SSブログ

9月12日(日)新宿大通りにて-「THE LAST MESSAGE 海猿」公開記念-2010シネ・フェスタ新宿〈海猿ブルーカーペット〉イベント開催 [イベント]

9月12日(日)新宿大通りにおいて、映画「THE LAST MESSAGE 海猿」公開記念、監督・出演者による2010シネ・フェスタ新宿〈海猿ブルーカーペット〉イベントが開催された。

壇上には羽住監督・出演者の(左から)三浦翔平さん、加藤あいさん、伊藤英明さん、佐藤隆太さん、吹石一恵さんを挟んで蛭川実行委員会副委員長(新宿駅前商店街理事長、左端)、中山弘子新宿区長(右端)。

このシネ・フェスタ新宿は、新宿駅東口の商店街(新宿大通り・新宿駅前・新宿東口・歌舞伎町各商店街振興組合、および
新宿文化街商店会)を実行委員会とし、共催新宿区という形で、この新宿大通りに大規模(約75m)なレッドカーペット(今回は海猿と言うことでブルーカーペットでしたが)を敷き詰め、実行委員会で選考された作品のPRイベントを実施。

ハマーのリムジンに乗り込んだ出演者らが到着、75mのブルーカーペットを、観客にサインをあげたり握手などを交わしながらゆっくりと壇上へむかう。なお、観客は事前に海猿ホームページにて募集・抽選の上招待された方々。

シネ・フェスタ新宿実行委員会(会則より)

新宿の魅力を一層高めるため、最先端の文化を生み出し、世界に発信する賑わい豊かなまちの創造、またすべての区民が安らかに暮らすことのできる安全・安心のまちをつくるため、日本最大級の映画の劇場数、動員数を誇る新宿の街中で、その年を代表する邦画・洋画のプレミアイベントを誘致、開催することを目的として、「シネ・フェスタ新宿実行委員会」を設置する。

「シネ・フェスタ新宿」は、新宿が目指す安全・安心、賑わいのある街をより実現するために、新宿の5つの地元商店街振興組合(新宿大通商店街振興組合、新宿東口商店街振興組合振興組合、歌舞伎町商店街振興組合、新宿駅前商店街振興組合、新宿文化街商店会)が主催となり、新宿区の共催にて、日本映画製作者連盟の後援のもと、その年を代表する日本映画や洋画ぼイベントを定例開催するものである。新宿が映画のまちであり、文化・芸術の発信地であるということを来街者に感じて頂き、多くの人にイベントを楽しんでいただくことにより、何度でも足を運んでいただける街づくりに繋げることを目的とする。

▲左から長羽住監督、出演者の三浦翔平さん、加藤あいさん、加藤英明さん、佐藤隆太さん、吹石一恵さん。

DSC_6856.JPG中山弘子新宿区
「新宿駅周辺の5つの商店街振興組合の皆さまが、力を合わせて行うシネ・フェスタ新宿も、盛況の第二回を迎えることができました。今年の上映作品『THE LAST MESSAGE 海猿』は私も試写を観ました。ワクワクドキドキ、ハラハラしながら人間ドラマあり、とても感動しました。多くの皆さんに是非観て頂きたいと思います。
さて、新宿ですけれども、音楽ホールや映画館、ライブハウス、ギャラリー等の文化・芸術施設に恵まれています。また、花園神社もすぐ近くにありますけれど、多くの神社仏閣や文化人の足跡なども数多く残り、歴史資源にも恵まれております。
皆さん多彩な楽しみ方ができる、そうした街であると思います。中でも、この、映画は、観客動員数が国内最大級です。多くの皆さまから、『新宿』と『映画』は、縁が切っても切れないと言われ、新宿の街のとても大きな魅力となっております。このイベントが開かれている新宿駅周辺では、地域の方々が力を合わせて、たくさんのお客様に、喜んでいただけるイベントを開催しております。
毎年、7月の末の土曜日には『新宿エイサーまつり』が開催されまして、新宿周辺が沖縄一色に染まったり、また、街を舞台に見立てた『新宿芸術天国』、これはこれからなんですけれども、10月の第二日曜日に行われます。大道芸なんかを楽しむことができます。そして、新宿の魅力をなんといっても広くアピールできる、映画の街・新宿の『シネ・フェスタ新宿』は、この街を本当に現わしている、私にとっても、とても嬉しいイベントです。
私は、地域の方々と力を合わせて、この新宿の街を、皆さんにおいで頂ける、そして区民にとっても誇りを持てる街にしてまいりたいと思います。皆さん、このシネ・フェスタ新宿を大きく育ててください。そしてお楽しみいただきたいと思います。」

DSC_6868.JPG羽住英一郎監督
「ほんとに、『THE LAST MESSAGE 海猿』は自信作です。凄い映画が出来たと思ってますので、是非皆さん楽しんでいただければと思います。そして、ボクも、中学生の頃から、映画を観る時は、千葉県からいつも新宿に来て、映画を観に来ていました。新宿に来ると、そのワクワク感がいつも思い出すんですけれど、今日は、2010シネ・フェスタ新宿に参加できて、皆さんと一緒に、ほんとに楽しんで行きたいと思います。」

今作品でメガホンをとった羽住監督より中山区長に、映画本編のプリントが埋め込まれているという盾が記念に贈呈された。左端は、実行委員会副委員長の蛭川新宿駅前商店街理事長。

伊藤英明さん「いや~、こんな凄いカーペットは初めてです。ちょっと感動しました。ほんとにありがとうございます。」加藤あいさん「2004年に1作目が公開してから、ホントにたくさんの方々にこの『海猿』を応援して来ていただきまして、そしてついにこの映画3作目を、また私も参加させていただくことができました。今日改めて、このブルーカーペットを歩いて、ホントに、この作品はたくさんの方々に愛されているんだなということを実感して、胸が一杯です。」

THE LAST MESSAGE-ザ・ラストメッセージ-海猿

umizaru_01.jpg

「海猿」シリーズ完結編!最後の航海が始まる-。

待望の帰港にして、新たなる船出??。海難現場の最前線を描き、
大ヒットシリーズとなった海洋エンタテイメント『海猿』が、再びスクリーンという大海原へ出港する。

(C) 2010 フジテレビジョン ROBOT ポニーキャニオン 東宝 小学館 エー・チーム FNS27社
製作年: 2010年/製作国: 日本/日本公開: 2010年9月18日/上映時間: 2時間9分/配給: 東宝

9月18日「3D」新宿ピカデリーほか全国東宝系ロードショー(2D同時上映)

オマケ・・イベント終了間際、伊藤英明さんの振りで三浦翔平さんが一発芸。


この「シネ・フェスタ新宿」は、昨年初めて開催(関連記事)。新宿区政では、新宿駅から新宿三丁目駅にかけてのエリアを駅のプラットホームに見立て、『歩きやすい街・新宿』という形で、トランジット・モール化をも視野にという含みを持っての、車両進入遮断・歩行者回遊性の向上をという方向性があり、一昨年はここで、映画ではなくジャズフェスタとして開催されたことがあるが、映画イベントという形の『シネ・フェスタ新宿』は昨年の「カムイ外伝」に引き続き今年が2回目の開催となった。

公共空間の活用、自由度の向上という区政の方向性については、新宿大通りでの公道上でのイベントに限らず、これまでモア4番街や歌舞伎町シネシティ広場のオープンカフェやこれまでも数々紹介してきたシネシティ広場での様々なイベント実施など、一方で、新宿警察署の交通行政と区政のベクトルはこれまで完全に噛み合っているとは言い難い部分もあるが、新宿区としてもこれに粘り強く交渉しながら実績を積み上げてきている。コマ劇場や東亜興業系ヒューマックス系の映画館の閉館などによって歌舞伎町が映画の中心という時代は去った。今では、新宿ピカデリーとバルト9という全国1・2位のシネコンをエリア内に抱える新宿駅東口の駅前エリアがその中心地であり、この日は混乱を避ける意味で一般客への告知をとらずにといった配慮はあったものの、公道を積極的に活用した大きなイベントは大いにあってよい。

だが、一方で、歌舞伎町TMO(実質新宿区政を反映)が進める歌舞伎町シネシティ広場の公共空間活用については、これは個人的な意見ではあるが、どうも理が通っていないと感じている。一つ一つのイベント実施にはそれぞれ御苦労もあるし、実施に関わっているものもあるが、今、歌舞伎町の実情は、客引きやシネシティ広場(道路)上での酒盛り、体感治安の向上などが問題であり、公共空間の「自由度向上」と言う区政施策とは逆ベクトル、むしろ公共空間の「秩序の向上」という課題を抱えている。つまり、事情は新宿大通りと歌舞伎町では大いに異なり、地域活性化は公共空間活用という区の方針であってもそれをどこも同じように当てはめていくのはどうか?と思っている。あるいは、どちらにせよ区政と警察(交通行政)の方針が一枚になるのが望ましいが、どちらの施策もどこも同一面のように扱う、その点については疑問を感じるし、修正はすべき部分であろう。

今年は新宿区長選挙のある年、中山区長(現職・2期)の任期が11月23日に満了することから、新宿区長選挙は告示11月7日(日)、投票日11月14日(日)即日開票というスケジュールになっている。3選目を目指す現職中山氏(65)と元都議で税理士の山崎泰氏(49)のほぼ一騎打ちと見られている。理念型の中山氏に対し、「政治は理念と現実のかけ橋」と説く山崎氏が、とくに歌舞伎町対策において、どのような政策議論があるのか注目したい。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:地域

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0