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7月26日(土)2008新宿エイサーまつり開催◇ダイジェスト動画◇ [祭]

これが7回目の開催となった新宿東口の夏の風物詩ともなった新宿エイサーまつりが7月26日(土)に開催された。

◇ダイジェスト動画◇

新宿エイサーまつりは、新宿通りにてアルタ前からイーストビル前までを5つの会場にわけて13時半から17時までの間に演舞が行われ、また夜の部は歌舞伎町シネシティ広場、新宿東口中央通り、タカシマヤイベント会場、モア4番街でそれぞれだいたい21時まで盛り上がる。今年の出演チームは21、過去最高で演舞者数も約1,000名に及んだ。

この日の新宿は、開会セレモニーの始まる午後1時すぎに気温32℃。若干雲の多い湿度の高い天候であったが風もあり、ここ数年の開催に比較して過ごしやすかったように感じた。新宿東口は先の副都心線開通、あるいは新宿ピカデリーの開業とつづき、また新宿伊勢丹では大沖縄展も開催されており非常にコンテンツが豊かで、この新宿エイサーまつりに合わせポテンシャルの高い状態が続いている。エイサーまつりの動員力は約90から92万人といわれているが、実行委員長の高野吉太郎氏も「100万を超えるのでは」と期待をしていた。

DSC05565.JPG高野吉太郎氏(新宿エイサーまつり実行委員長)が開会宣言を行った。

DSC05506.JPG写真は左から安里沖縄県副知事、中山新宿区長、小柴新宿エイサーまつり実行委員会会長。開会に先立ち、安里沖縄県副知事と中山区長からはそれぞれ挨拶があった。

中山新宿区長挨拶
「90万人の方にお越しいただける、今やすっかり新宿の夏の風物詩として定着しています。
今回7回目になりますが、このように大きなイベントに成長したのは何より新宿駅周辺の四つの商店街が力を合わせて実施したこと、また沖縄をはじめ多くの方々のご協力をいただけたことによるもので心から感謝しています。
長い歴史に裏打ちされた沖縄の伝統芸能“エイサー”の魅力を鮮烈にアピールする、そんな場として東京の真中の新宿、その中でも日本最大のターミナル新宿駅東口という最高の舞台を提供できることは新宿区民の誇りであり本当に素晴らしいことです。
6月には副都心線も開通し新宿駅周辺は益々賑わいを増しています。年々参加団体も充実し、沖縄はもちろん都内に千葉、川越からもご参加いただいています。また、地元からは新宿エイサーチームが元気に参加いたします。
賑わいも暮らしやすさも一番、そんな街新宿がエイサー踊りのエネルギーを吸収しもっともっと元気な街になっていくことを心から期待しています。
それでは皆さん、楽しくにぎやかなエイサーの踊りを存分に披露していただきたいと思います。そして、この街においで頂いた皆さんに、もっともっと新宿の街を好きになっていただきたいと思います。」

安里沖縄県副知事挨拶
「沖縄の伝統芸能として知られるエイサーは、元来お盆の時期に先祖供養として踊られておりました。今日、このように全国的に有名になったのは新宿エイサーまつりの貢献するところが大きく、勇壮な太鼓のリズムと躍動感あふれる演舞は本日ご来場の皆様を魅了するものと期待しています。
地元沖縄では、8月1日から3日にかけて、那覇市の国際通りで“夏祭りin那覇2008 一万人のエイサー踊り隊”が開催されます。最終日には事前に申し込みのあった1,000名様がエイサーの練り歩きに参加することができます。エイサーを観るだけでなく実際に演舞したい方は是非沖縄で体験してみませんか?皆様のお越しを心からお待ちいたしております。」

安里副知事の挨拶にもあるように、この新宿エイサーまつりは沖縄の文化・観光の発信という意味での場でもあり、毎年沖縄観光のPRブースも設置され、3人のミス沖縄がやってくる。ミス沖縄は毎年6月末に新しいミスが決定し、その期間はそれぞれ8月から1年の間、というわけで新宿エイサーまつりの開催される7月末はその前年度のミスの最後の仕事となるのが恒例化している。今年の開催にやってきた3人も昨年の2007年のミス達。

DSC05412.JPG2007のミス沖縄、左からスカイブルーの山口絢子(やまぐちあやこ)さん、コバルトブルーの渡嘉敷圭(とかしきけい)さん、クリーングリーングレイシャスの新垣絵美子(あらかき えみこ)さん。

DSC05517.JPG2007ミス沖縄スカイブルーの山口絢子さん^^

◇2008新宿エイサーまつり写真あれこれ◇

DSC05512.JPG開会直後、アルタ前で最初に演舞する新宿エイサーチーム

DSC05446.JPGあぁ、この二人を外すわけにはいかないね。エイサーまつり運営にあたる代理店ウィンダムの橘川氏(写真左)、よくも悪くもだがとにかくこのまつりの運営は実質彼におんぶに抱っこと言っていいかな。その隣は東氏(沖縄ふるさと料理のやんばるオーナー)、東さんなくして新宿エイサーは生まれてこなかったという人。

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DSC05670.JPG上は琉球國祭り太鼓、左は心~くくる~チーム

DSC05809.JPG世田谷区用賀小学校エイサーチーム

DSC05945.JPG那覇太鼓チーム、3年連続の出演だが、個人的にはここが一番の見どころチームかなと。△▽

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DSC06036.JPG方南エイサーむるち組より。去年もこのコの写真撮ったな・・1年経つとやっぱり子供は大きくなってる。

DSC06068.JPG横田西多摩エイサー太鼓チームより。

子供の参加者が多いのもこの新宿エイサーまつりの特徴。各チームにそれぞれというのもあるが、小学校の体育の授業などでエイサー踊りを取り入れているところもあるようで、そうしたチームからの参加希望は多い。一方、例年のことではあるが真夏の炎天下、子供の参加者の中で熱中症になって具合が悪くなるというケースもあり、今年も1件そういった事案があった。救護テントで少し休んで元気になって帰って行ってくれたが、イベントごとに心配事の一つではある。演舞者には特に水分や塩分の補給をこまめにということは言ってきており、また各飲料メーカーからの協賛によって演舞会場ごとにドリンク補給場所なども設置している。協賛ドリンクメーカーはコカ・コーラ、アサヒ飲料、日本たばこ産業、伊藤園、キリン・ビバレッジ、サントリーフーズ、ペプシ、サッポロ飲料。

◇歌舞伎町シネシティ広場会場◇

17時までの新宿通りでの演舞が終わると、会場は歌舞伎町シネシティ広場、新宿東口中央通り、タカシマヤイベント会場、モア4番街の4箇所に分かれそれぞれで21時まで演舞が続く。というわけで、歌舞伎町に。

DSC06203.JPG糸満市米須青年会チームの手踊りのコたちとジョーさん(城克歌舞伎町商店街事務局長)・・なかなかおいしい写真^^

DSC06209.JPG歌舞伎町シネシティ広場会場での開会は片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合副理事長)が行った。

DSC06320.JPG美ら星(ちゅらぶし)エイサーチームの京太郎(ちょんだらー)。オドケ役のちょんだらーを女の子がやるケースが最近非常に目立つ。芭蕉布の着物に白塗りの化粧でエイサーを盛り上げる。

DSC06445.JPGシネシティ広場には常に約2000人くらいの観客が溢れて盛り上がった。


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