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12月22日(木)沖田警視総監が歌舞伎町巡視、警視庁は年末年始の一斉警戒を発令。 [季節]

12月22日(木)、警視庁は都内繁華街を中心に約2万5,000人の警察官を動員した年末年始特別警戒の中、『一斉警戒』を発令、この日、沖田芳樹警視総監も、クリスマスを迎える週末を前に賑わう歌舞伎町を巡視した。
案内役の櫻木康雄新宿警察署長とともに、午後6時すぎに歌舞伎町交番に到着、署員らを激励した後、歌舞伎町1丁目を一番街からセントラルロードなどを見て回った。

歌舞伎町セントラルロード入口付近、安全安心ステーション前にて、歌舞伎町商店街振興組合の自主パトロールを率いる片桐基次理事長を激励。

途中、一番街では新宿防犯協会のボランティアのみなさんと、セントラルロード入口の安全安心ステーション前では歌舞伎町商店街振興組合が行う自主パトロールと顔を合わせ、激励と民間からは感謝を含めたやりとりがあった。

巡視終了後、沖田警視総監からは以下コメントがだされた。
「歌舞伎町地区の情勢でありますが、今月1日に、23区で初めて、『新宿区路上障害物による通行の障害の防止に関する条例』が施行され、路上に置かれた風俗営業などによる違法看板等を新宿区が独自で撤去することが可能になりました。また、地元自治体、振興組合、商店街をはじめとする防犯ボランティア団体等と警視庁が連携して、盛り場総合対策を強力に推進した結果、一定の成果を挙げることができました。
警視庁といたしましては、今後も、歌舞伎町をはじめとする繁華街の環境浄化対策を強力に推進するほか、『東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会』に向け、これらの盛り場を拠点に不法な利益を得ている暴力団の壊滅や不良外国人の取り締まりを徹底するなど、各種犯罪の防圧検挙に努めてまいります。
本年も残り僅かとなりましたが、都民の皆様が平穏のうちに明るい新年を迎えられますよう、引き続き、首都東京の治安確保に全力で尽くしてまいります。」(2016年12月22日 沖田警視総監コメント)

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歌舞伎町の"人たち"にしてみれば、毎年恒例の年末行事です。この日も、極東会系暴力団関係者が歌舞伎町交番前にきて、総監到着を待つ警察官や取材マスコミの前で悪態をつく一幕などあるにはあったが、総じて、こうした光景が来街者に一定の緊張感を与え、年末年始の盛り場における"事故"の未然防止に一役かっていることは理解されているかと思います。
一部、"権力"とみるだけで突っかかりたくなる"輩"の気持ちもわからないではないが、"事故"を抑止し、未然に防ぐことは、警察や行政の"過剰"な盛り場への介入を防ぐことにもつながっている。いろんな意味でグレーの色濃い歓楽街において、実は、街の"良さ"は、そんな風に維持されていたりもする。

総監のコメントにもあるように、『新宿区路上障害物による通行の障害の防止に関する条例』施行により、路上に出された看板類への取締りが強化されてます。
また、個人的には風営法の営業時間延長派としてはあまりやらないでほしいところですが、風俗店の深夜の時間外営業に対する取締りがやや強化されているように見受けられます。
神奈川県伊勢原市で起きた稲川会系組長撲殺遺棄事件に端を発した住吉会系への報復とみられる20日の大久保での銃痕事件、21日は再び大久保で住吉会系暴力団関係者同志のトラブルによる撲殺事件(犯人はすでに自首)と続きました。
この二つの事件、直接的な関係はないとみられてはいますが、両方とも、覚せい剤に関するトラブルとの情報もあり、歌舞伎町的には"近隣"の出来事ですが、ちょっと"不穏"な感もあるだけに、新宿署、とくに組対も生安も忙しそうですが、ひとまず"年末行事"を終え、歌舞伎町は、大きな事故なくクリスマスを、そして正月を、新しい年を迎えてくれたらなと思います。


「Christmas Market in 新宿」はドイツで過ごすクリスマスをテーマに開催、オクトーバーフェストのクリスマス版のような感じ。グリューワイン&ドイツビールほか、ドイツの伝統的なクリスマス料理のシュトレーン、プレッツェル、プラムクーヘン等が食べられる。12月21日より25日(日)まで。
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