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フリーペーパー「歌舞伎町るねっさんす」第4号 11月17日(金)発行 [まちづくり]

FreePaper Kabuki-cho Renaissance Vol.4

安心・安全の街づくり、歌舞伎町ルネッサンスの活動に関する広報誌フリーペーパー「歌舞伎町るねっさんす」(歌舞伎町地域活性化プロジェクト発行:発行人 片桐基次)の第4号が11月17日に発行される。10月23日に開催された第4回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会での議論、10月17日に正式発足されたまちづくりプロジェクトでも説明されたこれからの歌舞伎町のまちづくりが目指すビジョン(歌舞伎町まちづくり誘導方針案※たたき台)についてなどを解説。24ページ オールカラーで発行部数は1万部、新宿区の各公共施設やシネシティ各劇場、ビジネスホテル(ヴィンテージ、東横イン)、坂内、わ蔵、喫茶店トップ、ロフト、ハイジアなどに配本、また歌舞伎町の住民宛に投函をされる他、都市再生の行政関連にも配布される。組合・区ルネッサンス事務局には随時ストックを置き、そちらでも配布。

フリーペーパー「歌舞伎町るねっさんす」第4号 11月17日発行~contents

  • We Will Rock 待望の再上陸
  • 歌舞伎町イベントレポート Pickup
  • 歌舞伎町えんため瓦版
  • 東京国際シネシティフェスティバル2006特集
  • 歌舞伎町ルネッサンス推進協議会 活動の概要と報告
  • シネシティ広場周辺劇場街再開発についてのコラム
  • 「歌舞伎町のジョーで~す」
  • 44人の死者を出した歌舞伎町ビル火災から5年
  • 歌舞伎町WINTER FESTA 2006 「やっぱ歌舞伎町でしょ!」~積極的魅力発信~ 

誌面内容・広告掲載・配本、設置等に関するお問い合わせは下記までお願いいたします。

☆歌舞伎町地域活性化プロジェクト事務局(歌舞伎町商店街振興組合内)「歌舞伎町るねっさんす」編集部 ℡03-3209-9291

PDF版「歌舞伎町るねっさんす第4号 web edition」


    歌舞伎町ウィンターフェスタ2006  

KABUKI-CHO WINTER FESTA 2006

「やっぱ歌舞伎町でしょ!」~積極的魅力発信~

  • 11月14日~12月24日 We Will Rock You ミュージカル公演(主催:We Will Rock You 実行委員会 開催:新宿コマ劇場
  • 11月20日~1月31日 歌舞伎町区役所通りイルミネーション(主催:新宿歌舞伎町区役所通り実行委員会・11月20日16時より新宿区役所前広場にて点灯式)
  • 11月23日~11月26日 東京国際シネシティ・フェスティバル2006(主催:東京国際シネシティフェスティバル2006実行委員会 開催:新宿ミラノ1
  • 12月10日 COMMUNICATION RENAISSANCE( 主催:CR運営委員会 若者たちが作る映像と音楽のフェスティバル 開催:新宿CODE)
  • 12月16日 第2回歌舞伎町スター公開オーディション決勝大会(主催:新宿放送局 開催:歌舞伎町シネシティ広場)
  • 12月19日 第4回歌舞伎町ライブミュージック・プロムナード(主催:歌舞伎町音楽振興企画実行委員会 開催:シネシティ広場、ハイジア、新宿区役所前広場、風林会館など)


【編集後記】

昨日、やっと校了。毎度のコトながら、広告集めに苦労しています^^;まぁ、それはともかく、今回の号については、歌舞伎町まちづくり誘導方針案についてや、20年度に設立を目指す歌舞伎町タウンマネジメント組織についての議論など、やや固い記事が多くなってしまったが、今後のまちづくりを実際に進めていく上で最も重要な「街の理解」を得るためには欠かせない話であるだけに、限られたページに詰め込むのが大変だった。。

自分のこのBlogを読んでいただいている方々以外の、特にWeb発信が通じない関係者に対してはどうしても活字による発信が有効。しかし、肝心の地域のビルオーナー、とくに不在オーナーに対しての発信の方法が難しい。歌舞伎町商店街振興組合、各町会などあるが、それぞれがどれも地域や通りを代表する名前は持っているものの実態はまったく違う。ごく一部の仲良しクラブであるという色が濃い。以前にも書いたことがあるが、そういった機能してるとは言いがたいコミュニティと地域の関係性が逆に障害になって物事が進まない、伝達されない、必要な議論に耳をふさぐ、そういった状態が根深い。かえって、これらを全て無し、解散、そうしたほうが本当は進むんだろうなぁと思ったりすることもある。特に、重要なのは、歌舞伎町には地権者組織というものが無いに等しい。近い存在としてビルオーナー会や歌舞伎町商店街振興組合はあるが、どちらも現状メンバー以外に対してどちらかと言えば排斥的であるというネックがある。しかも、「歌舞伎町を愛している」フリをしながら、実際は消防設備も耐震構造も無く老巧化したまま放置したようなビルに高い家賃の取れるテナント(違法風俗など)を入れて日銭を稼ぎつつ、表向きは暴排の活動に参加し、組合の理事だの町会幹部だのという立場をもちつつ、本音は「歌舞伎町はオレの代で終わりだな。相続税は払えないから売ってオサラバ。」と高をくくる人たちは本当に罪深いと思う。

そんな中で、11月20日から区役所通りイルミネーションが始まろうとしている。すでに設置工事が進み、テストをしながら、11月20日の点灯式を迎えようとしている。これを主催するのは区役所通りの風林会館に隣接するチェックメイトビルのオーナー、藤沢薫さん(59)が実行委員長を務める「新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション実行委員会」。実行委員会といっても、これを主導・実現を可能にしたのは、実際藤沢さん自身の心意気と言ってもいいと思う。

藤沢さんから「区役所通りのイルミネーションをやりたい」という話をきかされたのは昨年のことだった。数名のビルオーナーや町会に話をしたが「出来たらいいですね」くらいで話は自然消滅していた。今年の秋口、藤沢さんの想いに対する最初の理解者が現れたのをきっかけにこの話は急に実現性を増した。「お金を集めてくれるって人が現れたの。だから、やるわ^^もし、お金が集まらなくっても私が銀行から借りてでもなんとかするから。」藤沢さんの決意は固かった。しかし、ある意味、彼女の決意をさらに強固にさせたのは、もう一つある。それは、歌舞伎町二丁目町会を経由して町会に後援等の協力を要請した際、一様に一ビルオーナーの言うことに賛同はできないと軽くあしらわれたことが、藤沢さんの「本気」に灯を付けたのかもしれない。歌舞伎町商店街振興組合の執行部会にもこの企画を町田理事長経由で持ち込んでもらったが、執行部会でも「いいことをやるんだから応援しよう」と協力に賛成の側と「一ビルオーナー、まして町会が賛同しているわけではなく、公式な申し出ではないのに協力できない」という側に別れてまとまらなかった。(結局、それでも最終的には協力側が押し切ったわけだが)一方で、行政と警察は、街のそんなドタバタをよそに藤沢さんの熱い熱意を組んで、出来る範囲の協力を粛々と始めていた。縦割りの障害もいくつかあったが、それを乗り越えることに歌舞伎町対策の平井副参事も奔走した。

今思うと、藤沢さんが組合や町会に属していないことが、実は動きを自由にしたとも言える。疲弊し、仲良しクラブで笛吹けど踊らない組織の中で、志はあっても体制の中で身動きが取れない人たちが何人もいる。「攻撃的」に前向きな発言をする人たちを受け入れない「文化」のようなものがまだまだ存在しているということだ。

現在、歌舞伎町のタウンマネジメント組織をどうするか、この議論が進められている。だが、これを裏方として戦略を考える上で、常にどういう組織・人選にすればいいか議論があるが、一番最初にやらなければいけないのは、公共の名を借りて私的な機関に成り下がったいくつかの組織を改革するか、もしそれが出来なければ解散させることである。そして、目指すべき姿は、歌舞伎町のあらゆる業種ごとの同業者組合(現在存在するものを有効に活用しつつ、映画館、飲食・風俗、性風俗、不動産業などや、その中にはビルオーナーと地権者という同業組織も含まれる)と組合長会、それぞれの地域コミュニティ(町会改革)と町会長会、イベントやPRを専門に進める部会組織(よくしよう委員会や歌舞伎町音楽振興企画実行委員会、イルミネーション等を含む各実行委員会)そしてそれら全体を緩く連携をするホールディングス的な組織(=歌舞伎町タウンマネジメント組織には行政・警察・消防な等のオブザーバー参加)といった姿なんだろうというのははっきりしてきている。ただ、ここにも難点がある。全体のリーダー不在という課題が立ちはだかる。

歌舞伎町が最優先すべき課題は、建物・ライフラインを含む老巧化とその更新をいかに速く円滑に進めるかであるが、上記組織を作ったところでのハードルは合意形成である。仮に街区一体建替えの議論があって、一地権者が反対をしていればこれは不可能である。そこで、たとえば緊急整備地域なり特区なりに指定された場合、地権者の2/3の合意があれば強制的に執行可能になるといったような法律整備が必要になる(区画整理事業と同じ合意形成率)。また建替えに伴うテナントへの保証金等の返還は開発後の床に変換できたり、営業保障を減免できるといった地権者・ビルオーナーの保護も必要だろう。まぁ、逆に言えば、現況老巧化しメンテナンスをほとんど出来ていない建物に保証金を支払う価値は無いとも言えるが。

新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション点灯式~

  • 日時:平成18年11月20日(月) 午後4時より
  • 場所:新宿区役所本庁舎正面玄関前
  • 主催:新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション実行委員会
  1. 16:00~点灯式開会 東京消防庁音楽隊の演奏(3曲)
  2. 16:30~来賓挨拶(中山弘子新宿区長、高田滋新宿消防署長、町田靖之歌舞伎町商店街振興組合理事長、喜多崇介東京商工会議所新宿支部副会長、井上一歌舞伎町二丁目町会長)
  3. 17:00~カウントダウン~イルミネーション点灯~ファンファーレ、実行委員長挨拶
  4. 17:30~JAZZバンド演奏(協力:歌舞伎町音楽振興企画実行委員会)

なお、セレモニー終了後の18時より、歌舞伎町グリーンバード(杉山文野チームキャプテン)と夜鳥の界コラボによる歌舞伎町区役所通りゴミ拾いが行われます。集合場所は新宿区役所前広場。

歌舞伎町で頑張る二人の女性、中山弘子新宿区長と藤沢薫さん(チェックメイトビルオーナー、新宿歌舞伎町区役所通りイルミネーション実行委員会会長)の2hot(今年の4月20日に行われた第2回歌舞伎町ライブミュージックプロムナードにて撮影)


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コメント 1

歌舞伎2号

いよいよ本日
 区役所通りイルミネーション点灯ですネ。
 午後からは雨も上がりそうで、できれば晴れ間が見えればベストですが。
紆余曲折(藤沢さんは終始一貫ですが)ありましたが
今年をきっかけに、年末に向けての恒例のイベントに育っていけば歌舞伎町も変わってくるのでしょうね。
 しかし、一ビルオーナーの考えには協力できない等と公で言っていた方々、手の平を返したように口々に我々がとか、俺が企画した(どの口が言う)なんて・・・
 街の中では、あの街路樹の伐採を指示したのは、あいつに違いない、とかの話題です。(特定のお名前はお出ししませんが、わかる人には・・・)

 できますれば、収支などはネットでの報告(公表・掲載)であればベストですね。
 今までは、どの様な企画やイベントでも、実態が判らないから、
 俺が企画したとか、俺が言いだしっぺだとか言ったもの勝ちな所が有りましたし、それが嘘でも解らない環境でした。
 それは、今回でも有りますがTERAさんのブログを見ている人たちには通用しません。
(それでも旧態依然の物言いの方も居ますが、恥という感覚がないのですね。手柄は自分に失敗は他人に・金は出さずに口は出す)
 私の周りにも約3人の嘘つき年寄りがおります(笑)
 年末に向けて寒さも強まりますが、皆様もお体に十分留意して明るい街(少しくらいの怪しさも(笑))にしましょう。
 それでは本日4時からの点灯式を楽しみにしています。
by 歌舞伎2号 (2006-11-20 10:51) 

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