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平成29年9月17日(日) 新宿十二社熊野神社例大祭 角筈連合睦神輿渡御 [祭]

旧角筈(昭和23年までの呼称、現在の西新宿から新宿駅周辺、歌舞伎町1丁目)13睦は、十二社の熊野神社の氏子で、毎年、秋のこの時季に例大祭を執り行います。例大祭には表の年と裏の年が2回、3年の周期で繰り返されており、表の年の本社神輿は大きく荘厳な雰囲気で執り行われるのに対し、裏年には各睦による村神輿渡御や連合が行われます。


Shinjuku Juniso - Kumano Shrine’s Annual Festival [September 17th ,2017]

The district previously known as Tsunohazu spans from Shinjuku Station’s west to east exits (and even as far as Kabukicho). Shinjuku Juniso: Kumano Shrine is in this area. e Kumano Shrine’s very dicult, and traditional way of carrying their portable shrine is called “Chidori Katsugi”, which has an important culture heritage.
Both “Chidori Katsugi” and “Yotsuya Katsugi” (of Suga Shrine, Shinjuku Suga) are very unique styles. The word “chidori” means a drunkard’s walk. “Chidori Katsugi”however, is a bit dierent, in that they walk with sliding feet.

Yan festival, once every 3 years.Yin festival, twice every 3 years. Juniso Kumano shrine’s annual festival has a 3-year-cycle. In the Yan festival, 2 big portable shrines (1.5t each) parade around Shinjuku station. In the Yin festival, each area’s portable shrine parade around Shinjuku and other towns, the shrine associations unite, and a handful of portable shrines parade around Shinjuku station.  The parade’s dynamic views are a pleasure to see.


さて、平成29年9月17日(日)、台風18号の影響で秋雨前線による雨天の中、新宿十二社熊野神社例大祭において、新宿駅周辺五睦による角筈連合睦神輿渡御が執り行われました。
角筈連合とは、熊野神社氏子13睦のうち旧角筈地区の睦による連合渡御で、今年は角一南部、角一東部、西口、西新一、歌舞伎町の新宿駅東西5睦による連合渡御となりました。

近年、歌舞伎町睦では、佐藤清氏から片桐真介氏へと渡御長交代をきっかけに世代の若返りが進んでいます。
熊野神社の担ぎ方は『千鳥』、千鳥足と言ってもふらふら酔っ払い歩きをするというわけではなく、鉦(チャンチキ)のリズムにあわせて小刻みに足踏みし、ちょこちょこ摺り足で進む感じなのですが、なかなかこれが、慣れないと難しい。
また、神輿の先棒・花棒は肩で担ぐのではなく、首の後ろをつけ、腰を突き出し脚をぴんと張って千鳥足で進むところも特徴でしょう。江戸前の「そいや そーれ」と違い、「おいさぁ ちょいさぁ」がこの担ぎ方の掛け声です。
昨年はじめて行った女神輿渡御は、今年も新宿東口ビックロ裏(双葉通り)から角筈連合5睦が、神輿を各睦の女性だけで上げてアルタ前まで連合渡御を行いました。

歌舞伎町の女神輿渡御長は柴本亜理砂、セントラルロードのお好み焼き店「大阪屋」の女将が女神輿を仕切ります。
連合渡御は西口の小田急電鉄本社前で解散、歌舞伎町睦はその後、歌舞伎町に戻り、神酒所のある歌舞伎町弁天堂(歌舞伎町公園)に向かい宮入、祭りを締めくくりました。



◎平成二十九年 歌舞伎町神輿渡御(歌舞伎町睦)
9月17日(日)
《町内渡御》
11:15 歌舞伎町睦出発式
11:30 宮出し
12:10 籔花軒前到着(休憩)
12:30 籔花兼前出発
12:45 シネシティ広場到着
《角筈連合神輿渡御》
13:00 シネシティ広場集合
13:15 角筈連合神輿渡御出発式
13:45 シネシティ広場より連合渡御出発
14:28 ビックロ裏到着
(女神輿渡御※女性の担ぎ手のみに交代)
14:33 ビックロ裏出発
15:03 アルタ前到着
15:18 アルタ前出発
16:45 小田急電鉄ビル前到着 角筈連合解散式
※歌舞伎町睦は歌舞伎町へ
17:40 宮入

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


写真には写っていない、多くの方々の下支えあってこその祭りでもあります。
そうした皆さまを筆頭に、また、この雨の中、神輿を担ぎに来てくれた方々、そしてそれを見守ってくれた町内の皆様、来街者の皆様に深く深く感謝を込めて。
ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

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5月27日(日)花園神社例大祭 宮神輿巡幸より~Hanazono Shrine Annual Grand Festival [祭]


平成30年5月27日(日)花園神社例大祭 宮神輿巡幸より

旧来の歌舞伎町(現在のゴールデン街を除く歌舞伎町1丁目、昭和23年来の『歌舞伎町』)は旧角筈ということで、本来、十二社・熊野神社の氏子なのですが、昭和53年の町名統合の際に、旧西大久保1丁目が歌舞伎町2丁目に、旧三光町の一部が歌舞伎町1丁目(1番地付近、現在のゴールデン街)にそれぞれ編入された関係で、歌舞伎町には三つの氏子が存在します。旧角筈からの歌舞伎町が十二社・熊野神社、旧西大久保からの歌舞伎町2丁目が鬼王神社、そして旧三光町からの歌舞伎町1の1、ゴールデン街界隈が花園神社の氏子になります。ということで、歌舞伎町には神社のお祭りが3回、9月の中旬に行われる熊野神社と鬼王神社、そして毎年5月の28日に一番近い土日月に行われるのが新宿・花園神社例大祭。
本年は25日(金)宵宮祭 26日(土)大祭式及び氏子町内神輿渡御、27日(日)神幸祭、宮神輿巡幸及び氏子町内神輿渡御、28日(月)後宴祭という日程でした。今回は表年ということで、獅子頭や島田囃子を乗せた山車を先頭に、本社神輿と雷電神輿の二基の宮神輿巡幸が執り行われ、靖国通り、新宿通り、明治通りを練り歩きました。また、境内に100軒からの露店がでるというのも花園神社のお祭りの特徴です。今時、的屋のいる祭りも少なくなってきましたが、花園神社では秋の酉の市とともにこの賑わいもどこか懐かしく来街者に人気のようです。


Hanazono Shrine Annual Grand Festival 2018/5/27

The highlight of the Annual Grand Festival at Hanazono Shrine in Shinjuku has to be in even-numbered years, when the two portable shrines, the Honsha Mikoshi and the Raiden Mikoshi (owned by the affiliated Raiden Inari Shrine), are taken out and paraded through the streets.The Annual Grand Festival at Hanazono Shrine is held on the Saturday, Sunday and Monday nearest to the 28th of May every year. In even-numbered years, the Honsha Mikoshi and Raiden Mikoshi are brought out in a parade, and led by carts carrying lion’s head dancers and traditional Shimada Hayashi musicians, are carried from the shrine to Yasukuni-dori, Shinjuku-dori, and Meiji-dori.
In odd-numbered years, the mikoshi of eight local towns gather for a joint parade.
Along with the Tori no Ichi Festival held in November, this festival at Hanazono Shrine is the most popular among the various shrines in Shinjuku.
This can probably also be attributed to the distinctive charm of this festival.
In the present-day Kabukicho, most of the 1-chome area is the former Tsunohazu, and so is under the protection of the Kumano shrine (which has its Annual Grand Festival in the autumn); the 2-chome area was once Nishi-Okubo, and so is associated with the Kio Shrine (which has its Annual Grand Festival in the autumn); and Kabukicho 1-1, in other words the area around Golden-gai Street, was once known as Sanko-cho and is under the protection of Hanazono Shrine.Each shrine has its own distinctive features, its own festival, and each one is part of the colorful charm of Shinjuku and Kabukicho.


2018/5/27 三光町神輿渡御随行~宮神輿巡幸随行、宮入まで


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2018/9/16 平成30年度 新宿十二社熊野神社例大祭 Shinjuku Juniso - Kumano Shrine’s Annual Festival [September 16th ,2018] [祭]


Shinjuku Juniso - Kumano Shrine’s Annual Festival [September 16th ,2018]
Digest Movie 38'16"

平成30年9月16日(日) 新宿十二社熊野神社例大祭(大祭式/宮神輿渡御/歌舞伎町睦町内渡御)より


旧角筈(昭和23年までの呼称、現在の西新宿から新宿駅周辺、歌舞伎町1丁目)13睦は、十二社の熊野神社の氏子で、毎年、秋のこの時季、新宿駅周辺はこの十二社熊野神社の例大祭でにぎわいます。
例大祭には表の年と裏の年が2回、3年の周期で繰り返されており、本年は表の年ということで、神社本殿で大祭式が執り行われたあと、本社二基の宮神輿(一の宮・二の宮)が新宿駅東西13睦の各氏子町を練り歩きました。十二社熊野神社は、先代の宮司が亡くなられ、新たにご長女の伊藤綾野さんが宮司になってのはじめての例大祭でした。


Shinjuku Juniso - Kumano Shrine’s Annual Festival [September 16th ,2018]

The district previously known as Tsunohazu spans from Shinjuku Station’s west to east exits (and even as far as Kabukicho).
Shinjuku Juniso: Kumano Shrine is in this area. The Kumano Shrine’s very dicult, and traditional way of carrying their portable shrine is called “Chidori Katsugi”, which has an important culture heritage.
Both “Chidori Katsugi” and “Yotsuya Katsugi” (of Suga Shrine, Shinjuku Suga) are very unique styles. The word “chidori” means a drunkard’s walk. “Chidori Katsugi”however, is a bit dierent, in that they walk with sliding feet.

Yan festival, once every 3 years.Yin festival, twice every 3 years.

Juniso Kumano shrine’s annual festival has a 3-year-cycle. In the Yan festival, 2 big portable shrines (1.5t each) parade around Shinjuku station. In the Yin festival, each area’s portable shrine parade around Shinjuku and other towns, the shrine associations unite, and a handful of portable shrines parade around Shinjuku station. The parade’s dynamic views are a pleasure to see.


熊野神社の担ぎ方は『千鳥』、千鳥足と言ってもふらふら酔っ払い歩きをするというわけではなく、鉦(チャンチキ)のリズムにあわせて小刻みに足踏みし、ちょこちょこ摺り足で進む感じなのですが、なかなかこれが、慣れないと難しい。また、神輿の先棒・花棒は肩で担ぐのではなく、首の後ろをつけ、腰を突き出し脚をぴんと張って千鳥足で進むところも特徴でしょう。
江戸前の「そいや そーれ」と違い、「おいさぁ ちょいさぁ」がこの担ぎ方の掛け声です。

荘厳な本社渡御の合間に、それぞれの氏子の各睦町神輿による町内渡御もこの15・16日の二日間にそれぞれ執り行われ、新宿全体が祭り一色になった二日間となりました。

◎本社神輿渡御御順路
11:00 大祭式(十二社熊野神社本殿)
12:30 御霊入れ式
13:00 宮出し~宮出し
13:25 角筈区民センター付近
~西新宿2丁目~都庁南~議事堂南~西新宿(甲州街道)~西新宿2丁目を左折
14:10 新宿モノリス前
~NTT西新宿ビル前を右折~新宿駅西口ロータリー~
14:50 明治安田生命新宿ビル前
~新宿西口ロータリー~小田急ハルク前左折(小滝橋通りへ)~大ガード西を右折(靖国通り)~
15:25 歌舞伎町(靖国通り)
~ゴジラロード~劇場通り一番街~
15:50 靖国通りを区役所通り入口にて右折
~モア5番街~バーニーズニューヨークを右折、モア4番街~高野前~
16:15 新宿駅東口
~柿傳(安与ビル)左折~大塚家具前を左折~新宿3丁目西~新宿通り
16:50 アルタ前
17:05 アルタ前出発
~大ガード(靖国通り)~※以降、撮影班は歌舞伎町睦の町神輿へ随行、宮神輿渡御の映像はここまでです。
17:35 新宿警察署前
~アイランドタワーを右折~
17:50 第一生命ビル前
18:15 熊野神社前交差点
~右折し鳴子坂下までを往復
19:40 熊野神社~
20:10 13睦による宮入道中
20:40 宮神輿渡御終了

◎歌舞伎町・町神輿渡御順路
13:30 出発式~宮出し(歌舞伎町弁財天神酒所)
さくら通り~靖国通り左折~東通り左折~区役所裏から区役所通りへ~風林会館前右折~花道通り往復~再びさくら通り入口左折~
14:15 籔花健前着
14:30 籔花健出発
~新宿東宝ビル前を右折~花道通り~アパ歌舞伎町タワー前を左折
15:00 シネシティ広場到着~本社神輿渡御へ

17:50 シネシティ広場集合
18:10 シネシティ広場出発
~一番街~第2東亜会館前右折~西武駅前通り~エスパス前を左折、えび通り~一番街へ
18:40 JAビル前到着
18:55 JAビル前出発
~一番街~靖国通り~
ゴジラロード(ここより"女神輿"渡御)~新宿東宝ビル前("女神輿"渡御終了)
~一番街~宮入へ
19:30 宮入(歌舞伎町弁財天)


本年は、従来渡御長として歌舞伎町の睦を仕切ってきた片桐真介ほか数名は宮神輿渡御に随行のため、歌舞伎町内での町神輿渡御は、LGBTの活動家でトランスジェンダーの杉山文野氏(とんかつ「すずや」)が今回はじめての渡御長を務めました。また、町内渡御の夜の、19時前後、ゴジラロード渡御では"女神輿"渡御を敢行、ここは柴本亜理砂が渡御長として仕切りました。鉦(チャンチキ)は手塚マキ氏、歌舞伎町のホストクラブSmappa Groupの会長で、この日は多くのホストを連れて祭りを支えてくれました。法被の貸し出し数が50だったから、そのくらいのホストが神輿を支え、LGBTの渡御長とあわせ、歌舞伎町のダイバーシティっぷりが発揮されてた気がします。

歌舞伎町睦の主要メンバーは持ち半纏で、担ぎ手の貸し出し用に別途約400着の半纏を用意しているのですが、それでも半纏が足りなくなるほど、多くの方々に参加いただきました。この9月の連休は各地祭りで賑わう季節ですが、その中、新宿熊野神社のお祭りにこれだけ多くの方々が来ていただけることはとてもありがたいことです。

映像に映しきれない多くの方々の下支えあってこそのお祭りでもあります。そうした皆さまを筆頭に、神輿を担ぎに来てくれた方々、そしてそれを見守ってくれた町内の皆様、来街者の皆様に深く深く感謝を込めて。
ありがとうございました。



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平成30年度 新宿・花園神社大酉祭(11月1日 一の酉本祭より) [祭]


November1(Ichi-no-tori)- Shinjuku, Hanazono Shrine Tori no Ichi Festival


《Octorber 31・November1(1st),November 12・13(2nd),24・25(3rd) - Shinjuku, Hanazono Shrine Tori no Ichi Festival》
There are about 60 stalls selling decorative “kumade” bamboo rakes, and about 200 stalls inside and outside the shrine precincts selling food, drinks and other things. This Tori no Ichi Festival, which attracts 600,000 visitors Hanazono shrine every year is said to have began in the Meiji era. The lively voices of the stall vendors who sell the kumade for success in business is an indispensable tradition in the town as it heads into winter.


◎平成30年度花園神社大酉祭
一の酉 10月31日(水) 前夜祭・ 1日(木) 本祭
二の酉 11月12日(月) 前夜祭・13日(火) 本祭
三の酉 11月24日(土) 前夜祭・25日(日) 本祭

《酉の市》飾り熊手を商う露店が約60軒と境内の内外に約200軒の飲食を始めさまざまな露店が出店。毎年60万人が訪れるというこの花園神社の酉の市は、明治時代に始まったそうです。商売繁盛の熊手を売る露店商のにぎやかな声は、師走を迎える街に欠かせない風物詩。今年は三の酉まで開催されます。前夜祭は夕方頃から翌2時まで、本祭は正午から翌2時頃まで露店が開いています。境内内外に露店が280軒出店。



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《告知》8月10日(土)「第1回「歌舞伎町BON ODORI(盆踊り)」シネシティ広場にて開催! [祭]

BONODORI_web.jpg
8月10日(土)「第1回 歌舞伎町BON ODORI」が歌舞伎町シネシティ広場にて初開催されます。新宿区民踊連盟に所属する約80名の“盆踊りのプロ”が浴衣姿で来場客のお手本となって踊りながらレクチャー。歌舞伎町で観光を楽しむ外国人の方や、盆踊りをしたことがない日本人にとって“オーセンティック”な盆踊りが味わえる機会となります。楽曲はバリエーション豊かで「東京音頭」などおなじみの盆踊り曲から、近年話題となった「ダンシング・ヒーロー」など誰もが知っているヒットソングでも盆踊りを楽しめますよ!
会場内には縁日コーナーとしてキッチンカーが4台出店。伝統的な盆踊りとは対照的にスパイスカレーやタコスなどネオ屋台と称されるラインナップで歌舞伎町らしいミックスカルチャーを演出します。浴衣でご来場の方には粗品(歌舞伎町オリジナルグッズ)進呈!
令和初めての夏に、歌舞伎町の新たな風物詩を体験してみてはいかがでしょうか。
イベント:歌舞伎町BON ODORI
開催日時:2019/08/10(土)
会場: 歌舞伎町シネシティ広場
時間: 開始:16:00 終了:21:00
備考: 盆踊りは18:30スタート、20時よりアフターパーティーあり
主催: 歌舞伎町商店街振興組合

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歌舞伎町に新しい「おまつり」の誕生-令和元年8月10日"第1回歌舞伎町 BON ODORI"が開催 [祭]


【歌舞伎町公式アーカイブ】2019.8.10 歌舞伎町シネシティ広場にて開催された、第1回歌舞伎町BON ODORI よりダイジェスト/八木節・ドンパン節・炭坑節・東京五輪音頭-2020-・ダンシング・ヒーロー


歌舞伎町BON ODORI
日時:2019/08/10(土) 
会場:歌舞伎町シネシティ広場
時間:開始:16:00 終了:21:00
備考:第1部盆踊りは18:30スタート、第2部は20時よりアフターパーティー
主催:歌舞伎町商店街振興組合

歌舞伎町に新しい「おまつり」の誕生です。令和元年8月10日、"第1回歌舞伎町 BON ODORI"が開催されました。

盆踊り自体は、例年、新宿区内各地で行われる大新宿区まつりの一環で開催される「歌舞伎町まつり」というイベントがあって、そこで新宿区民謡連盟の皆さんによる盆踊りはやっていたのですが、本来の「盆」の時期にはこの20年来、歌舞伎町では行っていませんでした。

観光地化が進む歌舞伎町で、観光客も入れるような盆踊り大会をやりたいという話を新宿プリンスホテル事業戦略部から話をもらったのが昨年暮れ、その話をホテルグレイスリー新宿と歌舞伎町商店街振興組合に話したところ快諾、そこで副理事長の杉山元茂氏を座長に実行委員会を立ち上げ、これが着地して今回の開催になったものです。

といっても、盆踊りとなると、やはり民謡連盟の皆さんにも協力いただけないと難しいだろうということで、この盆の時期、各地でひっぱりだこの新宿区民謡連盟のスケジュールとの調整から8月10日の開催となりました。副理事長の杉山氏と、商店街の若手理事の皆さんが中心に企画をまとめ、当初新宿プリンスホテルからの持ち込みから動き出したとはいえ、いつしか各自の思い入れで街のイベントとして産声を上げた、第1回歌舞伎町BON ODORIとなりました。16時よりキッチンカーや設営を終え、盆踊り自体は18時半より21時までの実施でした。

第1部は新宿区民謡連盟主体で定番の東京音頭、八木節、相馬盆唄、ドンパン節、炭坑節、東京五輪音頭2020、そして近年定番化して盛り上がるダンシングヒーロー、第2部は、商店街理事で自身もプロのDJの大阪家の柴本新吾氏がDJを務めて80年代洋楽を中心にディスコティックBONODORIをアフターパーティ的に開催しました。


シネシティ広場西面は旧ミラノ座の再開発がちょうど着工したばかりということもあって、夜空が抜けて見えて爽快な空間に気持ちよく音が響く中、世界中の人たちと街の人たちが垣根を越えてBONODORIを踊る、歌舞伎町らしい光景が繰り広げられました。天候や酷暑などの懸念もありましたが、無事開催ができたところで、最初の声掛け役となった新宿プリンスホテルも、商店街も、ぜひ来年も実施したいということでした。新宿では、いわゆる祭りとしての熊野神社例大祭(9月)、花園神社例大祭(5月)、鬼王神社例大祭(9月)、街ぐるみのイベントとしては新宿エイサーまつり(7月)などがありますが、そういった中に歌舞伎町BONODORIが、ちゃんと「盆」の時期に納める盆踊りとして、日本人の心の大事な部分も含めての、骨のしっかりした企画として育てていけたらいいのかなと思います。


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令和元年 9月22日 新宿・熊野神社例大祭より 【歌舞伎町睦神輿渡御】 [祭]

9月22日(日)、令和最初の新宿・熊野神社例大祭神輿渡御。
台風の接近で荒天の中の渡御かと心配されましたが、幸運にも渡御最後までほぼ雨降らず。これもたくさんの晴れオトコ?いや晴れオンナたちが集まってくれたからでしょうか。
カメラスタッフは自分のほか、中村義昭、中島大渡が手伝ってくれました。撮影班にとっては機材面では天候がもってくれたのはありがたい反面、神輿の写真は変化をつけるのが難しく、雨対策を万全にしてたので途中ザっと降ってくれてもよかったのに、なんて話も。
新宿・熊野神社例大祭は3年ごとに本社神輿渡御が行われる表年と、それぞれ各村ごとに町神輿渡御を行う裏年が2年のサイクルで開催されます。今回は裏です。裏の年は、各睦の役員たちが企画を練って連合渡御などを行います。今年は新宿東口の3睦連合渡御が行われました。また、近年恒例となってきた人気の『女神輿』も行われました。
歌舞伎町睦の女神輿は大阪家の柴本亜理砂が務めたほか、歌舞伎町に戻ってのゴジラロードでの女神輿渡御では、麦の音の綾子がはじめて渡御長を務めました。全体の渡御長はすずやの杉山文野が務めてます。
◎十二社熊野神社の神輿の担ぎ方は、伝統の千鳥担ぎ 伝統美、文化の継承の大切さ、難しさ―「千鳥担ぎ」 この担ぎ方は熊野神社の他に新宿区須賀町の須賀神社の「四谷担ぎ」と並んでとても希少な担ぎ方。
リズムとりに鉦(チャンチキ)を使っているのも特徴があります。千鳥足…というと酔っ払い歩きがその代表でふらふら…というイメージですが この千鳥担ぎは、それとは違い、小刻みに足踏みし、ちょこちょこ摺り足で進む感じ。
お神輿の先棒・花棒(はなぼう・担ぎ棒の先端)を肩で担ぐのではなく、首の後ろをつけ(現在の主流の担ぎ方)、腰を突き出し脚をぴんと張って千鳥足で進むところもこのお神輿の珍しい特徴です。 但し昔から千鳥担ぎをよく知っている方は、やはり肩で担ぎ、担いだ肩の方の腕はしっかり棒を押さえ空いている腕は頭の後ろから回し上から棒を押さえます。掛け声も、江戸前担ぎの「そいや そーれ」と違い、「おいさぁ ちょいさぁ」「こりゃさぁ こりゃこりゃ」等、この珍しいが故に難しい担ぎ方をしたくて、お神輿好きが各地から集まってきます。
貸し半纏が480着でてたので、持ち半纏も含め全体で600名近くが担ぎ手として参加してくれました。また、トランスジェンダーの文野が渡御長というのもそうだし、華やかな女神輿、途中、担ぎ手全員Smappa!groupによる"ホスト"という、いわばイケメン神輿とか、歌舞伎町らしいダイバーシティで華やかな渡御になったかと思います。今後も『開かれた』歌舞伎町睦としてより一層広がっていけばいいかと思います。
令和元年、新宿・熊野神社例大祭を無事執り行えました。
たくさん集まってくれた担ぎ手の皆さん、そして何より、祭りに参加されないまでも見守ってくれた町内の皆さん、来街者の皆さん、ありがとうございました。
開催日  9月22日(日)
神酒所  歌舞伎町弁天堂公園
     開催時間 12:00~19:00
歌舞伎町睦 町内神輿渡御スケジュール
12:00   担ぎ手集合
12:30   出発式典・宮出し
13:00   シネシティ広場到着(休憩)
14:15   薮花軒到着(休憩)
14:45   アルタ前(三連合へ)
15:15   ビックロ前~アルタ前 女神輿
16:30   シネシティ広場到着(休憩)
17:15   JAビル到着(休憩)
17:50   セントラルロード 女神輿
19:00   宮入り
September 22th 2019
Shinjuku Juniso Kumano Shrine Grand Festival
?The old Tsunohazu district is quite large, covering Shinjuku Station's west side to east side and Kabukicho.
It is a parish of Shinjuku Juniso Kumano Shrine. Kabukicho also belongs to this shrine.
?Juniso Kumano Shrine's portable shrines carried in the traditional zigzag style.
The handheld bell used for the rhythm is one feature of the festival. “ Chidori-Katsugi”it is zig-zag style of carrying the portable shrine makes them look drunk while walking. However, they use small steps to shuffle along. The people carrying the front of the portable shrine carry the poles on the backs of their heads, instead of on their shoulders. They stick out their hips and keep their legs stretched out as they walk zigzag. This is an unusual and difficult way of carrying a portable shrine. They also shout, "Oisa, choisa!" Such unusual things about the festival attract many people from all over to help carry the portable shrines.
?Yang year every three years, and Yin years in-between
Every three years, when Juniso Kumano Shrine's Grand Festival falls on a Yang year (next one will be in 2018), two large, 1.5-ton Honja Mikoshi( portable shrine) are carried near Shinjuku Station. They are carried in all of the neighborhoods. In Yin years, each neighborhood carries their own Mikoshi in their neighborhood. A few Mikoshi are also carried in front of Shinjuku Station jointly by some of the neighborhoods and a few are carried along Shinjuku-dori road.
During the Kumano Shrine Grand Festival, Hotel Gracery offers lodging guests the option to carry a Mikoshi. For details, see the hotel concierge.
撮: 寺谷公一 中村義昭 中島大渡

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2021年度 新宿エイサーまつり 開催中止のお知らせ [祭]


2019年7月27日(土)新宿エイサーまつり2019 より
【昼の部ダイジェスト】18th Shinjuku Eisa Festival 2019.7.27 daytime digest

新宿エイサーまつり事務局より


新宿の夏を彩る祭りとして、毎年7月の最終土曜日に開催されてきた「新宿エイサーまつり」ですが、今年度の開催は中止とすることといたしました。

国や東京都の感染拡大防止策等を注視しつつ、開催に向けての検討を進めて参りましたが、未だ今後の見通しも不透明な中で、皆様の安全安心な形でお迎えすることは、その準備等を含め、非常に困難であり、出演団体及び来場者の安全を優先するべきとの判断から、開催は諦め、中止とさせて頂きます。

2022年の開催日に関しましては、決定次第、皆さまへご案内させて頂きます。

関係者ならびに「新宿エイサーまつり」を楽しみにしていただいている皆様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げますとともに、感染拡大が一日でも早く収束することを祈念致します。

新宿エイサーまつり事務局


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

例年7月最終土曜日に開催をしてきた新宿エイサーまつり(新宿エイサーまつり大会委員会(高野吉太郎会長):新宿大通商店街振興組合、新宿東口商店街振興組合、歌舞伎町商店街振興組合、新宿駅前商店街振興組合、新宿文化街商店会、歌舞伎町二丁目商興会、西新宿一丁目商店街振興組合、西新宿商興会)ですが、本年度の開催は断念ということになりました。

コロナ禍によってリアルイベントの開催が難しくなり、当初7月最終土曜の開催をあきらめ、開催日を10月23日に延期して小規模、オンライン開催なども含めての実施を模索しましたが、リアルに新宿に人が集まっての交流こその価値や演舞者側の練習環境が難しいままであることなどを含め実施困難と判断し、正式に断念となりました。

改めて、2022年度は7月30日(土)開催を目標に年明けあたりから準備に入る計画です。


with コロナの在り方を世間がどのように解釈し許容するのか定まらないところで、今ここは無理する場面ではない、という判断でした。新宿が先頭になって経済を引っ張りたい思いと、かつてエピセンターと言われた新宿が先陣を切って失敗があったときの更なる「新宿」という看板を傷つけてはならないという思いが大会関係者が交錯し、結果、決断が遅くなった感じはあります。

新宿は同時に、例年9月にこの地域を氏子とする新宿・熊野神社の例大祭を迎えますが、これも昨年に引き続き中止、地域によって重要なリアルイベントの実施環境がもう少し整うまでは我慢の日々が続きます。諸々残念ですが、当面、思いはどうあれ新宿は先陣を切れる環境にはないと言わざるを得ません。

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新宿・花園神社例大祭 令和4年5月29日(日)神幸祭渡御より [祭]



歌舞伎町は、かつての、淀橋区、旧角筈北1丁目の一部が現在の歌舞伎町1丁目(1948年)、旧西大久保1丁目が歌舞伎町2丁目(1978年)、四谷区旧三光町の一部が歌舞伎町1丁目1番地(1978年、現在のゴールデン街付近)からなっています。そうした旧町名ごとに、それぞれの神社の氏子となっています。旧角筈地区は新宿・十二社熊野神社、旧西大久保が鬼王神社、そして旧三光町が花園神社の氏子です。結果的に、歌舞伎町界隈では、これら3つの神社の祭りがあり、例大祭は、熊野神社・鬼王神社は9月、花園神社は5月に執り行われます。

コロナ禍にあって、5月開催ということで順番としてはこの3つの新宿のお祭りの先陣を切った花園神社。令和2年3年と神輿渡御は中止となり、3年ぶりに神輿が街に繰り出されるということで、撮りに行っていきました。


いつもとは違う、担がず、台車に載せての渡御となったわけですが。

コミュニティの隔絶、とくに世代をまたぐつながりが弱くなったと感じる昨今、今、絆を取り戻せるのは「祭」しかない、しかし、若い世代の祭りそのものへの関心の低さは、その親世代から引き継がれているとも思います。その親の、そのまた親世代だけが祭りを頑張っていてもしょうがないという印象はぬぐえませんが、とはいえ、そういうことを意識してるかどうかはともかく、「何かしないといけない。できることをやる。」と宮司の片山裕司氏。担ぐのか担がないのか、氏子衆も最後まで悩んだようですが、今回は神輿を今回はこういう形に。


神輿に神様が宿り、各町会を回る、祭りの内向きの在りようとしては、たとえ神輿ではじけられなくともコロナ禍ならではの趣もあるかと思います。祭りの形はどうあれ、まずは、祭りそのものがあるという姿を示すことは必要かと。感染症対策には祭りはどう繕っても抗いではあるでしょうが、より大事なものを守る、あるいは取り戻す、そのための抗いであればアリなはず。

新宿、とくに歌舞伎町界隈では、9月に熊野神社例大祭、一日ずれて鬼王神社が例大祭を執り行います。先陣を切った花園神社の神輿渡御がどのように実施されるのか、課題はなんなのか、ほかの神社の氏子衆も関心があったようで見に来ていました。まだまだフル稼働な感じではない新宿ですが、来年には神輿を皆で担げたとしても、それまでに皆さん1つ歳をとるわけで、ということを考えると、今年はリハビリ気分で、ハーフ、せめて宮出し宮入くらいは担いでもよかったのではないかというのは私の個人的な意見です。



花園神社の例大祭は、例年、5月の28日に一番近い土・日・月曜日に行われます。本年は「表の年」(※1年おき)、例年は、獅子頭や島田囃子を乗せた山車を先頭に、本社神輿と雷電神輿の二基が神社から靖国通り、新宿通り、明治通りを練り歩きます。新宿の神輿で、ひときわ美しい花園神社本社神輿は、一度戦災で失われ、後に氏子のみなさんの尽力により昭和55年、35年ぶりに復活したもの。台座幅は110センチ、高さ3メートル、重量1500キロのかなり大きなものです。二基ある本社神輿のもう一基、雷電は宝物殿に眠っています。令和6年には再びその勇壮な姿を見せてくれるのでしょうか。例大祭では、例年、宵宮から神幸祭の3日間、境内に約120軒の露店・屋台が軒を連ねます。花園神社ならではの「風物」、こちらは今年も賑わっていました。



The sacred place of Shinjuku Hanazono shrine(5-17-3 Shinjuku)

The Birth of Naitoh Shinjuku

Shinjuku used to be called “Naitoh Shinjuku”, or “Tsuibun Shinjuku” which means “the new accommodation area built in front of the property of Naitoh mansion”.

The time when Naitoh bestowed Shinjuku,the area was quiet, and despite being right on the main street, had no hotels. At the time, the area with hotels was Takaido, about 10 miles away from Shinjuku.

This was inconvenient for people, so Kihei Takamatsu (headman of Abekawa town, Asakusa) applied to establish hotels on Naitoh family’s property in exchange for government payments in 1698. That is why it used to be called “Naitoh Shinjuku”.

Hanazono shrine,the land of blooming culture.

Back in the day Hanazono shrine was supposed to be a big village shrine, and many people would visit for the sake of their religious faith. When it needed a restoration due to the big fires in 1780 and 1811, they added a stage for plays and dance shows. This was the beginning of the performing arts culture of Hanazono shrine.

After World WarⅡ, the town where Koshu Kaido and Oume Kaido cross became a place of energetic spirits.

In Japan, the origin of the entertainment business is said to have come from the shrines. Hanazono shrine is not an exception.



さて。

秋の神輿渡御はどのような形で実施するのか。十二社熊野神社のほうは、6月の総代会でその方針が示されるようです。

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令和四年度 新宿熊野神社祭禮・神輿渡御より [祭]


9月18日(日)、歌舞伎町を含む新宿駅周辺東西13の睦を氏子とする十二社・熊野神社の例大祭と神輿渡御が執り行われました。未だコロナ禍ということで担ぎ手の人数制限、飲酒飲食なし、担ぎ手のマスク着用などの制約、台風の接近にともなう悪天候の中ではありましたが、商売繁盛と街の活性化を祈念する神輿渡御、令和の最初の年の2019年以来3年ぶりの巡行となりました。

各位におかれましては、この行事が無事に実施できたことを心より感謝申し上げます。



9月18日(日)御神輿巡行【宮出し】午後1時 於:十二社熊野神社~【宮入り】午後7時半

September 18th 2022

Shinjuku Juniso Kumano Shrine Grand Festival

[>]The old Tsunohazu district is quite large, covering Shinjuku Station's west side to east side and Kabukicho.It is a parish of Shinjuku Juniso Kumano Shrine. Kabukicho also belongs to this shrine.
[>]Juniso Kumano Shrine's portable shrines carried in the traditional zigzag style.
The handheld bell used for the rhythm is one feature of the festival. “ Chidori-Katsugi”it is zig-zag style of carrying the portable shrine makes them look drunk while walking. However, they use small steps to shuffle along. The people carrying the front of the portable shrine carry the poles on the backs of their heads, instead of on their shoulders. They stick out their hips and keep their legs stretched out as they walk zigzag. This is an unusual and difficult way of carrying a portable shrine. They also shout, "Oisa, choisa!" Such unusual things about the festival attract many people from all over to help carry the portable shrines.
[>]Yang year every three years, and Yin years in-between
Every three years, when Juniso Kumano Shrine's Grand Festival falls on a Yang year (next one will be in 2018), two large, 1.5-ton Honja Mikoshi( portable shrine) are carried near Shinjuku Station. They are carried in all of the neighborhoods. In Yin years, each neighborhood carries their own Mikoshi in their neighborhood. A few Mikoshi are also carried in front of Shinjuku Station jointly by some of the neighborhoods and a few are carried along Shinjuku-dori road.

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