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1月6日(木)平成23年 歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”より [季節]

DSC_4225.JPG1月6日(木)17時より、平成23年歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”が歌舞伎町・割烹料理店車屋にて開催された。毎年恒例の商店街新年会では、来賓57名、参加者数は組合員来賓をあわせて約110名。年頭の顔合わせということで、商店街各役員・理事ほか東宝や東急レクリエーションなどの企業、酒場や社交飲食・カラオケ業などの同業組合代表者、そして関係機関、新宿区長および地元選出議員らが参加。以下、主催者、来賓挨拶を列記(挨拶順)。

DSC_4221.JPG片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、まずは主催者代表として、歌舞伎町商店街振興組合片桐理事長からの挨拶。歌舞伎町村の村長さん、言うなれば、自分のクライアント、いろいろ考え方の相違がないわけではないが、この人が正直ものだから支えて行ける。正直ゆえの苦労も多いが、今年は議論で時間を費やすのではなく、行動の年と位置付け。

「昨今の社会情勢の中では、難問が山積みされておりますが、こんな時こそ歌舞伎町は、アクションが必要ではないかと思います。兎年の今年、大いなる飛躍の年とすべく、行動を起こしてまいりたいと考えております。
何といっても、歌舞伎町は世界に冠たる繁華街、日本の宝であると私ども思っています。組合員の皆さまはもちろんのこと、この街で商売をされている方々、そこで働く多くの人たち、皆様この街が大好きな人たちで成り立っていると思っております。
自分が好きな街を、自分たちで創り出し、自らが守っていくことは、当たり前のことであります。できないはずは無いと信じております。街の活性化とは、投資を誘引することでもあると思ってます。この、資本の投下を妨げる要因となっていること、具体的に言えば、来町者に不快感を与えているホストクラブなどのしつこい客引き、迷惑行為の撲滅、また、観光客のおもてなしの窓口となるべく、案内板や安全ステーションなどのインフラ整備、新宿区、行政を交え、東宝さん、東急さんなどと連携し、集客装置である再開発施設の誘致など、組合が一丸となって自ら行動を起こして、実現させていきたいと思っております。また、新宿駅周辺繁華街の一員として、その繁栄のため、行動を共にしてまいりたいと存じております。」

DSC_4229.JPG中山弘子氏(新宿区長)、昨年11月の区長選挙で圧倒的得票で3期目を当選した中山区長、街はこうありたいという強い意志を示し、あきらめない楽観主義が人と街を動かす力。2期目後半、自分の言葉で話していない印象を受け、もう無理かな・・と思ってたが、3期目を迎え、再び言葉に意思がはっきり表れるようになった。区長という職務の権能、実際あるようで無い、その中では良くやってこられたことには敬意は持ってます。

「昨年の11月には本当に皆様にご協力ご支援いただきまして、私も3期目の区長を担うことができるようになりました。皆さんととも力を合わせて、この新宿の街が、本当ににぎわいも一番、暮らしやすさも一番の街になるように、なお一層努力してまいりたいと思います。
さて、歌舞伎町ですけれども、今、片桐理事長からお話がありましたように、この歌舞伎町は、新宿の街にとって、大きな宝です。そして皆さんもご存じの通り、ミシュランのガイドでも歌舞伎町は二つ星、そしてまた海外からおいでになる方々が必ず多くの方が見るという、観光ガイド・ロンリープラネットという中に、歌舞伎町がどう紹介されているかというと、安全で楽しい町、そういう風に紹介をされています。そのように、歌舞伎町というのは、世界に知られた繁華街、歓楽街でありまして、多くの皆さんにおいでいただく、そしてこの街がますます活気を大きなものにしていく、そういった賑わいの街であると思ってます。そのためには、TMOや振興組合の皆様方、地元の皆さまあってのことです。やはり今、経済状況等いろんな状況ありますけれども、それから東宝のところの、コマが閉まって丸二年経っている。そうした中で、私は多くの賑わい施設が、そこで再開発がうまく繋がっていくことを願っていますが、それも、近々動き始めるのではないかと期待をしております。
そうした中で、最も大事なことというのは、私は厳しい状況ばかりを言うのは、あまり前に進む力にならないと思います。皆さんが日々努力をしている、といった力を評価をし、そして、歌舞伎町の街はこうありたい、という皆さん方の熱い思いですね、そういった強い意志を持った楽観主義ということが、進んでいくことがとても重要でないかと思っております。去年のニュースでですね、私自身一番感動したというか、感激したのは、小惑星のはやぶさの話がありますけど、あれはいろんな困難にぶつかりながらも、あきらめない強い意志、それをなんで成功したのですかというと、"根性"という言葉で言った方もあるそうですが、やはり、あきらめない、こうありたいという強い意志こそ、今、必要なのではないかと思っております。
そうした意味で、プラスメッセージをこの街が、この一年しっかり、地元の皆さんの力を新宿区も支え、それから関係機関も支え、本当にいい街にできるように、力を尽くしたいと思います。」

DSC_4235.JPG吉倉正美氏(東京都議会議員・公明党)、昨年来「歌舞伎町の将来を考える会」(非公開会議)ではだいぶお世話になった公明党吉倉都議、彼の力添えで、少なくとも4~5年要望しててもまるで動かなかった、かねてからの地域要望、セントラルロード“開かずの交番”歌舞伎町臨時交番再開(官民協働による青灯交番として)の目処が一気にたちはじめた。もちろんこの会議帯で目標としているのは公共空間における宣伝行為禁止の条例化や歌舞伎町の24時間特区の件などもあるわけだが、そのまずは第一の目標「歌舞伎町臨時交番再開は間もなく」

「お話にございましたが、歌舞伎町は、首都東京の顔であり、表玄関の顔であります。その思いでですね、皆さんが歌舞伎町にかける思いが、特別のものがある、このように私も感じております。片桐理事長の、ホントに歌舞伎町改革ともいうべき熱い情熱に後押しをされまして、昨年から下村先生と一緒に、なんとしても歌舞伎町に臨時交番を作りたい、開設しよう、こういう思いで取り組みをさせていただきました。治安の、新しい牙城として、どうしても必要だと、こういう思いで取り組んできた次第でございます。間もなく、実現する形だと、考えております。
ほんとうに、皆さんと一緒にですね、健康で安心、そしてまた活力ある歌舞伎町のまちづくりのために私も全力で働いてまいりたいと、このように決意しております。」

DSC_4236.JPG歌舞伎町は日本経済のバロメーターと、深沢としさだ氏(新宿区議会議長)

「歌舞伎町はなんと申しましても、新宿の象徴であり、そして賑わいの原点であります。日本の経済のバロメーター、ここにつきるような街が歌舞伎町でございます。新宿のこの、歌舞伎町の賑わいというのは、一種独特の雰囲気がございまして、他の地域ではまねのできない、何か大きな武器になっていると思います。
また、方や、歌舞伎町ルネッサンス、いろいろなものが進展をしております。コマ劇場の閉館以来、ゆっくりとではございますが、大きな動きが見えてくる、そんな感じがいたします。私たち区議会も、一生懸命皆様とともに頑張ってまいりたいと思います。どうか、この街の発展、もう一度の振興のために、皆様方のお力を集結していただきたい、このように思っております。」

DSC_4243.JPG昨年は新宿署管内において、署開設以来焼損面積最少・死傷者0の実績を強調、市川恵一新宿消防署署長

「ちょうど今日の1月6日、東京消防出初式というのがNHKで朝11時5分からされたと思います。江戸消防記念館、そして消防団、消防職員等が参加してということで、約3千名の職員・団員、そして130台の車両等が参加をして毎年恒例な舞台検閲等を含めた活動を披露させていただくわけであります。寒い中、私も、行けということで、3年ぶりにビッグサイトのほうへ行かせていただいたわけです。その中で、やはり、ひとつ感心したのは、今まで、普通の訓練関係ですと、ゆっくり車が走って、人が降りて、また一式機材を降ろしたというその部分が、やはり緊急自動車、やはり皆さん方の119番通報、昨日ちょっとシステムの障害関係ありましたけど、119番通報がされたときに、やはり90km80kmぐらいのスピード関係でぱっと行って、ささっと火を消す、人を助ける、そういう風な訓練関係も、目の当たりにしたわけであります。
そして、この歌舞伎町につきましては、恒例ではございますが、だいたい12月に、振興組合の協力、また、警察・消防団の協力のもとで、一斉の立ち入り検査ということで、消防職員約300名近くの職員が、うちの消防署では足りませんで、方面内または全庁的に応援体制を組んで、立ち入り検査をさしていただく、昨年までは共用部分ということで階段・廊下という部分を見せていただいたのですが、一昨年、杉並区の高円寺で、屋内店舗内の階段が閉鎖をされていた、見にくかったということもございまして、前回の12月9日には各テナント一軒一軒見せていただきたいということで入りました。その結果、一昨年昨年以上に違反率が少なかった。
これは、皆さん方がしっかり、それぞれ自主防火体制を組んでいただいているおかげではないかなと深く感謝しています。
やはり、この振興組合を通じて、幾月幾日に検査をしますからという風な、組合加盟の方にはしっかりさせていただいてます。いい加減な、自分だけ良ければいいというような商売をやっている方には、消防署は厳しくあたらせていただいてますので、ひとつよろしくお願いします。最後に災害状況を話させていただきますが、火災につきましては、消防署管内139件、焼損床面積が149㎡ということで、焼損面積につきましては新宿消防署ができて、これは昭和7年にできたんですが、一番少ない焼損面積ですし、さらに、一年間火災による焼死者が発生をしておりません。これも、新宿区内、または新宿管内においては本当に珍しいこと、素晴らしい1年であったかなと思ってます。今年も、この素晴らしい成果を引き継いで行きたいなと思っておりますし、この、歌舞伎町の皆さん方のご協力も欠かせないものでございます。
先ほど中山区長さんのほうから、歌舞伎町は日本一、いや世界一の繁華街である、そして、安心して、ほんとうに楽しく遊んで帰れる、よかったなと、そういう風な街、繁華街というものにつきましても、消防署、一生懸命協力させていただきます。」

DSC_4245.JPG新宿東口の4商店街(大通、東口、駅前、歌舞伎町)を代表して、竹之内勉(新宿大通商店街振興組合理事長)、昨夜見た夢の話、旧コマ劇場の周りにカジノ、桜咲く歌舞伎町。ちょっと話はずれるが、毎年恒例の7月の沖縄エイサーまつりは今年第10回目の記念大会となる。竹之内理事長を含め各4商店街によってエイサーまつりは支えられている。

「何をお話しようかと思ってたんですが、幸い、昨日考えていたら夢を見ました。この夢が、なんと、そこのコマ劇場の跡なんですが、そこにドームができてまして、中で野球をやっておるんですね。で、バッティングセンターはものすごく繁盛しているわけですね。そして、そこに50階位の建物がわーっと建っておりまして、その上にホテルが入っておりまして、そして、回り、歌舞伎町のまわりがカジノになっているんですね。これがまたすごく繁盛している、でも、その中で、とても安全・安心の形のものも、防犯カメラももちろん、今も付いているんですが、それが空中に飛んでいるんですね。ですから、そこからよく見ているので、誰も悪いことはしない、そういう中で、まして中国の方がちょっと多かったんですが、中国だけではなくて、ヨーロッパの方といいますか、西欧人の方もですね、たくさんいらっしゃる。そういうような風景で、しかも夜なのに、桜の花が、いわゆる花が咲いてるんですね。とてもそれがきれいで、でもネオンというのではなくて、本当にきれいな花が咲いている。
そういった中で、皆さんが笑顔なんです。これがとってもよろしくて、あ、とってもいい夢を見たなと、私は思いました。こんな歌舞伎町になったらいいなと、言う風につくづく思っております。
私、今、東のほうでまちづくりということも含めて、一生懸命やろうと思っておるんですが、歌舞伎町さんも別ということではなくて、歌舞伎町は歌舞伎町としての、非常にいいものがたくさんありますので、これは一企業がどうのではなくて、やはり街と行政が一緒になって、今取り組んでいるわけですから、本当に明るいいい街になる、活力を取り戻す街になっていただきたいと、いう願いを込めまして、私の変な夢の話をして大変申し訳ないんですが、とてもいい夢だったので、ご披露させていただいて挨拶とせていただきました。」

DSC_4248.JPGもともと与謝野薫衆議院議員秘書から新宿区議へ、そして前回都議選で都議会議員とステップアップし続ける自民党新宿支部の若手ホープ、吉住健一氏(東京都議会議員・自民党)。挨拶では「民主党のマニフェストは崩壊寸前、統一地方選では地方からしっかり国に声を上げていく」政治バランスは巧みだなという感じの彼だが、そろそろ個性をも発揮してもいいんじゃないかなと、これは個人的な意見ですが。民主党都議選の政策要綱になった地下鉄24時間化、それを自民党なのに「ぜひなんとかしましょう!”」と言ってくれた彼だがさてどこまでやれるか。

「片桐理事長のもと、歌舞伎町の将来を考えるということで、これまで繰り返し会議が行われてきました。そして、この中の集約が終わるまでは、次の会議を開いてもということで今(休止と)なっておりますが、これからも、吉倉先生、先輩のいろんなご指導をいただきながらしっかりとお手伝いしてまいりたいと思っております。統一地方選挙もございますが、今、民主党の政権、これはもう、どんな状況になっても議席を減らすようなことは普通は致しませんので、あと何年か続くことになると思います。しかし、マニフェスト、2009年のあれは崩壊寸前でございますので、やはり、この統一地方選挙で、自民党・公明党、そういったところにご支持をいただきまして、私どもが勝利をすることによって、地方から、国のそういうことはもう少し改めていただきたい、地方が変わっても国は変わりませんけど、しっかりと地方が声を上げることによって、はっきりと有権者の皆さまに意思を示していただくことによって政治を変えることができると思いますので、どうかご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げたいと思います。
安心して遊びに来れる街・歌舞伎町、そして賑やかな歌舞伎町を目指して、これからも先輩方のご指導をいただきながら全力を尽くさせていただきます。」

DSC_4259.JPG海江田万里氏(内閣特命担当大臣・経済財政政策、衆議院議員、民主党)。やや開会には遅れて駆けつけてくれた氏、ということで挨拶は短め、「安心してお金が使えるような世に」。仰ることはごもっとも。これまで会ってきた政治家の中で海江田氏は正直なほうだとは思う。政界復帰して空気感も変わってきた。姿勢とかね。が、彼はある意味、バランス感覚がいい、というか良すぎるというか。今は政権のパーツなのでそれはそれでいいのでしょうが。

「株価も、今日は1万500円、ホントはこれが1万5000円ならいいわけでございまして、1万500円をつけましたので、私はぜひこの様子が、これからもがーっと続いていくようにということで、今、先ほど内閣特命担当ということですが、この特命とは何かというと、経済・財政政策をしっかりやれということでございますので、本当に気合いを入れて頑張っていきたいと思っております。私は、自分が就任したのは9月17日でございますけれど、やはりこのときの株価というのは9,260円ということを覚えておりまして、これよりも少しでも下がらないように、そして、やはり、この日本の国で、人々が、ぱ~っとお金を使って、安心をしてお金を使えるような世を作っていかなければいけないというふうに思っております。またぜひ、地元の皆さまから、いろんな叱咤激励というんですか、役人が持ってくるデータというのはあまりあてになりません。これはやっぱり、肌で感じるデータが一番でございますので、ぜひ地元の、とりわけ歌舞伎町の方々のご意見をお聞かせいただきたいと思います。」


今年4月は都知事選挙と新宿区議選

平成23年東京都知事選挙(告示3月24日、投・開票4月10日)と、統一地方選挙(特別区議員選挙は24日投票期日)を前に、今年は正月明けから議員の活動は活発。よくねじれ国会の話はするが、概ね国と地方のねじれ現象はあまり話題にならない。これをねじれと言うかどうかはともかくだが、たとえば国会でいくら自民党が改革を進めても地方は旧態依然とか、逆に民主党が国政で与党でも地方ではまだまだ少数派、それがネックになったりとか、そういう意味でボクは表現している。それが、今回の都知事選・区議選の結果でどういう情勢になるか、場合によっては都議会捻じれ解消をもくろんだ議会解散によって都知事選と都議会選が重なってくることもありうる。それらによって何が変わり、何が変わらないか、予測をする意味でも重要なことなんです。

この国は、今まさに“世代間闘争”へ

実際のところ、この国は、「闘争」にこそなってはいないものの、超高齢化社会において世代交代をどうやって行うのか、一言でいえばそれで喘いでいるといえる。もっとはっきり言えば、破綻国家からの“逃げ切り世代”と“逃げ切れぬ世代”が団塊世代を挟んで綱引きをしてて、ここが拮抗して前に進めないという状態。つまり、ボトムネックは“団塊世代”ということ。国政の膠着は、もちろん衆参の捻じれもあるし、民主・自民双方とも実行力でまだまだ疑問符だらけというのもあるが、若干自助・自立の色が強い自民、共助・社会保障充実路線の民主という色以外、政策は結構近いものを持っている。にもかかわらず、動きがとれないのは、一つに、民主党は地方で主導権を握れていないこと、自民は国政がなんとか世代交代を進めようとしているわりに地方が旧態依然、つまり双方ともねじれが何重にも重なっていることにもその一因はあるかと。そんなことをしているうちに、国政での失点が続く民主党は人気に陰り、よって今回の統一地方選は自民寄りの風模様。かといって、では、その風のせいで、むしろ自民の地方における若返りが遅れることも懸念、有権者がこれをちゃんと判断して投票行動に移せるかどうか。“逃げ切り世代”というのは、若者につけを押し付け、破綻前に年金も全部いただいて終了な人たち。逃げ切れない世代というのは、おそらくボクら(40台)あるいはもっと若い世代は、まさにそうで、やがて迎える破綻の後のこの国を背負う。逃げ切り世代にとっては破綻は先延ばししたいとこだろうが、若い世代は、むしろ早く破綻してもらって、そのほうが痛みも小さく早く成長に迎えるから、やはりリセットはそれこそ明日にでも欲しいし、逃げ切り世代にちゃんと責任を負わせたいと考えるものも多いだろう。この利害の不一致が、しかしながら政治参加は高齢者主体、ゆえに結果として“逃げ切り世代”の利益に偏らざるを得ないという選挙状況、これがこのままではこの国をよくするわけもない。

民主党がだらしない、だけじゃないんです。自民党もずるい。穿った言い方をすれば、破綻を民主に押し付けて、それまでは本気な振りして本気じゃない、破綻の後の漁夫の利を得ようとしているのが自民党、とも見えなくもない。“妖怪”切りをしない人だから総裁をやってられる谷垣氏、つまり、自民も本気だったら谷垣氏は総裁をしていないでしょう。結局、否が応でも外圧でしかこの国は変われないのか、じゃ、早く外圧、つまりヘッジファンドは総力挙げて一度この国を破綻させよ!と言いたくもなる。この国は今、事実上世代間闘争、ゆえに正直さの欠片もない“逃げ切り世代候補者”には一票たりとも票を入れるなということ。オレなら50台より上の候補者に票は絶対入れないし、支援もしない。

これぐらいにしておいて、、歌舞伎町の話。

まずは歌舞伎町臨時交番再開、そして24時間特区、地下鉄24時間化、そしてなんといっても肝はコマ劇場のその後。まだまだやることは多い。国家の情勢との兼ね合いも深い。国が沈んでいるときは国より先に繁華街は低調になるが、逆に国の情勢が上げ潮であれば、それより一歩早めに繁華街には必ず投資が入ってくる。まさに経済のバロメーター。中山区長は「意思を持った楽観主義」を勧めるが、どうもボクはそうなれないところがあるようで・・いつも区長に歌舞伎町のことでは「厳しい言い方じゃなくて褒めて!」と叱られる。わからないではない、みんな人の子だからね。しかし、なかなかこの国のほうの状態は、どう見ても褒めれるところがまるでない。歌舞伎町の不動産の動向は、まだまだ売り先行、買いがほとんどない。数字の状況はもう少し、のところまで来ている案件もあるにはあるんだが、そのもう少しがなかなか進まない。国も、歌舞伎町も、今が底、と早く言いたいものです。しかし、中山区長の意志ある楽観主義の勧めに感化されたわけじゃないが、100点満点はないにしても、やろうとしていることの半分でも進めば、少なくとも税金で食っているわけじゃない歌舞伎町は、必ずどこよりも先に浮上するという確信もあるのです。


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