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歌舞伎町シネシティ広場、改修計画の続報 [まちづくり]

 

シネシティ広場改修のイメージ図(左は昼間、右は夜のイメージ図)、ライトアップ構想への地域の要望は大きい。問題は費用負担をどこが行うかに集約されるが。

10月ともなると、区も来年度の予算の関係で動きがあわただしくなる。シネシティ広場は現在9000席をもつ「青空の見えるシネコン」と呼ばれる映画館街の中心に位置し、歌舞伎町の活性化におけるシンボリックゾーンであり、イベント会場の核として機能してきている。だが問題も多い。現況からいうと奥の植え込みはミラノ座を隠してしまい、またゴミ捨て場になっている。ホームレスの問題は深刻だが、人権という意味と道路上とはいえ交通があるというわけではないため排除しにくいという事情がある。これは今後、シンボリックゾーンとしての歌舞伎町シネシティを機能不全におちいらせる可能性がある。

地域の活性化とホームレスがいにくくするという両方の目的をどう可能にするか。

資金・マンパワーも今の現状で一杯一杯ということもあり、なかなか目に見える大きな変革を生むにいたっていないが、ここのところで一つのアイディアとして、365日ここでオープンカフェをできないか?ということが検討されている。

すでに、実験的にはシネマティック・カフェという形で立教大学廣江ゼミ生によってGWやファンタスティック映画祭などにあわせて実施、またオクトーバーフェストではビアホール形式での営業も試みてきた。

←今年のファンタのときのシネマティックカフェ

↑オクトーバーフェストではシネシティ広場にテント、インフォメーションブースも置いた。

現在シネシティ広場は区道。道路管理者が警察、所有者は区ということを踏まえたうえでアイディアをまとめると、

①シネシティ広場のミラノ座側の植え込みを撤去、ふたをして常設ステージにする。

:これについては歌舞伎町商店街振興組合と新宿区の間で交渉中の案件として、実現性は高い。

②シネシティ広場まわりの映画館の上から照明をあてる(広場・ステージのライトアップ)

:費用負担を民間がやるのであれば可能、さらに街の意向としてステージがある以外をオールフラットにしたいという意見だが、これについては予算の関係で難色をしめしている。

③その上で、架設店舗形式でオープンカフェをオクトーバーフェストのときのブース位置に設置。

④広場上はパラソルとテーブル、いすを並べる。

⑤ブースの広場側をカフェ、コマ側に観光案内所にしてマップ配布やガイド、および夜間は民間防犯パトロール本部もかねる。(ボランティア防犯組織の立ち上げも念頭に)

⑥夜間はブースを倉庫とする。

以上の方向性でどうなるか、いろんな方に話をしていこうかと思っています。

営業上妨害になるのでという意味でホームレス対策をおこなえるという点、観光案内所を置くには最高の立地であるという点、仮に赤字になったとしても観光案内所運営で収益補填が可能。とはいえ、周辺の合意がとれたとしても次に問題なのが運営スタッフ。この話を新宿区に話したところ、経緯をBLOGに書いて運営会社を公募してみるのもいいかもしれない、ということでここに書きました。今の段階では仮説上の計画ですしイニシャルコストを誰がどう負担するのかなど未定ですが実現性は高いと思っています。

BLOGをご覧になったかたで、シネシティ広場運営に手を上げていただける企業はありませんか?運営基準はあくまで歌舞伎町ルネッサンスのまちづくり、地域再生計画にのっとったものということであれば、上に書いたアイディア以外の手法も検討できると思います。また、この計画に賛同し協賛いただける企業はいませんでしょうか?

BLOG作者の自分宛(プロフィールから)にメールをいただくか、もしくは下記までご相談ください。

●新宿区企画政策部歌舞伎町担当 香西副参事 03-5273-3604

 

 

 

 


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