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6月9日 安倍内閣官房長官 歌舞伎町視察 [その他]

6月9日、関東甲信越地方は平年より1日遅い梅雨入りが気象庁から発表されたこの日、安倍晋三内閣官房長官が歌舞伎町の視察に訪れた。

昨年、5月19日に小泉総理の歌舞伎町視察(歌舞伎町における犯罪インフラ排除と地域再生の先駆的取組:歌舞伎町ルネッサンスの状況視察)→6月28日犯罪対策閣僚会議(犯罪インフラ排除と地域再生の全国展開へのアプローチ)といった経緯から、今年も今回の安倍内閣官房長官視察を受けて近々犯罪対策閣僚会議開催→犯罪インフラ排除にむけての有効な法整備等への議論へと続くと思われる。

永木新宿区助役より歌舞伎町ルネッサンスについての経過報告を受ける安倍晋三内閣官房長官

朝から降っていた雨も午後にはやみ、当初の予定から20分遅れではあったが、17時50分安倍内閣官房長官 歌舞伎町到着、中山弘子新宿区長は区議会中ということもあって永木秀人助役が区長の変わりに出席、永木助役・柗木(まつき)義人新宿警察署長・高田茂新宿消防署長らから現在の歌舞伎町ルネッサンスの経過報告を受け、その後永木助役・柗木署長の案内によって18時10分から約30分ほど週末の歌舞伎町視察。

 

視察前に歌舞伎町交番に立ち寄り、日ごろ地域の安全を守る新宿署警察官を激励、シネシティ広場から劇場通り一番街~セントラルロード~コマ裏より花道通りを経てハイジアへ、といった視察コース。当初あずま通りも視察の予定があったが時間の関係でやや短縮された。

再開発プロジェクトが計画されているシネシティ周辺劇場街(四葉会)の一つ、㈱ヒューマックスの林瑞祥会長(左)「歌舞伎町の傷ついたブランドイメージをいかに刷新し、地域を再生するか。その大きな核になるよう、現在この劇場街を再生しようとしている。」と安倍長官に説明。右は柗木新宿警察署長。

「ここまでの道のりにおいても、地域の方々が大変努力してこられている。さらに我々も連携して支援していきたい。幹事長を務めていた時から、党においても歌舞伎町ルネッサンスの推進は公約とし、また街のみなさんと連携しながら着々とその方向で進んでいると感じた。今回歩いてみて、前と変わったのは随分飲食店も増えてきたようだ。それと同時に違法な性風俗店等は大分減ってきたように思います。昔のようにたくさんの客引きがいたりして、ちょっと怖いなぁという感じはなくなってきたようだ。しかし、まだ(犯罪組織のインフラ排除は)半ばですから、このように皆さんの努力よって地域が再活性化をしていき、多くの人たちに訪れていただく、あるいは国際都市の副都心としてふさわしい街として発展していくんじゃないかと期待しています。歌舞伎町は怖いという印象で多くの人たちの足が遠のき、街ぐるみでそのイメージを払拭しようという意気込みを感じた。」と安倍官房長官、小泉総理の時もそうだったが地域の人たちが主役であることをまず第一に強調してくれているあたりが、この街の持つDNAである民間力のポテンシャルの高さを活かすことが重要といったメッセージを感じる。

 

さすがに週末の歌舞伎町、人気の安倍長官ということもあって、瞬く間に通りが人に埋め尽くされた。

たしかに閣僚級の視察というものは、SPもたくさんいて、また普段以上に街を綺麗にしておこうという行政や警察の露払いもあり、通常の地域の抱える表面的な課題を見えにくくしてしまうと言うセレモニー色が濃いという部分は否めない。しかし、今回の安倍官房長官視察について「街をどうにか再生しようという我々にとって、気持ちを盛り上げ、また良い緊張感を与えてくれた。」(東急レクリエーション 佐藤進会長)と言うように、歌舞伎町ルネッサンスを現場で推進しようとしているものには一つのモチベーションにもなっている。一朝一夕には片付かない課題を山積する街だけに、これも重要なワンシーンといえる。


安倍官房長官が推進する「再チャレンジ推進会議」というものがある。これは、小泉内閣の改革路線による負の遺産として指摘を受けている格差拡大の問題に対し、その是正と、とくに200万人とも言われるフリーター対策やニート問題、60才以上の就労機会の増加(目標は160万人)というのが柱であり、たとえばその指針に国家公務員の中途採用枠(三種、30-40歳代を中途で採用、主任や係長といったところからのスタート)を作ることなどが盛り込まれている。

「再チャレンジ」=「人生再生、人間再生」、これについて歌舞伎町が「人間再生工場」としての側面を以前にも書いたことがある。日本はレッテル社会であり、家庭境遇に問題があったり、元暴走族、元ヤクザ、あるいは元犯罪者といった人間がその過去を知られて生きていく環境は厳しい。しかし、歌舞伎町はこんな人たちに人生再生の場を与えてきた。確かに、この街には塀の上を歩くようなビジネスが多様に活動しており(いいか悪いかはともかく)、そこで金を得、または自信を取りもどして「カタギ」のビジネスをはじめたり、過去にこだわらない、言ってみればそんなことに構っていられないほど人の出入りが激しい街だからこそというのもあるかもしれない。しかし、全部がというわけではないが、多くの人生再生を支えてきたきわめて寛容な街でもあるというのは間違いない。こんな街の良さをマスコミ各社も取り上げてきたし、それがきっかけで有名人になっていつのまにか半身浴だった人間が「文化人」になっていったりという光景が日常的にある街でもある。

安倍官房長官が言う「再チャレンジ可能な社会」というのを、ある意味実践してきた歌舞伎町から学ぶ点は大きいと思う。もちろん、そうしていろんな人たちが集まるからこそ問題やトラブルも多いわけで、だからそれを放置するのではなく、もう少し互いに配慮し、法とは若干異なってもそれが持続可能な経済活動を行えるコンセンサスの取れるものなら街としての独自のルールを作ってやっていきましょう、そんなことが出来たらと思ってはいる。働く意志のない不就労者とは違い、意志があっても機会が得られない人たちに再チャレンジの場を提供できる歌舞伎町のような「人生再生工場」は重要な場所だ。ルネッサンスの活動は、やや寛容性を失いつつあるいまの歌舞伎町(ビルの老朽化と世代交代の滞り、偏りすぎた産業構造などによる)にもう一度活力を取り戻すための手術のようなものである。そこには、違法なものから排除するというプライオリティはあるが、そのハードルを越えないと「活力のある、さらにより寛容な街、歌舞伎町」にはなかなかなれない。安倍官房長官が、そこまで意図してこの街をみているかどうかは知らないが、「再チャレンジ可能な社会」を形成しようとするのであれば、歌舞伎町にはまだまだそのDNAが今でも深く根付いていると思っている。


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歌舞伎2号

もっぱら、町の話題で・・・・・・
 組合は11Chに使用承諾書を出すのか。??
 出すのなら、うちのビルも出せるな・・
 出さないなら、警察に目をつけられないように出さないでおこう・・と
 水面下での話しです。
by 歌舞伎2号 (2006-06-13 10:55) 

歌舞伎の通行人

今回出したら、変!おかしい!怪しい!組合!!
てな感じですね・・・現時点で歌舞伎町での活動にハンするねぇ・・利権ガラミで何が起こるか判らない街ですので・・・活性化をタテマエで、オモテと裏での言い方が違うしね・・・マトモな考えの人も居るが・・・様はお金国家なんだよぇ・・・・・繁華街だし、風俗適正化法や迷惑防止条例だ!っうても何にも変わらない・・キャッチ・ホスト・脱法営業キャバ・スカウト・しも風俗等・・・『かぁ~ぶきちょうですから』・・・・・・・・
by 歌舞伎の通行人 (2006-06-13 20:31) 

歌舞伎2号

最近の@geha BBSの荒れようは一体どうしたのだろうか。
何か都合の悪いことが書き込まれるのを恐れて
 削除を怠っているのか。
 なぜ、アクキンをかけないのか?
 それとも・・・・・・
 一体何が振興組合に起こっているのか。
by 歌舞伎2号 (2006-06-14 00:56) 

歌舞伎2号

すみません
 so-netさんが最近おかしいので
 二重書き込みになってしまいました。
 お詫びします。
by 歌舞伎2号 (2006-06-14 00:57) 

Tera

個人的な考えですが、昭和60年の風適法によって既得権を得た性風俗店について、これを排除すべき、とは思っていませんし、11CHも合法店舗の一件ですから組合が承諾したとしても当然かと思います。また組合内部にも、合法な風俗産業を一つのコンテンツとして歌舞伎町の観光資源と考える人もたくさんいます。ただ、現行法ではいつか建物が朽ちたら店舗型性風俗店の存続は不可能になりますね。それでいいのかどうか、議論は分かれるでしょうね。
歌舞伎町ルネッサンスの活動において、ここだけは強調しておきますが違法な性風俗店やカジノ、あるいはそのほかの違法行為のある店舗・業種を認めない(当たり前ですが^^;)、これは違法性が高い業種ほど暴力団のインフラになってるからです。もちろん、以前指摘がありましたが、それは入り口の一つであり、実態的にはもっと根深い組織犯罪のインフラがある(たとえば不動産やまた貸し、金融等)からこそ、相対的に追い詰めていこうとしてるわけです。
また、脱法的な案内所の存在については、既に昨年の段階でNOと結論付けしてます。あまりに目に付く、前に出すぎた風俗について、これは当然今後もどんどん規制しようとしていく可能性はあります。
一方で、規制ばかりでは地域の経済が成立しないのは当たり前で、ルネッサンス的には街の主役を風俗産業からエンタメ産業への転換をはかろう、また「よくしよう委員会」ではエンタメ産業のみならずカラオケや居酒屋、風俗産業やホストクラブも含めてチャンネルを開いて、たとえば法や条例では追いつかない現実的な問題や強化すべき規制、緩和すべき規制などを協議し、ここは行政や警察に対しても一種のロビー活動を展開している。
ただ、今までの歌舞伎町のように無秩序で好き勝手に商売をし、しかも5年先10年先を見ないものは応援するつもりはありません。許容できる範囲として、そこらへんがギリギリの線でしょうね。「歌舞伎町ルール」というものを作る必要がある、これは今の法律や条令とは若干異なるかもしれませんが、民間がすべきことだと思います。地域の秩序を取り戻し、また行政や警察に対し闘うところは闘う、これが本来の組合の姿であり、あるいは組合が機能しないなら新たにTMOなりつくることになるかもしれません。
正直、どちらになるのかわかりませんが、方向性は伝わったでしょうか?
by Tera (2006-06-14 01:46) 

歌舞伎の通行人

>Tera
ヒジョウに興味深い内容が記載されており、毎日チェックさせております。・・・ただ、納得が行かない部分が有る・・・風適法に違反している(全てでは無いかも?知れないが・・・)ホストクラヴっうのは、どうなのか?主に1:00過ぎての営業ケイタイ?ホストクラブは風適法以外の業種なのか?貴殿のブログには○○ホストクラブの○○君が云々とか・・・賞賛?されているかの様に受け取られる・・・・反面、や系の話には・・・・ホストキャッチ連中のメザワリさにうんざりして帰り着き今、思うのだが・・・・・・・・・・・・・
by 歌舞伎の通行人 (2006-06-14 07:36) 

歌舞伎2号

合法的なら・・・・・
 そこは解っています
 一私企業であれば。ですが。

 新宿区から助成を受けた組合が大家である、と言うことがおかしいのでは。と思います。

いつも、合法的ならイイじゃないか、と仰いますが
それなら、今回の風適法の改正によって既得権を得るデリヘルの受付所も合法ではないのですか。
そして、今ある案内所も、届出を済ませれば合法ですし、
なぜに六十年の既得権だけを声高に訴えるのかが理解できません。

優良性風俗店(合法と言う意味で)があるのは賛成です。
映画が、演劇が、飲食が、クラブやスナックそして性風俗がある懐の広く深い街。
昼は家族連れ、夜は大人が遊び楽しみ社会勉強が出来る、全てが揃った歓楽街が歌舞伎町だと思います。
またそれがこの町で商売をし働く者の自慢だと。
by 歌舞伎2号 (2006-06-14 17:08) 

歌舞伎の通行人(2日酔い)

合法?非合法?繁華街は合法で歓楽街は、非合法?60年を既得線に置くのならば、アラユル店舗が多すぎ・・・その時代には戻れない・・・脱法行為の店舗の摘発を声高々に唱えたい!!・・・○chでの本○行為は周知の筈だが?デリ系も70%は○番行為が行われているとか何かで読んだが・・前記しておりますが風適法が確定されているのですから非合法・脱法行為等の店舗は排除しましょうョ・・・利権ガラミの案件には承諾書を出す前に相互見直しをして条例等の遵守で回答すべき・・・あ~ぁ、よき歌舞伎町への変貌を望みたい・・・・だって、20年前はこんなではぁ、なかったでしょう?・・・
by 歌舞伎の通行人(2日酔い) (2006-06-14 19:31) 

一般人

歌舞伎町はいろいろある歓楽街であってほしい…。
夜遅くまで働いてる人から見たらキャバクラ等は深夜まで営業していただきたいし(遊びに行く所なくなっちゃいます)
キャッチの方に連れていかれるよりは、無料案内所もあった方が安心して遊べる。
風俗店も看板を出してもらえる方が白看板より安心感がある。(デリヘルの受付所だろうが)
まぁいろいろあって法律まで変えたのですから、もう無理なんでしょうけどね。(法律変えちゃうのってすごい強引にみえますけど)
映画・お笑い見るだけなら家でDVD・TV見たほうが、居酒屋・カラオケ・飲食だけなら家の近くの方が、そう思うのは私だけかなぁ。
変わり者だったらごめんなさい…
ただ、昼間の歌舞伎町はたしかに何かあってほしいですよねぇ
コマ劇に群がる年配の方しか目にはいらないですよねぇ
by 一般人 (2006-06-15 06:54) 

Tera

歌舞伎町という街の経済的なポテンシャルを支えているのはなにか?それは、間違いなく平日から休祭日にかかわらず、というのと24時間とは言わないまでも営業時間が長いという点でしょうね。24時間眠らない街・・・そして、それを可能とする地域のコンセンサスというものなくして歌舞伎町の繁栄はありえない。
では、全業種においてそれを可能にした場合の違法な部分というのはなにか?となると、結局のところぼったくりと客引き行為の一切であり、これをかなりの比率でなくせたら歌舞伎町はまず表面的には非常によくなるでしょうね。
これは個人的な考え方ですが、今の時代に深夜営業がどうのということ自体が時代錯誤と思ってます。また、ドアの向こうの営業がどうであれ、客が望むものがあるからそこに行くのならば、それはトヤカク言うほどのことか(ここは意見が割れるかもしれませんが^^;
しかし、この問題と暴力団問題は分けて考える必要がある。それと、街の品格とか景観問題も分ける必要がある。
たとえば、ホストの問題について、この業態そのものを批判する気はない、しかし、客引き行為は街として非常に迷惑でしょう。また、個々のホストにケツ持ちがいたり、キリトリがインフラになり、加えて朝方の汚らしい醜態を見れば、それらは排除すべきところ。
法が認めたデリヘルのあり方、店舗型ヘルス、ソープランドなどの性風俗についても、そこに客引き行為があったり、かつての森下グループのような挑戦的な看板や宣伝行為があれば、これは景観的にも排除する必要がでてくる。まぁ、今の風適法の規制の仕方を見れば、おそらくいつかは性風俗すべてがデリヘル化するんでしょうね。ソープランドの必要性すら消え失せている。それでいいのか?という議論はあるでしょうが。とくに働く風俗嬢の安全や衛生管理はさらに危うい方向に行かざるを得ないわけですし。インターネット案内所(IP-TV電話利用の対面接客は違法性が高いが)程度の稚拙な営業手段が今のせいぜいなんでしょうが、いずれ、たとえば「待機所」の解釈運用次第ではもっと多様な風俗に変化することも予想はできる。しかし、そうなった時に、既得権云々といっている老巧化し汚くて狭い店舗型性風俗店は結局淘汰されるでしょうね。
法がそれを可能にしている以上、それはそれと認めざるを得ない、しかしだからといって「まちづくり」に於いて、産業構造そのものを相対的にコントロールをしていく必要は歌舞伎町に限らず、各地の繁華街でありうることです。歌舞伎町で、これからエンタメ産業を基幹にしていこうというのであれば、地域からコンセンサスを失った案内所・性風俗や風俗産業は必然的に後退を迫られる、そこで必要な政策や法律強化が加えられる。でも、ちゃんとなくならないように、それも法律である程度コントロール可能な状態にされている。
誰かが「家族連れでも遊びにこれる街」にみたいなことを言ってましたが、そういう昼間の顔が芽生えることは歓迎ですが、と同時に「大人の街」という要素が濃いわけだし、またどこにでもあるファミリーユースの街を歌舞伎町にわざわざ創る必要なんかない。つまり、最終の結果がちょうど良い歌舞伎町に導くためにどうやっていくか、ここは戦略なんです。
ルネッサンスはまだまだ序盤です。おそらく5年くらいは懸かるかもしれませんが、自分としてはぼったくり条例(ビルオーナー責任を規定)と迷惑防止条例の強化・法律化の実現と、そこで再び風適法、組織犯罪処罰法などと有効に連動させ、まずクリーン作戦を仕上げることこそ、ルネッサンス実現の礎になると考えています。
by Tera (2006-06-16 02:08) 

NO NAME

>「待機所」の解釈運用次第ではもっと多様な風俗に変化することも
>予想はできる。

Teraさんの発想力。昔の歌舞伎町には、そういう発想力とそれを実現させるバイタリティーが一杯あったような気がします。そして、それが街の活力につながっていたような・・・。最近の歌舞伎町は、まるで金太郎飴が山積みされてるみたいな感じがします。で結局体力勝負の陣取り合戦、皆消耗しながら勝ち残りを探ってる。金太郎飴だけ売ってても市場は伸びませんからね。

>しかし、そうなった時に、既得権云々といっている老巧化し汚くて
>狭い店舗型性風俗店は結局淘汰されるでしょうね

そうなるのは、まだまだ遠い先のことでしょうね。今回の風営法改正も結果的には店舗型に多大な利益をもたらすことになるでしょうし。
by NO NAME (2006-06-16 05:33) 

歌舞伎の通行人

矛盾してますねぇ・・・ルネッサンスねぇ・・・はぁ、ドアの向こうに違法性が有っても見て見ぬふり、青少年が・・・・・やぁ~めた・・・
by 歌舞伎の通行人 (2006-06-16 12:55) 

Tera

それはどうでしょうかね。既得権を持つ店舗型性風俗店の中には廃業を考えてるところもあるようです。まぁ、また貸しで膨れ上がった家賃を払ってまで、そうは儲からない仕事をいつまで続けるのかと考えるのもよくわかります。すべてなくなることはない(その必要もないと思いますが)ですが、減っていくのは間違いないし、その速度は意外と速いと予想してます。
ドアの向こうの話ですが、違法なものがあると確認できるのならそれは当然無くすことを考えますよ。自分が言っているのは、そうはいっても曖昧な部分というのがあるじゃないですか、ということです。仮に被害者でもいればわかり易いのですが、風適法関連というのはそこが明確にならない、むしろ地域全体にとってどうなのか?という問題の方にプライオリティがある気がします。歌舞伎町を吉原化しては?なんていう意見を言う有識者もかつてはいました。しかし、地域はそれを拒否してきた。今後も、「ルネッサンス」は違法なものを徹底排除の方向はかわりませんよ。個人的な意見として、たとえばIDチェックを厳格にするのを前提にライブハウスや映画、エンタメ関連から始めてそのほかの風俗営業へと24時間営業を可能な方向にできたらとは思ってますけどね。
それ以前に、今は客引きを一切無くす、違法な店舗を一掃するためにはビルオーナー責任の強化と迷惑防止条例の強化が有効なのではと、これを最優先に考えています。客引きさえなくなれば、そこに依存する業態そのものがかなり減るはずなので。
by Tera (2006-06-17 04:16) 

歌舞伎の通行人(リターン1回目)

>Tera
下4行に同意・・・異国籍(日焼け顔の濃い人)の方々が一番目立つ・・・仮に排除(適切な表現では無いが・・)できれば随分と街も変わるかも・・・ホストのキャッチ(ノン・アルコールの本日!○○ハナビル前で飛び出され危うく車で、ヒキソウになった)も一掃できれば『ホーラ♪歌舞伎って健全な街♪』てぇ~な・・按配か・・・違法営業をする事を承知の上でビルオーナーに紹介!そして、その賃貸契約に携わる不動産屋にも其れなりのペナルティー!!・・・・随分、綺麗になるなぁ・・・・
by 歌舞伎の通行人(リターン1回目) (2006-06-17 05:38) 

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