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11月10日(土)KABUKI町スターコンテスト決勝大会開催 [イベント]

11月10日(土)16:30より19:30、歌舞伎町シネシティ広場において「KABUKI町スターコンテスト」(主催:歌舞伎町エンタメ天国実行委員会)が開催された。企画運営はインターネット放送局の株式会社新宿放送局(松永通之社長)。新宿放送局は昨年7月、歌舞伎町に新たな街の担い手誘致をすすめる喜兵衛プロジェクトの第1号として新宿TOKYU MILANOビル1Fにサテライトスタジオを開設(関連記事)するのを皮切りに、歌舞伎町および新宿地区を中心にローカルメディアとして活動を続けている。歌舞伎町ルネッサンスの地域活性化の一環として、歌舞伎町からスターを輩出しエンタメの街にしていこうということで、すでに昨年8月6日(第1回:関連記事)12月16日(第2回:関連記事)の歌舞伎町スター公開オーディションというイベントを新宿放送局自主イベントとして開催。これを一つのステップとして今年に入り公開予選を経ての決勝大会という形のエンタメバトル「KABUKI町スターコンテスト」としてパワーアップさせ、賞金総額300万円、5月26日より概ね隔週土曜のペースで10回の予選会、そして各予選会優勝者と新宿放送局のサイト上のインターネット投票による上位者を合わせ、計16組による公開決勝大会が11月10日、歌舞伎町シネシティ広場で開催された。「KABUKI町スターコンテスト」にはSKY PerfecTV!が特別協賛し、また歌舞伎町商店街振興組合も協力の形で参加し、新宿放送局を中心に実行委員会形式で実施された。当初予選会がスタートした最初の4回までは実行委員会の中で審査員を出して出演者に対する点数をつけて優勝者を決定していたが、これを第5回目より観客に審査員になってもらうスタイルに変更。また8月4日5日に開催された第5・6回の予選ではアキフェス2007の協賛でシネシティ広場でオープンカフェ形式のメイドカフェをやって区や警察とひと悶着。歌舞伎町ルネッサンスとメイドカフェはかみ合わないとかなんだかんだとあったが、そんな紆余曲折もありつつ、徐々に会場の盛り上がり、集客、そして認知度もアップしてきたこともあって回を重ねるごとにイベントの質も向上してきた。

迎えた決勝大会の当日はやや小雨まじりの天気で開催が危ぶまれたが、それもイベント開始の頃にはほとんどやみ、1組目が終わる頃には傘もいらなくなった。「弁天様のおかげだね。」と松永社長。↓第3回チャンピョンの岸田里奈・恵利子さんは双子のアイドル・デュオ。みやび舞・躍動むすめ「yakudo 風雅」は第9回予選のチャンピョンでダンスパフォーマンス「雅~MIYABI~」を披露。

 

喜兵衛プロジェクトつながり、というわけではないが、歌舞伎町誘致第3号となった障害者就労支援の地方物産アンテナショップ「ふらっと新宿」(歌舞伎町1-19-3歌舞伎町商店街振興組合ビル1F)は今回のイベントにPRとしてブース出店。

 テレビ等でおなじみのおもしろ凸凹コンビ「ビッグスモールン」のゴンとチロはインターネット投票で4位に入っての決勝出場。なお、中山弘子新宿区長も決勝大会では一般審査員の一人として参加してくれた。

第6回予選会チャンピョンのぺるさんはマジックショー。個人的にはお気に入りです^^とまあ、さすがに決勝大会だけあってかなりクオリティの高いパフォーマンスばかりで、みなさんだれに投票していいかなかなか悩んだのでは・・。

16組のパフォーマンスを終え、いよいよ第5位より結果発表!

◆第5位(5万円)アジアン・ソウル・バンド「木蓮(もくれん)」オリジナル曲「フィモリ・韓国祭囃子」(第8回チャンピョン)
◆第4位(15万円)みやび舞・躍動むすめ!「yakudo 風雅」ダンスパフォーマンス「雅~MIYABI~」(第9回チャンピョン)
◆第3位(30万円)天・地・人!躍動させる漢道「躍動ZINGI」オリジナル曲「over the top」(第7回チャンピョン)
◆第2位(50万円)世界初プロけん玉師「伊藤佑介(いとうゆうすけ)」けん玉パフォーマンス(第2回チャンピョン)

そして、
★第1位(100万円・114票)はニューワールドクリエイター「HANDSOME BOYZ(はんさむぼーいず)」 お笑いダンス「お笑いヴォーキング」(インターネット投票1位タイ)!審査員を代表して中山区長が花束贈呈。

 

決勝大会の審査も終え、片桐基次歌舞伎町エンタメ天国実行委員会委員長(よくしよう委員会委員長・歌舞伎町商店街振興組合副理事長)が挨拶、「寒い中、大勢の方々が燃えていただきまして、素晴らしいイベントになりました。来年も是非このスターコンテストを行っていきたいと思います。SKY PerfecTV!様、お願いします。新宿放送局の松永社長、よろしくお願いします。本当に楽しんでいただきまして、ありがとうございました。」

 

「新宿好きな人!」(中山区長)「イエーーイ!!」(観客)
「歌舞伎町好きな人!」(中山区長)「イエーーーーーイ!!!」(観客)
「歌舞伎町をよろしくお願いします!!!」(中山区長)

少し感極まった中山区長がステージから集まった観客(約400名)に伝えたメッセージ。そう、歌舞伎町は来街者あっての街、来街者の求めるコンテンツあっての街、そしてそこに集まる人たちが街をつくっていく。イベントの出演者たち、それを応援してくれた観客のみんさん、そしてそれを支えたスタッフたち、地域のボランティアや行政。多少考え方がずれてたり議論やバトルがあったり、しかし、それでも素晴らしいイベントに成長したと思う。まだまだ発展途上な部分もいろいろあるにせよ、ああいう空気を是非後ろを向いたまま前を見ようとしない人たち、見せかけのルネッサンス活動でお茶を濁してそれでいいと思ってる人たちに何かを感じてもらえたらと思う。


◆松永通之新宿放送局社長インタビュー


  
「新宿の街に関して言うと、こんなアクセスのいい街って無いって思うんですよ。まず、そこでポテンシャルがある。歌舞伎町はそこから歩いて5分位で来れる。歌舞伎町の本当の潜在能力って何かって言うと、やっぱりスペース(場所)だと僕は思うんですよ。要するに、歌舞伎町にはシネシティ広場という4百坪と大久保公園という千坪の広場があるじゃないですか。あそこの活用の仕方で歌舞伎町は変わるな、と言う風に僕は思ってんですね。だから歌舞伎町スターコンテストなんかはやるべきだと思って、来年もスポンサーになんとか頼んで1年目でやめんなと、もっともっとあの広場でいろんな楽しいことをしていけるような流れを創りたいなと。
もう一つ、僕が思っているのは色んな事をやろうとするときに、予備知識があると駄目なんですよね。要するに歌舞伎町の人間関係とかシネシティ広場が(法律上)区の道路であるとか、でも誰が見てもシネシティ広場は広場なんですよね。道路ということでいろんな警察の許可関係だとか道交法であるとかあるじゃないですか。でも、そういうのを知ってると、こういうことをやろうと思っても法律でできないなとかなっちゃうじゃないですか。だから、何にも知らないほうがいい。歌舞伎町のいろんな会議に出たりして話を聞くんですけど、あ~色んな事を知っちゃったなって。知らないほうがいいことって沢山あるんですよ。でもね、そういうことを知ってても、知らないという前提で色んなことを考えていったらどうかなと思うんです。
ウチ(新宿放送局)もビジネスですから、商売として儲けたいと思うんですけど、街の色んな商店とか会社だとかそういうところから広告費だとか協賛金をもらってなんかをしていこうなんて全然思ってないですよ。歌舞伎町って巨大な胃袋なんですよ。飲食と娯楽の街だし、そうしていかないといけないと思うんだけど、アルコール飲料メーカーにとってはすごいお客さんな街なわけですよ。サントリーにしてもアサヒにしても麒麟にしても日本酒や焼酎のメーカーはあそこで自分達の商品が消費されているわけだから、メーカーはもっとあの街を大事にしないと駄目なんですよ。歌舞伎町がいいほうに進むように協力しないといけないと思う。以前ビアフェスタをやって「歌舞伎町はイメージが悪いからだめだ」なんてあったが、僕はとんでもない話だと思う。だから、そういう企業の理解とバックアップを得て街がいいイメージになるようないろんなことをしていく。
それと、新たな消費を創るようなこともやっていくべきだと思うんです。大久保公園、あれはウェストサイドストーリーに出てくるバスケットボールのコートのあった公園とすごくイメージが重なる。新宿とニューヨークというのは凄く似ている。セントラルパークやアップタウン、ダウンタウンがあって、アップタウンは新宿の西口でダウンタウンが東口かな。ニューヨークは色んな人種がいて非常に国際的だから、新宿もそういう意味では日本で一番多文化の外国人が多い街ですよ。例えば、僕は大久保公園をバスケットボールのコートあり、フットサルが出来て、他のスポーツも出来るそんな場所にすべきだと。そこにシャワーが浴びれたりするようにクラブハウスを造るんですよ。そこには、アルコール飲料じゃないスポーツドリンクだとかシューズ・スポーツ用品メーカーだとかをスポンサーにしてクラブハウスを建て、公園を利用する人たちは会員制にする。ほとんどの運営費はスポンサーの協賛金で賄う。昼間はゲートボールができたりグランドゴルフが出来たり、学校を終わった子供たちがバスケットをやったりフットサルをやり、夜になると仕事帰りのサラリーマンがきて汗を掻く。クラブハウスでシャワーを浴びてじゃあ歌舞伎町で一杯やって帰ろう、そういう流れが出来るといいなと思っている。こういうのも、さっき新たな消費を創るって言ったけれども、大久保公園がそういう側面を持ったスペースになれば、こんなアクセスが良くてこんな魅力的な朝まで飲めちゃうような街で、スポーツやった後もそういう楽しみもある。こんな色んな可能性を秘めた街は無い。
そこに立ちはだかるのが、役所の人たちがそんなこと出来るわけないだろうとか法律がどうとか条例がどうとかそんなことばっかりなわけですよ。だから、僕みたいな歌舞伎町の「事情」を知らない人間が奇想天外なことを考えて、こういうことをやったらいいんじゃないかな。そんなことできるわけ無いって言うけれども、国や地方自治体もそういった地域の資源を利用して民間の資本でいろんなことをしていきましょうというエリアマネジメントというのがあって、だから役所の人たちが自分の目の前にある色んな法律だとか決まりごとがあってクリアできないんだかなんだか分からないけど、とにかく区役所と話してても埒が空かないんだよね・・・^^;
だから、国が主導して動かしてやっていかないとクリアできないことってあるんですね。本当は、何事もやろうと思ったら障害はあるわけですよ。でも、最初から(役所には)やろうって「気」が感じられないんですよ。やろうとする前に諦めちゃってる気持ちが一番駄目だと。何言ってんだ、事情も知らないくせに、生意気言ってって言われるかもしれないが、そう、事情を知らないからこういうことを言うんだよってね。僕はまったく違うテレビの世界で生きてきたじゃないですか。思うのは、新宿には今メディアの力が非常に必要だから、メディアから見て「面白いじゃない!いいことやってるじゃない!」っていうそういうことをしていけばお金使わなくたって宣伝が出来て告知が出来て世に中に浸透していって歌舞伎町ってそういうことやってるんだ、変わったねってなると思う。だからこそ、やることに非常に価値があったり面白かったりすればみんな関心を持ってくれるのだから、そういうことをやっていこうとしている。ずっとテレビの世界にいて、テレビの番組というのは内容も大事だけど面白そうじゃないと、タイトルが良くないと見てくれないでしょ。だから一言で分かるような、聞いてへ~面白そうだなってことをどんどんやっていけばいいんじゃないか。日テレで報道系の番組で歌舞伎町のことをやって、それが良かったら二月に一回くらい、年に5・6回歌舞伎町のシリーズみたいなのをやっていこうと思ってるんだけど、そういうのも街の「事情」を分かってるとなかなか出来ないね。だからね、街のことは知らない、付き合いも知り合いもいない、ただ結果が歌舞伎町ってそういう風になってきたんだって世の中に認知されればいい。
今、歌舞伎町は元気ないよね。それはね、ビルのオーナーさんたちが食うのに困ってないから、歌舞伎町は今2千室空いているといわれているけど、空いてても困んない人たちばっかりでしょ?だから、一生懸命誘致しようとしたり条件が悪いとやだよとかだと思うんだよね。だから、昔のように健全な飲食店、とくにバーとか、昔はトリスバーとか一杯あったのよ。綺麗なママがいてカウンターの店とかね。だからサントリーとかアサヒとかメーカーがアサヒバーとかサントリーバーとかで自分の製品を置く、それはすなわち自分の商品が売れるということになる。で、起業したのは男だけじゃなくて女だって一杯いるんだからね。とくに歌舞伎町あたりは独立したい女の人なんかも一杯いるんじゃないかな。それからOLやってて喫茶店やってみたいわとかバーやってみたいって思っている人沢山いると思うよ。歌舞伎町でそれができるようになり、そういう流れになれば、例えば1階2階3階にはそう店があってチャレンジショップみたいになって、そういうのをメーカだけじゃなくて行政もバックアップするんですよ。そして、大家さんの理解があって、家賃坪3万円欲しいところだけど最初の1年間2年間は1万円でいいやって。そして儲かったら2万円・3万円にしてよってなってけばいいと思う。そうすると、今の現実はそんなんだったら貸さないほうがいいって話になっちゃうわけでしょ。
歌舞伎町は、今、株価で言うと底値だから、その価値を5倍10倍にするんであれば行政だけじゃなくてビルのオーナーさんたちがその気にならないと歌舞伎町はよくならないですよ。いっくら区も喜兵衛プロジェクトもTMOも会社を誘致しようって言ったって家賃が高いから来ないよ。誰も来ないよ。でも、あんな便利なところない。自分らのような映像関係の仕事って兎に角徹夜が多い。夜仕事だからね。で、夜仕事している上で何もないところで仕事してて腹減ったとか思ってもどこも行けないんだし、ちょっと気分転換になんかしてこようよとか、眠くなったから目覚まししに行ってくるとか、体臭いから風呂入ってさっぱりしてくるわとかさ、歌舞伎町みたいな街だったら何でも出来るんだよね。でも、ネックは何か?と言ったら家賃が高いから来ない。だからビルオーナーさんたちがそういう理解をもって空き室を提供していくと、そして街がそういう風になったら高い家賃また取れるんだから。みんな考え方違うんだから、全員がそうなる必要は無い。だから、そのうちの1人でも2人でも3人でもいいから、そういうことに理解を示して、そういう色んな人たちを集めて、バー開業したい人、喫茶店開業したい人、メーカーも大家さんも行政もバックアップしますってなったら面白いじゃない。開業資金50万円でできますみたいにやったらけっこう来ると思うよ。これ、原宿でやったらみんな手を挙げて行列できると思うけど、歌舞伎町はおっかないからとか色んな障害はあると思うよ。日テレの編成に戻った土屋さんが言ってたけど、歌舞伎町のイメージは香港の九龍城だって言うんだよね。入ったら抜けられない魔宮みたいだって。自分らはそう思わないけど、外から見るとまだまだそういうイメージなんだよ。
だから、そんなの出来ないよ、無理だとかって行政にしても言っているようだったら、歌舞伎町は永遠に変わらない。オレたちがスポンサーを連れてきて面白いからやろうよ、よくしよう委員会でいろんなことをやっても、そりゃ百年経っても変わらないって思ってます。そんなことはできるわけ無い、こういう法律的な問題がある、こーだあーだって、そんなんじゃ百年あっても出来ない。本当に街をよくしようと思ったら、気持ちが変わっていかないと、例えば役所の気持ちも一丸となって歌舞伎町をよくするんだって、いろいろな障害があるけどオレたちが壁になって実現の道を探して出来るようにするというのが役所の役割だと思うよ。今度のTMOだってそうですよ。なんでこんなことをやっているのかって思うことあるけど、むなしくなるときもあるが、よそ者なんだから関係ないとかって言われても、なんだか面白そうだからやってみたいって続けているんですけどね。
それと、喜兵衛プロジェクトとか歌舞伎町ルネッサンスって言ったってわかんないよ。だから、誰に言っても「こういうプロジェクトなんです」「ああ、そういうプロジェクトなんだ」って分かる名前にしないと駄目。せっかくいいことやってるんだから。喜兵衛プロジェクトって何?いや、昔鈴木喜兵衛さんという人がいて歌舞伎劇場を誘致しようとしてかくかくしかじかで・・・・そっから話しないといけない。喜兵衛さんには申し訳ないけど、そりゃ聞くほうにとってはそこで「へ~・・・・(汗)」ってなって苦痛以外の何者でもない。
新宿放送局は、自分の目算はインターネットでメディアとして世の中に出て行って広告収入で食べていこうという要するに民放テレビ局と同じビジネススタイルだけど、それはまだ相当先だなと。そうすると、何かなと言えば、新宿専門のテレビ番組の制作をしよう、それからスターコンテストみたいな色んなイベントをやり、スポンサーをつけてやっていこうと思っている。スターコンテストも2千万くらい赤字なんですけど、今年は赤字だけど続けていくことによって来年は黒字になるかもしれないし、そういう風にしていきたい。それから、新宿っていろんなメーカーの商品の消費される場所だから、そこで今までだれもやっていないような新しい営業戦略になるようなキャンペーンの企画を立てて実行していきたいなと思っている。PR会社的なね。新宿の街そのものがメディアなんですよ。テレビやラジオや新聞や雑誌と同じメディアなんですよ、ここは。このメディアとしての新宿の街でいろんなことをやっていくと世の中に、新宿という街がどういう街かというのも含め日本だけじゃなくて世界に向けて発信できるのではないかと思う。
マジソンスクエアガーデンで何をやっているか、みんな知っているわけじゃないですか。でも、新宿にはそういうものが何もない。だから、歌舞伎町は今、そういうことをやろうとしている。しかし、今の歌舞伎町の「体制」では百年あっても出来ない。あまりにも、やり方が、今回のTMOの組織の作り方だとかまるで理解できない。役職ばっかりあって、そこに座っている人たちが理解があって「じゃあ、オレが先頭に立ってぐいぐい引っ張っていく。役所とも警察とも話をする。」「スポンサーもオレが集めてきてやる!」ってそういうような人が長になってやるんならいいんだけど、いや・・そんなことは出来ないんです・・みたいな人たちがやるわけでしょ。船頭もたくさんいてね。オレはそうじゃなくて、街の人で一番情熱があって街のためにいろいろやろうとしているのは片桐さん(片桐基次氏:よくしよう委員会委員長)なんだから、彼に任せた、彼を信じてやるとかじゃないといけないんじゃないかな。確かに片桐さんにもいろいろ欠点はあるよ。でも百点の人なんかいないんだから。そうやって具体的に名前を出すのはいろいろ支障があるかもしれないが、でも、エライ人たちが名前を連ねるのも重要なのかもわからないけれども、やっぱり「やろう!」って人が中心になってやんないと何も進まないですよ。出来るか出来ないかじゃない、出来るか出来ないかは結果論だから、やるって決めて出来ないのはしょうがない。
確かに僕らがやっているシネシティ広場や大久保公園を使うにしても区のオーソライズがないと出来ないわけだから、それはそれで行政と連動しないといけないとは思うけれども、それ以外に民間同士レベルでできることって歌舞伎町の中であるじゃないですか。なにかそういう、街がへーって感じるようなことをしていかないといけないわけで、それはあんまり前例の無いユニークでオリジナリティのあるもの、札幌のよさこい、浅草のサンバカーニバルだって良くやったと思いますよ。新宿エイサーまつりもそうやろうとしてるんだと思うんだけど、でも、ああいうものは所詮点なんですよ。年に一回、そのときだけなんですよ。だから、そうじゃなくて点を繋いでいくことも出来るはずなんだよね。
新宿、そして歌舞伎町という世界でも稀有な街、ニューヨークみたいなこの街を舞台になんかいろんなことをやっていくと面白いなって言うのがオレのベースだから、そこで行政も街もよろこんでくれる、集まるお客さんも集まる人たちも嬉しい、それから協賛してくれるであろうスポンサーにとっても嬉しい、みんなをハッピーにする、そしたらやってる本人が一番ハッピーになれる、新宿と言う街は巨大なメディアだからその場を生かしてみんなが幸せになれるというのが本当のビジネスだと思うんです。お店はこういう店をやりたいと思って開店することなら金さえあれば誰でも出来る。でも、そのお店を、あるいは会社を儲かる企業体にしていくのが難しい。で、それは何かって言えば信用なんですよね。飲食店であればおいしいっていう信用、バーであれば可愛い女の子がいるねとか。期待を裏切らないという信用。だから、イベントなんかもやってスポンサーがいて、で、また来年もやりたいなと思うようになっていかないと本当の商売になっていかない。そうして、みんながハッピーになれるようこれからもやっていきたいと思ってます。

□株式会社新宿放送局代表取締役社長 松永通之(プロフィール)

1947年東京生まれ・中央大学商学部卒
衣料関連会社、ウルトラマンの円谷エンタープライズを経て
1985年 テレビ番組制作会社 - (株)ジッピー・プロダクション設立
同年代表取締役社長就任、1998年辞任
1997年 CSテレビ放送局 - パラダイステレビ放送(株)設立
同年代表取締役社長就任、2005年辞任
2004年 ケータイ動画サイト配信会社 - TOKYOデジタルニュース(株)設立
代表取締役社長就任
2005年 インターネットテレビ局 - (株)新宿放送局設立

株式会社 新宿放送局
■設立 2005年11月11日
■所在地 〒160-0022 東京都新宿区新宿1-34-9 全パンビル2F
TEL03-5919-3788 FAX03-5366-3469
http://www.shinjukutv.com/
■資本金 1億3千万円

         第1回~第10回歌舞伎町スターコンテスト予選会より

11月10日、歌舞伎町スターコンテスト決勝大会にて中山区長と松永社長。


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