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8月3日(木)西武新宿駅前ぺぺ広場にて 食品衛生フェア2006 開催 [イベント]

8月3日(木)13:30より、西武新宿駅前広場ぺぺ広場において、食品衛生フェア2006(主催:新宿食品衛生協会 後援:新宿区保健所 東京都食品衛生協会)が開催された。 夏の暑い時期、とくに統計的に8月は食中毒事故が最も多く発生する。食品衛生協会としては「食の安全を守ろう」という趣旨の啓発活動として、今回のイベントが実施された。開催にあたり「今年、7月31日までに東京都内では47件の食中毒が起きている。原因は、カンピロバクター・ノロウィルス・腸炎ビブリオなどの細菌によるものがあげられる。保健所としても、食品に関わる方々と一緒に協力して食中毒を減らしていきたいと考えている。」と新宿区保健所長 村主千明氏より挨拶があった。

新宿区保健所長 村主千明氏

この時期とくに気をつける腸炎ビブリオは、主として魚介類に付着している場合があり、たった一個の菌が3~4時間内に食中毒発症量まで増えるという。買い物の際に、魚介類は最後にするとか、鮮魚は真水でよく洗うなどして予防をしましょうとのことだった。

新宿区食品衛生協会の会長である関矢多嘉夫氏は歌舞伎町ライブミュージックプロムナードの中心メンバーの一人ということもあって、このイベントでも宮本政志カルテットによるジャズ演奏や越王太鼓の演舞がイベントを盛り上げた。

 

今回のイベントの食の安全とは直接関係ないが、歌舞伎町には約50名程度のホームレスがいる。ホームレスの健康状態でとくに際立つのは、一つは結核患者が多いという点があげられる。日本全体でみると10万人に対して23人程度なのであるが東京都内では30人をこし、都内でも台東区や新宿区(平成15年が61.4)はさらに高い。数字を引き上げる一つの原因がホームレスの罹患率の高さで、約80人に一人、つまり罹患率でいうと1250となる。これは、やはり栄養状態が悪いことに原因があげられる。しかし、同時に糖尿病患者も比較的多いというデーターもあるようだ。こういった数字をみると、日本はまだまだ結核中進国といえる。保健所では戸山公園などで実施している年2回のホームレス検診というのあるようで、最低でも年一回の結核検診をと呼びかけているという。


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