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10月15日(土)学生クリエイターズ・フェスタin新宿2011開幕―10月23日(日)まで開催 [イベント]

10月15日(日)、歌舞伎町と新宿東口モア4番街をステージに、アート系学校の生徒たちの作品展示が街に並ぶ「学生クリエイターズ・フェスタin新宿2011」が開幕、10月23日(日)まで開催が続く。

歌舞伎町セントラルロードの設置された空き缶オブジェ(日本工業大学生制作作品)"Bar Aluminium Night"、通りすがりの人もやはり気になる様子でした。

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SHINJUKU COLLEGE CREATORS FESTA 2011
学生クリエイターズ・フェスタin新宿 2011

趣旨
学生の豊かで挑戦的な発想と想像力で、都市本来が持っていた 「出会い」や「感動」を新たに誘 発し「まちと人」、「人と人」を 繋ぐコミュニケーションツールとしてのアート作品を提 案してもらいます。 また、本フェスタを構成する、様々なアートイベントを通して 新宿・歌舞伎町から新たな賑わいと文化芸術の創造・発信を図ります。

テーマ
「繋がりの誘発」
まちと人、人と人を繋ぐ機会を誘発する新しいコミュニケーションメッセージを発信します。

期間:平成23年10月15日(土)〜10月23日(日)
会場:新宿モア4番街、歌舞伎町セントラルロード、歌舞伎町シネシティ広場、 東京と健康プラザハイジア、区立大久保公園
主催:学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿 2011 実行委員会 新宿区
特別協賛:東日本電信電話株式会社、小田急電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、住友不動産株式会社、株式会社ロッテ
協賛:東京商工会議所新宿支部、株式会社三越伊勢丹、京王電鉄株式会社、西武鉄道株式会社、大日本印刷株式会社、株式会社東急レクリエーション、東京地下鉄株式会社、日清食品株式会社、野村不動産株式会社、藤田観光株式会社、三菱地所株式会社
賛助:大成建設株式会社、東宝株式会社、株式会社ヒューマックス
後援:経済産業省、東京都
Cofesta2011 パートナーシップイベント

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学生クリエイターズフェスタin新宿2011コンペティション
新宿の大学、専門学校及び東日本大震災被災地の東北の大学、全国の大学等から作品を募集。新宿駅東口・モア4番街及び歌舞伎町にアート作品を展示発表する。学生の豊かで挑戦的な発想と創造力で、都市本来が持っていた「出会い」や「感動」を新たに誘発し、「まちと人」「人と人」をつなぐコミュニケーションツールを提案して貰い、新宿・歌舞伎町のまちづくりに寄与すると共に、新しい文化・創造・発信を目指します。

◆テーマ
「繋がりの誘発」
◇募集部門
①空間デザイン部門:15校 20作品
②デジタル映像部門: 7校 71作品
◆日時:2011年10月15日(土)〜 10月23日(日)
◆会場
①空間デザイン部門:新宿モア4番街、歌舞伎町セントラルロード
②デジタル映像部門:歌舞伎町シネシティ広場
◆作品審査
①一般人気投票:10月15日(土)〜10月21日(金)
②審査委員審査:10月19日(水)

最優秀賞各1作品賞金10万円+賞状・楯
優秀賞各3作品賞金3万円+賞状・楯
佳作(空間デザイン部門)各6作品賞金1万円+賞状・楯
佳作(デジタル映像部門)各16作品賞金1万円+賞状・楯
※一般人気投票は展示会場にてWiFineネットワークを利用してモバイル端末から投票
出展作品→http://www.sccf.jp/works/works_top.html

■審査委員
◇空間デザイン部門
赤池 学/㈱ユニバーサルデザイン総合研究所 所長 北川 フラム/アートディレクター 下川 一哉/日経デザイン 編集長
鈴木 恵千代/㈱乃村工藝社 統括アートディレクター 田中 一雄/㈱GKデザイン機構 代表取締役 中山 弘子/新宿区区長
◇デジタル映像部門
高橋 哲人/映像・音楽アーティスト タナカ ノリユキ/アーティスト/アートディレクター 中谷 日出/NHK解説委員
能丸 裕幸/㈱アサツーディ・ケイ エグゼクティブ・クリエイティブディレクター 野口 則行/新宿区副区長

■参加大学
◇空間デザイン部門
茨城大学 神奈川大学 工学院大学 神戸大学 尚美学園大学 女子美術大学 多摩美術大学 東京工芸大学 東京造形大学
東京大学 東京理科大学 東北工業大学 日本工業大学 日本女子大学 早稲田大学
◇デジタル映像部門
九州大学 尚美学園大学 宝塚大学 多摩美術大学 デジタルハリウッド大学大学院 東京造形大学 日本電子専門学校 HAL東京・大阪・名古屋 文京学院大学

キックオフフォーラム

「繋がりの誘発」をテーマに、「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿2011」のキックオフ・フォーラ ムを開催します。コンピュータ社会やモバイルコミュニケーション時代の中で希薄化する「まちと人」 「人と人」の関係を、アートやクリエイティブ活動がどう関われるか、また、アートが新しいまちづく りの手段となるか等を考察します。

【ディスカッションテーマ】
①新宿のイメージと新宿のもつ多様性・特異性
②希薄化する「まちと人」「人と人」の繋がり
③アートや文化イベントとまちづくり〜他都市の事例やアジアのアートシーン
④「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿2011」の意義と期待するもの

●基調講演 中山弘子新宿区長
●パネルディスカッション
【パネラー】
沖 健次/東京造形大学造形学部教授 川村 順一/宝塚大学東京メディアコンテンツ学部学部長教授 小松史郎/東京都市大学都市生活学部教授 タナカ ノリユキ/クリエイティブ・ディレクター 映像ディレクター
【コーディネーター】
牧村 真史/集客創造研究所所長 エグゼクティブ・プロデューサー
◆日時:2011年10月15日(土) 13:00 〜 16:00
◆会場:新宿区役所本庁舎5階大会議室

「繋がりの誘発」をテーマに、「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿2011」のキックオフ・フォーラ ムを開催します。コンピュータ社会やモバイルコミュニケーション時代の中で希薄化する「まちと人」 「人と人」の関係を、アートやクリエイティブ活動がどう関われるか、また、アートが新しいまちづく りの手段となるか等を考察します。
【ディスカッションテーマ】
①新宿のイメージと新宿のもつ多様性・特異性
②希薄化する「まちと人」「人と人」の繋がり
③アートや文化イベントとまちづくり〜他都市の事例やアジアのアートシーン
④「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿2011」の意義と期待するもの

一日350万人の乗降客を持つ、日本一のターミナル駅をもつ新宿、区民人口33万人として、例えば通り過ぎていく327万人の人々に、いかに新宿に対し愛着を持ってもらうか、記憶を持ってもらうか、振り向いてもらうかということについて、歌舞伎町ルネッサンスの施策の中で犯罪インフラの除去を続けてきたが、マイナスを0にするだけでは街は元気にならない、そこで、様々な社会実験の中で、非常に多くの人たちが行き交う、つまり極めてディスプレイ効果が高いエリアとして、学生たちにとどまらずアジアの人たちにもアーティストの発表・発信の場としていくことが街のポテンシャルをあげていく、といった議論が行われた。その中で、街が如何にインキュベーター、不可装置になりうるかという話の中で、現在観光業の中で言われるスマートツールズム<新宿に「おもしろい人がいるからその人と会いたい、話をしたいから街に訪れる>という新たに注目されているジャンル、さらにそのステージ、社交の場<アソシエイション>としての創出、これらをグラーバルに磨き上げていくということがいいのではないかという話だった。そこでは、当然学校や自治体の役割もある。つまり今回のイベントの中にある<歌舞伎町・新宿ゴールデン街文化夜塾>などにも近いが、『人が集まる要素を人の中に求めていく』という発想は納得できた。

また、実験的に渋谷で<i>を掲げた外国人向け観光案内所を40日開設したときに1500人が訪れた、しかも情報ではなく話をデキルというだけでリピーターが多かったという話から、一番のホスピタリティは言語である、新宿は東京で一番英語が通じる街にしたらどうかといった提言など、といったパネルディスカッション。

歌舞伎町・新宿ゴールデン街文化夜塾

キックオフ・フォーラムの体験プログラムとして、大学生や専門学校生等を対象に新宿歌舞伎町・ゴールデン街の飲食店やバー5店舗を会場に開催します。お店のオーナーや名物店主による待ちの文化や歴史、常連さんの人間像、お店のポリシーなど個性的な談義や名物メニューをお酒と共に楽しみながら”歌舞伎町””ゴールデン街”の文化を体験していただく試みです。


◆日時:2011年10月15日(土) 19:00 〜 21:00
◆会場:新宿歌舞伎町(2店舗) ゴールデン街(3店舗)
◆参加費:3,500円(「大衆割烹あそう」のみ4,000円)
◆参加者:15名〜20名 × 5会場(一般公募)
◆申込対象:20歳以上の大学生及び専門学校生

○コース1 :新宿歌舞伎町「とんかつ すずや」
「新宿すずや」は昭和29年創業。民芸運動の柳宗悦、浜田庄司らの通ったお店としても知られ、杉山元茂社長の歌舞伎町文化史と名物とんかつ茶漬けや料理を楽しんでいただきます。
東京都新宿区歌舞伎町1‐22‐4

○コース2 :新宿歌舞伎町「大衆割烹 あそう」
「あそう」は大海老の塩焼きやふぐなどを大衆的な料金で食べられる店として40年の歴史を持つ。大衆とともに歩んできた麻生茂社長のお話と料理を肴に庶民の歌舞伎町を体験していただきます。
東京都新宿区歌舞伎町1‐22‐4

麻生さん、古い歌舞伎町の地図を見せながら、戦後からの歌舞伎町の街ができた流れを解説。

○コース3 :ゴールデン街「クラクラ」
「クラクラ」は椿組率いる外波山文明氏のお店。外波山文明氏は新宿ゴールデン街商業組合理事長。店主外波山氏の新宿文化論の話とおつまみを肴に新宿・ゴールデン街を体験して頂きます。
東京都新宿区歌舞伎町1-1-9

クラクラは、店主の外波山さんが俳優・声優として活躍しているで役者さんの客が多い。少し前の話だが、俵万智さんがここで働いていたことがあり、その後妊娠して・・とかの頃の話がなかなか盛り上がってました。。(あ、書いてよかったのかな?^^;


○コース4 :ゴールデン街「O2」
「O2」は三光町商店街振興組合理事長奥山彰彦氏のお店。新宿花園ゴールデン街の生き字引とも言われている。店主奥山氏の新宿ゴールデン街の光と陰の戦後史のお話とおつまみを肴に新宿ゴールデン街を体験して頂きます。
東京都新宿区歌舞伎町1-1-7

取材ということでこの2時間に5軒をはしごするはめになったのだが、最後に顔を出したO2ではちょっと一息。店主の奥山氏は丁度2週間ほどパレスチナに視察に行かれてた直後だったもので、その時の話が聞けたり・・。ゴールデン街の話もさることながら、今をときめくパレスチナ問題の現場の話はなかなか貴重。農業支援と観光と言う形で入ったそうだが、店の仕入れの関係でパレスチナと縁のある奥山氏、というわけでもう少し深いところまではいってきたようで。イスラエル軍の催涙弾の洗礼にあったようでした。。

○コース5 :ゴールデン街「Le Matin(ル マタン)」
「Le Matin」は三光町商店振興組合副理事長福田都氏のお店。ジャーナリストやアーティストの常連も多く、川柳の会や、劇団の演出家もこなす都氏のカオス的な話とおつまみを肴に歴史と人物史を体験して貰います。

オープニングセレモニー
本フェスタの全体オープニングセレモニーとして、区関係者、協賛企業、各参加大学・学校、報道関係者を招き、開会式を開催する。なお、オープニングセレモニーに引き続き、特別プロジェクトの「ライティングアートin新宿」を展開。また東日本大震災で被災にあった方々に対し、哀悼の意を込めて黙祷を行います。

◆日時:2011年10月15日(土)
セレモニーレセプション :16:30 〜 17:30
ライティングアートin新宿:18:00 〜 20:30
◆会場:シネシティTOKYU MILANOビル4F、ライティングプロジェクトはシネシティ広場

◇ライティングプロジェクト
照明デザイナー面出薫氏と武蔵野美術大学面出ゼミ有志23人によるプロジェクト。歌舞伎町 シネシティ広場を会場に、光のメッセージを発信します。 初日はオープニングナイトイベントとして位置付け、歌舞伎町シネシティ広場周辺の街灯、ビルの照明を落とし、ライティングによる東日本大震災の哀悼のセレモニーを開催致します。

◆テーマ:歌舞伎町・光・再起動
◆コンセプト
歌舞伎町は「かぶく人々」の集う街である。 かぶくとは「傾く」を語源に、自由奔放に振る舞う精神の解放に起源する。時には異様な身なりや、突ぴな衣装で目立つことを意味するが、これが歌舞伎の起源だと考えると、歌舞伎町は芸術の街だともいえる。芸術は自由奔放な人々の心に育まれ、歌舞伎町の芸術はとりわけ夜に開花する。これまでの猥雑な夜景を再起動しよう。歌舞伎シネシティ広場に静寂と 、ここに「かぶく人々」の精神を再現するこのProjectは「光・再起動・かぶく人々」と題した光と影のパフォーマンスであり、未来への希望の光のメッセージでもある。
◆プログラム
10分のライティング・パフォーマンス「光と影・かぶく人々」
①影の塔(シリンダー幕の内部にうごめく陰影のアート)
②Kabuku-Hitobito(乱舞する人影/周囲のビル外壁に投影する陰影)
③光のオベリスク(雲を突く16000Wの光跡)
◆日時:2011年10月15日(土)〜10月16日(日) 18:00 〜 20:00
◆会場:歌舞伎町シネシティ広場

サウンディングプロジェクト
サウンドプロデューサーの田中宗隆氏と専門学校の学生によるコラボレーションプロジェクト。新宿の街の様々な音や雨や鳥などの自然の音源を集め編集・加工した音源と本イベントのために作曲したオリジナルサウンドを新宿・歌舞伎町で収録した各国の人々のメッセージと共にミュージック・コンクレートとして実施します。
※ ミ ュ ー ジ ッ ク・コ ン ク レ ー ト:1950年頃にフランスにおいて、ミュージックコンクレート(musique concrete「具体音楽」)という現代音楽の考え方、試みが生まれた。都市や生活、自然に生じる様々な音を録音し、加工して作る音楽 で、モーリス・ベジャールがバレエ音楽として使ったことによって、世界的に知られるようになった。その後、メシアン、ジョン・ケージなど、名だたる音楽家が試み、日本においても黛敏郎などが作品を残した。
◆テーマ:新宿 命の鼓動 − ミュージック・コンクレート
◆コンセプト:新宿の街の音を採集して、ミュージック・コンクレートを試みた。その上で、楽音やリズムを、ミュージック・コンクレートの素材のように扱う手法や、楽音を乗せる手法を試みた。 新宿の街の自然発生的なノイズに乗ってこの新しい実験的なサウンドが聞こえてくる。。。対象空間の、街の様々なノイズにミュージック・コンクレートの変調されたノイズ+楽音そしてメッセージの組み合わせが、ランダムに出現する。 それは、美しいのか、ノイジィーなのか、面白いのか、不可思議なのか・・・・・?
◆作曲家:イノヤマランド
◆実施日時:2011年10月15日(土)〜10月16日(日) 11:00 〜 20:00
◆実施会場:新宿モア4番街、歌舞伎町セントラルロード


デザインTシャツ展示・オークション
【1】デザインTシャツ展示
新宿区と協定を結んでいる日本芸能実演家団体協議会、よしもとクリエイティブエージェンシー、デザイナー等に制作を依頼し、「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿 2011」のロゴマーク入りTシャツに「繋がりの誘発」をテーマとした、メッセージやデザインをして戴き、アート作品として展示します。また、Webでの「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿 2011」の参加学校や一般公募作品約50点の展示も行います。

一般公募作品
展示会場:旧コマ劇場仮囲い壁
展示期間:2011年10月15日(土)〜 10月16日(日)
展示作品:約50作品

オークション
出品作品展示

会場:東京都健康プラザハイジア
期間:2011年10月15日(土)〜 10月21日(金)
展示作品:約70作品

【2】デザインTシャツ・一般公募販売
「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿 2011」の参加大学・専門学校の学生及び一般を対象に、Webサイトで「アート・ムーブメント新宿デザインTシャツ」の公募を行い、作品をWebで販売し、売り上げの一部を義援金として寄付して戴きます。
※本プロジェクトはデジタルハリウッド大学生及び玉川大学生との共同企画によるものです。
※WEB販売期間:2011年10月15日(土) 〜 2011年10月30日(日)
※WEB販売サイト>CLUB-T(http://clubt.jp/myshop/S0000041599.html)でネット販売致します。
出展作品一覧
>一般応募作品一覧 http://www.sccf.jp/works/tshirts/public.html

【3】デザインTシャツ・オークション
日本芸能実演家団体協議会のアーティストや、よしもとクリエイティブエージェンシーの芸人さんに加えクリエイター等に協力依頼して制作 したデザインTシャツをアート作品として展示した後、オークションを行い、売上金を東日本大震災の義援金として寄付します。
出品作品数:50〜100枚
日時:2011年10月22日(土)14:00〜15:00、10月23日(日)14:00〜15:00
会場:歌舞伎町シネシティ広場

アートバザール
オリジナル工芸品の展示・販売を行います。「学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿 2011」コンペティション等の参加大学、専門学校のブースやアジアのアート関連のブース、ケータリングカーも出店します。また、イベントスペースではアートワークショップやダンスパフォーマンス等も行われます。会場には「日清食品のひよこバス」もお目みえし、プリクラ撮影などお子さんも楽しめます。
期間:2011年10月21日(金)〜23日(日) 11:00〜17:00
会場:区立大久保公園(シアターパーク)

学生サウンドライブ
「音楽による繋がりの誘発」をテーマに、ロック、ジャズ、J−pop、K−pop、コーラスをはじめストリートダンスやDJなど幅広いジャンルの学生音楽フェスティバルとして開催します。新宿はフォークソングをはじめジャズ、ロックのライブハウスや歌声喫茶、ポップス酒場など多様な音 楽を生み出してきた若者のまちでした。
学生クリエイターズ・フェスタ in 新宿 2011では、学生のまち新宿、若者のまち新宿を、音楽を通して発信するものです。

期間:2011年10月17日(月)〜10月23日(日)
会場:歌舞伎町シネシティ広場特設ステージ

●学生サウンドライブ出演者(予定)
BOMBORI(アバンギャルド ヘビーアンサンブル サイケバント)武蔵野美術大学
SETSUNA(ロック)尚美ミュージックカレッジ
FLAVOR(コーラス ポップ)洗足学園音楽大学 門倉ゼミ
岡本拓朗(ポップス)日本大学芸術学部
SEED(K-POP)
失速状態(シューゲイザー)横浜国立大学
ゲバ棒(パンクス)獨協大学
・・(ニコテン)(ポップ・ロック)法政大学・洗足学園音楽大学
亜TRA Wolf-Rayet Stars(トップロック)創価大学


その他プロモーションイベントなど
●「From AQUA」サンプリングイベント
JR東日本のエキナカ等で好評発売中のミネラルウォーター「From AQUA (フロムアクア)」。日本百名山で知られる谷川連邦の天然水で、ミネラル分をバランス良く含み、まろやかですっきりとした味わいです。 この「FromAQUA」をご紹介するサンプリングイベントを実施します。
日時:2011年10月21日(金)14:00〜15:00/場所:歌舞伎町シネシティ広場
●ロッテ パフォーマンスライブステージ
出演者:ヨ・ヒ・キム as Apple Girl
「Apple Girl」の名で、4台のi Phoneを使ってLady Gagaを演奏する美女としてYou tubeで話題になり、1000万以上の閲覧数を記録。 アメリカのCNNニュースなどで取り上げられ世界的に評判となる。
日時:2011年10月21日(金)17:00〜18:00/場所:歌舞伎町シネシティ広場
●【エフォルタ】スタイルアップステージ
住友不動産グループのフィットネスクラブ「エスフォルタ」 のインストラクターによるグループキックやバレーとヨーガ を基本にしたバレトンなどのパフォーマンスを実施します。
日時:2011年10月23日(日)15:00〜16:00/場所:歌舞伎町シネシティ広場
椿山荘「三重塔」特別展
藤田観光株式会社が運営する東京・椿山荘の庭園に建つ三重塔。
その優美な姿を未来に伝えるべく、2010年秋から2011年春にかけて三重塔に修復が施されました。
細部の様式や木鼻の特徴などから室町時代末期の作と推定されていましたが、
今般の改修工事で1420年(室町前期)頃に伐採された木材が使われている事が分かりました。
東京都内現存する古塔としては最古と言えましょう。
本展示では、改修工事で交換された隅棟や稚児棟、斗などの部材や
天井絵などの展示と共に、解説パネルを用いて匠の技をご紹介します。
展示:2011年10月15日(土)〜10月23日(日) 11:00 〜 20:00 会場:東京都健康プラザハイジア1F

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学生クリエイターズ・フェスタin新宿2011・コンペティション/空間デザイン部門出展作品 最優秀賞

Bar Aluminum Night/日本工業大学 小川研究室

歌舞伎町を訪れる人が一晩に落とす平均的な金額は、約12,500円(サービス料込)と言われる。一方、新宿におけるアルミ缶のリサイクル引き取り価格は、現在約16円/kg、つまり歌舞伎町で一晩飲み明かすためには、およそ800kg=54,000個のビール、チューハイ缶を回収する必要がある。54,000個のアルミ缶でできた”Bar Aluminum Night”は、現代における欲望とその対価を、物理的な量により示している。/田沼 大輔 . 土佐谷 勇太 . 廣戸 海渡 . 黒澤 祥貴 . 小池 佑樹 . 八谷 祐輔 指導教員:小川 次郎

学生クリエイターズ・フェスタin新宿2011・コンペティション/デジタル映像・CM部門出展作品 最優秀賞

新宿響明/HAL大阪 CG1学科

新宿は眩し過ぎる。看板やネオン色とりどりの光に照らされ明るく感じるが、それはただ明るいだけで人が本来持つ光はかき消されている。そこで登場するのが私たちが考えた「響明」。これは打ち合った人との共通点を導き出すツール。お互いで打ち合えば共通するものが光とともに浮かびます。打ち合うのに年齢・人種・言語の壁はありません。みんなで乾杯するのと同じように響明の光で、新宿を人の温もりのある光で響かせましょう。/杉澤 翔 . 泉 利樹 . 榎 教弘 . 神前 豊 . 小山 勇生 . 中上 歩 指導教員:温井 祐次


実行委員長の中山弘子新宿区長、総予算4,000万の1/4を区が助成し、約3,000万の協賛(JR東日本500万など)で実施された今回の『学生クリエイターズ・フェスタin新宿2011』。区の、この1,000万は、昨年まで社会実験として実施されてきた大久保公園シアターパークのテント劇場から廻ってきたもの。協賛には「区長自ら2回もおいでになられ・・」(JR東日本)、この前のめり感が実現の牽引力になったのは言うまでもない。

歌舞伎町は、その役割として『再教育・再構成の場』でもある。これは歓楽街に共通するものだが、とくに水商売などに見られる現場教育の『ある種の理不尽さ』は、まさに、本来の学校、或いは家庭の中でも教育の中にあるべき姿である、加え現代の教育現場に足りないものである、と自分は断言してきた。教育なんてものは、元々、どこまで行っても足りない、偏り、間違いを教えるもので、学ぶ側はそれによって自らの軸を作り、社会に出て調整し、本来の自分のもつべきその人なりの『正しさ』をもった姿に成長し、大人になる。だが、現代の教育現場が、まさに偏りを拒み、理不尽を拒否するから成立しなくなってきた。つまり、こうして、むしろ、歓楽街の水商売などに見られる、きっちりとした上下関係の中での“再教育”が、否応なしに必要とされる時代になった、と私は考える。まぁ、異論もあろうが。だからこそ、歌舞伎町は“教育”が似合う。

そういう意味で、今回の“学生クリエイターズ・フェスタ”を見た時、まさにその志はすばらしい。趣旨『学生たちの豊かで挑戦的な発想と想像力で~』が本当に実現できるのであれば、現代社会の『足りない』部分を補完する企画になる、と言えるだろう。まずは、第一回、イベントの立ち上げ、フレーム作りは、“大人”がやらざるを得ないにしても、さて、学生たちは?教育者たちは?そのやる気はどうなのか?そのモチベーションを、動機を支える“仕掛け”は?加え、仮にも素人とは言えアート作品、その作品一つ一つに対する愛は?商店街や行政関係者はちゃんと敬意をもって関っているのか?

実施が決定したのは4月、エグゼクティブプロデューサーの牧村真史氏曰く『本格的に動きだせたのは7月。すでに学校のカリキュラムは決定済みで、作品募集はそこを無理やりお願いした。』と。我々もエイサーまつりなどの準備のさなか、構ってられない状況にあった。このイベントを終えるにあたり、中山区長は「新宿区としては、多くの参加をいただきながら、第一回目でやって、不十分だったこと、見えたこともたくさんあります。」と。副委員長で歌舞伎町商店街振興組合理事長の片桐基次氏は「来年度も、学生の皆さんに、また、後輩にも誘っていただいて、もっともっと多くの学生さんが新宿に来ていただき、芸術を披露していただく場にしてほしいと思います。この場を使っていただきたい、というのが我々、駅周辺、街の人間の思いでございます。」その言葉が本意なら、来年は変わってくるはずです。そこに期待したい。4,000万の予算ですよ、もっとちゃんとやらなくちゃ。


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文化芸術 DVD

学生の豊かで挑戦的な発想と想像力で、都市本来が持っていた 「出会い」や「感動」を新たに誘 発し「まちと人」、「人と人」を 繋ぐコミュニケーションツールとしてのアート作品を提 案してもらいます。 また、本フェスタを構成する、様々なアートイベントを通して 新宿・歌舞伎町から新たな賑わいと文化芸術の創造・発信を図ります。
by 文化芸術 DVD (2011-11-11 13:19) 

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