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【告知】新宿東口に沖縄がやってくる!-7月26日(土)2008新宿エイサーまつり開催- [イベント]

DSC00558.JPG2007新宿エイサーまつりより

今年の梅雨は関東地方は19日、平年に比較して1日早く、8月にずれ込んだ昨年に比べ13日早い梅雨明けとなった。新宿もいよいよ夏本番、7月26日(土)にはいよいよ2008新宿エイサーまつりが開催される。

2008新宿エイサーまつりポスター.jpg 2008新宿エイサーまつり公式パンフレット表紙.jpg2008新宿エイサーまつり公式パンフレットPDF版

新宿・夏の風物詩となった新宿エイサーまつりだが、開催は今年で7年目。毎年約90万(昨年公式92万人)からの動員を誇る新宿地区最大のイベントである。会場は新宿通り13:00~17:15(A:アルタ前 B:新宿高野・新宿中村屋前 C:三越アルコット前 D:伊勢丹・マルイシティ前 E:イーストビル前)、18時からの部は東口中央通り(18:00~20:55)モア4番街(18:50~21:00)歌舞伎町シネシティ広場(18:05~20:55)、そして新たに今年からタカシマヤ1Fイベント会場(17:30~19:45)が増えた。これにより参加チームも19チーム(昨年16チーム)と3チーム増えている。演舞者数だけでも約1,000名、警備約200名と規模としてもまさに新宿最大。

◇エイサーとは?
沖縄の盆踊りともいえるエイサーは、旧暦の7月15日に舞う念仏踊りです。沖縄のお盆は、旧暦の7月13日から15日までの3日間。13日のウンケー(お迎え)でご先祖様の霊を迎え入れ、14日のナカヌヒー(中の日)を経て、15日のウークイ(お送り)には親族が集まりご先祖様をお見送りします。エイサーは、15日のウークイの夜、あの世に帰るご先祖様をにぎやかにお送りするために踊られます。旧盆のウークイ(精霊送り)が終わる頃に、村の若者達が集い、村の家々をエイサーを踊りながらねり歩きます。(道じゅねー)
エイサーの呼称は、念仏歌の噺子「エイサー エイサー」に由来すると言われています。ウークイ(盆の最後の夜)の夜、それぞれのムラの神アシャゲ(ムラ祭りを行う小屋)の庭や公民館の庭に青年会を中心にしたメンバーが集まります。必ずそこで踊ってから、家々を巡り、各家の庭で踊ります。道行きは、三線、太鼓、踊り手が縦列になって道行きの歌を歌いながら行きます。エイサーの楽器は大太鼓、締め太鼓、半胴鼓(パーランクー)が用いられます。

◇エイサーの歴史・由来
1603年、琉球王国時代に浄土真宗が伝わり、葬儀や法事でニンブチャー(念仏者)が念仏歌を歌って霊を供養するようになったのが、エイサーの原形といわれています。その後、昭和初期には芸能化を強めたエイサーが踊られるようになり、1956年にはじまった「全島エイサーコンクール」では、中部の青年会が中心となって技や衣装に工夫を凝らすようになり大きく進化しました。女性の手踊りが華を添えるようになったのもこの頃からです。今日では、旧盆行事以外でも、全島エイサーまつりや一万人のエイサー踊り隊、さらに日本各地でも披露されています。
エイサーの由来については実はいくつかの説があるのですが、代表的なものとして、在来の「エサオモロ」という集団舞踊に、「袋中(たいちゅう)上人」という京都のお坊さんが沖縄で始めた念仏形式の踊りが定着したものというのが一番有力な説となっており、囃子言葉の「エイサー」からそう呼ばれる様なったと言われています。
<エサオモロ>
14世紀にジャナモイが初めて明に人貢し、明王はジャナモイに蔡度という中国名中山王の称号を贈った。これまで土器と石器だけの貧しい沖縄に近代文明を導入した英雄をたたえ、新しい新しい曲節の「エサオモロ」という男性による集団行進曲が生まれました。

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もともと新宿・伊勢丹が続けてきた大沖縄展(今年は7月23日~28日開催)に合わせ、故・三代目高野吉太郎氏(先代)の声掛けで新宿の街一体で何か大きなお祭りをやろうというのをきっかけに、沖縄出身で今も沖縄ふるさと料理店「やんばる」を経営する東氏を中心に始まったもの。開催を重ね、徐々に参加チーム希望も増え、また新宿の地域活性化という目的で地元チームとして「新宿エイサーチーム」を結成するなどの試みも行うなどによってイベントは“祭り”として育ってきた。毎年、前年よりも必ず規模を大きくしながら、そして2008年の新宿エイサーまつりは7月26日(土)に開催を迎える。また、同関連事業として、同日15:30より新宿文化センターでは女性沖縄民謡歌手の代表的存在の古謝美佐子をはじめ、同じく元ネーネーズの宮里奈美子と比屋根幸乃らが出演する「沖縄音楽フェスティバル」も開催される。

DSC01429.JPG歌舞伎町シネシティ広場で開催される18時からの部の最後は大カチャーシー、演舞チームも観客も入り乱れての大盛り上がりとなる(写真は昨年のもの)

2008新宿エイサーまつりの実施予算(概算)は約2,160万円。収入内訳は商店街フラッグ掲出媒体料(900万)、区助成金が533万、協賛金(公式パンフレット広告売上として)約500万、そのほか前年繰越金などで計上されている。会場運営・進行、およびPR広報・事務局運営費にこれらが使われているが、昨年まではなかったもので今年新たに組み込まれたもので新宿アルタビジョンによるオープニングセレモニー放映というのもある。ウチでは、これのPR広報という形で、いわば協賛金の受け皿でもある公式パンフレットの制作を請け負っているわけだが、毎年この協賛金集めは苦労するところである^^;商店街フラッグ掲出媒体料は代理店からのものであるが、これと協賛金は例年すったもんだしてて不安定、いわばここがこのイベント実施の肝であり、毎年毎年開催が危ぶまれたりもするのが実態。

イベントの参加チームはここ数年応募総数を軽く超える人気ぶり、というのはエイサーの踊りを学校の授業で取り入れたり全国的に趣味としてこれを練習する人たちが多くなってきた反面、それを発表する場所がなかなかないということもあるようだ。「よさこい踊り」などに比べ踊る曲数も含めバリエーションが多く、チームとして活動するにはかなりの練習を積んでくる必要もあり、だからこそなおさら発表の場所を求めているという感じはある。

参加チームを増やすには、会場を増やす必要があり、となるとどうしても運営費が膨らむ。しかし限られた予算の中、なかなかそうはいかないということもあり、開催日数やイベント規模を大きくしたいが協賛が足りない、しかし規模を大きくした方が協賛は集めやすい・・・というジレンマ、毎年「今年が最後かも・・」という不安をはらみながら自分も今年で4回目の関わりとなるのだが、毎年「今年こそ」と思う冠スポンサー付、あるいはメディアとの連携を来年こそは何とかしないとと言うのが正直な思い。

せっかくここまで育った「新宿エイサーまつり」、新宿で最高のイベントです。応援並びに、観客の方々には是非しっかり見届けてくれたらなぁと思います。


7月19日(土)新宿ピカデリー開業!

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2006年、老巧化した松竹会館を閉鎖しこれを再開発、そして新たに都心最大規模のシネコンとして「新宿ピカデリー」が7月19日(土)にいよいよ開業した。新宿ピカデリーは床面積9,811平方メートル、10スクリーン、2,237席を誇る。デザインコンセプトは「真白なシアター」、全面にピュアホワイトと新宿の夜景を見渡せるガラス張りの壁面、1Fから3Fまでの吹き抜け構造や、最大スクリーンには正面に「プラチナルーム」というプライベートルーム型の観覧席を用意(利用料は二人で3万円)、ほかにデニッシュ・クロワッサンを毎日厨房で焼き上げて販売するオシャレなフードコーナーや、映画関連グッズの販売コーナーなどが併設されている。

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なお、館内1Fから地下2Fまでは「無印良品」がテナントとして入居、7月26日(土)に開業の予定。飲食コーナー「Café&Meal MUJI」も併設され、「無印良品」としては都心旗艦店舗と位置づけている。

開業記念として、新宿ピカデリーはオープニングキャンペーンを実施中。(詳しくは新宿ピカデリーホームページで)また、新宿ピカデリーメンバーズカードを発行、平日(A列当日券分)に映画をを1,000円で観れるというかなりお得なカード。

まさに松竹ピカデリーのフラッグシップ劇場として、キャンペーンなどもそうだが松竹の力の入れようは凄い。昨年2月の新宿南口側に出来たバルト9(旧新宿東映)が完成した時は、南口と東口・歌舞伎町側との客層の違い、番組編成上などの理由で特に歌舞伎町シネシティの劇場街はそう大きな影響は無いと思われたし、実際のところほとんど無かった。しかし、今度は違う。まさにほぼ歌舞伎町への導線近くに最新鋭で綺麗な、しかも主要番組ももろかぶりなシネコンが登場したわけだから、この影響はかなり大きく出ると考えられる。そうした予想もあって、たとえば現在新宿TOKYU MILANOでは「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」を上映、同映画は都内で新宿TOKYU MILANOだけで見られる(全国で5スクリーン)。シネシティ広場の映画館街も、このまま運営を続けていくためには、こうした今までとは少し違った工夫した番組編成を求められるようになる。最もそれが可能かどうかは別の話であるが。

もともと、洋画系の番組は、東宝系(パラマウント、FOX中心の番組編成)と松竹・東急・東映連合(ワーナー中心の番組編成)に分かれていて、旧態然の映画流通においてはここは簡単には重ならない、いわば棲み分けが出来ていた。一方で、主として地方に展開しているシネコンはその垣根を越えてどちらの番組も組むようになってきたが、都心にシネコンがこうして登場するようになってくると話は違ってくる。歌舞伎町のシネシティ広場周辺の劇場では、東宝のプラザ劇場は近く閉鎖を予定しているのでここはやむを得ないとして、もうひとつの歌舞伎町の旗艦劇場である新宿TOKYU MILANOが新宿ピカデリーとどうバッティングしてくるのかがポイントになってくる。いわば、ワーナー系配給の番組のイニシアティブを東急と松竹どちらがとるのかという見方でいくと、たとえば「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(今年11月21日公開予定)だったら、東急は新宿ピカデリーに完全に食われる。一方8月2日からの「スカイ・クロア」あたりっだと東急側単独になると思われるので、これは稼げるかもしれない。しかし、今年のワーナーの番組はかなり良くないこと自体から言って、そもそも新宿TOKYU MILANOの数字は低い水準で推移することが予想され、新宿ピカデリーができた分をそのままTOKYU MILANOから持っていかれるというものでもない。昨年、新宿TOKYU MILANOは年間の利益のほぼすべてを、9月1日より公開された「ヱヴァンゲリオン新劇場版:序」で叩きだしている。2008年は低く推移するものの、2009年再び「ヱヴァンゲリオン新劇場版:破」が歌舞伎町にやってくることを考えると、ここが最大のポイントになる。コマ劇場とプラザの閉館、番組がそろってくる来年以降が本当の意味で勝負になってくる。現在の歌舞伎町のシネシティでの動員力は約200万人(売上26億)、これが来年以降5割減くらいはまぬがれないだろう。一方で、新宿ピカデリーの年間動員力が約150万と推定すると、差し引きで新宿全体の映画動員力は現況プラス50万といったところか。いずれにせよ、2009年以降の歌舞伎町の劇場街については地盤沈下が極めて深刻な状況にはなる。

とはいえ、だ。歌舞伎町に於いて約100万の動員が減る、売上にしてみれば13億程度と考えれば、一日15万の来街者と年間2~3,000億の売上を持つ歌舞伎町のポテンシャルから言えば1%にも満たない微減であって、映画館街はスペースこそ大きいが経済性からいえば歌舞伎町の中でその程度のものであるということも事実。したがって、実際の数字よりも「イメージ」としてのマイナスのほうがむしろ懸念されるだけで、そもそも歌舞伎町は劇場街あっての街ではもうなくなっていてそれがさらにはっきりとしてくるというだけのことではあるが。13億という数字、大きなキャバクラなら一軒で賄ってしまう数字でもあるというのが現実。むしろ、歌舞伎町のすぐ近く、それこそほぼ歌舞伎町という場所に最新鋭のシネコンができ、ならばこの客層を歌舞伎町に引き込めるコンテンツの開拓が出来れば街全体として考えればプラスに転じることも可能。要は、街自体のコンテンツ次第でプラスにもなるし、たとえばコマ劇場の客筋だけ頼っていた古い飲食店などはこの先難しいだろうことは明白。

もともと歌舞伎町には賞味期限切れの古いスタイルの店が多すぎる。高級でもなくそう激安でもない中途半端なタイプの店舗はもう時代に取り残されつつあり、淘汰を余儀なくされる。来街者数はそう減ってないし、これからもそうは変化しないだろう。だが、深刻なのは需要と供給のミスマッチだ。副都心線開通、新宿ピカデリー開業と一つひとつはむしろ来街者増加の誘因材料であり、だが一方で今までにない新たな客層を歌舞伎町に呼び込んでいるだけに、むしろこのミスマッチは顕著に表れていくだろう。そう言う意味で、変化はビジネスチャンスを生むし、停滞はまさに「終わり」を意味している。したがって否が応でも街は変化せざるを得ないだろう。


7月20日(日)グリーンバード歌舞伎町チームと「よしもと」とのコラボ清掃より

7月14日より新宿区大久保公園ではじまった吉本興業×テレビ東京のコラボイベント新宿7キャンプシアターに合わせ、その14日からスタートしたグリーンバード歌舞伎町チームと「よしもと」若手お笑い芸人とのコラボゴミ拾い(7月14日記事)であるが、これが7月20日も開催された。8月終わりまで、定例の第一・第三月曜は19時から、間に挟まる週は日曜開催で15時からゴミ拾いします。※集合はいつもと一緒、歌舞伎町一番街アーチ付近。

DSC05267.JPG7月20日(日)のグリーンバード歌舞伎町チームには、よしもとの若手お笑い芸人(と言っても若手でもない方もいたりするが^^;)5名が来てくれた。写真↑左からパンプキンズ(東京NSC11期生出身)の曽我郁香(そが あやか)さんと伊知地真理子(いちじ まりこ)さん、エド・はるみとメタボシスターズ『グーグー体操』で少し有名?、まん中がアッハー小泉(あっはーこいずみ、東京NSC4期生)、キャベツ確認中(キャベツかくにんちゅう・東京NSC8期生)のしまぞうさんとキャプテン★ザコさん。

パンプキンズ:ブログ案内所
アッハー小泉:「野良猫の走馬灯」
キャベツ確認中(キャベツかくにんちゅう):ブログも確認中

DSC05265.JPGグリーンバード歌舞伎町チームのリーダー、砂押悠子さん。

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DSC05278.JPGこの日は映画「キトキト!」のモデルになったAPiTSの蓮次クンも。

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日曜ということで、歩行者天国でゴミ拾い。合間にみんなの前でネタ披露^^

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DSC05329.JPGパンプキンズが3人に!なったわけではありません。ウチのチームのうーさいクンが混ざってみました(まん中に)、吉本さんどうですか?うーさい、結構お笑いでいけるとww

DSC05342.JPG本来チームリーダーの杉山文野クンは只今アジア周遊中(バンコクからそろそろカンボジアあたり?)なので、文野クンのお母さんと姉さん(草子ちゃん)を挟んで、キャベツ確認中の二人と。

DSC05368.JPG日曜昼間(15時から)というのに、20名の参加でした。

次回は、28日(月)19時より行います。詳細・スケジュール確認はグリーンバード歌舞伎町チームホームページでどうぞ。


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