新宿歌舞伎町区役所通りがイルミネーションでライトアップ。11月20日（月）カウントダウン点灯式開催～1月31日まで

90本の街路樹、約10万個のイルミネーションでライトアップされた新宿歌舞伎町を南北に縦断する区役所通り（約500m）。

11月20日（月）、新宿区役所前広場にて、中山弘子新宿区長・高田茂新宿消防署長らを招いて区役所通りイルミネーションの点灯式が開催された。（主催：新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション実行委員会 代表：藤沢薫氏）

日ごろから、「歩きやすい街づくり、ワクワクできる、誰もが楽しめて、それでいて余韻も楽しめる、そういう街にしたい」と言われている中山弘子新宿区長だけに、今回の区役所通りイルミネーションは本当に嬉しかったのではと思う。やや雨模様のセレモニーではあったが、いつも写真を撮っている自分から見ても表情がいつもより、より活き活きとしていた印象を感じた。

中山弘子新宿区長挨拶

「歌舞伎町区役所通りにイルミネーションが点灯する、私は本当に嬉しく思っています。歌舞伎町にまた、新しい風景が出来上がる、皆さんに楽しんでもらえる新しい顔が出来た、こんなに素晴らしいことはありません。そして、それが多くの地元の皆様によって実現できてきていることを、私は歌舞伎町の街の力を感じます。歌舞伎町の街の人々、歌舞伎町を愛していただいていつもこの街においでいただいている皆様、そういった皆さんがこの街をもっともっと素晴らしい、多くの皆さんが楽しんだり交流できる、そういった街にしていただけているんだなぁと、心から感謝します。歌舞伎町を是非、皆様方でより良い街に磨きをかけて育ててまいりましょう。私も、新宿区役所がある街、そして世界の歌舞伎町をもっともっと素晴らしい街にしていけるように力いっぱい努力をしてまいります。」

新宿区役所通りイルミネーション実行委員会の委員長である藤沢薫氏は、区役所通りのチェックメイトビルのオーナーであり、自身もこの歌舞伎町に住む。

藤沢薫実行委員長挨拶

「私は、この区役所通りに住む数少ない住民の一人です。このイルミネーションが実現できましたのも、新宿区役所・新宿警察署・新宿消防署をはじめ関係各位の方がご協力をしていただいて実現できたわけです。また、この企画に賛同してくださった、こちらにお住まいであったり仕事をしてらっしゃる方、企業の方々に、本当に貴重なご寄付をいただき、イルミネーションが実現できましたことを心より御礼申し上げます。来賓の皆様にも沢山お言葉を戴きましたけど、これから歌舞伎町は、みんなが一つになって安心、明るい、歩きやすい、この三つのAを目指していかれたらいいんじゃないかと思います。

街は生きています。変わることもあれば、変わらないこともあります。でも、いいことを皆さんで推し進めて、今まで歌舞伎町にご縁のなかった人たちに足を運んでいただき、そして歌舞伎町って面白い、歌舞伎町って楽しい、歌舞伎町って綺麗じゃない、そう言われるように、私たち歌舞伎町を愛する者たちがしっかり受け止めて努力をしていかなくてはいけないんじゃないかなぁと思います。これからの歌舞伎町の発展は、皆さん一つになって、だれがするではなく、何をするかということが一番大切なことじゃないかと思います。是非、この綺麗なイルミネーションを、また歌舞伎町を楽しんでください。」

　　

↑藤沢さんを囲んで中山区長と高田新宿消防署長。消防は、この日のセレモニーのために40人編成の東京消防庁音楽隊を呼んでくれた。点灯式には多くの地元の人たち、マスコミも集まった。

来賓の集合写真、左から喜多崇介東京商工会議所新宿支部副会長、井上一歌舞伎町二丁目町会長、藤沢薫氏、中山弘子新宿区長、高田茂新宿消防署長、町田靖之歌舞伎町商店街振興組合理事長。

音楽を見て聞いて、歩く「歌舞伎町ライブミュージック・プロムナード」は12月19日に第4回を迎えるが、以前にも書いたがこのルーツは、もともと藤沢さんのチェックメイトビル1Fで毎年クリスマスの時期（今年は12月22日開催）に行われるデキシーランドジャズコンサートにある。その流れもあって、裏方として歌舞伎町ライブミュージック・プロムナードを支えてこられた方でもある。何度か、「前に出てみません？」と話をしたことがあるが、藤沢さんはいつも「誰がやるかじゃなく、何をやるかが大事、私は裏方でいいの。」と言われてきた。当初、今回のイルミネーションの企画も、ご本人はあまり前に出たくはなかったのかもしれないが、そこはこれだけの規模のイベント、もはや出ざるを得なくなっての実行委員長＾＾；これは、もう、しょうがないよね。藤沢さんの決意と覚悟で地元の皆さんも協力してくれて今回のイベント実行が可能になったわけですから。

　

協賛された企業・店舗・個人ほか、ここに書ききれなかった人達も50人以上いたそうです。なお、区役所通りイルミネーションは1月31日まで、日没から午前3時まで点灯されることになっている。

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11月20日18時よりグリーンバード歌舞伎町＆夜鳥の界合同によるボランティア清掃

区役所通りがイルミネーションでライトアップされ、人通りも増えればきっとゴミも増えるのではないか。ということで、ライトアップ期間中は区役所通りを中心に清掃・ゴミ拾いを通常よりも厚めに行おうと、まず点灯式のこの日からグリーンバード歌舞伎町（杉山文野チームキャプテン）と、また杉山文野クンからの呼びかけでホストたちのボランティア組織夜鳥の界（手塚真輝代表）とのコラボでゴミ拾いが行われた。

　

いつもと異なり、区役所前に集合をかけたが、一部いつもの一番街アーチ下にも人が集まった関係で、区役所から靖国通り沿い～一番街を経由し、コマ～セントラルロード～区役所通り～花道通り～シネシティ広場とゴミ拾いに廻った。

　　　　この日は歌舞伎町案内人の李小牧氏も参加。

　

集めたゴミは、シネシティ広場で燃えるゴミと燃えないゴミ、缶・ペットボトルなどに分別。↓最後にグリーンバード歌舞伎町＆夜鳥の界の集合写真、いつもこれを見ながら参加人数を数えるんだが。。。何人だ＾＾；たぶん43名くらいかな。

夜鳥のリーダーたち（左から湘太郎クン、渚クン、真輝クン）と歌舞伎町案内人の李さん（右端）に囲まれての文野クン。

イルミネーション期間中は、グリーンバード歌舞伎町、夜鳥の界ともに毎週月曜にボランティア清掃を行うことにしている。その他にも、区役所通りのクラブのコたち、などが曜日を分けて区役所通りの清掃をするという動きもある模様。藤沢さんが意図してかどうかはともかく、今、街をみんなで綺麗にしていこう、街のために人肌脱ごうという機運の盛り上がりを感じる。それぞれの思い、正義、利害は多少は異なるかもしれないが、この、個々の街の当事者達の気持ちをどう大事にしていくか、藤沢さんが灯した街の明りが街の人の心にも灯りをともしたかのようで、この灯を消さぬように自分などにとっても襟を正す想いがした。

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グリーンバード歌舞伎町と夜鳥の界のコラボ清掃の後の参加者みんなでの飲み会を終え、23時をまわってたが、杉山文野クンと一緒に藤沢薫さんのところに顔を出してみた。チェックメイトビルにある藤沢さんのお店「マイラウンジ」はその名の通り藤沢さんの居間的なピアノバー。

お店に伺うと、「私、今日は酔っ払っちゃったわ～」と普段は見せないおちゃめぶりの藤沢さん、点灯式の後に、いろいろな方々がマイラウンジに来られていたようで、ご機嫌な藤沢さんもややお疲れの様子ではあったが、文野クンと二人でピアノに座って連弾を聴かせてくれた。藤沢さんも今年で59歳、8年前に胃癌を克服されており、しかしその細身の体で街のためにこれほど頑張れる源は街に対する愛、亡くなられた旦那さんの愛した街への想いなんだろなぁと。

↓「ウチのクリスマスツリーも見てってよ＾＾」というので。

チェックメイトビルの門前に飾られたイルミネーション・ツリー。いつもは12月1日から飾ってたそうだが、今年は今夜から。いよいよクリスマスシーズンですね。でも、今年の歌舞伎町に最初に訪れたサンタクロースは藤沢さんですね。

コメント 1

いつもお世話になっております。
来年中には（絶対に）新宿を拠点にするべく、
あとで、時給が高いバイトにチャレンジしてきます。

もちろん、これからも歌舞伎町に出入りはします☆
これからも、よろしくお願いします。
by かいわれ (2006-11-21 16:36)