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平成二十八年 元旦 ―歌舞伎町より謹賀新年、年越し雑景 [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2016

平成二十八年 元旦 ―歌舞伎町より謹賀新年、年越し雑景より

2016年が明けました。

昨年は歌舞伎町の風俗店における料金トラブル案件が多発、いわゆる"ぼったくり"の嵐からはじまった1年でした。
この嵐はおおむね秋には治まったわけですが、嵐といえばもう一つ、ホテルの建設ラッシュ、4月の藤田観光・ホテルグレイスリー新宿をはじめ、アパホテル新宿歌舞伎町タワーなど、歌舞伎町内だけでも2,000室に迫る勢いで客室数が増室、この勢いは今年も続きそうです。
いくつかのホテルが売却され、経営が変わりました。ホテルは投資ファンドによるものが多く、一つには、適当な利回りを回収して手じまいする出口戦略として、もう一つは、外国人観光客の増加に伴う都心ホテルの客室数不足からくる高利回り物件としての新たな投資対象として、その両方がマッチしての経営変化であり、こういった状況も、まだもう少し続きそうです。
"まちづくり"の最たる目的はその街への投資誘導であるわけで、そういった意味では、歌舞伎町の"まちづくり"はある程度いい形に治まってきた、と言えるのかもしれません。ただ、実際、今の歌舞伎町における不動産の動きの激しさはバブルの様相で、背景には、中国の爆買ならぬ、東アジアの資産移動による影響もあるようです。という意味でのリスク、やがて状況が大きく動くケースはありうるでしょう。
2016年、10月に中国人民元がIMF特別引き出し権(SDR)の構成通貨入りが確実となる中で、中国政府は経済の規律、とりわけ資産移動に監視を強める動きがあります。また、これまで爆買の要因の一つ、旧100元の贋札が大量に出回り(流通量の25%ともいわれる)、且つ、一部の外貨両替機をスルーしてしまっているというあたりが、錬金術紛いとなっていた背景も、必ず修正してくるはず。SDR入り後、かねてから強まっている変動相場性への移行圧力はさらに高まるでしょうし、ということからして、中国"爆買"バブルはもうすぐ終焉を迎える、かどうかが、2016年に見えてくるでしょう。


ただ、少なくとも、今の歌舞伎町は、かつての歌舞伎町ではなくなった、というのをこの大晦日から元旦にかけて実感させられました。
まず、人の数は例年になく多かった。そこに、正月休みが短いというのもあるでしょうが、日本人客が少なく、外国人観光客が大幅に増えていたせいでか、例えばゴールデン街あたりでは、日本人客がむしろマイノリティなのかと思えるほどでした。外国人は減るかもしれない、しかし、その他の、かつての途上国がどんどん豊かになっていく時代の流れで、東京やニューヨークといった世界的都市には外国からの旅行者は益々集中するはずで、外国人観光客を受け入れる業態に起きている世界的なインフレは、この需給バランスの調整です。光拠点としての街に変貌した歌舞伎町ですが、一方で、そうやって多くの人を引き付ける歌舞伎町の魅力は、新宿の利便性と歓楽街としての歌舞伎町の特性、その両方に支えられている。りわけ、歌舞伎町の特性、言い換えれば、存在の意味をそろそろ再確認しておいたほうがいい気がします。

歌舞伎町は誰でもウェルカム、いわばダイバーシティの先駆的な街です。寛容、その裏返しの無関心、実はその両方が、自由で勝手気ままなカオスが拮抗することでポテンシャルとなり、正負両方の存在が"資源"となってきた街です。
ただ、少なくともこの10年、「歌舞伎町ルネッサンス」というようになってから、この街が一番失ったのもこの部分です。投資誘導(公共も含む)のために、ある意味やむを得なかったのですが、そろそろここを、方向転換してもいい時期に入ってきたのではないか、と思ってます。バイアスにはまだ偏りがあり、一度振り上げた拳は、なかなか戻せないかもしれませんが、どうこれを下ろさせ、街が向かおうとする向きを切り替えることができるか、ここが2016年、そして今後の歌舞伎町の課題なのではないかと思います。

歌舞伎町2丁目にある鬼王神社の初詣風景

花園神社の初詣客。

ホテルグレイスリー新宿では、元旦朝、宿泊客向けに和装晴れ着で振る舞い酒のおもてなしをしました。スタッフ3名は日本・タイ・韓国のスタッフ。これがかなり好評でした。振る舞い酒というより、撮影会な感じでしたが・・

皆さんにとって、良き一年となりますように。
本年も、よろしくお願いいたします。

寺谷公一(てらたにこういち)


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2016年(平成28年)1月6日、歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”より  [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2016

平成二十八年 歌舞伎町商店街振興組合新年の集い(2016年1月6日、日本料理「車屋」にて)より、写真は、新年の挨拶をする片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、および執行部の面々。

2016年(平成28年)1月6日、歌舞伎町商店街振興組合の新年会として“新年の集い”が歌舞伎町2丁目、日本料理「車屋」にて開催、商店街の組合員、近隣町会・事業者、来賓らあわせて108名ほどが参加しました。


歌舞伎町商店街振興組合理事長・片桐基次氏
「今年の4月にはシネシティ広場という、街としては珍しい広場があるんですけれど、ここが新しく再生され、夜は明るく、昼は、あそこは歩行者専用道路になり、歩行者の方々、また、そこに集っていただけるような形になります。そこで、楽しい歌舞伎町を演出するイベント等も行われます。また、日ごろ、そこでオープンカフェを行いまして、お客様に憩っていただこうと思っております。そういう中で、我々街の人間は、お客様を、安心して、楽しく来ていただくことを主眼として、また、歌舞伎町は、本来"歓楽街"、この60年間ずっと続けてきた"歓楽街"ということですので、この繁栄をこれからも、"歓楽街"という面もお見せして、また、その中では、秩序ある歓楽街を、皆さんと手を組んで、ぼったくりのない、楽しく遊んでいただけるような街づくりを、我々振興組合は目指してまいりたいと思っております。」


新宿駅周辺の安全安心を実現する会会長・新宿東口商店街振興組合理事長 安田眞一氏
「(新宿駅周辺の安全安心を実現する会は)東口と西口、あわせて9つの商店街が一緒になりまして、4~5年前から客引きの防止にあたっております。みなさん、9つの商店街が自警団、パトロール隊を結成しまして、実績をつくってきたのですけれども、おかげさまで、(新宿区)客引き等防止条例に罰則がつくことになりました。今月の中旬過ぎに、新宿区役所、牛込警察、新宿警察、四谷警察、戸塚警察、それに、東京都宅建協会、全日本不動産協会、そして新宿駅周辺の安全安心を実現する会、この8つの団体が、覚書を交わしまして、罰則だけではなくて、その条例に違反した場合は公表する、店舗の公表、店舗が入っているビルのオーナーに対しても、悪質な場合は公表するというような、非常に実効性のある条例改正ということになります。
4月1日に施行され、効力を発するのは、本来ですと3か月くらい期間をおいて7月1日からというような話なんですけども、吉住区長が、せっかくこういういい条例ができるのだから、1ヶ月早めて、ボーナスの前、6月1日から効力が発揮されるようにしようじゃないかということを言ってくださいまして、6月1日からいよいよはじまるわけです。私ども、歌舞伎町の片桐理事長が、みんなで客引き防止のパトロール、あるいは、みんなで一緒になってこういう運動をやろうじゃないかという声を上げてくださいまして、私ども、これに乗ったわけでございますけど、今年の6月より罰則付きになるということで、(東京)オリンピック、パラリンピックを控えて、海外からきたお客様が被害にあわないように、効力のある条例になっていくのではないかと思います。」


株式会社東急レクリエーション社長・菅野信三氏
「建物だけ建替えても、僕はよくならないと思います。併せて周辺環境も、これは行政のみなさんとも知恵を出し合わなければなりませんが、歩きやすい、人が集まりやすい環境をつくりながら、建物も、世界から観光客が来た時に、1度は行ってみようよと、ゴジラヘッドを見に行ってみようと合わせて、広場の先に建物を建てようと思っていますけど、見に行こうよと言って街に、大勢の人が群がるような、楽しめるような建物にしていきたいというふうに思っております。夜の"歓楽街"というお話がありましたけれど、いろいろ調べますと、外国人観光客が泊まって、夜、楽しむところがないんだそうです。安心して楽しめるところがない、という話は聞いています。
さて、それをじゃあ、どういう風に歌舞伎町で実現するかといったところは、これができるかどうかはわかりませんが、そういったところでも、知恵を絞っているところです。安全、安心という中で、条例も厳しく、罰則もつけて、不動産の事業者にも重い責任を負わせるというお話を、安田氏より伺いましたが、そういうことを積み重ねれば、必ずや、夜の、よろこび、たのしむ"歓楽街"、インターナショナルな歓楽街ができるんではないかというふうに思っております。そんなことで、今、まさにデザインをしているところでございます。ここで具体的にこうということを言えませんが、1,100坪の土地に、めいっぱいの建物を建てて、めいっぱいお客さまに楽しんでもらえるようにする、ということは間違いございません。この事業は、東急レクリエーション1社ではなかなかできない、ということで、今般、東急電鉄に45%の土地を売りました。東急電鉄は、特に渋谷の開発をやっておりますが、沿線開発、街づくりについてはかなり先進的な技術、ノウハウを持っている会社です。その東急電鉄と組んで、東急グループとして、この、たった1,100坪ですけれど、歌舞伎町が、本当の"歓楽街"として産まれ変われるようなきっかけがつくれるようにしていきたい。」



新宿区長・吉住健一氏
「地元の皆さんが中心となって、必死にやってくださってるおかげで、警視庁のみなさんも全力を出していただき、ぼったくりもほぼ壊滅状態にまで追い込んでいただきました。本当に、地域の皆様に感謝を申し上げたいと思います。そのうえで、警視庁さんと、地元の、(新宿駅周辺の)安全安心を実現する会の皆さま、さらには不動産業界の皆さまと覚書を書いて、(客引き等防止条例を)罰則付きの条例にしようということで、パブリックコメントをかけさせていただいております。
今後も、地域のみなさんに、ぜひ先頭にたっていただいて、私どももしっかりお手伝いさせていただきますので、街の治安の向上に向けてさらなる努力を重ねてまいりたいと思っております。
昨年は、新・東宝ビルができまして、保育園の子供さんたちが、昼間、子供を連れて、あそこのゴジラを見ている光景も見られるようになりました。これは、繁華街、歓楽街として大変スゴイことだと思っております。今後さらに、東急さんが建替えがあるということで、地域に、なんとしても貢献をするんだと、そのようなお話しも管野(かんの)社長よりいただいているところでございます。今後私ども(新宿区は)、地域の関係者の皆様方としっかり連携しながら、しっかり、街づくりの在り方を検討させていただきまして、よりよい、歌舞伎町づくり、よりよい新宿の街づくりを目指してまいりたい。」

新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例(案)についてパブリックコメントの募集(平成28年1月15日(金)まで)
https://www.city.shinjuku.lg.jp/todokede/kikikanri01_002105.html

《条例改正に向けての区の基本的な考え方》
新宿区では平成25年9月に「新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」を施行し、新宿駅周辺の繁華街において区・警察・地域が一体となってパトロールや来街者への注意喚起などの防犯活動を実施してまいりましたが、一部の客引き行為の態様が悪質・巧妙化し、区民や来街者に不快感や不安を与えている現状にあります。
そこでこの度、パトロールや各関係団体との連携強化及び罰則等を盛り込んだ、新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例を制定する予定です。この条例(案)の概要につきまして、パブリック・コメント(意見公募)により、皆さんのご意見を募集します。

 2016年のトピックの中心は、一つは、シネシティ広場の改修完了にともなう、施設管理の在り方がどうなるか、ということと、もう一つはミラノ座(新宿TOKYU MILANOビル、株式会社東急レクリエーションと東急電鉄株式会社の共同所有)の再開発計画の概要がどうのような形ででてくるか、といったあたり。前者、シネシティ広場の管理運営について、とくに言われているオープンカフェは、従来からの行政セクターである歌舞伎町TMOではなく「地域の皆さんとの共同で管理運営出来ないかと枠組みを考えている(商店街をはじめ地域の企業と要協議)」(吉住区長)、また、なるべく夜遅くまでできないか?といった打診もあったようなので、となると、深い時間帯もあるい程度治安管理ができるのは"街"でこれまでも事業実績のある企業に限られてくることから、これがどう着地していくのか、シネシティ広場は各種イベントなども行われ、街の核となる場所なので、この推移は注視していきたい。
後者、ミラノ座についてであるが、現在、45%の土地を取得した東急電鉄と東急レクリエーションがタッグを組み、「今のところ、みんなの"夢"を持ち寄っている段階」(菅野社長)とのことで、高さ制限の135mをいっぱいいっぱい使ったものにしていくつもりのようだ。中身については、映画館は考えていないようだが、多目的なコンベンションホールのようなものも候補の中にあるという。上記、菅野社長「建物だけ建替えても、僕はよくならないと思います。併せて周辺環境も、これは行政のみなさんとも知恵を出し合わなければなりませんが」というように、含みとしては、大型バスのターミナルを持ってくること、ミラノ座ビルの目の前、西武新宿駅前通りを挟んでの反対側、改装中のアメリカンブルバードのエリア(2月にはアメリカンブルバードの名称はなくなるが)の再生に東急がコミットしようとしていることがあるようだ。かねてから書いているように、西武新宿駅前通り界隈は、今後一番変わる可能性を秘めている。ただ、これらの時間軸がどうなるか、オリンピック前に持ってこれるか、街の期待値はあるが、今のところどうかは言及されていない。

元旦のブログに書いたように、歌舞伎町の不動産は、ややバブル感があって、外国からのものも含めての投資対象としての動きが非常に活発となっている。良きにつけ悪しきにつけ、歌舞伎町にはいろいろな色合い、性格の"お金"が入ってくる。中国の資産移動やマネーロンダリング、北朝鮮、等々、どこかまでは追えても、どこからか先は見えない、そういうお金もたくさん動いている。年頭から世界情勢は非常に物騒なニュースが飛び込んできて、たぶんこの1年は、様々な変化が、それも派手な何かが世界中で起き、その一端が、何かの形でこの街にも現出してくることになる。 


1月7日午後6時半ごろ、歌舞伎町2丁目にある「ホテルまつき」から出火
鉄筋5階建て建物のうち1~3階の一部、計約100平方メートルが焼失。宿泊客の一人が一酸化炭素中毒により死亡。

亡くなったのは客で、所持品から63歳の女性とみられているが、長期滞在していた人のようで、現在身寄りが見つからず、人定には時間がかかるかもしれない。激しく燃えていたのは、1階のフロント。ここが火元とみられるが、元々は火の気はないと思われるので、放火の疑いも残っている。
なお、火災があったホテルまつき周辺は荻窪に拠点をもつ暴力団が地上げ中だったという情報もあり、このホテルにも暴力団は働きかけていたようだが、オーナー家族内で意見が違っていたようで、売却はされていなかった。事故、事件、両方の可能性がなお残されているが、現場検証は1月8日より、東京消防庁や警視庁新宿署が出火原因等を調査中。


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新宿、桜。― 2016年4月4日の新宿御苑、花園神社。それからバスタ新宿開業とか。 [季節]



2016/4/4 新宿御苑にて。桜。
 
染井吉野は満開のややあと。見ごろはあと数日でしょうか。ここのところ天候が良くないため、青空バックで撮れなかったのがちょっと残念ですが、まあ、そんな年もあるかと。新宿御苑といい花園神社といい、すっかり、観光地に。


2016/4/4 花園神社境内の染井吉野

 
4月4日、JR新宿駅直結、国内最大級の高速バスターミナル「バスタ新宿」が開業


バスタ新宿は2006年来行われている新宿駅南口基盤整備事業の一環として、国土交通省などが整備。面積1.47ヘクタールのエリア内に、駅周辺に分散していた19の高速バス乗降場を集約。
1階JRホーム、2階改札などの駅施設。3階にタクシー乗り場と観光情報センターが設けられ、3階の一部と4階のバス発着所は15カ所、乗入れ運行事業者118社、新宿から青森~福岡の39都府県を結ぶ。発着便数は1日(最大)1625便、利用者数は約4万人を見込む。



3月25日にはルミネが新たな商業施設としてオープンした「NEWoMan(ニュウマン)」には、「ローズマリートウキョウ」「シューダンフェール パリ」「800°ディグリーズ ナポリタン ピッツェリア(800° Degrees Neapolitan Pizzeria)」などの日本初上陸の6店舗を含めその8割が新宿発出店という強烈な魅力を発信している。「バスタ新宿」は新宿駅に加え、この「NEWoMan」に併設、また周辺には宿泊施設も豊富、新宿がまたさらに、その魅力と利便性を高めた感じです。


新宿のゴジラがイソジンでうがい?― 4/4より10日までの期間限定実施
桜の見ごろのこの季節、おや?ゴジラも花見でイッパイか?と思いきや、手にはイソジン。なんとゴジラがうがい!?
イソジンのリブランドキャンペーンで、4月4日より10日まで期間限定、新宿東宝ビルのゴジラヘッドにこれまでなかった左手が出現し、手には、高さは4.5m、直径4.1mの巨大コップを持っています。イソジンは、この春より、ムンディファーマとシオノギヘルスケアからの商品ブランドとしてリニューアル、うがいのイソジンから総合感染症対策のイソジンへ、「新宿の中心で、ゴジラが風邪を引いたら大変だから、だそうです。
協力:東宝株式会社
主催:ムンディファーマ株式会社

東宝が両手で権利をもつゴジラを、こういう形でプロモーションをする、ましてや、屋外広告物として使用、というのはちょっと面白いことがはじまった感じがします。これも今年7月29日より公開予定の新作ゴジラ「シン・ゴジラ」に向けてのプロモーションということなのでしょう。ちなみに、その7月には、歌舞伎町におけるゴジライベントも開催にむけて準備中のようです。しかし、いやはやなんとも・・歌舞伎町×ゴジラ×イソジンとは、シュール、というか、歌舞伎町のイソジン消費量ははんぱないですからね。
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11月1日(火)歌舞伎町・冬の風物詩、区役所通りイルミネーションが点灯― 来年2月末まで [季節]

第11回新宿区役所通りイルミネーション

平成18年の冬から始まった、区役所通りのイルミネーションは今年が第11回、11年目の点灯です。区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約12万個の発光ダイオードが灯されました。

このイルミネーションを主催する
NPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、藤澤薫氏(理事長)は区役所通り真ん中にあるチェックメイトビルのオーナー。平成18年の第1回目のイルミネーションより彼女が中心となって、有志の寄付によって実施されています。街路樹にワイングラズやダイアモンドをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、2020年東京オリンピック開催に向けて、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出も。
点灯は11月1日より来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。
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点灯式後、藤澤理事長を囲んで来賓の皆さんと集合写真。左から、新宿消防署湯浅署長、吉住新宿区長、藤澤理事長、東京商工会議所新宿支部馬場副会長、歌舞伎町TMO新村会長、新宿警察署櫻木署長、新宿警察署今井交通課長、歌舞伎町商店街振興組合杉山副理事長。

第11回新宿区役所通りイルミネーション寄付のご案内
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■郵便振替口座を利用(所定の払い込み手数料が別途かかります。) 

口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。

受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用(所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通
口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238  FAX 03-3209-2459
http://www.npo-3a.org/
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12月22日(木)沖田警視総監が歌舞伎町巡視、警視庁は年末年始の一斉警戒を発令。 [季節]

12月22日(木)、警視庁は都内繁華街を中心に約2万5,000人の警察官を動員した年末年始特別警戒の中、『一斉警戒』を発令、この日、沖田芳樹警視総監も、クリスマスを迎える週末を前に賑わう歌舞伎町を巡視した。
案内役の櫻木康雄新宿警察署長とともに、午後6時すぎに歌舞伎町交番に到着、署員らを激励した後、歌舞伎町1丁目を一番街からセントラルロードなどを見て回った。

歌舞伎町セントラルロード入口付近、安全安心ステーション前にて、歌舞伎町商店街振興組合の自主パトロールを率いる片桐基次理事長を激励。

途中、一番街では新宿防犯協会のボランティアのみなさんと、セントラルロード入口の安全安心ステーション前では歌舞伎町商店街振興組合が行う自主パトロールと顔を合わせ、激励と民間からは感謝を含めたやりとりがあった。

巡視終了後、沖田警視総監からは以下コメントがだされた。
「歌舞伎町地区の情勢でありますが、今月1日に、23区で初めて、『新宿区路上障害物による通行の障害の防止に関する条例』が施行され、路上に置かれた風俗営業などによる違法看板等を新宿区が独自で撤去することが可能になりました。また、地元自治体、振興組合、商店街をはじめとする防犯ボランティア団体等と警視庁が連携して、盛り場総合対策を強力に推進した結果、一定の成果を挙げることができました。
警視庁といたしましては、今後も、歌舞伎町をはじめとする繁華街の環境浄化対策を強力に推進するほか、『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』に向け、これらの盛り場を拠点に不法な利益を得ている暴力団の壊滅や不良外国人の取り締まりを徹底するなど、各種犯罪の防圧検挙に努めてまいります。
本年も残り僅かとなりましたが、都民の皆様が平穏のうちに明るい新年を迎えられますよう、引き続き、首都東京の治安確保に全力で尽くしてまいります。」(2016年12月22日 沖田警視総監コメント)

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歌舞伎町の"人たち"にしてみれば、毎年恒例の年末行事です。この日も、極東会系暴力団関係者が歌舞伎町交番前にきて、総監到着を待つ警察官や取材マスコミの前で悪態をつく一幕などあるにはあったが、総じて、こうした光景が来街者に一定の緊張感を与え、年末年始の盛り場における"事故"の未然防止に一役かっていることは理解されているかと思います。
一部、"権力"とみるだけで突っかかりたくなる"輩"の気持ちもわからないではないが、"事故"を抑止し、未然に防ぐことは、警察や行政の"過剰"な盛り場への介入を防ぐことにもつながっている。いろんな意味でグレーの色濃い歓楽街において、実は、街の"良さ"は、そんな風に維持されていたりもする。

総監のコメントにもあるように、『新宿区路上障害物による通行の障害の防止に関する条例』施行により、路上に出された看板類への取締りが強化されてます。
また、個人的には風営法の営業時間延長派としてはあまりやらないでほしいところですが、風俗店の深夜の時間外営業に対する取締りがやや強化されているように見受けられます。
神奈川県伊勢原市で起きた稲川会系組長撲殺遺棄事件に端を発した住吉会系への報復とみられる20日の大久保での銃痕事件、21日は再び大久保で住吉会系暴力団関係者同志のトラブルによる撲殺事件(犯人はすでに自首)と続きました。
この二つの事件、直接的な関係はないとみられてはいますが、両方とも、覚せい剤に関するトラブルとの情報もあり、歌舞伎町的には"近隣"の出来事ですが、ちょっと"不穏"な感もあるだけに、新宿署、とくに組対も生安も忙しそうですが、ひとまず"年末行事"を終え、歌舞伎町は、大きな事故なくクリスマスを、そして正月を、新しい年を迎えてくれたらなと思います。


「Christmas Market in 新宿」はドイツで過ごすクリスマスをテーマに開催、オクトーバーフェストのクリスマス版のような感じ。グリューワイン&ドイツビールほか、ドイツの伝統的なクリスマス料理のシュトレーン、プレッツェル、プラムクーヘン等が食べられる。12月21日より25日(日)まで。
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2017年 元旦 [季節]

昨年より"試験的"にはじめた、ホテルスタッフ和装による振る舞い酒、というおもてなし。2016年元旦のホテルグレイスリー新宿での実施が好評だったということで、今年は、ホテルグレイスリー新宿+新宿ワシントンホテルの二箇所にてこれを実施、という『仕事』で新年を迎えました。(衣装協力:椿山荘 髪結協力:Make up salon backstage.)
決して観光地ではなかった歌舞伎町ですが、ホテルという入口導線が強化されたことで、少なくともインフラ面での『観光地化』というニーズはより強くなっている印象の現在の歌舞伎町です。

昨年末、シネシティ広場に隣接するサウナ・グリーンプラザが閉館、ここを東急が買ったことで、旧・新宿TOKYU MILANOビル用地と合わせた再開発が、おおよそ、4~5年後の完成を目途にはじまります。一方で、西武新宿PePeが40周年を迎えますが、これらに隣接する西武新宿駅前通りを含む東京都市計画道路幹線街路補助線街路第72号線(新目白~新宿駅間)の整備が2年程度の計画でいよいよ動き始めます。まちづくりは"投資誘導"である ― いくつかの影響の大きい変化が形になってくることで、フェーズが変わってきます。そろそろ『安全・安心』というある種のポジショニングにも多少の変化はあっていい気もします。

歌舞伎町コンシェルジュ委員会は、新しい"公式"ガイドブックを春に刊行します。2015年に発行したガイドブックはメディア受けが良かった。2017年のガイドブックについては、今のところ、歌舞伎町"以外"や新宿外のホテルからの関心や引き合いが強く、ここを意識して作っていく予定です。

世界は、例年になく不確定要素の濃い一年のはじまりです。IR推進法が国会を通過したことで、日本は、これまでアンタッチャブルとされてきた"沖仲仕"以来の港湾利権とどう向き合うのか、という大きな課題に直面します。全体としていえば、『安全・安心』や『暴力団排除』という、ここ10数年の粛清期へのある種の引き戻しというか、調整が起きるかもしれません。それは、「現実」と、例えば描く国家像との乖離が国民を不幸にする。ということへの調整でもあると言えます。「不可視」という手法が通用しない時代に、一旦絵空事はやめにして、現実に下りてくる以外に不幸を減らす道は、実はない。が、そんな風は、多彩なひとたちが暮らし、働き、集う、例えば名前を変えて生きても行けるこの街にとって、どんなものになるのかな、と、思いを巡らしつつ。

皆さんにとって、良き一年となりますように。
本年も、よろしくお願いいたします。

2017年 元旦 寺谷公一(てらたにこういち)


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11月1日(水) 歌舞伎町区役所通りのイルミネーションが点灯。来年2月末まで、午後4時半より翌朝まで街に光を灯します。 [季節]


今年も、歌舞伎町、冬の風物詩、区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約12万個の発光ダイオードが灯されました。
このイルミネーションはNPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、チェックメイトビルのオーナーでもある藤澤薫氏(理事長)が主催、平成18年の第1回目のイルミネーション以来、彼女が中心となり、近隣有志の寄付によって費用を捻出、実施されています。街路樹にワイングラズやダイアモンドをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、2020年東京オリンピック開催に向けて、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出は昨年に続いて。本日、11月1日点灯開始、来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。


第12回新宿区役所通りイルミネーション寄付のご案内
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■郵便振替口座を利用(所定の払い込み手数料が別途かかります。)

口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。

受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用(所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通
口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238  FAX 03-3209-2459
http://www.npo-3a.org/


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11月1日(木) 歌舞伎町区役所通りのイルミネーションが点灯。来年2月末まで、午後4時半より翌朝まで街に光を灯します。 [季節]


今年も、新宿・歌舞伎町、冬の風物詩、区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約12万個の発光ダイオードが灯されました。このイルミネーションはNPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、チェックメイトビルのオーナーでもある藤澤薫氏(71・理事長)が主催、平成18年の第1回目のイルミネーション以来、彼女が中心となり、近隣有志の寄付によって費用を捻出、実施されています。
街路樹にワイングラズをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出もされています。
本日、11月1日点灯開始、来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。

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第13回新宿区役所通りイルミネーション
が ん ば ろ う 日 本
~元気を歌舞伎町から~
今年もまた日本のみならず世界中を自然災害が襲いました。地球温暖化の影響とは言われているものの、被災された方々には本当につらい思いをされていると思いますと心が痛みます。一日も早い復興を願いますと共に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、そのような中、今年もイルミネーションの季節がやって参りました。「明るく(A)・安心(A)・歩きやすい(A)」の3つのAを取って3Aの会としたわけでございます。新宿から全国の皆様方に勇気と元気を、そして何よりも安心・安全な街になる事を願って、第13回目のイルミネーションを企画いたしました。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。新宿には外国からのお客様が益々増えて、国際色が豊かになって参りました。その気運を高めるためにもこのイルミネーションが街を活気づけられる事を願っております。私共3Aの会はオリンピック・パラリンピックを心より応援しております。この活動は皆様からの温かいご支援で成り立っております。今後ともどうぞ応援の程宜しくお願い申し上げます。


特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
理事長  藤澤 薫

◎区役所通りイルミネーション寄付のご案内

■郵便振替口座を利用(所定の払い込み手数料が別途かかります。)

口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。

受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用(所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通
口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238
http://www.npo-3a.org/


11月1日(木) 歌舞伎町区役所通りのイルミネーション点灯式より
来賓:吉住健一氏(新宿区長)、伊藤三津夫氏(新宿警察署副署長)、伊東功氏(新宿消防署長)、高野吉太郎氏(東京商工会議所新宿支部会長)、片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、杉山元茂氏(歌舞伎町TMO会長)
主催者挨拶:藤澤薫氏(71・NPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会理事長、チェックメイトビルオーナー)
演奏:デキシーパラダイス

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12月21日(金)三浦警視総監が歌舞伎町を巡視、年末年始の特別警戒 [季節]


三浦正充警視総監は新宿署にて状況報告を受けたあと、17時10分ごろに歌舞伎町に到着、歌舞伎町交番勤務員を激励、17時20分ごろ交番を出発、上野洋明新宿警察署長の案内で、歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町2丁目町会、新宿防犯協会ら地元のボランティアとともに警察官を合わせて約70名が、15分ほどかけ、歌舞伎町でも最も来街者でに賑わうシネシティ広場から劇場通り一番街、ゴジラロード付近の巡視を行いました。



ゴジラロードにて。左が三浦警視総監、右は案内役の上野洋明新宿警察署長。


巡視後、三浦警視総監コメント:
「年末年始特別警戒中のところ、本日、一斉警戒を発令し、日本を代表する繁華街である新宿・歌舞伎町の交番勤務員を激励し、地域の防犯ボランティア団体等の皆様と、管内を巡視しました。
年末年始は、特有の慌ただしさ等を背景にして、金融機関、コンビニエンスストアを狙った強盗をはじめ、スリ、万引き、および街頭犯罪の発生が懸念されます。警視庁では、官民連携による、防犯活動をすすめるとともに、制服警察官やパトカーによる見せる警戒活動を行うなど街頭警察活動を強化し、各種犯罪の抑止および検挙につとめ、首都東京の安全、安心の確保に全力を尽くしてまいります。」



巡視後、歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長と歓談する三浦警視総監。「上野署長が頑張っていただき、治安もだいぶ良くなってきました。若い人たちもたくさん街に訪れてくれてます。」(片桐理事長)

毎年"恒例"と言ってはなんですが、歌舞伎町の年末の"風物詩"とも言える警視総監の歌舞伎町視察です。こうした制服警察官による"見える"警察活動が、繁華街の来街者に一定の緊張感が伝わればいいかと思います。

警視庁は、犯罪の増加傾向のある年末・年始対策として、この日、特別警戒を発令、年明けの1月3日にかけ、延べ16万6千人の警察官を動員するとのことです。

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