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公共空間創出から見た街づくり~ニューヨークのPPS、Fred Kent氏のフロー。 [まちづくり]

歌舞伎町の公共空間創出といった視点でまちづくりを考えてみる。歌舞伎町エリアには、広めの公共スペースとしては映画館街が囲む「シネシティ広場」とハイジア裏の「大久保公園」とがある。シネシティ広場では、随時イベントなどが開催され広場としてはやや狭いもののある程度機能している。一方、大久保公園はホームレス対策によって新宿区と歌舞伎町二丁目町会との協議の結果として現在閉鎖中になっている。

シネシティ広場については、周辺の映画館街を形成する四葉会(コマ劇場と東宝会館が㈱東宝、新宿TOKYU MILANOビルが㈱東急レクリエーション、ヒューマックスパビリオンと地球会館が㈱ヒューマックス、第一第二の東亜会館が㈱東亜興行)が近い将来に共同で再開発計画を検討中ということもあって、現在のままの状態であり続けることはないだろう。また、大久保公園については、ここは新宿区の所有地であるが、歌舞伎町の地域再生計画の中でエリア活性化に向けて地元と区の協議の上で必ずしも公園にこだわらない有効活用について検討されているため、この場所もいつまでも今の状態のままであることはない。

 

↑青空の見えるシネコン、歌舞伎町シネシティ。右は歌舞伎町二丁目にある閉鎖中の大久保公園。

先日、プロジェクト・フォー・パブリックスペース=PPS(Project for Pablic Spaces)というニューヨーク・ブロードウェイに拠点を持つ公共空間有効活用に関する技術支援や研究、教育、計画の策定からデザインを業務にしている非営利団体のFred Kent氏にお会いする機会があり、いろいろ話を聞くことが出来た。

プロジェクト・フォー・パブリックスペースは1975年以来アメリカを含む世界中で1200箇所以上のコミュニティに関わり、公共空間が活気のある場所として機能するように支援してきたという。株式会社コトブキさんの紹介でFred Kent氏とお会いすることになったのだが、「今度ニューヨークに来てくれたら案内します」といわれ、「是非!」と言った手前、そのうち行かないとなぁ。。

「公共空間は、屋外における活動のステージである。そこでは、祝い事が催され、マラソンのゴールが設定されたり、また子供達が運動をしたり、あるいは季節を感じたり、さまざまな文化が交じり合ったりする。そういった場所は、家の前の通りであり歩道であり、また友達とであったり、社会的・経済的な知恵が交換されるビジネスの場であったりする。街やコミュニティに活き活きとした公共空間がある場合、地域の人たちは強いコミュニティ意識を持つことになる。また、反対に、そういった場所がないときには人々は、お互いの結びつきが希薄だと感じることになる。」

世界的に代表的な公共空間として、パリのルクセンブルグ庭園から学べる点は多いと。

アクセスとつながり

成功している公共空間は、行きやすく、また外から見えやすくなっていなければならない。また空間のいろいろな場所を利用する上で、便利に出来ていて、容易に動き回れるようになっていることが必要である。たとえば遠くから公共空間が見えるか否かは、利用しやすさとともに安全性にも影響を与える。

■快適性とイメージ

安全性や清潔さ、隣接する建物のスケール、また空間の特色や魅力等についての印象は、人が公共空間を利用する中で心理的にも最も重要な事項。これは、居心地のよい、座れる場所を見つけるときに感じることと同じ位重要なことである。人が座りたいと思う場所を選択できるようにすることの重要さについて人々はあまり気がついていない。

ニューヨークのBryant Park。人々が持ち運び自由な椅子で、思い思いの場所でくつろぐ。この場所は、Kent氏曰く、是非見て欲しいとのことでした。

車よけのボラード風石柱を椅子代わりに、シネシティ広場。決して快適とは言いがたい。

■使い方と活動

活動は空間の基本的要素である。活動は人がその場所をはじめて訪れたり、再びやってきたりする要因にもなる。活動はまた、空間を特別なものとしたり、ユニークなものにする。何もやることがない場合、空間は空虚になり、使われなくなる。そのような場合、通常は何かが具合悪いことを示している。

 毎日15時から四葉会のスタッフによる清掃活動(シネシティ広場)。背後に見えるのはパチンコ店。このエリアでは、パチンコ店がドアの開くときもっとも周辺音が大きくなる。また、周囲の建物に窓は少なく、結局圧迫感は避けられない。また、周囲を囲むビルによるビル風の存在も見過ごせない。

■社会性

人々が友達と会い、また隣人に会って挨拶し、また知らない人と一緒に居ても安心していられる場合、人はその空間やコミュニティに属していることを強く意識し、さらにこの種の社会的な活動を育んでいる空間を強く意識している。このことは、社会性が、難しいけれど空間が獲得しなくてはならない大切な質であることを意味している。

「しかし、今日、多くのパブリックスペースは、見るのにはいいが触られないようにと、意識的にデザインされているように思える。きちんとしてこぎれいであるが、空虚である。まるで人がいなければ問題は起こらないといわんかのように。しかし、空虚であったり、あらされたり、あるいは望ましくない人たちに占拠されてしまうようなパブリックスペースは、多くの場合デザインもしくは管理が悪いのか、その両方である。」

パリのラ・ビレット公園。この公園では、人々はお互い関わらないような座り方をせざるを得ず、また彫刻に登らないよう無言の注意を受けている。

 

シネシティ広場にはゴミが放置されていたり、ホームレスの存在も考えなくてはならない。

 

・すばらしい空間を創造するための原則

コミュニティの人々は専門家である

コミュニティに人々は、そのチクがいかに機能しているかについて広い視野と貴重な洞察力を持っている。彼らは何が重要であるか、コミュニティの人ならではのユニークな認識を持っている。コミュニティの人々が計画に関与するのは、少しでも早いほうがいい。理想的には、計画策定の前段階からの参加が望ましい。そして、継続して関与することが奨励されるべきである。まぜなら、彼らは関与した場所が完成した後、その場所の所有者あるいは世話役になるからである。

デザインではない。「場所」をいかに作り上げるか。

デザイン系の雑誌は、公共空間デザインとしてもっとも優れていると彼らが考えるプロジェクトに賞を与えている。しかし、ほとんどの場合、これらの賞を受賞したデザインは、「すばらしい場所」にはならない。場所づくりに必要とされるアプローチは、現在デザイナーが採用しているそれとはまったく違うものである。場所重視のアプローチはデザイン重視のものよりはるかに広範囲の課題に対処することが必要になる。しっかりとした管理と効果的な防犯対策は明らかに重要であるが、同様に徒歩や公共交通へのアクセスを確保することも重要であり、快適なベンチ、わかりやすい場所に置かれたゴミ箱、効果的なサイン、トイレ、食べ物を買える店の配置などすべて魅力的な空間をつくっていくうえで必要な要素である。それらを考慮、検討、分析、コミュニティとの意見交換などを経てコンセプトプランを練り、何度も議論してから実践計画をつくりあげる。そして、その実践計画を反映させての有効なデザインへとアプローチすべきである。

■ひとりではできない

優れた公共空間には個人や一組織が提供できるい以上のものが求められる。パートナーは創造的なアイディアを考える上で役立ち、場合によっては金銭面でも貢献してくれるかもしれない。パートナーはジョイント・プログラムやマーケティング、基金集め、治安維持といった活動に参加することによって、プロジェクトのインパクトを拡大することに寄与する。強力なパートナーは政治的な影響力をプロジェクトに与え、それを前進する上で大きな役割を果たす場合もある。

彼らはいつも「それはできない」と言う

公共空間と密接に関係する活動に責任を有する専門家たち、たとえば都市計画、交通、道路、レクリエーション、教育などの専門家達は、公共空間周辺の仕事を担っている。したがって、これらの組織の事業領域を超えたアイディアが出るたびに「それはできない」という言葉を聞かされることになる。しかしながら、公務員が「それはできない」といっているとき、本当は「我々はまだそのような方法でやったことがない」ということを意味しているだけである。

■観察するだけでいろんなことがわかってくる

空間を観察することによって、それがどのように使われているのかすぐに理解できる。その区間が小さな広場であろうが公園であろうが、ばすの停留所でろうが、何万人もが利用する鉄道駅えあろうがみな同じ。監察することで、勘や意見に過ぎないと思われてしまうことをしっかりと定量化すうことが可能とあるのである。

■ビジョンをつくる

パブリックスペースのビジョンは、多いそこで起こる活動に関連したものでつくられる。したがって、その場所のビジョンは、専門家や行政機関よりもその近くに住んでいたり働いていたりする人たちによってつくられるべきだる。どのコミュニティにも、ビジョンに発展しそうなアイディアを持っている人たちはたくさんいることが、経験上わかっている。

■使い方や活動を支えるようにデザインする

パブリックスペースの創出に際してデザインは確かに重要な要素であるが、コミュニティがその空間をどのように使うかについて深い理解をもち、そこから発想してつくられた空間は大変うまくいっていることがわかっている。コミュニティの才能やビジョンに頼ることは、強力なデザイン方針を導くことに必ずしもつながらないが、プロジェクトを強めることにはしばしば貢献する。

■相互連携を意識して配置する

「相互連携を意識した配置」とは、パブリックスペースの計画技術として使う場合には、その周囲において生じる活動量が増加するよう個々のエレメントを配置することを指す。その目的は、それぞれのエレメントがお互いの特徴を活かしあい、相乗効果を生むよう配置することである。たとえば、ベンチ、ゴミ箱、公衆電話をまとめてバス停や市場あるいは公園の入り口に配置すれば、それぞれがバラバラに配置された場合に比べて利用が増加する。新しい図書館の子供読書室を公園内の食べ物売店があるプレイグラウンドの傍らに設ければ、それぞれ別の場所に設けた場合よりも多くの活動が生み出される。

■小さなことからはじめよう

場をつくるためには、計画よりも多くのことが必要になる。大規模計画の多くは大きすぎ、費用と実現までの時間を要するたえm、泥沼にはまりこむことも多い。たとえばペチュニアの花を植えるといった「短時間で実施できること」は、そのアイディアを容易に試せるだけでなく、その行動によって街に変化が起こること、そのためのアイディアが重要であることを人々に認識させる。

■お金が問題ではない

何もしない理由として、資金不足が言い訳にされることがあまりにも多い。事実、あえて言えば、お金があり余っているために、よりよい場所をつくるための創意工夫や創造性が損なわれることさえある。そのような場合、お金は「事情をよく知っている」はずのプロ設計者やコンサルに渡されてしまう。しかし、そのパブリックスペースはどのようにあるべきかを一番よく知っているのは、その場所を使っている人たちである。お金が問題にあるということは、一般的にその仕事が誤ったコンセプトによってなされたことを示している。計画に費用がかかりすぎるとかそういうことからではなく、そこを使う人々がその場所は自分達に帰属していると舵取れないことが問題である。

■終わりはない

よいパブリックスペースを作ることは、賞をとるようなデザインをするということではない。大切なことは、主にコミュニティのビジョンに基づき、優れたマネジメント計画を備えることだ。どのようなよいパブリックスペースにおいても、その成功の80%はよいマネジメントによるものと考えている。いかに良いデザインであっても、適切にマネジメントされない限り本当のよい場所にはならない。パブリックスペースはよく使われれば磨耗するが、それでよい。人々に使われ愛されるものは、いずれ取替えや修理が必要になる。場を変化させる要求があること、変化の必要性を受け入れること、そして変化を可能とする柔軟なマネジメントが、よいパブリックスペースをつくる。

 

・成功している空間の特徴

■グループで行動する人の率が高い

グループでいる人々の存在は、その場所を選んで使っている人たちがいることを示している。

■女性の率が他の場所での平均値よりも高い

女性は、自分達が使う場所に関して、男性よりもえり好みが激しいものである。その理由は、座る場所を選ぶときの女性特有の好みのうるささから、場所全体の安全に対する警戒までいろいろある。

パリのルクセンブルグ公園

さまざまな年齢層の存在

さまざまな年齢層の存在は、異なった時間帯それぞれに、異なった種類の使用者がいることを示している。

■多様な活動の存在

人気のある場所は、そうでない場所よりもたくさんのやることがある。そして、そこでの活動は特定の器具や施設を要さない。

■愛情の表出

よい公共空間では、問題のある公共空間よりも笑顔、キス、抱擁、握手などの行為が頻繁に起こる。

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 歌舞伎町二丁目にあるハイジア前の広場も活用されていない。エリアの核であるシネシティ広場から見て、見通せない場所にあること、ハイジアそのものが近隣との調整に苦労した経緯によってこの場所の活用には非常に消極的である。ハイジアは現在三菱信託との20年の信託契約中であり、この契約もあと7年に満たない。四葉会の再開発がどうなるかとともに、このハイジアも契約終了後東京都に返還されるが、どう変化するべきなのか。タイムスケジュールから考えても、四葉会とハイジア(東京都)、大久保公園(新宿区)はマネジメントも含めて一体再生を考えるべきだろう。

ハイジアの中のスペースでは、「ハイジア初夏の江戸職人の技展」と銘うち、新粉細工や江戸切子などの伝統技の物産展が行われていた。(開催期間は6月4日迄)

  

ハイジアにしても、事務所を埋めるのに非常に苦労してきたが、いろいろイベントを行うなどして活性化を推進しようとしている。しかし、シネシティ方面から見ても東亜会館とヒューマックスパビリオンによって視界からさえぎられ、またハイジア自身がその裏に位置する大久保公園を隠してしまっている。挙句に、地域との関係性や、テナントにたいするさまざまな縛りによって、どう多めに見ても成功した開発とはいえないだろう。シネシティと四葉会~ハイジア~大久保公園を一体的にマネジメントがもし可能ならば、地域の核として蘇ることも可能なのだが。

  

コマ劇場周辺のエリアにも、道幅のある活用可能なスペースがある。

新宿区役所前にも、決して広くはないが活用する気になればいろいろ使い道のありそうな公共スペースがある。以前、ここでジャズコンサートをたった一回だけやったことがある。いずれにしても、公共スペースをいかに魅力的な場所にしていくかは、まさに地域の活性化に最も重要なことである。一方で、これに紹介したスペースも、その多くがそのままと言うわけではない。どれも、いろいろと今後の地域再生に伴って再生なり、あるいは再配置されていくことになるかもしれない。

歌舞伎町ではないが、そのすぐ東に鎮座する花園神社では26日から29日にかけて例大祭が開催されていた。「公共」とは言い切れないが、日本の場合、神社・仏閣はまあ概ね公共スペースとして非常に重要なスペースである。まちづくりを考える上で、神社・仏閣の配置、スペースの活用のされ方も大事なポイントであろう。

  

今回、レクチャーいただいたプロジェクト・フォー・パブリックスペース(Project for Public Spaces)のFred Kent氏は、歌舞伎町ルネッサンスの取組や四葉会の再開発などについてはほとんど知らない。したがって、話の中で当てはまること、当てはまりにくいこと、あるいはもう既にやっていることや、これからすべきことなどいろいろあるが、総じて彼の言う「優れたマネジメント計画をいかに立てるか」がこれから最大の課題であろう。ニューヨークのようなBID的手法は日本の法律・税制上なかなか難しいが、だからといって不可能というわけではないし、また、それに変わる新たな手法に対するアイディアもないわけではない。歌舞伎町内の公共スペースをどうするかというだけではなく、「歌舞伎町」自身をどうしていくべきなのか、それを考える上で、Fred Kent氏の示すフローは参考になるだろう。


週末の27日、土曜日。あずま通り入り口から入ったところのショーリビルの地下にあるライブハウス・レストラン「キャロルハウス」。ここで、新宿放送局がすすめている「歌舞伎町スター公開オーディション」のバンド編が開催された。

  

左からGuts Dynamaito Cabaret、ハイパー☆スルー55!!、Polyphonic Meeting、下はHYENA。

←カメラはよくしよう委員会にも出席している弓田君。

出演バンドは11組程度で、この模様は新宿放送局のサイトで放映されるほか、新宿アルタのビジョンでも流れる。お笑い、DJ、手品などのオーディションも随時開催されているが、それらに比較すると音楽の方は「日本中から歌舞伎町をステージにしてメジャーに」といった志向からかレベルも高くそれなりに見れるパフォーマーもいた。なお、オーディションはあらゆるジャンルにおいて、まだまだ継続して行っていくということなので、興味ある方はどんどん応募してください。8月6日には歌舞伎町でチャンピョン大会も開催される予定。

しかし、それはそれとして、どうも歌舞伎町らしさという点でどうなのか?という想いもあった。歌舞伎町といえば、アジア、とくに韓国や中国の人たちも多く、それぞれ活発な活動をしている。まして、日本人に比較しても歌や踊りは彼らの方がレベルも高いし裾野も広いかもしれない。そんな人たちがオーディションには参加してきていないというのがやや寂しく、また歌舞伎町らしさという点でどうなのかなと思ったり。これからの歌舞伎町を考える上で、ハード・ソフト両面で、たとえばアジアのエンタメ文化のステップアップステージとして、たとえば歌舞伎町で成功してニューヨークやパリに飛躍、そんなドリームをなしうる街であったらなぁという想いがある。インフラがまだまだ不足しているが、弓田君(新宿放送局のD)、もう少し国際的にアプローチかけてみようか。


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いい加減な

理想は理想です。
他の国では・・・・・デンデン
よく引き合いにしますが、都合の良いところばかりを。
儲かっている歌舞伎町商店会振興組合さんがお金を出せばよいのでは??
行動してます。活動してます??
組合員さんのビルを見渡しましょう。
サラ金、ぼった栗(笑)、ヘルス、客引きを出してる居酒屋。
何を考えてのお話なのか。
長く仕事をしていると、嘘ばかりが見えてきます。
役所とか警察が信用足りえる組合ですか。
馬鹿にされていることを(くれば受け答えはしますよ、でも実態では如何ですか(笑))って思われていますよ。
クボタさんはビルを売り、死にそうになった小松さんのビルの中身は、とか。
一番街には何が有るのですか・・・・
きれいごとで済むなら貴方が先頭で交渉に当たってください。その節はご連絡いただければ微力ながらお力にはなれると思いますが。本音です。
都合の悪いことはいつも回答がない@geha様のHPでは、組合員の利益が一番らしいので。
辛辣なことばかりでスミマセン。
でも、綺麗ごとを仰っている方が一番むかつきます。
by いい加減な (2006-05-30 01:29) 

Tera

歌舞伎町商店街振興組合という組織について、あなたが知っていることはおそらくその一部でしょう。たしかに、そういった側面もありますが、そうじゃない側面もあり、つまりいろんな方たちの共同体ですからやむをえないでしょう。しかし、あなたが言う言葉の意図も一理あります。歌舞伎町を語る上で「街」を代表する組織として組合を引き合いに出すことは多いが、それが正しいかどうか。
現状、行政や警察から見て公式な組織がそれしかないことによってある部分実体とかけ離れた議論があるということです。そこは客観的に見ていないといけない。自分は申し上げたことがあります、街を良くするために仮に組合が破産しても、それはそれでいいんじゃないんですか?と。そうですね、おっしゃるように以前、組合は組合員の利益を第一という色合いが強かったのは確かですが、それも随分と変わってきましたよ。
by Tera (2006-05-30 01:50) 

オープンスペースを魅力的にする

引用ですか?
by オープンスペースを魅力的にする (2010-07-21 20:33) 

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