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11月1日(月)冬の風物詩、区役所通りイルミネーションが点灯-来年2月末まで冬の歌舞伎町を彩ります [季節]

新宿・歌舞伎町の冬の風物詩、区役所通りのイルミネーションが点灯しました。歌舞伎町を南北に貫く、約700m、街路樹約90本に10万個の白色発行ダイオードを設置、11月1日(月)には、中山弘子新宿区長らを招いての点灯セレモニーが開催され、来年2月28日までの間、冬の歌舞伎町を彩ります。

11月1日(月)歌舞伎町区役所通りイルミネーション点灯式より。今年で5回目を迎える歌舞伎町“冬の風物詩”となった区役所通りイルミネーション、点灯式後Shinjuku Swing Leaves Orchestraのジャズ演奏が夜の街を彩る

平成18年の11月から始まったこの区役所通りイルミネーションは、今回でこれが第5回目の開催。実行委員長は、区役所通りのほぼ中央にあるチェックメイトビルのオーナー藤澤薫さん。藤澤さんは第1回目の実施以降、この区役所通りイルミネーションと同じく区役所通りのボランティア清掃を事業とするNPO法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aを設立、同NPOの理事長としてこのイルミネーションを継続してきた。実施に当たっては、3Aの会のスタッフが歌舞伎町の各店舗を一軒一軒回っては、あるいはポストに投函するなどして寄付を集め、行政等公共機関には後援や許可関係を除き一切頼らず、いわば街の住人たち自ら手作りで実現してきたイベントである。寄付は集まることもあれば、そうでないときもあり、それでも藤澤さん自身のある意味での覚悟をもって継続されてきたことを強調したい。

イルミネーションへのご寄付のお願い

今年もまたイルミネーションの季節がやって参りました。
過去4回に亘り歌舞伎町を貫く区役所通りにある約90本の街路樹にイルミネーションを点灯して参りました。本年は第5回として11月1日より来年の2月末日までの4ヶ月間の予定で街を明るく点灯していく予定でございます。
このイルミネーション点灯事業は皆様方の貴重なご寄付により実現いたします。歌舞伎町で事業を営む方々、この街でお仕事をしていらっしゃる方々、そして街に訪れるお客様に是非ご寄付のご協力をお願い申し上げます。なんと言っても歌舞伎町を愛する皆様方と共に「明るく・安心・歩きやすい」の3Aを目指して活動を出来ます事を大変嬉しく思っております。また、ホームページへの広告掲載のご協力も重ねてお願い申し上げます。皆様方にこの活動のご理解とご協力を賜り第5回目のイルミネーション点灯が成功することを心より願っております。点灯式は11月1日午後4時より区役所前広場にて執り行われますので、皆様のご参加をお待ちしております。

特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
理事長 藤澤 薫

DSC_3051.JPG中山弘子新宿区長

「みんなが楽しめる街、わくわくできる街、これを3Aの会の藤澤さんのところで、大変ご苦労をされながらずーっとつながってきている、歌舞伎町は本当に多くの皆さんから楽しい街、安全な街、そして明るい街、歩きたくなる街、と言われてきていること私は大変嬉しく思っています。このイルミネーションがまさに歌舞伎町の将来をさし示していると思います。イルミネーションを楽しんで、そして歌舞伎町を楽しんで、食べて、飲んで、歩いて、皆さんに、より味わっていただきたいと思います。」

DSC_3058.JPG藤澤薫さん(区役所通りイルミネーション実行委員長、3Aの会理事長)

「これももう5回目になります。考えてみましたら、1回目の時は何にもわからずに、どこにどんな許可・申請をしてよいのか、わからずにはじめまして、区役所、警察、それから消防、本当に皆さんが親切に教えてくださいまして、第1回目は、なんとか、成功することができました。こははまた、皆様からのご寄付で賄っておりますので、今日も、雨や風にあおられて上手く付いてませんけれど、これ、ちょっと手直しして、もうちょっとゴージャスになるようにいたしますけれど、皆様の気持ちが一つ一つの電球に、歌舞伎町を愛する方々の明かりが灯ったということでございますが、そして、今年は5回目ですので、ご寄付のお願いとともに、このイルミネーション、そして歌舞伎町の街づくりにたいするアンケートというのをとらせていただこうと思いまして、配布をいたしました。
少しずつ戻ってきております。それを見ますと、ほぼ皆さん好意的な感じでございますけど、このイルミネーションに関しても好意的に思ってくださいまして、今後できるだけ続けてほしいと、そういう声が今のところ大半でございます。中には、辛口のコメントもありますけど、忌憚のないご意見ということで、私ども、すごくいい刺激をいただいております。この先、どれぐらい続けられるかどうかわかりませんけれど、これは、ほんとに街の皆さんの底力というか、街を愛して、これからずーっとこういうことをして活性化させたいという思いを、光とともに、皆さんにお伝えしたいなと思います。
まあ、景気が悪い悪いって言ってても始まりません。皆さん、元気を出して、元気に明るく楽しく、そして私たちのこのオーラを、歌舞伎町全部に纏って、そして歌舞伎町は不滅であるということを皆様、世界中にアピールしようじゃありませんか。これからもどうぞよろしくお願いします。」

区役所通りイルミネーションを主催する区役所通り3Aの会理事長・藤澤薫さん(区役所通りチェックメイトビルオーナー)と後援する新宿区、中山弘子新宿区長。やっぱり歌舞伎町は女が支える2人の女たち。歌舞伎町を引っ張るとしたら、先頭はやっぱり“女”が映えます。まぁ、実際そういうことになっていくべきなんだろうなと。故に、中山さん、色々と、もう少し頑張ってほしいなと思う。


現職中山弘子新宿区長の任期が平成22年11月23日に満了することから、下記日程において新宿区長選挙がおこなわれます。

■告示日  平成22年11月7日(日)
■投票日  平成22年11月14日(日)
■開票日  平成22年11月14日(日)即日開票

■投票できる方
以下の要件を全て満たした方のみ、今回の選挙で投票することが出来ます。

•日本国民であること
•満20歳以上(平成22年11月15日以前に生まれた方)であること
•新宿区の選挙人名簿に登録されていること
•投票する日現在引き続き、新宿区に在住していること

新宿区長選挙に関するお知らせ(期日前投票、投票所など詳しくはこちらで)

◇11月1日(月)新宿区長選挙公開討論会が開催、中山弘子氏(現職2期)と松ヶ谷まさお氏(元新宿区議・日本共産党)2名が討論。

7日からの選挙に先立ち、11月1日(月)19時より牛込箪笥区民ホールにおいて、東京青年会議所主催(新宿委員会主管)の新宿区長選挙公開討論会が開催された。なお、この模様は、ニコニコ動画にて生中継されたほか、同サイトch121早稲田大学マニフェスト研究ちゃんねるでは当日の映像が全編(前半・後半)に分かれて放映されている。討論には、現職で2期の新宿区長を務める中山弘子氏(65)と、区議を8期務め先だって区長選立候補の為辞職した日本共産党の松ヶ谷まさお氏(72)が参加した。すでに選挙の供託金を納め終えているもう一人の無所属候補者がいたようだが、この方は参加していなかった。

11月1日(月)、東京青年会議所新宿委員会主催の新宿区長選挙公開討論会にて。
新宿区長選挙は11月7日(日)告示14日(日)投票・即日開票です。立候補予定者の中山弘子氏(現職・2期)と松ヶ谷まさお氏(元新宿区議・日本共産党)。

11月1日(月)、東京青年会議所新宿委員会主催の新宿区長選挙公開討論会にて。公開討論会にはネットライブ中継された。この模様は、ニコニコ動画(※要登録)にて生中継されたほか、同サイト「ch121早稲田大学マニフェスト研究ちゃんねる」では当日の映像が全編(前半・後半)に分かれて放映されている。4年前までは無かった景色、ネットによる政見放送(2007年統一地方選新宿区議選)を半公式に仕掛けたものとしては感慨深い・・。

公開討論会開催に先立ち、東京青年会議所新宿委員会は、新宿区政に関するアンケートを行っている。

  • 新宿区の予算を知っていますか? YES 0(0%) NO 50(100%) ※調査人数50名
  • 新宿区長を知っていますか? YES 46(92%) NO 4(8%) ※調査人数50名
  • 外国人居住比率が増えていくことに賛成ですか? YES 23(42%) どちらかともいえない 10(18%) NO 22(40%) ※調査人数55名
  • 今の区政に満足していますか? YES 95(62%) どちらともいえない 18(12%) NO 40(26%)※調査人数153名
  • 「今の区政に満足していますか?」満足・不満足の割合
    防犯安全(満足)24:(不満足)22
    高齢者福祉 (満足)23:(不満足)27
    待機児童 (満足)7:(不満足)20
    予算の使い道 (満足)13:(不満足)17
    まちの美化 (満足)23:(不満足)16
    その他 (満足)27:(不満足)5
  • 予算の使い道:予算の不満点⇒予算の使い道を知らない。公表の仕方が分からない。
  • 外国人居住比率が増えていくことに賛成ですか?⇒YES派の意見(42%)/時代の流れ、よりよく共生していきたい NO派の意見(40%)/マナーが悪い、治安が悪くなると思う。

こういったアンケート結果に基づき、新宿区政における予算の重点配分はどうあるべきかについて討議が行われた。区の財政規模は約2,000億(国民健康保険特別会計・介護保険・後期高齢者医療を含む全会計、一般会計は約1,380億)があるが、そのうち7割は福祉予算、とりわけこのご時世がら、両者とも高齢者福祉と保育園等の待機児童対策についての議論が中心となった。詳細は、全編動画配信されている「ch121早稲田大学マニフェスト研究チャンネル」(ニコニコ動画、以下参照)でご覧ください。

あくまで、青年会議所のアンケート結果によるものだが、50名に調査をして区長を知っている人が9割いるのに予算を知っている人は0%、最も生活に密接した基礎的自治体であるにもかかわらずいかに区政に関する関心が低いか、一方で区長の事は割と皆知っている、このあべこべ感はいったいなんなのかな?と考えさせられる。行政の広報が良くないということなのか、あるいは区行政を地域自治における単なる窓口行政と捉えているからなのか・・。ちなみに、新宿区長選挙は中山区長の全職小野田氏の突然の辞職により統一地方選挙からはずれ、ここ3回は11月実施。その為、投票率は極端に低く、2002年25.15%、2006年26.58%、若者層の投票率に至っては10%程度と推定されている。正直、これで民意が付託されたと言えるのかどうか。以前から言っているが、首長選挙の制度改正は必要。例えば、選挙日は統一地方選挙と同日と定め、辞職・死亡などの場合は2名おける副区長(副首長)が首長になって区政を行うというようにすればいい、と思う。

さて、公開討論における中山氏と松ヶ谷氏、実際の主張は概ね差が無いことが分かると思う。両者とも、高齢者福祉と子育て支援、とくに待機児童対策を重要視している。違いといえば、中山氏は「これだけやってきました、今後とも努力します」松ヶ谷氏は「まだまだ足りない。」、これは現職と野党新人候補だから当然と言えば当然、あえて対立軸はどこにあるかを示すと、中山氏は“協働”推進、一方で松ヶ谷氏は「区がもっとやるべき。」というところぐらいか。行政(東京都職員)出身の中山氏は本人が言うように彼女の強みは"行政"を良く知っているということ。言い換えれば、行政の得意なこと苦手なことをよくわかった上で、苦手な部分は民間のアイディアや活力を生かす、これを“協働”を重視という言い方になっている。一方で、野党区議出身の松ヶ谷氏は、行政がお金もエネルギーも使うべき、というあたり。松ヶ谷氏の主張は建前としてはその通りかもしれないが、中山氏は、むしろ行政出身であるがゆえに行政の構造を本音で言うと批判的というか信用していない、とも見れる。そのあたりが、いい意味で“協働”が進む面と、区政人事がうまくいかない理由だったりもするのかもしれない。もうひとつ付け加えれば、新たな参入による“協働”はうまく行く場合が多いが、古いコミュニティ(既得組織)との“協働”はうまく行かない場合が目に付く。ここが中山氏の課題。

さて、この選挙、すでに6月頃から、実は水面下で始まっていた。中山氏は区議会で3選目出馬表明をしたのもこの時期だし、一方対抗馬と目されていたのが元都議の山崎泰氏は民主党の支持を受け、事実上「中山vs山崎」の一騎打ちムードだったのが8月頃から。だが、その山崎氏が表向きは「民主党推薦が得られなかったため」ということで、10月末に突然出馬を辞退、日本共産党は立候補者擁立に大分苦労した様子でぎりぎりまで決まらず、山崎氏不出馬情報を得てか、若干無理くり感が強いが松ヶ谷氏を候補者として擁立、ということで、事実上中山3選は確定的。山崎氏出馬があれば、彼は2期8年できっちり引退し1期2,500万ともいわれる区長退職金は返納するとまで言っていた、その区長退職金の在り方が大分クローズアップされるかと見ていたが、それもなくなり、結果的には日本共産党区議さん曰く「現職中山vs日本共産党の一騎打ち」ではあるが、実際日本共産党も、同党区議会幹事長で若くて(って言っても40代だけど)最も政策も弁の立つ沢田あゆみ氏あたりを持ってくるならその本気度もうかがえるが、実際引退間際の「おじいちゃん」を無理くり?出してくるあたり、なんか残念・・正直、何にも興味をそそられない今回の新宿区長選になってしまった。

前回4万4千という圧倒的(得票率72%)強さを見せた中山氏であるが、今回は投票率が下がって、組織票だけの勝負ということもあり、意外と対抗の松ヶ谷氏が日本共産党支持票を固めて善戦する可能性はあるにはあるが、自民・民主票は、対抗が日本共産党ということではなかなか割れにくい、となると今度はどこまで投票率が下がるのか?にむしろ注目してみようかと思う。この選挙の投票率が仮に20%程度、あるいはそれ以下にまで下がるようなら、先にも書いたが、それこそ首長選挙の制度を変えないといけない、そういった議論があって然るべきかと思う。


11月14日(日)新宿区長選挙、現職中山弘子氏(65)が3選を果たす

平成22年度新宿区長選挙
・告示日    平成22年11月7日(日)
・投票日    平成22年11月14日(日)
・開票日    平成22年11月14日(日)即日開票

11月14日(日)、新宿区長選挙が行われた。立候補者は3名、中山弘子氏(65歳、無所属、現職)、松ケ谷まさお氏(72歳、無所属、元区議)、山下万葉氏(30歳、無所属、無職)、結果は投票率26.33%(前回比▼0.25%、有効投票者数63,150票)に対し得票率81.4%を集めた現職(2期)の中山弘子氏が圧勝。

◇2002年新宿区長選挙の得票分布(当日有権者数227,916人 投票率25.15%)
中山弘子25,847票 うるしばら順一14,430票 本葉カツ子15,558票2002新宿区長選.jpg

◇2006年新宿区長選挙の得票分布(当日有権者数237,315人 投票率26.58%)
中山弘子44,472票 石岡はるじ5,168票 すえよし和12,327票2006新宿区長選.jpg

◇2010年新宿区長選挙の得票分布(当日有権者数243,975人 投票率26.33%)
中山弘子51,384票 松ヶ谷まさお10,813票 山下万葉953票2010新宿区長選.jpg
中山弘子81.4% 松ヶ谷まさお17.1% 山下万葉1.5%
区長選挙供託金は100万※6,315票以下は没収(有効投票者数÷10)

中山区長、総投票数の8割を超える得票で3選。中山区政になって8年、新宿区は人口も増加傾向にあり、そういう意味でも区政の主である高齢者福祉や社会保障、育児支援などでの評価は高いということなのだろう。一方で、彼女が「投票率を何とか上げたい。」という部分では前回より微妙に下回った。人口増加の分もあるので、投票者数は増加(+6,660人)を評価できるという面と、投票をしていない人がまだ総投票数の3倍いるという現実をどう考えるか。日本共産党は苦戦、毎回得票数を下げているが、国政のときもそうだったがやはり地方選挙となるとさらに独自色が弱い。


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