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歌舞伎町が忘れてはならない記憶-2001年9月1日未明、44名の尊い命を犠牲にした歌舞伎町ビル火災、あれから19年が経ちました。 [その他]

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9月1日午前1時。2001年のこの日この時間、歌舞伎町で44名の犠牲者を出す雑居ビル(明星56ビル)火災がありました。あの日から19年の月日が経ちました。
現場は歌舞伎町劇場通り一番街(新宿区歌舞伎町1-18-4)、明星56ビルは今はもうなく、地権者も変わって、現在はここには低層の飲食店が営業をしています。19年の月日が経った2020年の9月1日、例年ご遺族の方たちがこの場所を訪れて献花をされる姿があるのですが、今年はこのコロナ禍ということでおいでになれず、とはいえ、どなたかが花を置いて行かれたようでした。 観光地化がすすみ、外国人観光客で賑わっていた昨年までとうって変わって、今の歌舞伎町は新型コロナウイルスの惨禍によってすっかり様変わりし、来街者は減りました。 しかし今の歌舞伎町にも、この街で生き、あるいは働く、若者たちはい続けています。19年前のこととなれば、最早その若者たちの記憶にはない出来事かもしれません。 こうした繁華街で生きる人たちには知っておいてもらいたい、壮絶な出来事の記憶を記しておきたいと思います。



◆2001年9月1日未明の歌舞伎町ビル火災◆

20010901歌舞伎町ビル火災現場.jpg

2001年9月1日に東京都新宿区歌舞伎町の雑居ビル「明星(みょうじょう)56ビル」で起きた火災。44名が死亡し、日本で戦後5番目の大惨事となった。多くの死傷者を出した原因は、ビル内の避難通路の確保が不十分であったためとされる。出火原因は放火と見られているが犯人はまだ不明。(2010年4月の改正刑事訴訟法成立後、公訴時効消滅)

◇新宿区歌舞伎町ビル火災の概要(消防資料による)

1 発生日時等
  発  生:平成13年9月1日(土) 調査中
  覚  知:     〃       01時01分(119番による)
  延焼防止:    〃       02時14分
  鎮  圧:     〃       05時36分
  鎮  火:     〃       06時44分

2 出火場所
  東京都新宿区歌舞伎町1丁目18-4 明星(ミョウジョウ)56ビル
  耐火4階建 地下2階地上4階 複合用途

建築面積 83.07平方メートル 延床面積 497.65平方メートル(建物所有者 (有)久留米興産)
着工    S59年10月 1日 使用検査 S60年11月22日

B2  76.78平方メートル 機械室、ニュークラブレイン
B1  74.60平方メートル カジノパラダイスクイン
1階 82.43平方メートル 風俗店無料案内センター
2階   〃           ナースイメクラ(セクハラクリニック)
3階   〃           ゲーム麻雀一休       
4階   〃           キャバクラ(スーパールーズ)

3 概要
3階麻雀店から出火し、4階飲食店に延焼拡大した。3階80平方メートル、4階80平方メートルで延焼防止。なお、出火時3,4階に多数の逃げ遅れ者がいた。
(特記事項)
屋内階段は1ヵ所かつ狭隘で、3階から4階の階段はロッカーが多数置いてあり、消防隊の活動障害となった。3,4階の階段の防火戸が開放されていたため、火炎の拡散が早かった。 

4 焼損程度
3階部分80平方メートル、4階部分80平方メートル、計160平方メートル焼損

5 死傷者
(1)死 者 44人(男性32人、女性12人)
(2)負傷者 3人(男性3人)

6 消防機関の活動状況
(1)東京消防庁
   救急特別第2出場 救急車 48、火災-第2出場 車両53、計消防車両 101台
    (内訳・救急48、ポンプ・化学25、はしご4、救助6、指揮車6、他12)
   職員 340名 消防団員 21名 計361名
(2)消防庁の対応
 9月1日(土) 
  01時40分 覚知、情報収集開始
  02時00分 第1次応急体制(予防課に災害対策室を設置)
  04時30分 第2次応急体制(消防庁次長を本部長とする災害対策本部を設置)
  05時30分 東京消防庁に予防課職員を派遣
  07時20分 現地に予防課職員を派遣
  09時00分 消防庁長官が現地を確認
  17時15分 第1次応急体制に変更
 9月6日(木)
  16時30分 第1次応急体制解除
7 その他(東京消防庁情報)
  火災原因については調査中

当時建物にいた客と従業員のうち、3階の19名中16名、4階の28名全員の計44名が死亡。3階から脱出した3名が負傷した。ビル3階と4階のセクシーパブ「スーパールーズ」の防火扉が開いていたため、この2フロアに特に煙の回りを速めたこと、また避難をしようとした客と従業員らが屋上に上がろうとしたものの、出入り口を荷物らで塞がれ脱出不能状態だったことなどが被害を大きくした原因とされている。3階ゲーム麻雀店で助かった3名は、事務所の窓から脱出した従業員。また、目撃証言から「4人目」の生存者がいたとされるが、この人物はその後不明。

◇裁判等その後の経緯(民事・刑事訴訟)◇

■民事:2003年2月、ビルのオーナー及びテナントの関係者など6名が消防法違反、業務上過失致死の疑いで逮捕。
明星56ビルは東京消防庁から使用禁止命令が出、さらに犠牲者の遺族がビル所有会社と6被告らを相手取って提訴した損害賠償訴訟の過程で保全処分が出されたため、そのまま残されていた。2006年4月18日、民事裁判について概ね和解が成立したため保全処分が解かれ、その後解体された。ビル管理会社「久留米興産」やビルの実質的オーナーの瀬川重雄被告らとの民事裁判は最終的に2007年3月2日に終決、被告側の支払い総額は約8億6800万円。

■刑事:業務上過失致死傷罪に問われたビル所有会社の実質的オーナー、瀬川重雄ら6被告の判決公判が行われたのは2008年7月2日、東京地裁で開かれた。業務上過致死傷罪に問われていたのは、瀬川、永井両被告のほか、ビル所有会社社長、山田一夫、3階マージャン店の元実質的経営者、伊沢義司▽元同店店長、松元輝二、4階飲食店元経営者、後藤雅之各被告。6被告はいずれも無罪を主張してきたが、一方検察側の主張は「被告らは防火扉の管理や避難経路の確保などを怠り、被害を拡大させた」と主張。瀬川被告に禁固3年、執行猶予5年(求刑禁固4年)、5被告を執行猶予付きの有罪とした。3階マージャン店関係者永井伸二被告は無罪。

2001年9月1日の歌舞伎町ビル火災を契機に、その教訓を生かすべく、その後消防法・火災予防条例等が改正された。2002年10月25日の消防法改正ではビルのオーナーなどの管理権限者は、より重大な法的責任を負うこととなり、防火管理意識を高めるきっかけになった。また、自動火災報知設備の設置義務対象が従来より小規模なビルにまで拡大され、機器の設置基準も強化された。とくに違反是正の徹底として、それまで消防の立ち入り検査にあった時間制限が撤廃され、また措置命令発動時の手続きの簡略化、検査員の権限強化、あるいは違反時の公表、建物の使用停止命令、刑事告発などの積極発動により違反是正を徹底。罰則等も強化され、従来の「懲役1年以下・罰金50万円以下」から「懲役3年以下・罰金300万円以下」に、法人の罰則も、従来の「罰金50万円以下」から「罰金1億円以下」に引き上げられている。


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民事・刑事の各訴訟が終わって以降、歌舞伎町ビル火災の遺族会は解散、火災が放火によるものと推定、しかし仮に放火だったとすればその放火犯は未だ捕まっていません。「放火と断定しにくい」(当時の警察関係者)ということで「疑い」のまま18年の月日が経ちました。警察・消防の検証により、出火点は3階階段踊り場東京ガスのガスメーターボックス至近であることは特定されています。が、ガスメーター本体はガス管から外れ、ボックス内の底面に直立した状態で発見されていることから、このガスメーターはおそらくガス窃盗目的で外されおり、では外されてた状態を管理者は放置していた、という話を聞いたことがあります。個人的には、そこで何かしらの理由にで引火、加えてバックドラフトなど複合的な要因で大きな火災になったのではないか、と考えたりもしましたが、諸々不明確なまま年月は過ぎてしまいました。また当時、警視庁捜査一課は、"犯人は中国人"というやや偏りのある情報に頼り、当時歌舞伎町にいた中国人を片っ端から逮捕、相当きつい尋問を行ったようですが、そのことが却って、最も情報を持っていたであろう"側"の捜査協力が得られなかったなど初期の捜査の在り方にはやや問題があったようにも感じます。


いろいろ特定できない中で、結果的には、ビル管理の状態の酷さがこの火災を大惨事にさせた主な要因であるとして、当時、このビルのオーナーだった瀬川重雄氏は加害者側の中心人物として裁かれました。管理の酷さ故にビルという大きな財産(自身所有の建物)を失ってまでも、彼は被害者ではなく加害者として裁かれたわけです。
この事件をきっかけに、ビルの管理責任が重くなり、条例も施行、それは、現実の歌舞伎町"浄化"作戦では有用な施策の一つとなってきました。しかしながら、私自身その"浄化"作戦側の渦中にいながらも、資産家で逃亡しないビルオーナーに責任を、というのは、どこか、ある種のスケープゴートではないか、という、もやっとした霧中感はずうっと晴れぬまま、月日が経ってしまったというか、闇の濃い事件(事故)だなと思います。




歌舞伎町ビル火災で亡くなった中村沙由理(さゆり)さんは当時23歳でした。
2001年8月31日から深夜またぎの9月1日午前1時ごろ、ビル3階のゲーム麻雀店「一休」のエレベータ付近から出火。第一通報者はその後の調査により、携帯電話の発信履歴から4階「スーパールーズ」従業員の中村さゆりさん(当時23歳、この火災で死亡)と思われる。さゆりさんの遺族(母、すい子さん)によると、遺体は綺麗でやけどの跡はなかったという。被害者のほぼ全員が一酸化炭素による窒息死。写真は亡くなる10日ほど前に足利の自宅にて撮影したさゆりさん。彼女の携帯電話の履歴から、さゆりさんが第一通報者とみられている。1978年生まれ、当時23歳でした。


さゆりさんの実家は栃木県足利市、家業は建築関係の会社。「渡良瀬川に沈む夕日がとても綺麗で、それを見るのが好きだった。でも、公衆電話なんてないわよ~なんて言ってたわ。」とお母さん。さゆりさんは、市原悦子さんのファンだったそうで、女優になる夢を見て東京に出てきた。TVドラマのエキストラの仕事をしながら、しかし火曜サスペンスの湯煙シリーズかなにかの仕事でヌードになる仕事が入ってきたとき「ヌードはイヤ」と断ってプロダクションを転々としたことも。それでも養成所に通い、少ないギャラのエキストラの仕事で緑山のスタジオなんかにも行っていた。なかなか生活費を稼ぐのが大変で、そのため友人の彼氏が店長をやっているという歌舞伎町の「スパールーズ」でアルバイトを始めたと言う。当時、スーパールーズは歌舞伎町では有名な繁盛店のキャバクラだった。当時、さゆりさんには恋人がいて、「彼氏がいるんなら、結婚したら?」という親の声に「女優として自立するまで結婚は考えてないわ。少なくとも30まではね!」なんて言っていたそうだ。


スーパールーズを退店、しばらく実家に戻っていたが、店の方からどうしても人が足りないからと請われ、再びスーパールーズに戻る。そして、その直後、2001年9月1日歌舞伎町ビル火災が発生。火災は3F麻雀ゲーム店「一休」のエレベーター付近から爆発音とともに出火、当時3・4Fの間の防火扉は周囲に置かれた酒瓶やモップ、お絞り等が置かれ機能する状態ではなかったため、火災の炎と煙をこの2フロアに一気に広がった。0:57、4Fのスーパールーズにいた中村さゆりさんの携帯の履歴から、これが第1通報だったと思われる。

「歌舞伎町なんですけど、火事みたいで煙が凄いんですよ、歌舞伎町一番街のスーパールーズ
です。早くきてください、出られない、助けて」 「火事です、今現場いっぱい、4階、もう避難できないんで早く助けてください。10人ぐらい。お願い」(9月1日午前1時前後のビル内からの119番通報)―そして消防隊が到着するも、建物の屋外階段は一箇所、それもロッカー等が置かれ、これが消防作業の障害になり被害が拡大。死者44名(男性32名、女性12名)、負傷者3名。日本で戦後5番目の大惨事となった。さゆりさんのいた4Fには28名の男女がいたが、全員急性の一酸化炭素中毒で亡くなった。


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2001年9月1日、警察の発表では放火の疑いということですが、未だ答えは出ていません。44名の方が亡くなった日本で戦後5番目の大惨事が歌舞伎町で起きたという事実、今も多くの雑居ビルでは変わらず危うさも残る「歌舞伎町」、さらにコロナ禍にあって空きテナントが増え、どうしても「隙」が増えています。"記憶"を風化させないことが街の安全の礎になればという思いで、毎年同じ中身ですが記憶を振り返るべく、こうして記し亡くなった方たちの冥福を祈りたいと思います。
44名の尊い犠牲があって、以来、ルールとして防火防災施策は強化されてはいきました。このことを重く受け止め、記憶のあるものはその記憶をつなぎ、二度とこのような悲惨な出来事が起きない、起こさないようにと襟を正す、歌舞伎町にとって9月1日とはそんな日であってほしいと願います。


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2020/8/4 新型コロナ最前線インタビュー 国立国際医療研究センター 国際感染症センター長/東京都新型コロナウイルス対策アドバイザー大曲貴夫 [インタビュー]


2020/8/4 新型コロナ最前線インタビュー

国立国際医療研究センター 国際感染症センター長/東京都新型コロナウイルス対策アドバイザー大曲貴夫 × 歌舞伎町ジャーナリスト/水商売協会相談役 寺谷公一

「新型コロナのわかってること、わからないこと」《Kabukicho Official Arcive》 https://youtu.be/0h6B9ApSx54


今コロナウイルスは人が運び、人の中で増殖し、さらに人が人を感染させ拡大していくもの。また人の体の中で増殖しようとするウイルスに対し、人の免疫が戦い、減らす役割もはたしているともいえるでしょう。とりわけ、その最前線となった新宿・歌舞伎町。そこで“起きてること”が何なのか、その姿を正確に認識するにはあまりにも情報が少ない。その情報に最もアクセスしやすい、いわばその姿を最も正しく知っているであろう人に話を聞きたい、ということで、東京都の新型コロナウイルス対策アドバイザーとしていつも小池知事の隣に座ってるあの人、国立国際医療研究センター・国際感染症センター長/総合感染科長の大曲貴夫(おおまがりのりお)氏に話を聞きに行ってきました。

インタビュー実施日 2020/8/4

於:国立国際医療研究センター病院

ノーカット45分05秒

・今や歌舞伎町の陽性確認数はピークアウト
・感染エリア拡大はドーナツ状?
・医療が必要なレベル(中等症)は酸素が必要かどうか
・中等症未満(軽症・無症状)の扱い方に課題
・中等症の状況が一番の指標になる、そこを可視化するべき
・PCR検査はウイルス数個で陽性≠感染者
・大多数は自然免疫で回復
・無症状は発症してるといえるか
・陽性だけで感染させる力があるとは言えない
・とりあえず対応がきまるまでの指定感染症
・指定感染症をはずす議論はある、メリットとディメリット
・指定感染症だからと杓子定規にやってくことによる制度上の負荷(行政負荷・経済負荷)
・後遺症は血栓由来、肺が壊れる(肺は復元しない)
・サイトカインストームは肺が壊れた後の合併症
・感染症対策はデキルカギリでいい?
・方や健康な人には風邪、一方、高齢者や病気のある人にとっては重症化リスクがある、着地点探しは難しい
・中等症以上にあるパターン、特異性はあるのか?
・遺伝子、ウイルス干渉、過去のコロナ感染歴で軽症化?
・第2波は再感染?
・過去の別の型のコロナに感染したかどうかは確認できない
・3カ月ごとにコロナに罹りやすくなる?
・ワクチンは中等症以上になる素因のある人の重症化を防ぐ
・感染が広がって見えるものがある
・繁華街は衛生リテラシー向上へ、感染症はほかにも
・感染症に強い社会をつくっていく
・タノシイ場所に感染症は増える、対応の仕方が根付けばだいぶ違ってくる


政策云々にはなるべく触れることなく、新型コロナウイルスについて淡々と、今わかってること、サイエンスがおいついてなくてわからないけどたぶんこうなんじゃないかな、という話を対談形式で行いました。

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7月16日(木)第2回 新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会 開催報告 [新型コロナ対策]


東京都の一日の陽性確認者数が286名(検査実施件数4,712件)、重症者も1名増加(1名死亡)、発表された1日の確認者数ではこれまでで過去最高となりました。※これを書いてる間に17日(金)の東京都陽性確認者数293名(検査実施数3,951件)と発表がありました。

消費喚起策「Go Toキャンペーン」のうちの7月22日から実施予定の「Go Toトラベル」について"東京発着分は除外"(検討段階)という報道がなされる最中、新宿区役所(5階大会議室)にて第2回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会が行われました。


先月18日に引き続きこれが2回目の開催、事務局は新宿区総合政策部企画政策課が務め、吉住健一新宿区長を中心に寺田副区長、危機管理、保健所を所管する健康部が出席、事業者側としては歌舞伎町商店街振興組合(片桐基次理事長・杉山元茂副理事長)、

歌舞伎町2丁目町会(林裕照副会長)、新宿社交料理飲食業連合会(根本二郎会長)、一般社団法人日本水商売協会(甲賀香織代表理事)、ホストクラブ事業者の連携役としてのSmappa!Group手塚マキ会長が壇上、その他各組合関係者・事業者計30名、オブザーバーとしては東京都総務局・福祉保健局・戦略政策情報推進本部、厚生労働省新型コロナウイルス対策推進本部地域支援班技官が参加。


新宿区発生分(新宿区保健所に届けられた数)発表ベース累計数推移(7月)※6月末時点で累計702名から

711(7/1 前日比+9)728(7/2 +17)770(7/3 +42)814(7/4 +44)851(7/5 +37)888(7/6 +32)898(7/7 +10) 900(7/8 +2)964(7/9 +64)1056(7/10 +92)1101(7/11 +45)1146(7/12 +45)1179(7/13 +33)1199(7/14 +20)1207(7/15 +8)1296(7/16 +89)


新宿区の検査スポットで行われたPCR検査は6月の1カ月で1266件の検査が行われたそうですが、そこで226名の陽性者が確認、陽性率は18%、職業別陽性率は飲食業で31%(429人が検査、133人陽性、多くがホスト・キャバクラを含む接待を伴う飲食業)、無職・フリータが24%、学生・会社員が4%、その他不明が16%とのこと。

歌舞伎町には約3,800の飲食店、うち約1,000件の風営法1号営業(接待を伴う飲食店)があるが、新宿区は6月より、その中の約250件がホストクラブを中心に、陽性者が発見された店舗はその従業員等を全員"濃厚接触者"として検査する施策をすすめています。

すでにホストクラブ全体の約1割を越える30店舗で陽性者が確認され、うち約半数は5人以上の陽性者を確認、クラスターが複数発生、新宿区はとくにこれらのお店に対し休業を要請したり店名を公表はしてないが、店舗はいずれも自店ホームページで陽性者の発生を告知、自主的に休業をしている。新宿区の吉住健一区長は、ホストクラブでの感染拡大は「共同生活を送る中で感染した可能性もある」として、今後、感染経路などの実態調査をし予防対策をすすめるとしています。

またすでに報道にあるように、ちょうど前回連絡会の行われた翌日区議会を通過、新型コロナウイルス感染者(保健所届け出済)の区民一人につき10万円の見舞金支給をきめている。(支給開始は8月~年度末、用申請、詳細は⇒ https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/kenko01_000001_00011.html


第2回 新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会


冒頭、新宿区長の吉住健一氏から挨拶

「実際に感染者がたくさんでているお店もあるということで、全国の注目が新宿の動向に目を注がれている。このまま新規の感染者が増え続けた場合、そろそろ国の方も、ガイドラインや感染防止対策を十分に取り組んでないところについては休業要請すべきではないかという話もでてきています。このまま今の感染者が増えていく傾向が、仮に続いていくようですと、なんらかの形で、自主的な休業要請のようなこともしなくてはならない場面がでてくると思います。そうならないためにも、非常に心苦しいとこではありますが、連絡会に参加いただいている様々な業種の皆様方で、どうか横のつながりの中で感染防止対策の徹底をお伝えいただければありがたいと思います。

各店舗、グループの方におかれましては、独自のマニュアル等を拝見させていただきまして、ここまで気を使ってやってくださってるということは、承知してます。一方、お店が終わった後に、どうしても解放感ですとか、なじみのお店に行かないとそこも厳しいからということでまわられたりしてると思います。

あと2週間ですとか、できれば1か月、仕事が終わった後、感染をしないための行動をとりながら帰宅をしていただくことができれば、今起きているような事態はもう少し防げるのではないかと思ってます。長年の習慣ですとか、義理、人情の中でやってきている習慣を、急に変えるというのは難しいと思いますが、これからの2週間とかそこをどう乗り切っていけるかが、1カ月後に大きな差がでてくるんじゃないかと思ってます。そうしたことをお店の中で徹底していただき、そこでまた、打撃を受ける業界がどういうところにあるのかを私どもに教えていただければありがたいと思ってます。7月後半にむけ、今何をしなければいけないか、引き続き情報を共有していきたいと思ってます。」


以下、次第に沿って


(1)情報提供アドレスの設置について(新宿区総合政策部)

新宿区は、繁華街事業者に対し、連絡会で共有した情報や最新の取り組み、行政の提供する事業支援情報などを、メールアドレス登録事業者に対し迅速に正確で最新の情報をメールにて配信します。

専用メールアドレス: covid-19info@city.shinjuku.lg.jp

※上記アドレスにメールを送信(件名を「登録依頼」などを入れてください、本文入力は不要)、到達したメールは配信先アドレスとして登録、登録完了のメールを返信されます。

※新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会 情報提供用メーリングリストに登録、登録メールアドレスは利用者間で共有されます等、いくつか注意事項があるとのことです。

※メールアドレス管理、問い合わせ先は新宿区総合政策部企画政策課 03-5273-3501


(2)新型コロナウイルス感染者が発生したときの対応について(新宿区健康部)

①感染者が発生した場合、保健所はまず最初「調査」を行います。基本は電話、必要に応じて店舗に行くことも。店舗責任者は、保健所と連絡をとる担当者を決めてください。

※調査内容:患者の勤務状況/最終出勤日/患者以外の従業員の体調/感染者との接触状況/感染予防で気を付けていること/座席の配置/換気状況 当

②保健所は濃厚接触者に該当する範囲を決定。店舗側は、保健所の指示により濃厚接触者に該当する人のリストを作成

※項目:氏名/源氏名/生年月日/年齢/住所/電話番号/最終出勤日⇒保健所にリストを提出(保健所受領)

③濃厚接触者へのPCR検査実施

④検査陰性の方について、店舗側は、保健所に濃厚接触者の健康観察報告をしてください。

期間:感染者との最終接触日から14日間

報告内容:「毎日の体温測定」と「風邪症状などの有無」を毎日メールで報告してください。

症状がある人がいた場合は、保健所に電話連絡をしてください。必要に応じて受診をすすめます。

⑤自宅待機を要請:濃厚接触者は、感染者との最終接触日から14日以内は、自宅待機をしてください。

⑥保健所は消毒方法をアドバイスします。消毒は各店舗で行ってください。

参考:厚生労働省 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html


(3)新型コロナウイルス感染症対策チェックリストについて(新宿区健康部)


【接待を伴う飲食店・管理者版】として新宿区健康部が案を作成

◎店舗内の環境面の対策

□30分に1回程度、換気をする

□お客様が入れ替わるタイミングで座席やテーブル、共用の物品等を消毒する

□人がよく触れる場所・器具等(ドアノブ、タッチパネル、エレベーターのボタン等)を定期的に清掃・消毒する

□店舗の入り口や店内へ消毒備品を設置する

□料理・おつまみは個別提供する

□BGMの音量を最小限にする

□使用した食器やごみを取り扱う時は、手袋・マスクを着用し、作業後は必ず手洗い・手指消毒をする

□トイレは、手袋・マスクを着用して定期的に清掃・消毒する

□トイレのハンドドライヤーは利用を中止し、ペーパータオルを設置する

◎スタッフ向け対策

□マスクを必ず着用させる。フェイスシールドだけでは不可

□出勤前に必ず検温や体調確認をさせ、報告させる

□体調が悪いスタッフは休ませる。また、勤務中に体調が悪くなった場合は、すぐに帰宅させる

□体調が悪い場合や濃厚接触の疑いがある場合には、受診・検査を勧める

□お客様には距離をとって接客させる

□お客様ごとに接客するスタッフを決める

□お客様の近くではシャンパンコールをさせない(マイクを使う場合は、毎回消毒)

□休憩室は部屋の大きさに応じた人数制限をし、定期的に換気・消毒する

□勤務時間以外も感染予防に努めさせる

お客様向け対策

□お客様にマスク着用を必ずお願いする

□非接触型機器などでお客様を検温し、熱がある方には店舗利用をお断りする

お客様・スタッフ共通の対策

□回し飲みはしない

□お酒を飲みすぎないようにする

□お客様、スタッフは直接ふれあわない


新宿区役所保健予防課 ℡03-5273-3862


勉強会等、行政とやり取りをしてきた手塚マキ氏(Smappa!Group会長)は「お店の形、従業員の数によってやることって違ってくると思うんです。そのチェックリストだと、そもそも感染症だけではなく、衛生面での意識が上がるようなリストになってるので、これがだめあれはだめというような"指示"ではないことに意味がある。」とチェックリストについて評価していました。

また、特に東京都が提示している感染拡大防止ガイドブック〈キャバレー、スナック等接待行為を伴う飲食店 編 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/459/0625-22.pdf 〉では"間隔をできるだけ2m(最低1m)開けて横並びで座る"といったソーシャルディスタンスの確保を推奨しているが、新宿区が作成したガイドラインにはそれがありません。「守りようのないルールを作っても意味がない。あそこのお店は2m守ってませんよとかどんどん通報したりしあったりしますんで、それができない場合はどのような適切な対応策がとられているかということが需要かと思ってます。その中で、アクリル板の設置についてガイドラインにあったのですが、風営法の設置基準だと敷居をつくってはいけないと。これについては東京都がつくったガイドラインですので、警視庁とも相談をさせていただいたところ、新型コロナの対策に対しては一定の基準の範囲内で協議の上、認めることもできるという扱いになったと確認できましたので、そのことを各店舗の経営者の皆さんが、実際の届け出の相談をする行政書士会のほうにも、その旨伝えまして、そういったことが運用できるようになってます。」

(吉住健一区長、会議後の囲みより)


(4)東京都の取り組みとして

東京都福祉保健局より、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の可能性に関する通知機能について紹介がありました。

①新型コロナウイルス接触確認アプリ(略称:COCOA)(厚生労働省)

②店舗等を利用した際の接触の可能性を通知

・接待を伴う飲食店等を対象とした相談・情報提供サービス:もしサポ@東京(東京都)はLINEを活用した相談対応や利用店舗で陽性者が発生した際に同じ日時に利用した方にお知らせ

・利用を希望する店舗の従業員及び利用者が、店舗に提示される二次元コードを読み取ることで登録


③店舗型東京版新型コロナ見守りサービス(東京都)

・キャッシュレスサービスや事前予約システムが、サービス利用時に同意することで登録

・サービス利用店舗等でクラスターが発生した場合、当該店舗からテックパートナー企業を通じお知らせします。

※テックパートナー auPAY(7月末よりサービス開始予定)/PayPay/favy/EventRegist/PassMarket



(5)自由討議

ここでは参加者からの要望や提案、質問などが行われました。

・PCR検査の要望

現状では、ホストクラブを中心に、陽性者が発見された場合に限り、従業員を"濃厚接触者"として検査対象としているわけですが、それだけでも相当の保健所負荷になっているとのこと、とはいえ、とくに多くの飲食店からも「安心して働きたいから、私たちも受けさせてほしい」旨の要望が強い。これについて、あくまで「現在はトリアージとしての検査であり、安心を受けるための検査ではない」(区長)という説明がありました。「今後もっと簡便で、もっと多くの人が受けられる検査方法が確立してくることを願っていますが、どうやったら検査を受けなくても安心できるかと言えば、まずは感染しないことだと思いますので、どういうことをしたら感染しないで済むのか、リスクを下げられるのか、どういうことが感染のリスクをあげてしまうのかについて学んでいくということで、具体的な話をすすめたい。」と区長。

・ホストクラブから陽性者が多くでていることについて

「ホストクラブで陽性者がでて積極的に検査をした、ということはこれからの、感染症が拡がっていくという中で、いい参考例になるのではないか。こんなにもホストクラブが叩かれる流れは、今後、さらに世の中の人たちが隠蔽することになってしまう、ホストたちも自分たちが積極的に検査を受けたことがやぶへびになった、マイナスになってしまったんじゃないかと思ってる人もたくさんいて、その風潮は、あらゆる業種にも無関係ではなく、感染症予防においても日本全体で見てもマイナスではないか。」(手塚マキ氏)

・提案(感染症対策店の認証制度等)

「様々な勉強会をやりはじめてる、しかし保健所は手一杯だ、それをどうにか行政に調整をしてもらいながら、その中で、これはお店だけの問題じゃないということがわかってきている状況で、いろんな、ソーシャルディスタンスとか防止対策をしても、結局店の外に出ちゃうとそれぞれマスクを外して気にしないでというのが問題になってるのも、例えば8000人ホストがいて店の中ではマスクをしてても、その8000人が店の外に出たらマスクをはずしてたら意味がないわけで、おそらく一人一人の意識を変えていくような仕組みをつくっていかなくてはいけない。

しかし、勉強会をやるにしても、勉強会に参加しなければいけないというようなものにもしなくてはいけない、となったときは、行政の力、都の力も整えていただいて、さらに事業者にもメリットがあるような仕組み、例えば、食品衛生の許可証があるように、任意団体をつくったりしてそこの講習を受けると、そのお店はホームページにのっけるとか、その講習を受けた人が店に5人います10人いますとか、何かしらお店にとってのメリットがあるような、それがさらに一人一人の教育になるような仕組みを行政主導でやってくれたらいいなというのが提案です。」(手塚マキ氏)

・店舗の換気問題について(とくに風営法が換気対策の障害になっている件について)

「換気の問題については、勉強会でも、例えば風営法の問題で窓を開けられない、仕切りをつくれないなど風営法が感染予防の障害になってるという話はいただいてまして、新宿としても、東京都に照会をしてるところです。回答が出次第、登録いただいてるアドレスなどを通じまして、情報を共有していくつもりです。また国の方も直接、そういった問題提起があったと伝えていますので、時間はもしかするとかかるかもしれませんけど、そういったことへの一定の答えはでてくるかと思います。換気の設備につきましては、ビルの形状ですとか立地する階数、そういったところでかなり改善等難しいところがあると思います。そういった問題については、今後どういった方策があるのか検討していきたい。」(新宿区総合政策部)

・新型コロナの病原性について(区長より)

「今月初めまでは病院・ホテルのほうの余裕がありましたので、ほぼすべての陽性者の方に入所していただいてました。ところが、今、急激に増えてるということもあり、東京都も必死に、新たにホテルを開設するということで準備をすすめてくれていますが、そういう意味では、隔離が十分にできる状況にないということに至りました。

どうか感染をしないように気を付けていただきたいのですけれど、この病気、若者は軽症で済むとか、ほとんど無症状だとなってるんですが、やはり、ホテルにいらっしゃる時もそうなんですが、急に熱が出たとか、咳が止まらなくなったとか、のどが痛くなったかゆくなったとなると、不安になって夜中の3時でも電話がかかってくる、そういう病気です。それが急激に肺炎にまで至ってしまうと。そろそろわかってきたのが、この病気は、後遺症があるということです。最初は味覚障害で気が付いたりしてPCR検査を受けるんですが、味覚障害だけで済んでた人が、陰性確認された後も数か月間、味覚障害を持ったままであるという事例が、新宿の保健所で扱っている案件でも起きました。そういう意味では、これは決してらくな病気ではない、なめてかかってはいけない病気だよということはまずご理解いただきたいと思います。そして、肺炎まで至ってしまった場合は、肺が繊維状になってもとに戻りません。呼吸が十分できないので、今までスポーツをやっていた人ができなくなったり、無理がきかなくなります。また、別の病気に罹ったら、完全に呼吸不全になって命に差し障りがあります。それぐらいの病気だということを改めて仲間の皆様にお伝えいただければありがたいと思います。」


会議の最後に吉住区長の総括:

「いろいろなご意見ご要望いただきました。その中で、できることから着手していきたい。これは時間との闘い、何ができて何が有効なのかということで、しっかり取り組んでいきたいと思います。ステッカーをはったらおしまい、守ってるかどうかわからないではこれまでと同じことになるので、組織を作りながら勉強していくことと、そういったことへの専門家に監修をしてもらいながら、おそらくこれは無償ではいつまでも続けられる話ではないので、ある程度メリットが提供できるようになったら、そこに参加する人にはそれぞれ参加費で出していただくなりなんなりしながら認証制度をつくっていく、ちょっと時間がかかるかもしれないがそういった取り組みをやれればと思います。今起きてるクラスターの現場をよく調べて、どういうふうに感染したのかを紐解くことは非常に重要で、事務方とも一緒に準備をすすめていきたいと思います。各位、なんとか、自分たちでできることはないか、自分たちで立ち直りたいと思ってる皆様だと思います。その皆さんの勇気ある行動が、結果として数としてあがってきてしまってるのですが、そのことによってバッシングになってしまってる状況というのは、これはなんとかしていかなくてはならない。ただやはり、数字は現実を示してしまうますので、その数字をどうやってこれからきちんと押さえていくかということを、各いただいた意見を踏まえながらすすめていきたい。」



なお、新宿区は、繁華街新型コロナウイルス感染防止キャンペーンとして、来週、7月20日(月)21日(火)の二日間、感染拡大防止の取り組み強化の一環として23日からはじまる連休前に飲食店経営者等に感染症対策の徹底について協力をお願いするために、チラシの配布による周知と説明のために巡回を行うとのことです。

新宿職員と連絡会に参加してる事業者や東京都職員らで10班を編成、歌舞伎町のホストクラブやキャバクラ店舗約300店舗を二日に分けてまわることになっています。


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ホストだけなのか、それ以外はどうなのか
歌舞伎町だけなのか、それ以外はどうなのか
新宿だけなのか、ほかの区は
東京だけなのか、首都圏だけなのか
検査をする保健所、しない保健所
情報を開示する区、しない区
報告する自治体、しない自治体、等々
それぞれの都合不都合で起きてる様々な不可視性が、対策を狂わせてる。不正確な情報と恣意的な解釈、未だ、このコロナが何なのかさえつかめていない。だから、そこは今はおいといて・・
歌舞伎町は今、歌舞伎町で働く人たちが健康であることを第一に考えていかなくてはならない、連絡会は、その「場」だと理解しています。街で働くすべての人たちの健康を守る、限られた資源と知見の中で可能な限り、早期発見・早期診断・早期治療、そして予防策を講じる。状況は日々刻刻変化します。悪い方にだけでなく、変わり始めれば、良い方向にも早い。今出来ることは、それに尽きる、ということだと思います。

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7月16日(木)第2回 新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会 開催報告 [新型コロナ対策]


東京都の一日の陽性確認者数が286名(検査実施件数4,712件)、重症者も1名増加(1名死亡)、発表された1日の確認者数ではこれまでで過去最高となりました。※これを書いてる間に17日(金)の東京都陽性確認者数293名(検査実施数3,951件)と発表がありました。

消費喚起策「Go Toキャンペーン」のうちの7月22日から実施予定の「Go Toトラベル」について"東京発着分は除外"(検討段階)という報道がなされる最中、新宿区役所(5階大会議室)にて第2回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会が行われました。


先月18日に引き続きこれが2回目の開催、事務局は新宿区総合政策部企画政策課が務め、吉住健一新宿区長を中心に寺田副区長、危機管理、保健所を所管する健康部が出席、事業者側としては歌舞伎町商店街振興組合(片桐基次理事長・杉山元茂副理事長)、

歌舞伎町2丁目町会(林裕照副会長)、新宿社交料理飲食業連合会(根本二郎会長)、一般社団法人日本水商売協会(甲賀香織代表理事)、ホストクラブ事業者の連携役としてのSmappa!Group手塚マキ会長が壇上、その他各組合関係者・事業者計30名、オブザーバーとしては東京都総務局・福祉保健局・戦略政策情報推進本部、厚生労働省新型コロナウイルス対策推進本部地域支援班技官が参加。


新宿区発生分(新宿区保健所に届けられた数)発表ベース累計数推移(7月)※6月末時点で累計702名から

711(7/1 前日比+9)728(7/2 +17)770(7/3 +42)814(7/4 +44)851(7/5 +37)888(7/6 +32)898(7/7 +10) 900(7/8 +2)964(7/9 +64)1056(7/10 +92)1101(7/11 +45)1146(7/12 +45)1179(7/13 +33)1199(7/14 +20)1207(7/15 +8)1296(7/16 +89)


新宿区の検査スポットで行われたPCR検査は6月の1カ月で1266件の検査が行われたそうですが、そこで226名の陽性者が確認、陽性率は18%、職業別陽性率は飲食業で31%(429人が検査、133人陽性、多くがホスト・キャバクラを含む接待を伴う飲食業)、無職・フリータが24%、学生・会社員が4%、その他不明が16%とのこと。

歌舞伎町には約3,800の飲食店、うち約1,000件の風営法1号営業(接待を伴う飲食店)があるが、新宿区は6月より、その中の約250件がホストクラブを中心に、陽性者が発見された店舗はその従業員等を全員"濃厚接触者"として検査する施策をすすめています。

すでにホストクラブ全体の約1割を越える30店舗で陽性者が確認され、うち約半数は5人以上の陽性者を確認、クラスターが複数発生、新宿区はとくにこれらのお店に対し休業を要請したり店名を公表はしてないが、店舗はいずれも自店ホームページで陽性者の発生を告知、自主的に休業をしている。新宿区の吉住健一区長は、ホストクラブでの感染拡大は「共同生活を送る中で感染した可能性もある」として、今後、感染経路などの実態調査をし予防対策をすすめるとしています。

またすでに報道にあるように、ちょうど前回連絡会の行われた翌日区議会を通過、新型コロナウイルス感染者(保健所届け出済)の区民一人につき10万円の見舞金支給をきめている。(支給開始は8月~年度末、用申請、詳細は⇒ https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/kenko01_000001_00011.html


第2回 新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会


冒頭、新宿区長の吉住健一氏から挨拶

「実際に感染者がたくさんでているお店もあるということで、全国の注目が新宿の動向に目を注がれている。このまま新規の感染者が増え続けた場合、そろそろ国の方も、ガイドラインや感染防止対策を十分に取り組んでないところについては休業要請すべきではないかという話もでてきています。このまま今の感染者が増えていく傾向が、仮に続いていくようですと、なんらかの形で、自主的な休業要請のようなこともしなくてはならない場面がでてくると思います。そうならないためにも、非常に心苦しいとこではありますが、連絡会に参加いただいている様々な業種の皆様方で、どうか横のつながりの中で感染防止対策の徹底をお伝えいただければありがたいと思います。

各店舗、グループの方におかれましては、独自のマニュアル等を拝見させていただきまして、ここまで気を使ってやってくださってるということは、承知してます。一方、お店が終わった後に、どうしても解放感ですとか、なじみのお店に行かないとそこも厳しいからということでまわられたりしてると思います。

あと2週間ですとか、できれば1か月、仕事が終わった後、感染をしないための行動をとりながら帰宅をしていただくことができれば、今起きているような事態はもう少し防げるのではないかと思ってます。長年の習慣ですとか、義理、人情の中でやってきている習慣を、急に変えるというのは難しいと思いますが、これからの2週間とかそこをどう乗り切っていけるかが、1カ月後に大きな差がでてくるんじゃないかと思ってます。そうしたことをお店の中で徹底していただき、そこでまた、打撃を受ける業界がどういうところにあるのかを私どもに教えていただければありがたいと思ってます。7月後半にむけ、今何をしなければいけないか、引き続き情報を共有していきたいと思ってます。」


以下、次第に沿って


(1)情報提供アドレスの設置について(新宿区総合政策部)

新宿区は、繁華街事業者に対し、連絡会で共有した情報や最新の取り組み、行政の提供する事業支援情報などを、メールアドレス登録事業者に対し迅速に正確で最新の情報をメールにて配信します。

専用メールアドレス: covid-19info@city.shinjuku.lg.jp

※上記アドレスにメールを送信(件名を「登録依頼」などを入れてください、本文入力は不要)、到達したメールは配信先アドレスとして登録、登録完了のメールを返信されます。

※新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会 情報提供用メーリングリストに登録、登録メールアドレスは利用者間で共有されます等、いくつか注意事項があるとのことです。

※メールアドレス管理、問い合わせ先は新宿区総合政策部企画政策課 03-5273-3501


(2)新型コロナウイルス感染者が発生したときの対応について(新宿区健康部)

①感染者が発生した場合、保健所はまず最初「調査」を行います。基本は電話、必要に応じて店舗に行くことも。店舗責任者は、保健所と連絡をとる担当者を決めてください。

※調査内容:患者の勤務状況/最終出勤日/患者以外の従業員の体調/感染者との接触状況/感染予防で気を付けていること/座席の配置/換気状況 当

②保健所は濃厚接触者に該当する範囲を決定。店舗側は、保健所の指示により濃厚接触者に該当する人のリストを作成

※項目:氏名/源氏名/生年月日/年齢/住所/電話番号/最終出勤日⇒保健所にリストを提出(保健所受領)

③濃厚接触者へのPCR検査実施

④検査陰性の方について、店舗側は、保健所に濃厚接触者の健康観察報告をしてください。

期間:感染者との最終接触日から14日間

報告内容:「毎日の体温測定」と「風邪症状などの有無」を毎日メールで報告してください。

症状がある人がいた場合は、保健所に電話連絡をしてください。必要に応じて受診をすすめます。

⑤自宅待機を要請:濃厚接触者は、感染者との最終接触日から14日以内は、自宅待機をしてください。

⑥保健所は消毒方法をアドバイスします。消毒は各店舗で行ってください。

参考:厚生労働省 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html


(3)新型コロナウイルス感染症対策チェックリストについて(新宿区健康部)


【接待を伴う飲食店・管理者版】として新宿区健康部が案を作成

◎店舗内の環境面の対策

□30分に1回程度、換気をする

□お客様が入れ替わるタイミングで座席やテーブル、共用の物品等を消毒する

□人がよく触れる場所・器具等(ドアノブ、タッチパネル、エレベーターのボタン等)を定期的に清掃・消毒する

□店舗の入り口や店内へ消毒備品を設置する

□料理・おつまみは個別提供する

□BGMの音量を最小限にする

□使用した食器やごみを取り扱う時は、手袋・マスクを着用し、作業後は必ず手洗い・手指消毒をする

□トイレは、手袋・マスクを着用して定期的に清掃・消毒する

□トイレのハンドドライヤーは利用を中止し、ペーパータオルを設置する

◎スタッフ向け対策

□マスクを必ず着用させる。フェイスシールドだけでは不可

□出勤前に必ず検温や体調確認をさせ、報告させる

□体調が悪いスタッフは休ませる。また、勤務中に体調が悪くなった場合は、すぐに帰宅させる

□体調が悪い場合や濃厚接触の疑いがある場合には、受診・検査を勧める

□お客様には距離をとって接客させる

□お客様ごとに接客するスタッフを決める

□お客様の近くではシャンパンコールをさせない(マイクを使う場合は、毎回消毒)

□休憩室は部屋の大きさに応じた人数制限をし、定期的に換気・消毒する

□勤務時間以外も感染予防に努めさせる

お客様向け対策

□お客様にマスク着用を必ずお願いする

□非接触型機器などでお客様を検温し、熱がある方には店舗利用をお断りする

お客様・スタッフ共通の対策

□回し飲みはしない

□お酒を飲みすぎないようにする

□お客様、スタッフは直接ふれあわない


新宿区役所保健予防課 ℡03-5273-3862


勉強会等、行政とやり取りをしてきた手塚マキ氏(Smappa!Group会長)は「お店の形、従業員の数によってやることって違ってくると思うんです。そのチェックリストだと、そもそも感染症だけではなく、衛生面での意識が上がるようなリストになってるので、これがだめあれはだめというような"指示"ではないことに意味がある。」とチェックリストについて評価していました。

また、特に東京都が提示している感染拡大防止ガイドブック〈キャバレー、スナック等接待行為を伴う飲食店 編 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/459/0625-22.pdf 〉では"間隔をできるだけ2m(最低1m)開けて横並びで座る"といったソーシャルディスタンスの確保を推奨しているが、新宿区が作成したガイドラインにはそれがありません。「守りようのないルールを作っても意味がない。あそこのお店は2m守ってませんよとかどんどん通報したりしあったりしますんで、それができない場合はどのような適切な対応策がとられているかということが需要かと思ってます。その中で、アクリル板の設置についてガイドラインにあったのですが、風営法の設置基準だと敷居をつくってはいけないと。これについては東京都がつくったガイドラインですので、警視庁とも相談をさせていただいたところ、新型コロナの対策に対しては一定の基準の範囲内で協議の上、認めることもできるという扱いになったと確認できましたので、そのことを各店舗の経営者の皆さんが、実際の届け出の相談をする行政書士会のほうにも、その旨伝えまして、そういったことが運用できるようになってます。」

(吉住健一区長、会議後の囲みより)


(4)東京都の取り組みとして

東京都福祉保健局より、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の可能性に関する通知機能について紹介がありました。

①新型コロナウイルス接触確認アプリ(略称:COCOA)(厚生労働省)

②店舗等を利用した際の接触の可能性を通知

・接待を伴う飲食店等を対象とした相談・情報提供サービス:もしサポ@東京(東京都)はLINEを活用した相談対応や利用店舗で陽性者が発生した際に同じ日時に利用した方にお知らせ

・利用を希望する店舗の従業員及び利用者が、店舗に提示される二次元コードを読み取ることで登録


③店舗型東京版新型コロナ見守りサービス(東京都)

・キャッシュレスサービスや事前予約システムが、サービス利用時に同意することで登録

・サービス利用店舗等でクラスターが発生した場合、当該店舗からテックパートナー企業を通じお知らせします。

※テックパートナー auPAY(7月末よりサービス開始予定)/PayPay/favy/EventRegist/PassMarket



(5)自由討議

ここでは参加者からの要望や提案、質問などが行われました。

・PCR検査の要望

現状では、ホストクラブを中心に、陽性者が発見された場合に限り、従業員を"濃厚接触者"として検査対象としているわけですが、それだけでも相当の保健所負荷になっているとのこと、とはいえ、とくに多くの飲食店からも「安心して働きたいから、私たちも受けさせてほしい」旨の要望が強い。これについて、あくまで「現在はトリアージとしての検査であり、安心を受けるための検査ではない」(区長)という説明がありました。「今後もっと簡便で、もっと多くの人が受けられる検査方法が確立してくることを願っていますが、どうやったら検査を受けなくても安心できるかと言えば、まずは感染しないことだと思いますので、どういうことをしたら感染しないで済むのか、リスクを下げられるのか、どういうことが感染のリスクをあげてしまうのかについて学んでいくということで、具体的な話をすすめたい。」と区長。

・ホストクラブから陽性者が多くでていることについて

「ホストクラブで陽性者がでて積極的に検査をした、ということはこれからの、感染症が拡がっていくという中で、いい参考例になるのではないか。こんなにもホストクラブが叩かれる流れは、今後、さらに世の中の人たちが隠蔽することになってしまう、ホストたちも自分たちが積極的に検査を受けたことがやぶへびになった、マイナスになってしまったんじゃないかと思ってる人もたくさんいて、その風潮は、あらゆる業種にも無関係ではなく、感染症予防においても日本全体で見てもマイナスではないか。」(手塚マキ氏)

・提案(感染症対策店の認証制度等)

「様々な勉強会をやりはじめてる、しかし保健所は手一杯だ、それをどうにか行政に調整をしてもらいながら、その中で、これはお店だけの問題じゃないということがわかってきている状況で、いろんな、ソーシャルディスタンスとか防止対策をしても、結局店の外に出ちゃうとそれぞれマスクを外して気にしないでというのが問題になってるのも、例えば8000人ホストがいて店の中ではマスクをしてても、その8000人が店の外に出たらマスクをはずしてたら意味がないわけで、おそらく一人一人の意識を変えていくような仕組みをつくっていかなくてはいけない。

しかし、勉強会をやるにしても、勉強会に参加しなければいけないというようなものにもしなくてはいけない、となったときは、行政の力、都の力も整えていただいて、さらに事業者にもメリットがあるような仕組み、例えば、食品衛生の許可証があるように、任意団体をつくったりしてそこの講習を受けると、そのお店はホームページにのっけるとか、その講習を受けた人が店に5人います10人いますとか、何かしらお店にとってのメリットがあるような、それがさらに一人一人の教育になるような仕組みを行政主導でやってくれたらいいなというのが提案です。」(手塚マキ氏)

・店舗の換気問題について(とくに風営法が換気対策の障害になっている件について)

「換気の問題については、勉強会でも、例えば風営法の問題で窓を開けられない、仕切りをつくれないなど風営法が感染予防の障害になってるという話はいただいてまして、新宿としても、東京都に照会をしてるところです。回答が出次第、登録いただいてるアドレスなどを通じまして、情報を共有していくつもりです。また国の方も直接、そういった問題提起があったと伝えていますので、時間はもしかするとかかるかもしれませんけど、そういったことへの一定の答えはでてくるかと思います。換気の設備につきましては、ビルの形状ですとか立地する階数、そういったところでかなり改善等難しいところがあると思います。そういった問題については、今後どういった方策があるのか検討していきたい。」(新宿区総合政策部)

・新型コロナの病原性について(区長より)

「今月初めまでは病院・ホテルのほうの余裕がありましたので、ほぼすべての陽性者の方に入所していただいてました。ところが、今、急激に増えてるということもあり、東京都も必死に、新たにホテルを開設するということで準備をすすめてくれていますが、そういう意味では、隔離が十分にできる状況にないということに至りました。

どうか感染をしないように気を付けていただきたいのですけれど、この病気、若者は軽症で済むとか、ほとんど無症状だとなってるんですが、やはり、ホテルにいらっしゃる時もそうなんですが、急に熱が出たとか、咳が止まらなくなったとか、のどが痛くなったかゆくなったとなると、不安になって夜中の3時でも電話がかかってくる、そういう病気です。それが急激に肺炎にまで至ってしまうと。そろそろわかってきたのが、この病気は、後遺症があるということです。最初は味覚障害で気が付いたりしてPCR検査を受けるんですが、味覚障害だけで済んでた人が、陰性確認された後も数か月間、味覚障害を持ったままであるという事例が、新宿の保健所で扱っている案件でも起きました。そういう意味では、これは決してらくな病気ではない、なめてかかってはいけない病気だよということはまずご理解いただきたいと思います。そして、肺炎まで至ってしまった場合は、肺が繊維状になってもとに戻りません。呼吸が十分できないので、今までスポーツをやっていた人ができなくなったり、無理がきかなくなります。また、別の病気に罹ったら、完全に呼吸不全になって命に差し障りがあります。それぐらいの病気だということを改めて仲間の皆様にお伝えいただければありがたいと思います。」


会議の最後に吉住区長の総括:

「いろいろなご意見ご要望いただきました。その中で、できることから着手していきたい。これは時間との闘い、何ができて何が有効なのかということで、しっかり取り組んでいきたいと思います。ステッカーをはったらおしまい、守ってるかどうかわからないではこれまでと同じことになるので、組織を作りながら勉強していくことと、そういったことへの専門家に監修をしてもらいながら、おそらくこれは無償ではいつまでも続けられる話ではないので、ある程度メリットが提供できるようになったら、そこに参加する人にはそれぞれ参加費で出していただくなりなんなりしながら認証制度をつくっていく、ちょっと時間がかかるかもしれないがそういった取り組みをやれればと思います。今起きてるクラスターの現場をよく調べて、どういうふうに感染したのかを紐解くことは非常に重要で、事務方とも一緒に準備をすすめていきたいと思います。各位、なんとか、自分たちでできることはないか、自分たちで立ち直りたいと思ってる皆様だと思います。その皆さんの勇気ある行動が、結果として数としてあがってきてしまってるのですが、そのことによってバッシングになってしまってる状況というのは、これはなんとかしていかなくてはならない。ただやはり、数字は現実を示してしまうますので、その数字をどうやってこれからきちんと押さえていくかということを、各いただいた意見を踏まえながらすすめていきたい。」



なお、新宿区は、繁華街新型コロナウイルス感染防止キャンペーンとして、来週、7月20日(月)21日(火)の二日間、感染拡大防止の取り組み強化の一環として23日からはじまる連休前に飲食店経営者等に感染症対策の徹底について協力をお願いするために、チラシの配布による周知と説明のために巡回を行うとのことです。

新宿職員と連絡会に参加してる事業者や東京都職員らで10班を編成、歌舞伎町のホストクラブやキャバクラ店舗約300店舗を二日に分けてまわることになっています。


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ホストだけなのか、それ以外はどうなのか
歌舞伎町だけなのか、それ以外はどうなのか
新宿だけなのか、ほかの区は
東京だけなのか、首都圏だけなのか
検査をする保健所、しない保健所
情報を開示する区、しない区
報告する自治体、しない自治体、等々
それぞれの都合不都合で起きてる様々な不可視性が、対策を迷わせています。不正確な情報と恣意的な解釈で、未だ、このコロナが何なのかさえつかめていない。だから、そこは今はおいといて・・
歌舞伎町は今、歌舞伎町で働く人たちが健康であることを第一に考えていかなくてはならない、連絡会は、その「場」だと理解しています。街で働くすべての人たちの健康を守る、限られた資源と知見の中で可能な限り、早期発見・早期診断・早期治療、そして予防策を講じる。状況は日々刻刻変化します。悪い方にだけでなく、変わり始めれば、良い方向にも早い。今出来ることは、それに尽きる、ということだと思います。

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2020年6月18日 第1回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会発足~繁華街の具体的感染症対策のモデルに [新型コロナ対策]

緊急事態宣言解除後、東京都は多業態にわたる休業要請を段階的緩和をすすめ、6月19日には最後までステップ外とされて休業要請対象とされてきたライブハウスや接待を伴う飲食店も含め、一部大型イベントを除き要請は全面解除となります。一方、5月末、歌舞伎町では1軒の老舗ホストクラブでクラスターが発見され、感染拡大に危機感を感じた新宿区は繁華街での感染予防対策強化を検討、新宿区長の吉住健一氏はホストクラブ業界との直接対話を試みました。区長の判断は正解で、区長の一期目当選以前から面識があり今では歌舞伎町商店街振興組合の理事でもある手塚マキ氏(Smappa!GROUP会長)をパイプ役に中堅以上の複数グループが区の歩み寄りを受けで協力に応じることになった。
手塚氏は私の発行する歌舞伎町の公式ガイドブックで"ナイトメイヤー"(夜の市長)と指名してる人物なので、本当のメイヤー(吉住氏)とナイトメイヤーの協働作業、「クラスター発生に伴う世間的な批判は、事実として受け止めるしかない。それに伴うイメージダウンをどうするかと言われるがそれは今回とは別の話かと思ってます。現実的に、これまで何度も行政の方々と勉強会を行い、感染者がでるのはしょうがない、感染者がでたとわかった後に、そこからの濃厚接触者を共有するとか、ということをやっていくことを啓蒙していくしか今はない。それを、どれぐらいの事業者がそういう認識になってくれるか、啓蒙できるのかが本当の感染拡大防止につながると思ってるので、粛々とそこを進めていきたい。」(手塚氏)と言うように、基本はあくまで繁華街の感染症対策の会です。



これをベースに、既得組織である接待飲食業等店舗を所管する新宿社交飲食業連合会(根本二郎会長)、まだ若い組織だがキャバクラ界隈にネットワークの広い日本水商売協会(甲賀香織代表理事)、そして歌舞伎町1丁目の各町会を網羅し事実上の歌舞伎町の民意を担保する歌舞伎町商店街振興組合(片桐基次理事長)が最後に加わって
官民共同による新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会を組織、東京都の全面解除を前に6月18日、第1回会合が新宿区役所大会議室にて行われた。啓蒙のために既得組織の応援ももらう、メディアへの取材協力もある意味啓蒙の一環として答える、ということもあって、正式発足となった今回はメディア向けにもリリース、アタマ撮りと囲みは取材可とした。
第1回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会参加者(簡略)
《協同組合》歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町タウン・マネージメント、新宿社交飲食業連合会、日本水商売協会、新宿酒場同業組合、新宿ゴールデン街商店街振興組合、新宿二丁目振興会ほか各会員店舗
《ホストクラブ》Smappa!Group、グループダンディ、AIR GROUP、冬月グループ、KG-PRODUCE、L's collection
《キャバクラ》蘭〇、FOURTY FIVE(フォーティファイブ)、OVERTURE(オーバーチュア)
《新宿区》区長、副区長、健康部
《東京都》福祉保健局
《事務局》新宿区総合政策部
(※会議室は約80人収容だが、今回「密」を避ける意味で、事業者側の参加者は30名に絞ってます)
会の冒頭、まずは吉住区長から「本来、この歌舞伎町、あるいは新宿エリアというのは明るく活気のある街として、東洋一の繁華街と言われている街です。今はどうしても新型コロナの感染症があるということで客足が遠のいている。安全で安心できる環境を作っていかなければこの街を再生できないと考えている。そうした共通の目的をもって、行政と事業者の皆さんの間の壁を取り払って、皆さんと協力しながら努力をしていきたい。この街の感染をとめる、その最大にして唯一の目標を皆さんと一緒に達成するべく努力をしていきたい。連絡会を通じ、まずはどうやったら感染拡大、あるいは感染予防ができるか、そうしたことの情報共有を図っていきたい。
さらには、感染が確認された場合、その感染者からより広いところに感染を拡大させないための疫学調査というものがあるが、そちらに皆さんの協力をいただき、積極的に検査をしながらそれ以上感染を広げていかない、そういう取り組みを行っていく。いま国のほうでガイドラインが示されましたが、それを個々の事業業態の中で、どういうチェックリストを作ればより実践的な感染防止ができるのかを深めていきたい。この間、検査等で急激に数は増えていますが、それは本当に事業者の皆さんが隠さずに私たちに説明してくださって、その協力の元、数字が上がってきた。その後、今は、入る病院がない、入所する施設がないということで自宅で待機している方はいない状態です。そこも大変協力いただいている。私ども新宿区のマンパワーの足りないところは、東京都からも人手を出してもらい検査もしっかりやりながらこれまでも進めてきたが、よりこの動きを強く推進しながら一日も早く安全な街を取り戻していきたい。」と挨拶、区繁華街における新型コロナウィルス感染症拡大防止の推進で再び賑わう街を取り戻すためには官民が一体が一体となって取り組むことが不可欠であることを説明した。
具体的には、新宿区は、この連絡会を通じて、国・東京都が策定するガイドラインに基づき、区と地元が調整の上、新宿区版ガイドラインを作成するとしているが「予防に関しては、すでにどの店舗もしっかりやってます。お店のサイズの問題であったり、個人のリテラシーの差もあって、一律でガイドラインをどうこうという必要はないと思ってる。」(手塚氏)という考え方が反映されていくのだろう。
接待を伴うクラブ等の従業員に対する検査の受診勧奨をしていくわけだが、現在すでに進行中の、区と事業者との受診に関する協力体制を継続しつつ、東京都の構築するスキームを事業者に対して紹介、安全安心の取り組みを広く周知していくとしている。とくにクラスターが発生した場合は、店舗に対し保健所による相談や受診勧奨などを積極的に対応していくとのこと。「水商売をなさっている方々も、地元の住民の一員です。この街で働いているということは『区民』ということでもあります。私たちは、公衆衛生の面から言えば、まずはそういった方々の健康を守ること、とくに今回は感染症になりますので、仮に罹ってしまった場合、そこから多くの人に広がってしまうという想像力を共有してもらうということを今やっているところです。手塚さんを通じてホストクラブの皆さんと懇談をさせてもらって、私たち行政は犯人捜しをしているのではなく、どうやったら感染拡大を止めることができるのか、その一点にしか興味がない。」と吉住区長。
第一回は、それぞれの施策や状況説明などしつつも、都の福祉保健局や区健康部といった対策を所管する部署との顔合わせにもなっている。官民協働に欠かせない部分信頼であり、個々人同士は都度馬が合う合わないもあるでしょうが、これまでの経験から言ってもお互い顔の見える関係が信頼の第一歩かなと思います。繁華街施策で、過去様々な取り組みが行われてきたが、やはり歩み寄ってははしごを外され、が多かった印象がどうしても事業者側には強く、そうした中で、ホストクラブで働く従業員の健康を気遣う行政側からの歩み寄りが起点になった今施策は、今までなく横断力を期待できるかもしれない。新型コロナの緊急事態宣言前後はやはり感染への警戒感からこうして人が集まることが難しく、また4月アタマの読売新聞の飛ばし記事や小池都知事の発言から、行政は街の敵、と官民の信頼関係も崩れてた気がします。その分、行政や既得組織を飛び越えた個々の活動が活発で、主に補償や融資施策は集団ではなく個々のそういった活動成果だったことも事実です。一方で、クラスターを除けば、実際はたいした数ではないというある程度の安心感がある今だからこそ、こうして高齢な街の顔役の方々も集まり、協議できる状況になったとも言えるかと。
人が集まれば、意見の相違も出てくる。表面だけを見ればクラスターを発生させたのはホストクラブなのだからと、苦境にあえぐ他の事業者から見ると"風評被害"と捉える人もいて不思議はないし、ある意味事実でもある。
また既得組織にもそれぞれ思惑もある(ここではあえてそこは書かないが)実質的な感染症対策を進めるためには、様々な声に理解を示しながら行政の姿勢を示し、幅のある施策を加味しつつ啓蒙をするのは必要だろう。
様々な業態、属性の人たちが混在する歌舞伎町、あるいは新宿全体の課題に違いない新型コロナ感染症問題を解決していく礎になっていけばいいかなと。区長から「今のところ、ホストクラブの業界にはお世話になって、かなり疫学調査がすすめられています。男同士話しやすかったというのもありまして、何回か意見交換会をもち、お互い理解をしながら進めているのですが、どちらかというと、女性の従業員の方々の疫学調査というところが糸口がつかめていない。私たちが現在把握している感染者件数も多いわけではないが、どうしても一人でたとしてその先がきちんと追えてるかというと、手がかりをつかみかねてる。そうしたことを、これから力を貸していただけたらありがたい。」と発言があった。会には、キャバクラを代表する形で蘭〇やフォーティファイブ、そして元有名キャバ嬢で今はそのフォーティファイブのプロデューサーとなってる愛沢えみりさん、キャストの一条響さん、藤沢せなさん、オーバーチュアの天乃えまさんも参加。起点になってくれるのではないかなと思います。
「せっかくガイドラインだとかチェックリストを作ったとしても、それをみんなに拡げていくことができなければ、ある意味この連絡会の役割が果たせたことにはなっていかないのかなとも思っています。どういう風にキャンペーンをするか、どうお知らせ守っていただく取り組みができるのか、今後も継続的にやっていく会でもあるので、皆さんの方で、うちの業界だったらこういうふうにやればちゃんと浸透するよとか、私たちの業界はお店単位でやるよりは個々のラインのほうがいいとか、それぞれの業界によって特性があって、それぞれの伝達方法は違うのかなという風な思いも持ってます。いろんなアイディアを連絡会を通じて共有していただき、とにかく、感染者を見つけたら、そこから拡げないようにすることが、歌舞伎町、あるいは新宿エリア全体が、これからも安全で安心だと思ってもらえる状態になる。今後、こういった大きな会をやるのか、各業界の代表の方にお越しいただいてご意見を頂戴するのか、やり方は、今のところ縦のつながりではなく緩やかな横のつながりとして考えています。
皆さんの意見をいただきながらやれることを着手していければと思ってます。」と、会の〆の吉住区長コメントでした。
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連絡会の正式発足を前に連日準備会も行わてきたが、同時に並行して、マスコミを騒がせているとおり歌舞伎町では6月に入り2軒のホストクラブでのクラスターが発見された。この2軒は当初各1名の陽性者(症状あり⇒PCR検査を経て)が発覚、すでに動き始めていた連絡会の準備会から協力要請に応えていたお店故の結果だが、全従業員を『濃厚接触者』とする拡大解釈による疫学調査の結果、クラスターを見つけることにつながった。
公式に公表されているいないので、あくまで独自の情報だが、2店舗76名の従業員にPCR検査を実施、38名の陽性者を確認(陽性率50%)、うち9割以上が無症状、という結果でした。ヒアリングによると、アフターで数名のホスト従業員がミックスバーを訪れ、ここで感染、店に持ち帰り店内で拡散しクラスター化したのではないかと推察されている。6月以降、繁華街の活動は活発化しつつあり、比較的ガバナンスのあるホストクラブ業界だっただけに発見できたとも言えるが、自主的に考えた対策ガイドラインに沿った感染対策をしていたにも拘わらず、やはり換気の悪い屋内ではクラスター化したこと、そのウィルスは業態に関わらずある程度広い面積に点々とサーキュレーションしているだろうところから運ばれたことなどから、感染対策は重要な局面が常に同時進行していたと言える。
市中にウィルスが点々と存在していても発見は難しいが、繁華街の構造や密集度は培養装置的というか、いわば天然のPCR検査装置の役割を果たすために、トレーサビリティが効いていればウィルスがこうして見えやすい。
言い換えると、繁華街にウィルスがなければ市中は除去されてるとも言えるし、一方で、培養されるウィルスをそこから拡散させない使命が繁華街にはあるともいえる。「今のところ、歌舞伎町では皆さん若いからか、1人も重傷者は出ていない」(新宿区健康部長)ということだが、街中の陽性者を発見次第、なるべく広く検査し、さらに見つかった陽性者を隔離することで人が集まる繁華街からの感染拡大を防ぐ、そのための手法、モデルとして歌舞伎町につくられた"新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会"。イメージ云々がどうあれやはり否応なしに徐々に来街者も増えるだろう中、繁華街の感染症対策にどういう意味がありどういう手法が正しいのかを見つけていくうえで重要な役割を果たすことになりそうだ。



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新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会発足~繁華街の具体的感染症対策のモデルに。連絡会の正式発足を前に連日準備会も行わてきたが、並行して、マスコミを騒がせているとおり歌舞伎町では6月に入り2軒のホストクラブでのクラスターが発見された。数字は東京都発表の陽性者数(6/14 47名 6/18 48名)に含まれる形で現れている。
この2軒は当初各1名の陽性者(症状あり⇒PCR検査を経て)が発覚、すでに動き始めていた連絡会の準備会から協力要請に応えていたお店故の結果だが、全従業員を『濃厚接触者』とする拡大解釈による疫学調査の結果、クラスターを見つけることにつながった。
公式に公表されていないので、あくまで独自の情報だが、2店舗76名の従業員にPCR検査を実施、38名の陽性者を確認(陽性率50%)、うち9割以上が無症状、という結果でした。HPなどで各店自主的に公表休業されているのですが、店舗名は一応伏せておきます。両店舗とも大型の人気店です。
ヒアリングによると、アフターで数名のホスト従業員がミックスバーを訪れ、ここで感染、店に持ち帰り店内で拡散しクラスター化したのではないかと推察されている。
6月以降、繁華街の活動はゆるやかに活性化しつつある中、比較的ガバナンスのあるホストクラブ業界だっただけに発見できたとも言えるが、彼らも自主的に考えた対策ガイドラインに沿った感染対策をしていたにも拘わらず、やはり換気の悪い屋内ではクラスター化したこと、そのウィルスは業態に関わらずある程度広い面積に点々とサーキュレーションしているだろうところから運ばれたことなどから、感染対策は重要な局面が常に同時進行していたと言える。
市中にウィルスが点々と存在していても発見は難しいが、繁華街の構造や密集度は培養装置的というか、いわば天然のPCR検査装置の役割を果たすために、トレーサビリティが効いていればウィルスがこうして見えやすい。言い換えると、繁華街にウィルスがなければ市中は除去されてるとも言えるし、一方で、培養されるウィルスをそこから拡散させない使命が繁華街にはあるともいえる。
自店の対策だけでは限界があるということも明らかで、寮を含めた住居問題だとか、行動範囲にある飲食店など全体の問題であり、そこには大勢の一般人もいて、その先に家族や高齢者もありと、、、
したがって、繁華街が求められてるのは、強制力はないものの、事実上"他者への配慮"。マナーや節度、品位というのに近い。それが形になるとガイドラインということになるのだろうが、換気の悪い中ではマスクだのソーシャルディスタンスはさほど意味をなしてないことを見せつけられた。そこにウィルスがあるかどうかにより左右される、言ってみれば「運」による結果の方が大きいのは明らかになってきている。
ー 無症状者の感染力を科学はどこまで精査できているのか?
新宿区は「無症状な方の中にも、症状が本当にないまま過ごす方と、発症の初期で症状がなくこれから症状がでてくると思われる方といろいろいらっしゃる。我々の検査や感染研究所とかウィルス量がどれくらいあるかを時々検査させていただく機会はあるのですけれど、無症状者の方にもウィルス量が多い方もいるということで、私どもの知識では無症状者がどれぐらい感染力があるか、総合的なことは言えないのですが、少なくとも今の時点では、皆様にご協力いただいてスクリーニングの検査をしているのは、無症状な方もウィルス量が多い方がいる、ウィルスが多いということはほかの方にウィルスを排出し感染力があるということですので、今のところ我々がやらされている対応は、一人患者さんがでたら無症状の方も含めその方の濃厚接触者、複数の患者さんがでたクラスター化またはそのような状態が予測されるような場合には、ひろく検査をやっている状態です。」(高橋郁美新宿区健康部長)
社会活動には有症者や重症者はいないことがまず前提にあり(エラーはありうるとしても)、そのうえで、私もあなたもウィルスを持ってる無症状者かもしれないうつしちゃうかもしれないから、ソーシャルディスタンスをとりましょ、マスクしましょうという対策をしているわけです。
こうしたらいいかも、なことを全部詰め込むと、それが『緊急事態宣言』。で、見える陽性者が減ってきたところでそれが解除され、対策を徐々に緩める、ノーリスクではないにしても社会経済活動が可能な状態に近づけるべく、それまでやったほうがよさそうだったことをひとつづつ削っていくのがガイドラインだと言える。
ここで必要なのが"納得感"。
歌舞伎町のお店は多くが、よく対策をしてると思います。言っちゃ悪いが、ほかの街とはまるで様相が違う。無論数字がでてるのだから、警戒感もある、従業員の健康を守る使命が経営者にはある、あるいはクラスターを発生させたらマスコミの格好の標的になるかもという抑止力も働いているからかもしれない。
しかし、明らかに、このままで持続は不可能でしょう。仮にこの状況でフルに客が入っても売り上げは半分以下「それで成り立つような経営はしていない」(ホストクラブ関係者)は接待を伴う飲食店だけに限らず全業態に言えるはず。持続不可能なガイドラインから、持続可能な『何か』への変換、それはコストダウンもあるでしょうし、多角化であったり、事業の変容、あるいは撤退という選択肢もあるかもしれない。
街の経済を俯瞰して見るなら、退場者があるから新しい投資が生まれるという側面はある。街の発展に新陳代謝は不可欠で、しかし、自然な新陳代謝であるならまだしも、今回はちょっと違う。新型コロナ禍にあっては、無症状者のリスク量をどう図るか、その加減が政策となって様々な持続不可能を生み出してしまっている。つまり政策がつくりだす新陳代謝なのです。だからこそ政策の納得感がなくてはいけない。
宗教じゃあるまいしとはいえ、お上の言うことだから、信じる好きなリーダーが言うのだから、と言われるがままに従うのも一つの選択だとは思いますが、疑り深い自分の様な人間には、ちゃんとした納得できるエビデンスが必要なわけです。
無症状者も他者に感染させる、そのリスク値は考慮されてない、というのが今の対策なのですが、エビデンス、つまり誰がそれを計るのか。それがサイエンスであり、計り切れないなら政治がどこかで腹をくくる、それがそれぞれの使命ではないかと。
有症者、あるいは重症者対策は経済活動に存在しない、完全に医療の仕事です。問題は、"経済"に共存してる無症状者をどう見るのか、リスクは0ではないが、100でもない。その間のどこなのか、それを計ることこそが実質、with コロナであり、経済対策なのではないかと。
先日の厚労省の抗体検査の結果(東京で陽性率0.10% https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/report/t344/202006/566064.html)から推測すると、無症状者が多い日本人は自然免疫でウィルスを撃退してるからなのか抗体ができず抗体検査にはひっかからない。抗体ができにいということは、ワクチンを作っても効かない、意味があまりないとか。おそらくワクチン開発は"安心"施策としては最重要でしょうから、政治的意思も働き何かしら早急に作るとは思いますが。
ウィルスが還流してても、気候的要因や紫外線などで屋外では感染が成立しにくい、逆に日を浴びてない夜の街の人はそこにウィルスがあれば対策をするしないに関わらず、とくに換気が悪いと感染は広まりやすいとか。日本人には特有の何か、ファクターXはBCGによる自然免疫強化であるとか遺伝子だとか白血球の型にあるのではとか、何かの理由で重症化しにくい上に、感染したところでほとんど無症状。
PCRの積極検査ではひかかってくるが、発症直前の2日あたりから発症後数日まで感染力があるといわれてるが、そもそも症状がでないで終わる人の感染力はどこにあてはまるのだろうかとか。ひょっとすると、ウィルスを持ってても感染力のない無症状者(≒実質ただの人?)を恐れてるみたいな意味不明の対策になってないかとか。
なぜこの部分、無症状者の研究がないのだろうか。
その一端を感じる場面が、新宿区でも見受けられる。今回対策の連絡会は区の総合政策部が事務局を務めている。区で一番このエビデンスに近いのは保健所であり健康部なわけだが、陽性確認者の詳細は縦割りの行政故か他の部署と共有がない中政策をすすめているという。つまり、感染症対策は健康部のブラックボックスにあり、各区の集約は都の福祉保健局に集まり、その先はどうなっているのか。もし無症状者について興味がある研究者がいたとして、果たして必要な情報はどこにアクセスすればいいのか。陽性者数がこれだけ減ってくると、全国レベルのサンプル数がないと研究は難しいだろうが、しかし国に集る情報は相当薄まり、研究に使える内容ではなくなっているのではないか。
ましてや保健所の情報は今はまだ手一杯でそれどころじゃないとかいろいろ理由があるにせよ、区の他の部署でさえ得にくいブラックボックス化しているようだから、猶更研究は難しいだろう。加えて、絶対多数の無症状者発見が積極的に検査をしていかないと見つからない。だが、日に日に死にゆく日本の経済への対策に一番必要なエビデンスは、日本人固有の無症状者研究にあるというのに・・
秋冬に本番がくるかもと言われてるが、せめてその前に、どうにか日本人無症状者の研究が進むといいのだが。

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6月13日 接待伴う飲食店など「夜の街」新型コロナウィルス感染防止ガイドラインが公表(西村経済再生相)

6月13日 接待伴う飲食店など「夜の街」感染防止ガイドラインが公表(西村経済再生相)
東京都内で夜の繁華街を中心に、新型コロナウイルスの新たな感染者の確認が相次ぐ中、西村経済再生担当大臣は接待を伴う飲食店などでの感染防止を図るためのガイドラインを公表しました。
「夜の街」のガイドラインの主な内容
<共通の感染防止策>
▽店内における対人距離の確保や人数の制限(できるだけ2メートル、最低1メートル確保)
▽飛沫防止のためテーブルやカウンターへのアクリル板やビニールカーテン等の設置
▽客や従業員へのマスクやフェイスシールドなどの着用に努める
▽店内の喚起や消毒の徹底
▽客に名前や連絡先の記入を求め、当面の間、保存
【キャバクラやホストクラブ、スナック等接待を伴う飲食店】
・利用者の横に着いて一緒にカラオケやダンス等を行うなどの接客は、当面の間自粛
・利用客の近距離で行うライブ、ダンス、ショー等は当面の間自粛
・利用客同士のお酌、グラスのまわし飲みは避けるよう注意喚起
【ライブハウス】
・出演者(演奏者・歌唱者等)と観客の間の距離は、なるべく2m確保。できない場合は、飛沫が拡散しない対応(発声部分を中心に遮明の遮蔽物を設ける等)を実施。
・オンラインチケットの販売やキャッシュレス決済を推奨
・公演前後および休憩中に、人が滞留しないよう段階的な会場入り等を工夫。
【ナイトクラブ】
・過度な大きさ・頻度の声出しの禁止を促す
・飛沫の過度な拡散を制御するため店内の音量を必要最小限に調整。
・多くの人を集めるイベントは、当面中止または延期
・感染追跡アプリ運用が始まれば、導入を入場条件に
・当面の間、都道府県をまたぐ来店は遠慮してもらう
西村大臣は「今回の感染拡大の防止策は、自分たちの従業員や来てくれる客も含めての健康と命を守るための取り組みであり、ご理解してほしい。政府としても広報していきたい」と述べました。
なお、西村大臣は6月14日、小池東京都知事、吉住健一新宿区長と「夜の街」における感染対策を協議。
・関係機関等との情報共有
・感染が発生した店舗の利用者に対する情報提供
・ガイドラインの実践促進
・従業員等に対する検査の受診勧奨
・下水道サーベイランスの実施
以上、国、東京都、新宿区、専門家が連携して取り組み、その効果を踏まえつつ、国は他の大都市、東京都も「夜の街」がある他の区に特別区にも横展開を図るとしています。



新型コロナウイルスの問題を巡って、西村経済再生担当大臣は13日午前に開いた会見で、「夜の街」と呼ばれる接待を伴う飲食店などを再開するため客の連絡先を求めるなどとしたガイドラインを公表しました。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp より

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6月5日【新宿区】感染防止対策を歌舞伎町の事業者と連携して実施していくため、区保健所・事業者で構成する「(仮称)新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会」設置 [新型コロナ対策]


都内では、6月に入り133名の新型コロナ感染者を確認、感染拡大を危惧する声が強くなっている。これに対し、小池知事は「夜の街関連、とりわけ新宿エリアにおける飲食、接客業関係者が多いという報告を受けている」「休業要請が解除されていない接待を伴う飲食店の従業員など夜の街関係が約3割を占め、その約4割が新宿区内の感染者」とコメント、経済活動を再開し賑わいつつある歌舞伎町において、接待飲食業に対する風当たりは強くなっている。東京都は「感染防止の観点から店名を公表することもありえる」としている。


という中で、ます、現状の歌舞伎町の状況をどういうステージとしてとらえればいいか、整理しておきたいと思う。


【背景】

体力がある事業者は緊急事態宣言発令後、約2カ月休業、この間の動きとしては、まず歌舞伎町の中核事業者の持続ための時間稼ぎとして、風営全般が制度融資において保証対象外なっていたことを撤回させるために国と協議、

(4/9協議、4/24内諾、5/15実施)結果これを撤回させることに成功しました。事業者は、はだかになろうとも従業員とともに耐え、再び立ち上がろうと考えるのが割合としては多いとは思いますが、一方で、解散・廃業し別の生き方を考えるとすれば、それにも時間が必要であり、融資のみならず雇用調整助成金や持続化給付金等についての個人事業主や風俗が対象となるよう制度を確認する必要もあったわけです。ホストクラブやキャバクラ事業者がこのまま廃業を余儀なくされる前に、できれば営業スタイルを変えず営業が可能になれば一番いいかもしれないが、事業の変容、多角化などを選択肢として増やすためにも融資が最重要と考えての行動でした。

制度的には補償や融資等支援をすべて活用できれば耐えつつも今後に向けて、それぞれ重い決断をする時間が与えられた。一方で、諸事情(給付制限・融資対象外・事務手続きの遅延、無申告、審査不可など)により制度的支援が届かない事業者も少なくない。彼らはキャッシュがなくなり、やむなく営業を再開せざるを得ない(風俗営業に限らず飲食、性風俗も含め)ことは想定でき、実際にそうなった。


6月に入り、各事業者もようやく覚悟や中期目標が固まり、やっとまともにコロナの感染症対策をする準備がそろってきたというところでしょうか。当初の予想どおり、まずは緊急事態宣言が明ける以前の5月連休明けには、歌舞伎町の一部事業者が営業を再開、やむなく、もあれば、他者への配慮が足りないというか、歌舞伎町で品位を問うのもあれだが、まあその違いと言ってもいいかもしれない。大雑把に言えば、企業の品格の違いが再開時期にタイムラグをつくり、とはいうものの、歌舞伎町の「品位」としては6月アタマにはほぼ全業態が一斉に営業を再開する形になったのは見ての通りです。


このタイムラグに、歌舞伎町はガバナンスを崩していた。品のある店から従業員や客が離れ、品位のない店にそれが流れる構図がつくるストレス。なにもお店だけではない、ストリートでは、客引き、スカウト、やくざ、それぞれ既存の監視が薄れてる隙間に様々な荒らしも起きていた。6月、これまで自粛をしてきた"品行方正"側のお店が一気に営業再開に動いたのは、こうした背景もある。ガバナンスの崩壊を見てられなくなった。ここ数日の、20年は時代を遡る荒れたあの頃の歌舞伎町を思い起こす夜の騒ぎも、言ってみれば"調整"だ。6月に入り歌舞伎町の全体が活動を再開したことは、街の維持、という意味では十分意味がある。


【分析】

現在の歌舞伎町界隈におけるコロナ感染者数の上昇は、ガバナンスの崩れていたタイムラグに起きたことの結果が、今の数字に表れている、と考えられる。この数字の最初のウィルスは、歌舞伎町外から入って1点から広がったのもなのか、または、第一波の東京蔓延期の残り香が歌舞伎町には薄くサーキュレーションしていて、それがガバナンスの崩れたこの3週間に拡大した経済によって拡がったのか。あるいは両方か。

主に夜の、とりわけ接待飲食業(ホストクラブやキャバクラ等)に感染疑い者がいるとすれば、比較的他業に比べ客従業員の匿名関係性が低くむしろ感染経路を追いやすい業種だけに、現状の新宿区の体制で、彼らの協力を得られるようにすれば十分対処できるだろう。一方で、徹底的に対処したとしても、感染者数が跳ね上がる(界隈から累計で例えば100人を越えつつ日計の数字が上昇するとか)としたらやはり繁華街にウィルスがサーキュレーションし、極端に言えば集団免疫にむかってしまってると考えることも可能か。

その評価は、約10日後前後にかけて推移でつかめると思う。


自粛要請は機能しない、ステップ策は瓦解(当然と考えるが)、コロナり患は≒悪で経済的ダメージは周辺に多大におよび社会的非難もまぬがれない、という現状では疑い者は潜ってしまう。そうすると対策は絵に描いた餅。

都のこれまでの政策は繁華街では機能しないことが明らかになったところで、対策はトレーサビリティの強化に尽きる、問題はその手法だ。


【対策】

新宿区は6月5日、新宿区内繁華街事業者と連携した感染拡大防止対策の実施について「(仮称)新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会」を設置する、とリリース(以下)。


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新宿区(区長:吉住健一)は、区内における感染防止対策を繁華街事業者と連携して実施していくため、区保健所・繁華街事業者で構成する「(仮称)新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会」を設置する。区は、5月下旬より繁華街における感染が増加したことを受け、業界関係者との協議を重ね、繁華街における感染拡大防止に官民一体となって取り組むべきであるとの共通認識を得た。連絡会において課題の共有を図りながら、区は、事業者の運営する店舗等の感染症対策に協力し、事業者はスタッフからの感染拡大を防止するために協力し、感染時における対応マニュアルの策定や疫学調査への協力、衛生管理の徹底を周知するための講習会などを実施する。また、区は区内医療機関の協力も得ながら、飲食店営業のガイドラインを策定し、区内飲食店等における感染症対策を推進していく予定である。


これについて吉住健一新宿区長からは以下コメントが発表。

(区長コメント)

区内繁華街事業者と連携した感染拡大防止対策の実施にあたって新型コロナウイルス感染症に罹患した方の数が再び増えています。その中で、繁華街で感染したと思われる事例も一定の割合で把握されています。区としては、一人ひとりの命と健康を守るため、事業者の皆さんと協議を重ね、人権を尊重しつつ、積極的な疫学調査に協力をいただくことをお願いしました。経営上の課題もありますが、「従業員を大切にしたい」、「そのことが顧客の健康を守ることになる」という点において、共通認識を持つことが出来ました。申すまでもなく、目に見えないウイルスには誰でも感染する可能性があります。感染することで、差別的な扱いをされることがあれば、発熱等の症状があっても、検査を受けたいと申し出ることも出来ません。疫学調査を進め、濃厚接触者への検査を行うことで、一時的に感染者数が増えたように見えるかも知れませんが、感染症対策を進め、結果的に早期の収束を目指します。

報道機関におかれましては、感染された方の人権への配慮をお願い申し上げます。


令和2年6月5日

新宿区長 吉住健一


新宿区では、5 月下旬より、繁華街における感染事例が増加している。これを受け、区では、6月5日まで業界関係者との協議を重ね、繁華街における感染拡大防止に官民一体となって取り組むべきであるとの共通認識を得た。

そのため、下記のとおり、新宿区(保健所)・繁華街事業者で構成する(仮称)新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会を設置し、事業者と連携しながら、感染防止対策を講じて行く。


【(仮称)新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会の設置】

新宿区(保健所)・繁華街事業者が参加し、感染拡大防止に向けた課題の共有や、実施する対策の検討を行う。

(6月中旬設置予定)

【保健所における対策】

・事業者の運営する店舗等の感染症対策に協力

・「飲食店営業のガイドライン」の策定(それに基づき区内飲食店等における感染症対策を推進していく)

【繁華街事業者における対策】

・「感染時における対応マニュアル」の策定

・疫学調査への協力

・衛生管理の徹底を周知するための講習会等の実施


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自分も相談役を務める日本水商売協会(ガイドライン作成周知中)や社交料飲組合系(厚労省と全国社交飲食業生活衛生同業組合連合会策定中、6月18日ごろ公表)、その他ホストクラブ系の有志の作成中のものなどあるが、いわゆる"安心"施策としてのガイドラインは、持続可能性に疑問がある。当面は機能するかもしれないが、いずれシンプル化し、デキルカギリなものになっていくのは容易に想像できる。

そうした中、区もガイドライン策定に向かうとある。また、医療現場では完全防備であっても院内感染が多発し、一方で、防備よりもウィルスを院内に入れない対策が功を奏しているという話も聞くので、お店でのつけ刃の感染対策がどこまで意味があるのかは疑問であるが、入店時の体温チェックやチェックシートへの記載、連絡先の記入は有効と言える。


これは都やメディア向けに対して言うことだが、吉住区長「店名の公表であるとか、露骨な映像を使うことによって特定の店舗が推測され攻撃をうけるそういう被害を起こさないことが大前提。」また、この会議後に都知事と面会とのことで、その際「特定の業種に対してあまり差別的な発言は控えていただきたいと申し上げる」とのこと。

誰でも罹る可能性があるはずのコロナ感染≒悪の風潮や、感染時の周辺へも含めた差別が続けば、偽感染者がステルス化し、対策の一番大事なトレーサビリティの障害になる。ここは区長に期待したい。


6月5日の「(仮称)新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会」では、行政は区長と保健所、新宿社交料理飲食連合会から根本二郎会長ほか、日本水商売協会は甲賀香織代表理事、ホストクラブSmappa!グループからは手塚マキ会長が歌舞伎町商店街振興組合理事として、ホスト界ではいけいけ代表かな、グループダンディ巻田隆之COO、キャバクラ業界からは日本一有名なキャバ嬢・愛沢えみりさんとフォーティファイブ、など、と私が参加しました。

最後に、吉住区長は「行政機関として、本当に感染症の拡大を止めたい、と東京都も考えていると思いますので、その中で、やり方のところで、私たちは、地元で直接顔を合わせる仲間であり、そこで寄り添ったやり方でなんとか感染を止めていきたい。東京都も、責任があるのはわかるが、もう少し、地元のやり方にご理解をいただきたい。」と。

この日19時からは東京都の新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた繁華街練り歩きパフォーマンスの予定だったが、小池都知事より急遽面会の申し込みがあり、吉住区長はそちらへ行かれました。「感染者のプライバシー保護が疫学調査への協力の前提であること、悪者づくりをすると潜んでしまうこと、信頼関係を作った成果として店員全員のPCR検査の実施と店舗内での衛生講習会の実施が出来たこと。これから暫くはかなりの感染者数が増えても、検査が進んでいることの裏返しであることをご説明いたしました。」とのことです。




【東京都】新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けて繁華街において都民への呼びかけ


6月5日(金)19時00分から20時00分まで都職員や医師会の関係者らは、新宿・歌舞伎町を巡回し、感染への注意を呼びかけた。「東京アラート」発動期間中の木曜日・金曜日に、新宿区歌舞伎町ほかにて、実施する予定とのこと。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
トレーサビリティ強化の鍵は「信頼」にある。都政策がこれを軽視した結果が今の現状で、新宿区は地元としてこれを修復し有効な対策に持っていこうとしている。また各業態の主要なキーパソンも同調しつつある。検査体制に国もサポートする方向とのことで、しばらく界隈の感染確認者数は増えるだろう。終息に向かえばひと段落だし、逆にくすぶり続け新たなクラスターや増加の傾向を示せば広範囲にサーキュレーションしてると考えられる。
感染症対策は事業効率を高める必要もあり、能力に恵まれた事業者はなんとかやりきるかもしれないが、資金力や人材、あるいは意識の問題で、繁華街対策は何かにつけてザルになりやすい。ザルからこぼれても、受け皿がある、そこが、懐の深さという歌舞伎町らしさであり魅力でもあった。だが、経済のパイが縮小し、相対的にそちら側の比率は高まってるものの、受け皿も弱くなっていることも想定しておかないといけない。

緊急事態宣言以来、当然ながら経済活動は違法な側に近い層や、やんちゃ系から動き始め、一気に街のガバナンスが崩れた。6月に入り、街にいるべきものたちが顔をそろえ始めると、崩れたガバナンスを取り戻そうと「調整」が行われる。その第一段階が今なので、見た目は相当荒れて映るだろう。そうした背景があってか、今週はスカウトによるヤクザ殴打事件をきっかけに他団体も巻き込んだヤクザのスカウト狩りが行われ、やや一歩遅れて警察も対応に動き始めた。繁華街のガバナンスは複雑なので抗争の火種になる危険もあるし、弱ってるホストクラブ界隈も揺さぶられるかもしれない。しばらくその推移に注視する。一般市民も注意は必要です。

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