9月16日(日)新宿総鎮守・十二社熊野神社大祭 [祭]
9月16日 新宿総鎮守・十二社熊野神社大祭
新宿駅周辺、ならびに西新宿と歌舞伎町を含む地域の総鎮守が十二社・熊野神社です。祭礼は毎年秋に開催されます。本年は、9月16日(日)に大祭が執り行われました。3年ごとに陰・陰・陽祭を繰り返し、本年2012年は陽祭で、大祭の行われた16日の日曜日には、2基の本社神輿が新宿駅東口西口及び歌舞伎町の地域を練り歩きました。
13時 熊野神社より宮出~十二社~甲州街道~明治安田生命ビル前に14:40着14:50発
セントラルロード~一番街を経て歌舞伎町を出て、モア4~16:15 新宿駅東口
紫色の半纏は協力員と言って、言ってみれば「祭礼」の実行委員のようなもの。各睦から代表者が選ばれ、この祭りの企画から準備に奔走された方々。彼らを“立てる”という意味で、一番目立つアルタ前では協力員が花棒を担ぐ、上の写真はそういう場面。歌舞伎町睦からは中井光春氏(歌舞伎町商店街振興組合理事、坂内オーナー)と杉山元茂氏(歌舞伎町商店街振興組合専務理事、すずや社長)が協力員として、この場面で花棒を担いでます。
17:30頃に新宿通り~アルタ前を経て靖国通り
青梅街道~新宿警察署前を左~そのまま20:40過ぎの宮入へ。
歌舞伎町睦は、歌舞伎町~アルタ前までの本社神輿渡御後、夜は町神輿を担いで町内を練り歩き。賛否はあろうかと思いますが、歌舞伎町睦の“夜”は江戸前担ぎで盛り上がります。本来、熊野神社は“千鳥担ぎ”ですが、この担ぎ方は若干馴れも必要でちょっと難しい。
伝統美、文化の継承の大切さ、難しさ―「千鳥担ぎ」この担ぎ方は熊野神社の他に新宿区須賀町の須賀神社の「四谷担ぎ」と並んでとても希少な担ぎ方。リズムとりに鉦(チャンチキ)を使っているのも特徴があります。千鳥足…というと酔っ払い歩きがその代表でふらふら…というイメージですが この千鳥担ぎは、小刻みに足踏みし、ちょこちょこ摺り足で進む感じ。お神輿の先棒・花棒(はなぼう・担ぎ棒の先端)を肩で担ぐのではなく、首の後ろをつけ(現在の主流の担ぎ方)、腰を突き出し脚をぴんと張って千鳥足で進むところもこのお神輿の珍しい特徴です。但し昔から千鳥担ぎをよく知っている方は、やはり肩で担ぎ、担いだ肩の方の腕はしっかり棒を押さえ空いている腕は頭の後ろから回し上から棒を押さえます。掛け声も、江戸前担ぎの「そいや そーれ」と違い、「おいさぁ ちょいさぁ」「こりゃさぁ こりゃこりゃ」等、この珍しいが故に難しい担ぎ方をしたくて、お神輿好きが各地から集まってきたりもするとか。
↓そして江戸前担ぎで夜の歌舞伎町を渡御する歌舞伎町睦。
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