方で、“社会実験”という名の下の違法な施策はなくせるだろう。となれば、モア4番街やシネシティ広場活用でたびたび起きてきた警察と行政の食い違いもなくなる。
実際、法や条例に一番縛られるのは公務員であるわけで、その公務員が合法的に、いろんな施策ができやすくなるとなれば、地方自治は今よりずっと活性化されるはずだ。歌舞伎町のまちづくりにおいて、さまざまな障壁にぶつかり、そのたびに“無理”にそれを越えようとするでなく、ちゃんと民意に基づいてルールをつくってすすめやすくできれば、それこそが“自治”ではないか。せっかくの民間主導による“区条例”設置まであと一息まできているのだから、可能であれば、この“サンセット法”の思想を参考にしてもらえたらいいなと思います。

ついでに、ではあるが、出席されていた東宝㈱専務取締役の中川敬氏が挨拶をされたのでこれも。コマ劇場がなくなり、文化発信の拠点喪失というのがいかに大きなことだったかを思い知る歌舞伎町の“現実”ではあるが、その跡地に東宝が再開発をすすめている新宿東宝ビル(2015年春竣工予定)、その構想やスケジュール感についても中川専務、非公式ながら発言されているので参考に。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

歌舞伎町・冬の風物詩―区役所通りイルミネーションが点灯 11月1日より来年2月末まで [季節]

歌舞伎町・冬の風物詩―区役所通りイルミネーションが点灯 11月1日より来年2月末まで

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2013

第8回新宿区役所通りイルミネーション

がんばろう日本~元気を歌舞伎町から~
平成18年の冬から始まった、区役所通りのイルミネーションは今年で8回目、区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約10万個の発光ダイオードが灯されました。
実施はNPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、藤澤薫氏(理事長)は区役所通りのほぼ真ん中にあるチェックメイトビルのオーナー。彼女が中心となって、有志の寄付によってこのイルミネーションは実施されています。
街路樹にワイングラズやダイアモンドをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、今年は2020年東京オリンピック招致が決まったことを受け、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出も。点灯は11月1日より来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。

特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会(藤澤薫理事長)http://www.npo-3a.org/

◆第8回イルミネーション点灯式 より

2013年11月1日 カウントダウン&点灯は午後4時50分頃から行われました。なお、新宿スウィングリーブスオーケストラによるJAZZ演奏も。

中山弘子新宿区長(来賓挨拶)
「まさに歌舞伎町の冬の風物詩である、歌舞伎町区役所通りイルミネーションが実施されることを本当に嬉しく思っております。このイルミネーションは、平成18年に第一回めがスタートしたんですけれども、私はそのときの感激を今でも覚えています。それが、継続は力なり、8回目になったところでございます。“明るく、安心、歩きやすい歌舞伎町”の実現に向けて、日々ご尽力をいただいてます、NPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会 の皆様に厚く御礼申し上げます。
本日から来年2月28日までの4ヶ月間、区役所通りの街路樹約90本と、ここ(区役所)のあけびでありますとか、のうぜんかづら、こういった花に約11万コの白色発光ダイオードが取り付けられ、歌舞伎町の夜を華やかに優しく彩ります。
歌舞伎町は皆さんご存知のように、赤や黄色や、いろんな色がありますので、白色の発光ダイオードは、私はとても、センスいいな、あっているな、と、嬉しく思ってます。歌舞伎町を訪れる多くの方々が、このイルミネーションを毎年楽しみにしています。実は皆さん、この街路樹の電飾は、おしゃれな、ワイングラスの形をしていることをご存知でしょうか。で、実は区もですね、街路樹を、イルミネーションが行われるということで、通常、とうかえでという街路樹は、こういう丸い形に剪定しないんですけれども、このような形で、一緒に、3Aの会の皆さんがこうした演出、素敵なアイディアからうまれていますので、それと一体となって、こんな剪定を行っています。
私は、区長就任以来、歌舞伎町を、明るく楽しく、健全な街にしよう、そして多くの皆さんにおいでいただければというふうに考えておりまして、このイルミネーションの取り組みもですね、そうした歌舞伎町ルネッサンスの取り組みの一環として、志を同じくして一緒にやっていただいていることを本当に嬉しい限りです。
歌舞伎町の街は、本当に明るくて楽しいし、それから、いろんなことがある、そういったプラスメッセージを発信して、多くの人たちに、この歌舞伎町に何度も何度もおいでいただけるような、そうした賑わいがつくられる街であることを、私は心から願っておりますし、そうしたものになっていくと思います。」

藤澤薫氏(新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会 理事長)
「もう8年、8回目ということで、1回2回と続けているときに、この先どれくらいできるのかな、ということで、考えておりましたけれど、今日、こちら、協賛企業の方だけなんですけど、あと、個人の方々からもご寄付をいただきまして、このようにできるはこびにはなりましたけど、まだ、常にこのイルミネーションというのは、お金がいったいいくら集まるのかわからない、“見切り発車”でやっております。ですから、もう少し光があったほうがゴージャスじゃないか、いろんなことがあると思いますけど、私どもができる精一杯のことでございます。そして、段々輪が広がってきまして、今年は、長野県のほうから、山梨県、静岡の方々からも寄付を賜っております。
歌舞伎町という、ネームバリューといいますか、街のブランド名だと思います。これが、街の方々は本当に皆さん、ご協力いただいていますけれど、これがどんどん広がっていって、やはり、日本一の歓楽街の歌舞伎町ということで、もっともっと、この灯りが増えればゴージャスになっていいなと思っております。
2020年のオリンピックが東京で開催されるということが、今年決まりました。それで、なんとなくこう、オリンピック風にしたいなと思ったんですけど、これまた、予算の関係で、ちょっと、あんまりゴージャスではございませんけど、ワイングラスの淵に、赤、緑、黒がないですから、白、そして黄色、青というふうに、ワイングラスの淵を丸くしました。これは上から見ると多分五輪のように見えると思いますし、葉っぱが落ちるとより一層目立つんじゃないかなと思います。ところどころに、この五輪という感じのイメージなんですけど、皆様にそう感じていただけたら嬉しいなと思っております。ですから、今回は全部白ではなく、ちょっと色を入れさせていただきました。こんなことで、皆様には、本当に暖かいお気持ちをいただいて、このように点灯式ができるということは、私ども3Aの会にとっても、喜ばしいことでありますし、街がもっともっと、安全で明るく、この歌舞伎町にいらっしゃる皆様が、本当に楽しんでいただけたらいいなと思っております。」


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

平成二十六年 元旦 ~歌舞伎町・年越し雑景色 [季節]


2013.12.31 大晦日の歌舞伎町、人出は昨年の大晦日に比較し、若干多く見受けられた。飲食店の売り上げなどから推測すると115%くらいか。とくに、外国人観光客の数がこれまでになく多く感じられた。

区役所通りのイルミネーション。民間の寄付によって灯るこのイルミネーション、2月末まで歌舞伎町を彩る。

歌舞伎町に多いライブハウスでも軒並み、年越しカウントダウンイベントが開催されていた。写真は、歌舞伎町のロックの殿堂、新宿LOFT、ダイナマイトロックコンサートと銘打っての年越しライブが行われていた。そのほか、ロフトプラスワンでは大槻ケンヂのトークライブなどが開催、両イベントともチケット完売、満員の盛況ぶり。

2014年(平成26年)甲午(きのえ うま)
陰陽五行では、十干の甲は陽の木、十二支の午は陽の火で、相生(木生火)、「今から120年前、朝鮮で甲午の農民戦争が起きた。王朝に対し、農民が反乱を起こし、その力が全土に及んだ。甲午の年は反対勢力が勢いづく年だ。」 漢詩に造詣の深い海江田万里・民主党代表は党本部での仕事納めでこう言ったそうだが、 甲は「草木の芽が殻を破って頭を出す」という象形文字から「旧体制が破れ革新が始まる」という意、午は、「つきあたる」「さからう」の意味を表す文字、杵から来てるそうで、つまり、抵抗・対抗、故に、 干支は十二支十干だから60年に一度めぐって来るわけで、つまりその二周り、120年前の朝鮮・甲午農民戦争をなぞらえ、海江田氏のこの発言になったのだろう。
が、それを言うなら120年前は、まさにこの朝鮮・甲午農民戦争の処理を巡って日本と清国の対立が激化、日清戦争へと発展した時。 日本と清国の間で当時の沖縄、琉球国の帰属問題の対立という背景と、朝鮮の開国か鎖国かという内部の対立に対する清国の干渉等々、どこか現在の日中及び北朝鮮との摩擦・対立や背景と何か酷似している部分があるような気がしてならない。
言うまでも無く、陰陽五行は中国発生の思想、昨今の中国の強硬な外交政策は、ひょっとして、この陰陽五行にのっとり、120年前の出来事を再び繰り返し兼ねない状況に陥ったときのための“準備”なのでは?―と、これはたわごとですが。

徳洲会グループからの資金提供問題で辞任に追い込まれた猪瀬氏の後継を決める東京都知事選(1月23日告示、2月9日投開票)からいきなりスタートですか。
徳洲会グループからの資金提供、これ、以前報道にもありましたが、猪瀬氏だけの問題ではない。かなり多くの、そして主として自民党の議員、のみならず、都連、都議にも渡っているということのようですが、一部関係者らの話によると、それらも政治資金として適切に処理されているわけではなさそうだ、ということなので、ということは、東京地検特捜部、徹底的に掘れば、政権交代まで行きかねないこの問題を、どこまで追うつもりなのかが気になります。 この国のために、と言って捜査に手心を・・・なんてことになったりして。いや、そういうことは決してあってはならない、と私は思ってます。

と、言うわけで、2014年、どうも“不安定”に感じる一年がはじまりました。

“不安定”―といえば、歌舞伎町も。

2014年秋頃 セントラルロード改修工事完了(工期未定)
2014年末頃 新宿TOKYU MILANOビル閉館?(未定)
2015年春  新宿東宝ビル竣工
2015年    シネシティ広場改修工事(工期未定)

わりと直近に迫ってきている歌舞伎町のこれら“核”の工事が、しかし、まだまだスキームも絵も工期も確定しているものなどほとんどないという現実。とは言え、2014年は、これらを含む多くの“不安定”を“安定”へ、というか、良くも悪くも、多くの重要なことが『決定』する一年になっていくかと思います。
閉じていく“可能性”、その一方で、『決定』は条件、その後の将来への基点、礎となるものでもあります。

0:43 歌舞伎町二丁目、鬼王神社、初詣風景。


1:03 新宿・花園神社、初詣景色。

花園神社境内には、ほかに芸能浅間神社、威徳稲荷神社、納め大明神がある。芸能浅間神社には、昨年亡くなった歌手の藤圭子さんの歌“圭子の夢は夜ひらく”の歌碑が奉納されている。近く、新宿6丁目の西向天神にも藤圭子さんのデビュー曲「新宿の女」の歌碑があるが、ともに、これら二曲の歌の作詞で、藤圭子の育ての親ともいわれる石坂まさを氏とその関係者らによる奉納だそうだ。藤圭子さんは、デビュー時、新宿の繁華街で25時間連続でギターを抱えて流しをするというキャンペーンをはるところから始まった。そんなこともあって、縁深いこの新宿の地に歌碑があり、そして、また、新宿で亡くなったわけです。ご冥福をお祈りします。

皆さんにとって、良き一年となりますように。
本年も、よろしくお願いします。

寺谷公一


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

2014年(平成26年)1月8日、歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”より [季節]

2014年(平成26年)1月8日、歌舞伎町商店街振興組合の新年会として“新年の集い”が歌舞伎町2丁目、割烹・車屋にて開催された。当日は、商店街の組合員、近隣町会・商店街関係者、来賓らあわせて103名が参加。


歌舞伎町商店街振興組合・片桐基次理事長挨拶

(来賓)新宿区長・中山弘子氏挨拶

昨年、2013年は、9月1日に“新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例”が施行。かねてより新宿駅周辺の商店街が強く要望してきた、“体感治安”悪化の最たる要因としての客引きを条例で規制するということが形になった。

2010年“歌舞伎町の将来を考える会”(片桐基次歌舞伎町商店街振興組合理事長が座長)を発足(非公開)、商店街や地域事業者と、都議会・新宿区議会の全会派も参加、歌舞伎町の課題解決にむけてのコンセンサスをつくる。会議の議論で、最大の課題は客引き問題だった。客引き問題への対応策としての区の条例化、セントラルロード入口にあった“開かずの交番”の再開、そして、規制だけではなく開放のほうでは、風俗営業の営業時間に関する規制緩和(25時まで、のところを延長または撤廃へ)。
この3つの課題、まずは会議に参加していた公明党吉倉正美都議の尽力で、“開かずの交番”が2011年4月、青灯の民間交番“歌舞伎町安全安心ステーション”として再稼動スタート、という結果に導いた。以降、商店街が運営する迷惑行為防止パトロールの拠点として機能してきた。
客引き問題への対応策として区条例を、については、新宿駅周辺9の商店街・町会によって新たに組織された「新宿駅周辺安全安心を実現する会」(安田眞一会長:新宿東口商店街振興組合理事長)がこの任を引き継ぎ、歌舞伎町が、ではなく、新宿駅周辺の全商店街の共通の課題、要望、ということで、2013年9月、“新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例”として施行に至った。 ともに、当初の目指した形には及ばないものの、繁華街が抱える課題解決への前進の一歩となったと言える。 
こういうと不思議かもしれないが、行政(警察も含め)が及び腰の案件を、民間がたとえ要望しようとしたとしても、実現することは実はかなり難しい。だいたいの傾向は、行政が策定した施策を、民意の“担保”として商店街等が利用され、あたかもそれが“民間”の意思であるかのごとく、だが、現実は行政の思惑へと導くというものが多い。その中で、100点満点ではないにせよ、実現したことはなかなかスゴイことでもある。

さて、これらの成り行き、成果について言及するにはまだ早い。まだまだエネルギーを擁する。時間もかかるだろう。ただ、歌舞伎町が、これまで、安全・安心施策のいわば“ステージ”であったという事実を、そろそろ変化させてもいいように思う。この条例も含め、いつまでも安全・安心施策に光をあてるのをやめよう、安全・安心は粛々と、光を当てるべきは、もっと、例えばエンターテインメントとか、地域の経済が動くほうへと向かわせる刺激や施策に重点を置く、条例施行は政策の折り返し地点でいいのではないか、と。

ただ、では、歌舞伎町はどこへと向かうのか。

歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長も年頭の挨拶に述べていたように、今年2014年はセントラルロードの整備改修、街路灯の刷新などの事業が計画されている。来年15年には新宿東宝ビル竣工、そしてシネシティ広場改修工事と続く。 などなど、今後、規模の大きな公共投資が動き始める。という部分と、歌舞伎町の個性、そして観光地化していく中で、いかなる方向性、いかなる投資が、この街を、例えば“世界”のセンターステージになる可能性があるとしたら、それは何なのか。両方のバランスの中で答えを探していく必要がある。
理事長の言う「ホテルの方たちとの連携」は、そこに近づく“手段”として、2014年、今年の組合事業の中心となっていくことを示唆している。

2014年10月実施を目指して設立された歌舞伎町音楽フェス(アニソン、コスプレ、ロック、テクノの野外レイブ&ライブ)の実行委員会は、歌舞伎町内のライブハウスの方たちとともに実現に向けて準備をすすめている。加え、来年オープンするワシントンホテルを含め、新宿プリンスホテル、ベストウェスタンホテルなどと商店街の優良な飲食店舗のネットワークを構築、“公式”コンシェルジュ活動を事業化していこうという準備もある。スキームを含め、まだまだハードルもあるが、もう一ひねり、二ひねりで、なんとか、事業として着地させたい。その中で、今考えている、ある“答え”、前述の題に対する例解としての答えを、まずは一つ、示していく。今年~来年は、そんな流れになりそうです。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

2014.3.31 新宿、桜 ― 新宿御苑、花園神社、歌舞伎町弁天堂 [季節]

2014.3.31 新宿、桜 ― 新宿御苑(ソメイヨシノ、アメリカ、オオシマザクラ、陽光、江戸彼岸)

 

2014.3.31 新宿、桜 ― 花園神社境内(ソメイヨシノ)

 

2014.3.31 新宿、桜 ― 歌舞伎町弁天堂(歌舞伎町公園)の紅枝垂

 



2014.3.31 新宿アルタ前「笑っていいとも!」最後の出待ち風景

 

1982年(昭和57年)10月以来32年通算8054回、新宿東口駅前の新宿アルタのスタジオより生放送(司会のタモリが「生放送バラエティー番組 単独司会最多記録」に、番組が「生放送バラエティー番組放送回数最多記録」にそれぞれ認定)を続けてきたフジテレビ系バラエティ番組「笑っていいとも!」が2014年3月31日(月)、最終回を迎えました。放送終了後のでまちに、新宿アルタ前は大勢の人だかりができていました。
 「笑っていいとも!」の放送してきた32年間、常に、永く、生放送ゆえの入り待ち・出待ちなど、新宿の名物というか名所でした。新宿区からも番組に対し「感謝状」が贈られたそうです。新宿が少し、寂しくなりますね。


nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

歌舞伎町・冬の風物詩―区役所通りイルミネーションが点灯 10月31日より来年2月末まで [季節]


第9回新宿区役所通りイルミネーション

がんばろう日本~元気を歌舞伎町から~
平成18年の冬から始まった、区役所通りのイルミネーションは今年で9回目、区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約10万個の発光ダイオードが灯されました。
NPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、藤澤薫氏(理事長)は区役所通りのほぼ真ん中にあるチェックメイトビルのオーナー。彼女が中心となって、有志の寄付によってこのイルミネーションは実施されています。街路樹にワイングラズやダイアモンドをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、昨年より2020年東京オリンピック招致が決まったことを受け、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出も。点灯は10月31日より来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。


◆第9回新宿区役所通りイルミネーション点灯式より
2014年10月31日 カウントダウン&点灯は午後4時50分頃から行われました。3期12年新宿区長を務めた中山弘子氏の挨拶も。任期は11月23日までだったか、若干引退演説的な感じに。また、新宿スウィングリーブスオーケストラによるJAZZ演奏も。

第9回新宿区役所通りイルミネーション寄付のご案内

■郵便振替口座を利用(所定の払い込み手数料が別途かかります。)
口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。

受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用(所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通
口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238  FAX 03-3209-2459
http://www.npo-3a.org/


OMAKE....歌舞伎町ハロウィン雑景~2014.10.31 Happy Halloween



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

平成二十七年 元旦 ―歌舞伎町より謹賀新年、年越し雑景 [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2015

2015.1.1 なかなか昇らない朝日がやっと顔をだしたam7:45。歌舞伎町より地上100mからの平成27年初日の出

さて、いよいよ2015年を迎えました。
歌舞伎町の“飛車”と“角”とでも言えばいいか、2,000人を収容した“昭和演歌の殿堂”新宿コマ劇場と新宿ミラノ座、そのコマ劇場が閉館したのが2008年でしたが、ここに今年、いよいよ新宿東宝ビル(地上130m、31階)が竣工、開業します。そしてこれと入れ替わるように、ほぼ時を同じくして、もう一方の核、日本最大の既存館型映画館として賑わってきた新宿ミラノ座が2014年末で閉館、これからここが一旦更地化などを経て再開発(2020年頃にかけて?)へと動き始めます。
2014年12月31日で閉館した、既存館型では日本最大の映画館・新宿ミラノ座。更地化して、3年くらいの間に具体的な再開発計画へと向かうと思われます。

・2014.12月新宿ミラノ座閉館
・2015年春 セントラルロード改修工事完了
・2015.4月 新宿東宝ビル開業
・2016年春 シネシティ広場改修工事完了

個人的にも、「歌舞伎町ルネッサンス」という、この街の、主として中心街区(劇場街)再開発及び街づくりというものに関わって10年、飛車と角が欠け続けてきた歌舞伎町、その両者が新しい姿でお目見えするにはまだまだ、あと5年以上はかかるのかもしれません。
ここ数年、特筆すべきは、街の“観光地化”(観光拠点化)が極めて加速したことでしょう。そしてこれはこれからも更に進む。“観光地化”というのは、良かれ悪しかれな部分はあるのですが、これは「選択」なのではなく、そうなっていくことを、如何に歌舞伎町といえども受け入れざるを得ない。暴力団排除、に続いての観光地化、この、否が応でも受け入れざるを得ない時代の要請というか、流れを受け止めつつ、さて、これから歌舞伎町はどう変化していくのかと。

一方で、「街」という目線で歌舞伎町を見てきた自分のある種の答えというか、ハードがどう新しく綺麗に変わって行ったとしても、歌舞伎町の“住人たち”は変わらない、という事実。これも良かれ悪しかれなのかもしれませんが、少なくとも、ここが歌舞伎町のアイデンティティの源であり、街の個性。綺麗な言葉で言えば“エンターティンメント”ということなのですが、ある種の、これもなかなか如何ともし難いヒエラルキーの働きで、もう少し土臭い、要は、傾く(かぶく)街、説明的な言葉で言えば、“非現実感”を提供して対価を得ることで成り立つ街、というDNAが、様々な時代の要請に翻弄されつつも、この「街」が“歌舞伎町”としてあり続けるということに生きている。

2014年はウクライナのクーデターから始まり、ソ連崩壊以来再興したロシアとアメリカの対立軸が顕在化した一年でした。ただ、かつての二極化した米ソ冷戦の時代とは違い、現代は米露に中国を加えた、三極の宗主国による対抗の時代です。拮抗による冷戦では最早なく、三極は、どちらが2を取るか、いわば中国がロシア側なのかアメリカ側なのかで世界の情勢は大きく変わることになる。世界情勢のキャスティングボードは、今や、そもそもが不安定な存在である「中国」にあるというこの“現実”を如何に理解し、2015年は、そういう“不安定”に“不安定”が重なる中で、では日本はどう生き抜けるのか、次の時代の要請はこうしたところから再び生まれるのだろうし、こういう遠くの違うスケールの出来事もバイアスとして社会生活に影響を与えることになる。

日本の閉塞感というのは、ザクッと言えば、IT化等によって労働が合理化効率化され、これで不要となった労働力の適正な“移動”がうまくいってないことに起因している。片方では、労働なくして高収入を得る“既得権”の固着・執着、もう一方で、ヒエラルキー的な思想が足かせとなって、生身の人対人が欠かせない観光やサービス産業に労働移動がなかなか進まないこと。この両者と、加え、労働の合理化効率化に伴って当然起こるべき労働単価の向上が起きなかったことが合わさって、日本の経済をダメにしている。つまり、経済再興と繁華街の活性化というのは、実は異床同夢であったりもするわけで。

などということを考えながら、なかなか上らない2015年最初の日の出を、歌舞伎町の地上100mから待ちわびつつ迎えた今年の元旦でした。

2015.1.1 am1時頃。花園神社初詣風景

こちらは歌舞伎町二丁目の鬼王神社、am0:15頃の初詣参拝風景

今年は、4月の新宿東宝ビル開業の時期に合わせて発行する予定の公式の歌舞伎町ガイドブックをつくる予定です。それを越えたら、歌舞伎町に映画のロケを誘致したり、とくに歌舞伎町1丁目で可能にするための道筋づくりというのを考えていこうと思ってます。

皆さんにとって、良き一年となりますように。
本年も、よろしくお願いいたします。

寺谷公一(てらたにこういち)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

2015年(平成27年)1月15日、歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”より [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2015

2015年(平成27年)1月15日、歌舞伎町商店街振興組合の新年会として“新年の集い”が歌舞伎町2丁目、日本料理「車屋」にて開催された。当日は、商店街の組合員、近隣町会・事業者、来賓らあわせて約130名ほどが参加。
歌舞伎町商店街振興組合・片桐基次理事長挨拶 および来賓として吉住健一新宿区長が挨拶

新年会の話題は、もっぱら、今年4月に開業する予定の新宿東宝ビル、そして、“歌舞伎町にゴジラ降臨”の話だった。
例年この新年会には参加させてもらっているが、今年は随分と参加者も多く、また、参加者の表情も明るかった。2008年に閉館した新宿コマ劇場、あれから6年が過ぎ、ようやっと、その場所に、今度はホテル(ホテルグレイスリー新宿)とシネコン(TOHOシネマズ新宿)を軸とした新しい商業施設が歌舞伎町に誕生する。2005年よりスタートした歌舞伎町の中心街区(劇場街)再開発を軸とした“歌舞伎町ルネッサンス”は、当初目指し描いていた劇場街4社一体開発は実現できなかったものの、そのまずは東宝の部分が着地する。ホテルとシネコンができる、東宝の中川専務曰く「年間300万人を動員することだって不可能ではない」は地域の皆さんの期待感を高めている。
加え、“歌舞伎町にゴジラ降臨”―『歌舞伎町ゴジラプロジェクト始動、来春、新宿東宝ビルに「ゴジラヘッド」が出現します。』(
http://kabuki-cho.blog.so-net.ne.jp/2014-12-08)情報として公開されているのはこれだけではあるのですが、
また、これについては取ってつけた感が否めないという声も現時点であるにはあるが、実は・・・という話が、歌舞伎町と東宝が目指しているいくつかのことが少し時間をかけながらではありますが、やがて現実化され、次第にストーリーが明かされていくことになるでしょう。

一方で、2,300席、日本で最新の設備を備えたTOHOシネマズの旗艦映画館となるTOHOシネマズ新宿も、歌舞伎町という良くも悪くもだがこの街で映画館をやることの有利不利を、今後いかなるチャレンジをもって成功させていくのかということで、頭を悩ませているという現実もある。それはホテルグレイスリー然り。歌舞伎町では、悪質な客引きと、巧妙化し警察が介入し難いボッタクリ、それも一人50万にも及ぶ料金トラブルが続出、日々増加する観光客が、むしろ被害者を増加させている、これをどうにかしなければいけないという課題も抱えている。
良貨が悪貨を駆逐する体で、観光客向けのインフラ整備はもとよりこの街の良質コンテンツ同士のつながりとイノベーションを行うために、観光宿泊客と直接接するホテルグループを中心に立ち上げた活動が“歌舞伎町コンシェルジュ委員会”(事務局・管理運営 寺谷公一←自分で自分のコトを書くのはちょっとやりにくいが)です。片桐理事長の挨拶にもあったが、例えば、商店街が中心となって出資をし、歌舞伎町コンシェルジュ委員会として、歌舞伎町の公式ガイドブックの4月発行を目指して現在作業中です。“負の側面”に対しては、新宿駅周辺の商店街が強く要望して着地し2013年9月1日に施行された“新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例”も、強化の方向に進むでしょう。また、極めて悪質なぼったくり等の問題は、来街者への啓蒙活動、ネガティブキャンペーンとともに、例えばすでにあるぼったくり条例などの運用強化“通達”などを求めていくことで、歯止めをかけていく、等々。

“街づくり”とは、一言でいえば『投資誘因』、であるとすれば、その投資側からみて、問題が多いこの歌舞伎町ではあるが、期待値、つまり“マインド”は大きく変化してきた。昨年までとは雲泥の差、というのが実感です。参加者の130名は、そのほとんどが、歌舞伎町にビルをもつ資産家で、あるいはそうした企業の幹部の方々。その“投資側”にいる人たちの『明るい』ざわつきを見て、ああ、街が変わっていくんだなあ、今更ながら、そういう空気を感じた今年の歌舞伎町商店街振興組合の新年会でした。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

歌舞伎町・冬の風物詩―区役所通りイルミネーションが点灯 11月16日より来年2月末まで [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2015

第10回新宿区役所通りイルミネーション

がんばろう日本~元気を歌舞伎町から~
平成18年の冬から始まった、区役所通りのイルミネーションは今年が第10回、10年目の点灯です。区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約12万個の発光ダイオードが灯されました。
新宿区も、平和の泉・平和記念像(「光る波」=北村治禧(はるよし)氏作)前の役所壁面に鮮やかな光のオブジェを設置しました。

このイルミネーションを主催するNPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、藤澤薫氏(理事長)は区役所通り真ん中にあるチェックメイトビルのオーナー。彼女が中心となって、有志の寄付によってこのイルミネーションは実施されています。街路樹にワイングラズやダイアモンドをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、2020年東京オリンピック開催に向けて、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出も。点灯は11月16日より来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。




◆第10回新宿区役所通りイルミネーション点灯式より《ダイジェスト動画7'56"》
2015年11月16日 カウントダウン&点灯は午後4時30分頃から行われました。



第10回新宿区役所通りイルミネーション寄付のご案内

■郵便振替口座を利用(所定の払い込み手数料が別途かかります。)
口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。

受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用(所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通
口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238  FAX 03-3209-2459
http://www.npo-3a.org/


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域