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3月22日(日)東京マラソン2009-歌舞伎町では東京六大学応援団連盟によるマラソン応援イベントが開催- [イベント]

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3月22日(日)、今年で3回目の開催となった東京マラソン2009が開催された。天候は曇り、気温は16.5℃、コースは東京都庁から有明のビッグサイトまでの42.195km、参加ランナーは約3万5,000人、午前9時5分に車いすの部が、9時10分にはマラソン・10kmの部がそれぞれスタートした。

歌舞伎町はスタート地点の都庁前から約2km、スタートから約5分で先頭集団がやってくる。歌舞伎町では、第一回の開催から恒例になっている東京六大学応援団連盟、およびNPO法人日本バトントワリング協会らによるマラソン応援イベントが行われた。なお、警備には制服警備のほか、歌舞伎町商店街振興組合および、日頃セントラルロードのパトロールにも参加してくれている新宿歌舞伎町ホストクラブ協力会(SHA)も加わり、街をあげての大会盛り上げに協力。

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マラソン応援イベントを実施した東京六大学応援団連盟の各大学チアリーダーたち。歌舞伎町では毎年10月中旬に開催される「歌舞伎町まつり」(参照:2008年10月11・12日開催第27回歌舞伎町まつり記事)での東京六大学応援合戦イベントがあるが、その時と同じ東京六大学応援団連盟と日本バトントワリング協会による運営。今回は東京大学・慶応大学の各応援団は参加することができなかったので、参加は早稲田・明治・法政・立教の4大学によって応援団、チアリーダー、吹奏楽団が結成されて道行くランナーたちにエールを贈った。

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車いすの部、先頭集団が歌舞伎町前を通過(9時09分)

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△マラソン・10kmの部、先頭グループ(9時15分、スタートより約5分)、この時点で先頭の三人(セッケン47/48/49)はそれぞれペースメーカーの選手。▽女子のトップグループを含む先頭集団、2008年ホノルルマラソンを優勝した嶋原清子選手(ゼッケン34)、今大会を優勝した那須川瑞穂選手(ゼッケン35・優勝タイム2時間25分38秒※速報値)らが確認できる。

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▽先頭集団が過ぎてしばらくすると、いよいよ一般市民ランナーが続々入ってくる。

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トップ集団が過ぎて約10分もたつとごらんの様子。約3万5,000人のランナーが全員歌舞伎町前を通過しおわるのがだいたい9時50分になる。

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東京マラソンは今回の開催から賞金制度を導入、優勝賞金は男女とも800万を含め総額1,100万、また日本記録(500万)世界記録(3,000万)というボーナスが出ることになっていたが、今大会では記録は出なかったようだ。


今回の東京マラソン2009、なんと応募総数は約26万人だったそうで、実質約7倍・・・前年比で約7割増、とにかくすごい人気。なんでも東京都庁の前のスタート地点のキャパシティが3万5,000人でイッパイなんだそう。もし可能であればスタート地点を数か所に分けるなどしてもっと多くのランナーが走れるようにしたらいいかと。開催当初、交通規制などによる経済活動への影響から批判もあったこの東京マラソンであるが、各地域の商店街イベントなども盛り上がってきていて、いい意味で「お祭り」的なイベントとして成長している。スタート地点を複数置くなどすればさらなる交通規制も必要になろうが、それならいっそ東京マラソンの開催日を「東京ノーカーデイ」にでもしてみたらどうかと思う。商店の経済活動等の負荷がよく言われるが、そもそも働きすぎの日本人、正月なみにこの日を休みを奨励したらいいのではと。そもそも普段働いている商売が休むことでまた新たな市場が生まれるというもので、また、ノーカーデイともなれば環境負荷も小さくなり、各地での公共空間を生かしたイベントもやりやすくなる。日本人はもっと祝日やお祭りを楽しんだほうがいい。

市民マラソンとしてそのポテンシャルが会を重ねるごとにアップしている一方、相変わらずメディア主導のタレントランナーが多い印象は強い。昨年の日本テレビの過度なタレント動員がその後批判を浴びたが、今年もその傾向は相変わらず。その中で、東京MXTVの収録を兼ねて出場していたタレントの松村邦洋さんが11km地点で心肺停止になる事故が起きたと聞いた。無理無理な企画を突っ込むメディアの姿勢も含め、また問題になるんだろう。もう少しタレント中心ではなく、市民や地域に重点を置いたメディア側の取材姿勢があってもいいのでは。

これまで東京都が中心に開催を進めてきたこの東京マラソンであるが、3回の開催を節目とし来年度からは都から電通に実行委員会の中心が移行するという話があるようだ。各商店街のイベントも、実際にはこれまで都からの補助金(補助率8割)によって支えられてきたという側面がある。その仕切りが来年開催以降どう変わって行くのか気になるところではあるが、各地域のマラソン盛り上げイベントもそれぞれそれなりに慣れてきたというところもあるだろう。できれば、これからも少なくとも同じように、できればスケールアップできるような環境を整えていけたらいい。



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