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5月22日より歌舞伎町シネシティ広場で映画「GOAL!」のトリックアート製作!ジュリアン・ビーバー(Julian Beever)氏初来日。 [イベント]

 

■5月22日(月)、新宿歌舞伎町のシネシティ広場でいよいよJullian Beever(ジュリアン・ビーバー)氏による3Dトリックアートの製作が開始。(上右は25日完成時)

今週の週末、FIFAワールドカップ開幕直前の5月27日より新宿ミラノ座ほか全国で公開される映画「GOAL!」(配給:東芝エンタテインメント)のPRイベントとして行われ、22日より24日までの3日間をかけて製作、完成後の25日にはシネシティ広場とミラノ座で映画「GOAL!」のプレミアイベントと試写会の開催が予定されている。ゲストには、日本語吹き替え版のテーマソングを担当するW-inds.がやってくることになっている。

映画「GOAL!」プレミアイベント:5月25日(木) 16時より~[ゲスト:W-inds.]

参考記事:3DトリックアートのJulian Beever(ジュリアン・ビーバー)が歌舞伎町シネシティにやってくる!

ジュリアン・ビーバー氏(Jullian Beever)はオイルチョークを巧みに使って、フレスコ画風のアートや、道路などの公共スペースに落とし穴や水溜りなどの3Dトリックアートを描くイギリス人アーティスト。10年ほど前から世界各地で活躍しており、日本来日は今回が初めて。

 

右の写真は今回製作するデザインのスケッチ、左の様に三脚の上にカメラを置き、人間の視点の高さから見たときに像が立体的になるよう確認しながら作業を続けていく。手にオイルチョークの入った缶(なんとふりかけ^^!)で地面にふりかけのようにかけ、手ですりこみスプレーで定着させていく。シネシティ広場はビル風が舞うためにやや風を気にしていた。「チョットカゼアルネ!」みたいなことを英語でいってた。作業状況は歌舞伎町シネシティ・ライブカメラでもチェックはできる。

  

作業は10時過ぎあたりから夕方の6時あたりまで、この日の作業は右上の写真のような具合。

■5月23日の製作風景

夕方から雨の予報のため作業は早めに引き上げるかもしれないとのことだった。下の写真を見る限り大分全体像がハッキリしてきている。視点をどこにもってくるかが少し難しいのだが、やや立体的に見えなくもないかも^^

 

■5月24日の製作風景

この日はかなり強い日差しの中での作業だった。しかし、予報どおり夕方から雨、雷を伴う夕立^^;予定では、この日で作業終了となっていたが間に合わず、25日も作業をつづけることに。

 

■5月25日ついに完成、16時より「GOAL!」プレミアイベント

ゲストに映画「GOAL!」吹き替え版のテーマ曲を歌うW-inds.を招き、ジュリアン・ビーバー氏とともに除幕式でこの日のイベント開始。W-inds.は女の子に人気のアイドルグループなだけに、たくさんの女の子達がイベントに駆けつけていた。

 

サンティエゴ(クノ・ベッカー)のポーズをまねて、ジュリアン・ビーバー氏とW-inds.の4人でフォトセッション。イベントの後、ミラノ座で行われた試写会、女性比98%^^;これほどミラノ座に、あるいは歌舞伎町に女性が集まるイベントもかなり珍しいかも。

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マスコミも取材陣も、どの視点で見ればいいのかウロウロしていたが、だいたいこんなもん(左)かな。広場に行かれた方はわかるかもしれないが、ジュリアンが「ここに立って見てください」と足跡をチョークでマーキングしています。シネシティ広場は法的には区の道路、つまり公共のスペース。そういった場所にジュリアン・ビーバー氏という著名なアーティストとはいえ、いわば「おとなの落書き」をアートとして認めて今回のイベントをできたという点は、街と行政を評価したい。なお、この路上アート、天候や風化防止にラッピングはしてあるが、6月9日のFIFAワールドカップ・ドイツ大会の初日まで歌舞伎町シネシティ広場で公開中。

 Nancy , Julian and Jane

Julian Beever  ジュリアン・ビーバー Pavement Artist

15才の頃から地面にチョークアートを描き始め、今や「路上のピカソ」といわれるイギリス人アーティスト。歩道を使って、特定の視点から見たときに3つの次元の錯覚を作成する3D技法“Trompe-l’oeil”デッサンは、anamorphism と呼ばれる投影技法と遠近法を用いて作成される。

ジュリアンは、こういった3Dトリックアートのほかにも、フレスコ画風の壁画やレプリカ制作も手がけ、度々企業等のビル壁面を用いての壁画ペイントパフォーマーとしても活躍、イギリスをはじめ、ベルギー、フランス、オランダ、ドイツ、オーストリア、そしてアメリカやオーストラリアと全世界に渡る。現在ベルギー在住、奥さんのNancyと生後7週間のJaneが家族。常に家族とともにアート活動に世界中を駆け巡る。今回の歌舞伎町シネシティでの作業にも、ファミリーで一緒に来日。4日間、NancyもJaneもシネシティ広場でJullianの作業をずーっと見守っていた。お疲れさまでした^^ノシ

 

彼の作品で今回の「GOAL!」に似ているタイプでいうとスコットランド・グラスゴーで歩道に書いた「Swimming-Pool」、上の写真のように正しい視点で見ると立体的に見えるが、右のように間違った視点だとなんだかわからない。日本にいて、コマーシャル・アートとはいえ彼の作品を製作のプロセスから生で見れたのはラッキー。出来れば、コマーシャルじゃなくもっと自由な作品で招聘できたらなぁ・・。

 

「GOAL!」の映画看板がミラノ座に掛けられている。これを製作しているのはやはり新宿の東京宣伝という職安通りを渡ったところの会社のスタッフ。看板を見るとわかると思うが、サッカーボールが何気に立体的に描かれている。でも、なんとなくメテオ風の巨大なボールが客席に落下!といえなくもないような^^・・・。映画「GOAL!」はFIFAが初めて公認したサッカー映画で、貧しい生活からチャンスをつかんでプロサッカー選手に(step1)レアルのスター選手に(step2)そして祖国の威信をかけたワールドカップ(step3、ちなみに中田秀寿の出演も決定!)という3部作の今回がstep1。単なるサッカー映画というだけでなく、FIFAが、プレミアリーグ・ニューカッスルが、レアルマドリードが、そしてアディダスが本気で取り組んだ壮大なエンターテインメント作品、配給の東芝エンタテインメントは一気にこの3部作配給権をまとめて手に入れるほどの力の入れよう。ひょっとしてけっこう社運かかってるカモネ。『GOAL!』を大ヒットさせることに宣伝マン人生を賭ける20代宣伝マンのブログ、大ジョブか^^;


 

花道通りの遊牧の地下に6月12日オープンする「つるとんたん」

夏木マリ プロデュースということで話題になり、最近六本木店を皮切りに関東に進出を果たした手打ちうどんの「つるとんたん」(カトープレジャーグループ 加藤友康社長)が歌舞伎町に進出してきた。24・25日はお披露目ということでちょこっと覗いてみた。裏新宿さんのサイトでも書かれていたし、個人的にもうどんが好きなものでちょっと楽しみなお店。店の中には、個室もあるし、奥にはステージもあり、ライブも観れるうどんレストランといった感じかな。ざるうどん(下右の写真)は780円、砕いた氷の上に腰の強い手打ちうどんを、あっさりとした麺つゆにゴマ、うずら、しょうがを添えていただく。丼モノや、その他変わったうどんなどメニューも豊富なようだ。夏木マリさんもたまにはお店に立ち寄るそうです。グランドオープンは6月12日、営業時間は11:00~朝8:00まで。(なお、6月2日よりプレオープンでディナータイムのみ営業予定)

 


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Tetsu

Nice Blog!始めまして、Julian Beeverの検索でこの面白いブログにたどり着きました。

本当にJulian Beeverは凄いですよね!そうですか、新宿にも来たんですか!見に行きたかったですね!

僕も最近彼に関する記事を書きましたので、もし良かったら:

http://tetsu-2006.blogspot.com

よろしくお願いします。
by Tetsu (2006-06-02 00:21) 

Tera

Tetsuさん、はじめまして、とコメントどうもです。
Tetsuさんはピサの斜塔も背負うほどの怪力らしい・・・^^
by Tera (2006-06-02 04:46) 

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