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23/4/23 Move to New Order ~ CONNECT 歌舞伎町 2023 【最終回】 [イベント]

「歌舞伎町は再び音楽エンターティメントの街に変貌する」— を掲げ、2014年(10月4日開催)に産声を上げた街中音楽イベント、CONNECT 歌舞伎町。
当時は、その年の年末に閉館を迎えるTOKYU MILANOが最後の営業をしていて、向かいはし旧コマ劇場跡に建てられた新宿東宝ビルが翌年の開業を控えていました。その挟まれたシネシティ広場は仮囲いで閉鎖され、東宝のビル工事の資材置き場になっていました。ホテルを基幹テナントとする新宿東宝ビルや界隈のホテル収容の部屋数も増加傾向にあり、歌舞伎町が観光拠点の街へと変貌していく前夜、という感じだったと思います。
この企画に当時、ライブハウスはBLAZE、LOFT、MARZ、Motion、RUIDO K4(現在運営が変わって新宿WALLYに)が賛同、シネシティ広場はユナイテッドステージとしてメイン会場とし、2014年CONNECTでは石野卓球、大森靖子、キュウソネコカミ、キノコホテル、ZAZEN BOYS ほか 71組のアーティストが参加してくれました。
最初から今回の最後まで、オーガナイザーを務めたのは柴本新悟くん。公共空間(シネシティ広場等)を使う関係で、歌舞伎町商店街振興組合の理解・協力が必要なわけですが、そこの理事でもあり、また町内で大阪家というお好み焼きのお店を経営し、さらに自身もDr.Shingoの名でミュージシャンとしても活動、この企画のオーガナイザーとしては最適任だったかと思います。
公共空間を使うからこそ公共組織である商店街等の役割が発生するわけですが(公共性のないイベントなら勝手にハコの中でやればいい、曖昧にされがちですが、違法性でもない限り公共組織が箱ウチまで足を踏み入れたら一歩間違えれば民業圧迫にもなりうる)とは言え、公共空間を使うとなると、環境をつくる段取りは並大抵ではなく、公共性はどうなのかとか様々なプレゼンや根回しが必要で、そのうえでのフェスのスキームを構築し、プロモーションをし、チケットを売り、ブッキングし、当日は事故なく運営をする、そして個々に新悟くんなら大阪家を切り盛りするという本来の仕事があるという、とても大変なわけです。
それでもなんとかやって、途中コロナ禍という打撃があって中止を余儀なくされた2年もあったにせよ、立ち上げてから10年、ここに最終回を迎えました。
2015年に新宿東宝ビル開業、歌舞伎町の観光拠点化のイグニッションとなり、今年は旧TOKYU MILANO跡地に1000億の投資を呼び込んだ東急歌舞伎町タワーが開業、地下に収容1,800人を誇るライブホール、Zepp Shinjukuが誕生、今回のCONNECTではそのZepp Shinjukuも会場に使わせてもらった。まさに歌舞伎町の新章、Move to New Oder となる2023年開催となったかと思います。
4代前の歌舞伎町商店街振興組合の理事長だった小松良司氏、明治応援団出身でOB会重鎮だった彼の呼びかけで始まった東京六大学応援合戦(2002年~2015年実施)、Youtubeに上げてた東京六大学応援合戦を見て広場でこんなことができるならと触発を受けて立ち上がった杉本真之 (ちへ)くんオーガナイズのRe:animation(リアニ)、リアニや渋谷でやってたアーリーくんオーガナイズのTokyo Bootlegとかに触発されて、歌舞伎町でもサーキットイベントやれないかな~と、商店街の役員になったばかりの新悟くんとロフトの加藤さん(現在ロフトプロジェクト社長)が会って意気投合、そこから企画がスタートしたのがCONNECT 歌舞伎町。いろいろ感慨深い。
CONNECTは今回最終回を迎えたわけですが、Move to New Orderはいったいどのようにページがめくられていくのか。
未解決な課題もないわけではない。ハコとアーティストの関係性など音楽のこと以外にも、建物所有者と店子の関係性、ソフトハードの収益配分の偏りはこの国自体の課題、歌舞伎町では商店街振興組合や飲食店の組合(本来SRI:新宿社交・飲食業連合会が受け皿としてあるのだが組織としての脆弱さとか)などいくつかのコミュニティがある上、行政外郭のタウンマネジメント等、役割未整理なままなし崩し的に動いてきちゃって、それにもかかわらず、いわば腕力でいろんなことが実現してきちゃったけれども、やがて消え、また実現しては消え、この民間感覚でいえば実際問題としては消耗戦のような事態の側面もあり、公共課題の施策としてそこをどう考えるのかとか。いろいろ思うところはあります。
背景はいろいろあるにせよ、頑固な頭を急に柔らかくとはなかなかならないので、やはり次の世代、次の世代にと引き継がれていく過程でよい方向に変わっていけばいいのでしょうが。
CONNECT歌舞伎町、最初から最後まで、記録担当として仕事もさせてもらいました。CONNECT 歌舞伎町 2023、前売りはちょっと苦戦してたようですが、当日は多かったような気がしてます。報告がまだなので詳細はわかりませんが。
さみしい気もしますが、新章へ、が新悟くんの意思なので、受け入れつつ ― とは言え気が変わることもあるかも??どうでしょう?ひとまずお疲れ様でした。

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KABUKICHO BLUE FESTIVAL— 2023/4/15 SAT 4/16 SUN [KABUKICHO SPECIAL STAGE]より [イベント]

歌舞伎町が、"好き"で染まる― と銘打って、4月14日開業の東急歌舞伎町タワーと歌舞伎町が一体となって、TSTエンタテイメント(東急歌舞伎町タワー運営の東急×ソニーミュージックエンタテイメント合弁会社)×歌舞伎町による「KABUKICHO BLUE FESTIVAL」(2023 4.6THU-4.27THU)が開催されました。
東急歌舞伎町タワー東側、スターバックス前に設置された屋外ステージ「KABUKICHO TOWER STAGE」と「シネシティ広場」を活用、映画イベントや音楽イベントなど実施。
2023/4/15 SAT KABUKICHO SPECIAL STAGE
13:00-14:30
MASH UP! KABUKICHO SPECIAL LIVE
新宿エリアのタウン&カルチャー情報をお届けするメディア「MASH UP! KABUKICHO(マッシュアップ歌舞伎町)」プレゼンツのSPECIAL LIVE
出演: チャラン・ポ・ランタン、Appare! 、UCARY &THE VALENTINE
15:00-15:40
歌舞伎町DEよしもと Day1
歌舞伎町に隣接する旧四谷第五小学校跡に東京本社を構えるよしもとの芸人たちが出張ライブ。歌舞伎町にゆかりのある(ありそうな?)芸人がキャスティングされてました。 MC: ピスタチオ伊地知 出演:ひょっこりはん、スカチャン。、大西ライオン
16:00-17:00
創価ルネサンスバンガード マーチングパレード
■16:00-16:30 セントラル通り?シネシティ広場パレード ※雨天のため中止
■16:30-17:00 KABUKICHO TOWER STAGE 演奏 ※雨天決行
18:00-20:30
「#映画がつないでくれた」投稿キャンペーン連動屋外映画祭 KABUKICHO CINEMA NIGHT
フリーアナウンサー笠井信輔さんが登壇。野外上演「ニュー・シネマ・パラダイス」。
タワー内の109シネマズプレミアム、ここは東急レクリエーションです。この地に新宿ミラノ座、渋谷ヒカリエ前のパンテオンを中心に映画興行を主力としてきた会社で、また東京国際映画祭やファンタスティック映画祭、したまちコメディ映画祭など数々の映画祭も運営してきました。
映画祭ではいとうせいこうさん、斎藤工さん、襟川クロさん、伊藤さとりさんとかが常連でしたが、笠井さんもなにかとよくキャスティングされてました。その片鱗を感じます。笠井さん、元気そうでなにより。
■上映:ニュー・シネマ・パラダイス(字幕・ PG12/上映時間123分)[コピーライト] 1989 CristaldiFilm
ストーリー:シチリア島の小さな村にある映画館・パラダイス座。親の目を盗んではここに通いつめる少年トトは、大の映画好き。やがて映写技師の老人アルフレードと心を通わせるようになり、ますます映画に魅せられていくトト。初恋、兵役を経て成長し、映画監督として活躍するようになった彼のもとにアルフレードの訃報が。映画に夢中だった少年時代を懐古しつつ、30年ぶりにトトはシチリアに帰ってきた・・・。
2023/4/16 SUN KABUKICHO SPECIAL STAGE
12:00-13:20
新宿十二社熊野神社 氏子連合神輿渡御
■12:00 出発式(シネシティ広場)
■12:15 御輿渡御開始?
■13:15 シネシティ広場に到着、締め
十二社熊野神社は室町時代の応永年間(1394~1428)に創建された600年以上の歴史のある神社。熊野神社には13の氏子睦があります。新宿駅周辺の角筈地区は所属する歌舞伎町睦・角一東部睦・角一南部睦・西新一睦・西口睦の5睦で角筈連合睦を構成し、熊野神社周辺の淀橋地区は所属する淀橋宮本睦・欅橋睦・元淀睦・柳橋睦・谷中睦・西新宿睦の6睦での淀橋連合睦に加え十二社宮元睦・角三睦と広範囲に亘っています。この日は、歌舞伎町睦の街神輿に宮本睦の神輿を加え、2基の連合渡御を実施。
14:00-14:40
歌舞伎町DEよしもと Day2
よしもと芸人たちが歌舞伎町で出張ライブ2日目。MC: ピスタチオ伊地知 出演:ジョイマン、ハローケイスケ、ムーディ勝山
15:00-16:30
Kabukicho Music Live Special
シネシティ広場で昨年11月から始まった公認ストリートライブイベントからの関連ストリートライブ出身アーティスト達によるパフォーマンス。シネシティ広場をストリートライブ(許可・管理下形態)の"聖地"に、さらにここからZeppへ、世界へというストーリーを作ろうという試みの一環。
■15:00 YuMe(@singer_YuMe)
■15:30 一華ひかり(@ichikahikari)
■16:00 KIMIKA(@xiahmin16)
「#音楽がつないでくれた」投稿キャンペーン連動屋外音楽ライブ
KABUKICHO MUSIC NIGHT
出演: 田邊駿一(BLEU ENCOUNT)? 崎山蒼志
主催:歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町二丁目町会、東急株式会社、株式会社東急レクリエーション
協力:一般社団法人歌舞伎町タウン・マネージメント
後援:新宿区
会場:KABUKICHO TOWER STAGE&シネシティ広場


聞くところによると、初日、約25,000人の来客数だったそうです。売り上げも想定の4倍とか。まだまだフル稼働しているとは言えない(むしろオペレーションチェック)中でのこの盛況ぶりはすごいなと思う反面、どうなんでしょ、動線。。これで、ホテルが開業し、インバウンド、映画館に超大作、MILANO-Zaに人気コンテンツとなったらどうなるのでしょうね。キャパはそれほどではないとはいえ、飲食とエンタメ系テナントの動線が同じというのはどうなんでしょうね。2F、トイレとかも含め、どうも混乱してる。想定を超えた来場者のようなので慣れないオペレーションが悲鳴をあげてもやむを得ないが、動線は課題なのかもしれません。


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4月17日(日)新宿花園ゴールデン街 桜まつり2023 開催

4月17日(日)新宿花園ゴールデン街 桜まつり2023
2023年4月16日(日)15:00-22:00 雨天決行
主催:新宿三光商店街振興組合 http://goldengai.jp/
共催:新宿ゴールデン街商店街振興組合 http://golden-gai.tokyo/
イベント ・ノーチャージ1杯500円/ドリンクスタンプラリー開催、スタンプ6個で先着1000名に記念品贈呈(記念品:特製ショットグラス)
昨年、3年ぶりの開催となった新宿ゴールデン街の桜まつり、やや手探り感のあった開催でしたが、今年は堂々と?という感じでしょうか、参加店も160軒を超えてたようです。
明るいうちは時折通り雨が、外の人通りはすくなく見えても店内はぎゅうぎゅう・・雨宿りもかねてでしょうか。
雨が上がって、一変したのが海外からのお客さん、外を歩く大半が外国人観光客、中には家族連れで散策してました。2019年のラグビーワールドカップの時ほどでにはならないかもしれませんが、そういう状況に向かっているのをひしひしと感じます。とはいえこの日は、常連さんも戻ってきてて、店内は大賑わいなゴールデン街でした。


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2023年4月14日 東急歌舞伎町タワー開業! [まちづくり]

話はさかのぼること平成5年(1993)、都立大久保病院跡地に新設された大久保病院と東京都健康プラザハイジアが建設、当時よりCO2排出削減が叫ばれ、このハイジアにも地域熱供給が導入されました。
2002年、歌舞伎町の映画館・劇場等を所有する興行4社(東宝・東急レクリエーション・ヒューマックス・東亜興行、通称「四葉会」)は東京都に呼び出され、すでに昭和30年代より歌舞伎町の中核を担うも老巧化しつつあった各社建物の再開発意向を確認、それをもとにハイジア地下のプラントを拡張、「四葉会」再開発には地域熱供給の導入がセットされた。
これをもって、東京都を中心に国・新宿区の支援もセットされ、2005年には歌舞伎町ルネッサンス推進協議会が発足、歌舞伎町中心街区の再開発が動き始めました。
とは言え、各社のお家・懐事情の差異等により4社共同での再開発は断念、いち早く独自計画で着手したのが東宝で2015年には新宿東宝ビル開業、東亜興行は所有2棟のうち1棟をアパホテルに売却しアパ歌舞伎町タワーとして同じく2015年開業しました。
このあたりで、歌舞伎町の街としての観光拠点化が決定付けされた感があります。
当時、東急レクリエーションは歌舞伎町1丁目中心街区西側の新宿東急文化会館、その並びにはグリーンプラザがありました。東急レクリエーションは当初単独での再開発を思案、まずは資金調達を目論んでの1部上場を模索するも諸事情により頓挫、やや迷走しながらもグループ会社の"ボス"である東急電鉄(現在は東急株式会社)の支援を受ける方向に舵を切りなおし、上場廃止→TOB、東急の完全子会社化を経て、さらに隣接したグリーンプラザの土地を買収、用地面積を4,600平米に拡大し、都市再生特別地区(歌舞伎町1丁目地区)再開発計画として再起動、2019年着工、コロナ禍を挟んで工期がずれた部分もあるが、今年2023年竣工、そして4月、開業を迎えました。
総工費約1,000億、実に新宿東宝ビルの約4倍です。
新宿東宝ビルの場合は、開業当時より大半がテナントで20年で回収完了だからもう一度動けるね、なんて話をしてましたが、東急のこれはちょっと話が違ってくる。テナントというよりも多くがグループ内の企業とは言え自社コンテンツです。もう建て替わらない。50年後、あるいは100年後もここにあるだろう建物です。
最新のものは数年で普通のものになり、10年で古臭いものになる。コンテンツの寿命は短く、すぐ飽きられる。なかなか動きにくいこのタワー、文化だとか伝統だとか、聖地だとか、そういう風に色見を変えていければよいが、果たしてそういうものがここに育っていくのかどうかが試されるわけです。ソフト面ではソニーが乗っかってるのでそこに期待できるかもしれません。
幸か不幸か、ここは歌舞伎町です。歌舞伎町色に染まっていくのか、むしろ歌舞伎町を染め直すのか、はたまた、歌舞伎町とかけ離れて孤高の存在となるか、むしろ"孤高"ほうが作用反作用のような感じで、コントラストが強いほうが街のポテンシャルは上がるような気がしてます。
■目指そうとしたのは「水」の聖地
歌舞伎町が誕生する前、この地は、新宿駅界隈では低地で、元々は池でした。今もその名残として、池のほとりにあった祠のご神体(宇賀神弁財天)を祀った弁財天がゴジラロードとさくら通りの間にある歌舞伎町公園にあります。
そして早稲田・神田川に注ぐ蟹川という川があったそうですが、今は蓋がされ、花道通りとなっています。
水(噴水)があったころの歌舞伎町は元気だったよね、2丁目はホテルに噴水がある、あれが龍の水飲み場になってるのかな、2丁目(ホスト)は元気だね、とか。
もともと低地だったからこそ、本能として人が集まり、繁華街として賑わった面もあったかと思いますが、一方で、低地ゆえに良いも悪いも"気"が滞る。また囲まれた大きな通りに面した建物は容積率が大きく、中は小さく、といった都市の事情もあって、歌舞伎町はあたかも城壁に囲まれたようなつくりになり、故に空気の流れが悪い。
人が集まる場所だから、良いも悪いも混在して流れ込んでくる"気"、しかし滞る。じゃあ、もう少し空気が流れるようにできないかな、そんな発想から、4社の足並みが崩れ、しびれを切らした東宝が単独で動き出そうとした矢先、東宝の足止め策として、東急レクリエーションと東宝に対し、コンセプトとして"水の聖地"の設計プランを"個人的"に提示したことがあります。
プランは、ざっと、地下に地底湖を作り、ほとりに移設した弁財天をおき、地底湖から立ち上がる建物から滝を流し、さらに滝から旧蟹川へと川を流す、気を滞らせるではなく流すためには”流れ”を作る必要があったわけですが、結果的には、このプランは公的には"無視"されたものの(やや困惑され、そりゃそうだが・・)、案外食いついてくれたのが、東急レクリエーションの菅野信三氏(社長)でした。
で、「がんばったんだけどね。」(菅野氏)と。そんなやりとりが光栄にもこのタワーにいくらか生きたのか、"デザインは「水」を外観モチーフに「噴水」としてイメージしています。これは歌舞伎町エリアにかつて川が流れていたことや、現在でも歌舞伎町弁財天が水を司る女神として祀られているため。「水」を同エリアの根源的な要素と捉え、根底に流れる水のエネルギーが噴水のように天に伸びる姿や、水の持つ純粋さ、常に変化する柔軟さ、透明な水と白い水飛沫が多層に重なり合う優雅な姿を表現しています。"— コンセプトはデザインには落とし込まれたものの、"水"そのものは採用されなかったのがちょっと残念。
とは言え、着手から20数年、最初からほぼすべてを見届けてきた私としては、感慨深いものがあります。内装外装にはテクニカルに様々な趣向が凝らされていて面白いが、思想がどこかへ行っちゃった感がないわけでもない、故にコンテンツでそのあたり味を加えていってくれたらいいなと思います。今プロジェクトのプロモーションは素晴らしかった。2年前に歌舞伎町のプロジェクト室長兼TSTエンタティメントの社長として歌舞伎町にやってきた木村知郎氏の手腕なのでしょうが、これからさらに盛り上げてくれると期待してます。
さて、東急歌舞伎町タワー、完成、そしていよいよ開業しました。写真は開業に先立って4月6日に行われた内覧会時のものと、4月14日、開業のテープカットセレモニー~開業の瞬間。
【東急歌舞伎町タワー オープニングテープカットセレモニー入鋏予定者一覧(敬称略)】
東急株式会社 取締役社長 髙橋和夫
株式会社東急レクリエーション 代表取締役社長 菅野信三
新宿 区 長 吉住 健一
歌舞伎町商店街振興組合 理事長 / 杉山 元茂
有限会社永山祐子建築設計 代表 永山 祐子
BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel
HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel
109シネマズプレミアム新宿
THEATER MILANO-Za
Zepp Shinjuku (TOKYO) 
ZEROTOKYO 
EXSTION 
THE TOKYO MATRIX 
namco TOKYO 
新宿カブキhall
スターバックスコーヒー
※なお東急歌舞伎町タワープレジェクトの責任者である木村知郎氏(東急株式会社 執行役員 新宿プロジェクト企画開発室長 兼 株式会社TST エンタテイメント 代表取締役社長)はオープン時、自ら2Fエントランスでお客のお出迎えをされてました。
加えてですが、開業に合わせ、街の待望だった東急歌舞伎町タワー~羽田空港線・成田空港線へ、歌舞伎町からの空港アクセスバス運行開始のセレモニーも同日行われたのでその模様も。
すでに予約は3月28日からできるようになってましたが、4月14日、いよいよ運行開始です。歌舞伎町⇔羽田直行は約35分(1300円)。成田へは約1時間半(3200円)だそうです。今や観光拠点・歌舞伎町にとって小さくはない大事なニュースです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■概要
施設名称 東急歌舞伎町タワー
事業主体 東急株式会社、株式会社東急レクリエーション
運営:TSTエンタテイメント(社長=木村知郎東急執行役員新宿プロジェクト企画開発室室長)
※TSTエンタテイメントは4月14日開業の「東急歌舞伎町タワー」を運営する。東急と東急レクリエーション、ソニー・ミュージックエンタテイメント(SME)の共同出資会社。
所在 東京都新宿区歌舞伎町一丁目29番1号
用途 ホテル、劇場、映画館、店舗、駐車場など
敷地面積 4603.74㎡
延床面積 約87,400㎡
階数 地上48階、地下5階、塔屋1階
高さ 約225m
設計者 久米設計・東急設計コンサルタント設計共同企業体
外装デザイン 永山祐子建築設計
企画・プロデュース 株式会社POD
施工者 清水・東急建設共同企業体
竣工 2023年1月11日
開業 2023年4月14日 ※ホテルは5月19日開業
☆☆フロア構成
■39-47F BELLUSTAR TOKYO, A Pan Pacific Hotel
277㎡の「sora 天」(宿泊料金300万超)をはじめ5室のペントハウス、通常の客室も42~82㎡(92室客)を持つハイグレードラクジュアリーホテル。幅約7mの窓から東京を一望できる客室、最上階は3層吹き抜けのレストランや、スパ等もあり。客室数は97室、宿泊料金は9万円〜(ダイナミックプライシング)。個人的には泊まるなら「ジュニア コーナー スイート キング」(59㎡)がいいなと思った。東急ホテルズ最上級ホテル。
■18-38F HOTEL GROOVE SHINJUKU, A PARKROYAL Hotel
各エンターテインメント施設や新宿のまちと呼応した”高揚感”に包まれるよう、魅力ある音楽を意味する「GROOVE」という新しいブランドのミドルグレードホテル。客室(538室)、宿泊料金は1泊3~5万円(ダイナミックプライシング)。
/18F 両ホテル共有フロア(フロント機能)/ 17F JAM17(ホテル直営のダイニング&バー、DJイベントなどもあり)
■ 9-10F 109シネマズプレミアム新宿(8スクリーン、シアター6は、正面スクリーンに加え、左右の壁面にも映像が投影される3面ワイドビューシアター「ScreenX」を採用)
東急レクリエーションが展開するシネコン「109シネマズ」の新ブランド「109シネマズプレミアム」。2,000席を設置可能なスペースに752席しかおかないという全席プレミアムシート、坂本龍一氏監修の音響設備「SAION」等"これまでの映画館の常識を覆す、上質な鑑賞環境とおもてなしで、こころゆくまで映画の世界に没入頂けます。"
■ 6-8F THEATER MiLANO-Za 新宿ミラノ座の名前を継承するライブエンターテインメントシアター。約900席。
■ 1-5F ENTERTAINMENT & RESTAURANTS エンタメ・飲食等テナントフロア
1F 花・植物専門店 ex.flower shop & laboratory SHINJUKU / 和牛バーガー&ワールドタコス KABUKI BURGER&TACOS / 観光案内所(ヤマト運輸運営) / スターバックスコーヒー / チケット販売 tkts / 北海道プレミアムフード&ドリンク BON LUMIERE VIVA HOKKAIDO PROJECT / 宅配サービス ヤマト運輸 / ビーフダイニング 和牛特区
2F フードホール 新宿カブキhall~歌舞伎町横丁
3F アミューズメントコンプレックス(ゲームセンター) namco TOKYO
4F 新宿ダンジョン攻略体験施設(株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ×株式会社スクラップ) THE TOKYO MATRIX
5F ウェルネスクラブ EXSTION(エキジション)「美と健康」をテーマにしたラグジュアリーな会員制ウェルネスクラブとレストランを併設。ホテル宿泊者・会員+ビジター用途等についてはまだ検討段階の様子。
Lunch : 点心HOLIC / PutON Café(営業時間:11:00~ 16:30) Dinner:Italian Dining 薫 KABUKI( 営業時間:17:00~ 23:00)
■ B1-B4F Zepp Shinjuku(TOKYO), ZERO TOKYO
エリア最大級1,500名(スタンディング、シーティングだと約500名)のキャパシティをもつライブホールのZepp Shinjuku(SME)。「ENTERTAINMENT JUNCTION」をコンセプトにしたクラブZERO TOKYO(TST)。



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4月13日(木)「東急歌舞伎町タワー開業前日セレモニー」開催— 歌舞伎町シネシティ広場特設ブルーカーペットに豪華ゲストが登壇 [イベント]

4月14日に開業する東急歌舞伎町タワーの開業前日セレモニーがシネシティ広場にて開催されました。
東京リベンジャーズのプレミアムカーペットのときと同様、広場から東急歌舞伎町タワーにかけて約35mのブルーカーペットが敷かれ、東急歌舞伎町タワーのエンタメ系施設で公演が予定されている出演者たちが登壇しました。
東急歌舞伎町タワーのテーマは「水」、それに合わせて開業イベントのテーマカラーは青に統一されている。カーペットもブルーで、MCはハリー杉山、名越涼。
冒頭、2021年2月に当時建設中だった東急歌舞伎町タワーで初の無観客ライブを行ったYOASOBIからのビデオメッセージからスタート、Ayaseは「東急歌舞伎町タワー」のサウンドロゴの制作を担当している。
開業後、Zepp Shinjuku (TOKYO)、THEATER MILANO-Zaにて予定の各公演出演者から、渋谷龍太(SUPER BEAVER)、東京スカパラダイスオーケストラ、西川貴教、Little Glee Monster、窪田正孝、石橋静河、古田新太、宮沢氷魚が登壇しました。
【以下、登壇者出演情報】
『Zepp Shinjuku (TOKYO) OPENING SPECIAL 4DAYS!』
4月17日(月)SUPER BEAVER「都会のラクダ 柿落としSP ~ 新宿生まれの、ラクダ ~」 登壇:渋谷龍太(SUPER BEAVER)
4月18日(火)東京スカパラダイスオーケストラ Live at Zepp Shinjuku
4月19日(水)西川貴教 LIVE “SINGularity Ⅱ -過形成のprotoCOL-改”
4月20日(木)Little Glee Monster リトグリCLUB 限定LIVE“Fanfare”0
THEATER MILANO-Zaこけら落とし公演
COCOON PRODUCTION 2023『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』 公演日程:2023/5/6(土)~5/28(日)
登壇:窪田正孝 石橋静河
THEATER MILANO-Zaオープニングシリーズ
COCOON PRODUCTION 2023
『パラサイト』 公演日程:2023/6/5(月)~7/2(日)
登壇:古田新太、宮沢氷魚


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4月6日(木)東京リベンジャーズ 血のハロウィン編『-運命-』『-決戦-』 プレミアムナイト レッドカーペットイベントより [イベント]


昭和31年、東急レクリエーションの前身である新日本興業がこの地に東急文化会館(新宿東急ミラノ)を建て、永らく歌舞伎町の中核施設だったが、主に老朽化に伴って平成26年に閉館。
その後、再開発を経て、この4月14日に『東急歌舞伎町タワー』が開業する。当初計画より構想にあった、シネシティ広場から建物へと道路をまたぐレッドカーペットを敷き詰めてのイベントが、この4月6日、東京リベンジャーズ 血のハロウィン編『-運命-』『-決戦-』 プレミアムナイト レッドカーペットイベントという形で実現した。
よりによってここで「東卍」なんだなと、思うところはある。
シネシティ広場の東宝側半分を受け付けやファン整理に活用し、東急側の半分から東急歌舞伎町タワー1Fのスターバックス前のステージまでをレッドカーペットの会場に使う。広場中央あたりにせっちされたムービーのカメラ台からスタバ前ステージまでのストロークは34mになる。
ゴジラロードでのカーペットイベント時はストロークで50mを超える場合もあるので、それよりも短いが、とはいえ、なかなか長い。当初は東宝側の端からカーペットを敷き詰めたい構想もあったようだが、そうすると同線が道路にかかるために実現しなかったようだ。
さて、若手人気俳優が一堂に集うこの映画、各映画サイトやファンクラブなどから応募されたファンたち、約500名ほどくらいだと思うが、観覧に訪れ、イベントを盛り上げた。
歌舞伎町は、14日の東急歌舞伎町タワー開業を迎え、この日4月6日より27日までを『KABUKICHO BLUE FESTIVAL ~歌舞伎町が"好き"で染まる~』と銘打ち、様々な催しが開催される。
東急歌舞伎町タワーのコンセプトが、かつてこの地にあった噴水、「水」をテーマにしていることからのblueなのだが、夜になると煌々とまぶしいネオンのなかでひときわシンボリックな存在の劇場通り一番街の赤いアーチも、この期間は青く光る。(4月6日点灯)
『KABUKICHO BLUE FESTIVAL ~歌舞伎町が"好き"で染まる~』関連のイベント詳細は下記URLよりご確認ください。
☆☆ 東京リベンジャーズ 血のハロウィン編『-運命-』『-決戦-』 プレミアムナイト レッドカーペットイベント
■場所:東急歌舞伎町タワー屋外ステージ、 シネシティ広場
■登壇者:北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗。永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督
MC 永島優美 フジテレビアナウンサー
【作品情報】
◇タイトル
前編:『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 運命 』(4月21日 金 公開)
後編:『東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編 決戦 』(6月30日 金 公開)
◇原作:和久井健『東京卍リベンジャーズ』(講談社『週刊少年マガジン』 KC ◇監督:英勉 ◇脚本:髙橋泉 ◇音楽:やまだ豊
◇主題歌:
SUPER BEAVER 「グラデーション」 (ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇出演
北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 今田美桜 鈴木伸之 眞栄田郷敦 清水尋也 磯村勇斗/ 永山絢斗 村上虹郎 高杉真宙 間宮祥太朗/吉沢亮
◇配給:ワーナー・ブラザース映画
[コピーライト] 和久井健/講談社 [コピーライト] 2023 映画「東京リベンジャーズ 2 血のハロウィン編」製作委員会
◇公式サイト:tokyo revengers.jp
◇公式 Twitter ::@revengers_movie 東京リベンジャーズ 2
◇公式 Instagram ::@revengers_movie
◇ 公式 TikTok revengers_movie
【STORY 】
凶悪化した東京卍會によってタケミチの目の前で再び、ヒナタが殺された。ヒナタを救う鍵は、一人一人が仲間のために命を張れる、東卍結成メンバー6 人(マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎)を引き裂く 悲しい事件 にあった。
東卍の敵側幹部になった一虎と、敵に寝返った場地。かつての親友たちは何故戦わねばならない運命になったのか。
「君が助かる未来にたどり着くまで、絶っ対ぇ折れねぇから!」果たして、タケミチは過去に戻り、ヒナタを、仲間 の未来を救えるのか。
前後編2部作連続公開!
4月21日(金)『-運命-』/6月30日(金)『-決戦-』

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