新宿昭和歌謡ショー/ザ・ヒットサタデー-4月14日（土）第5回歌舞伎町ライブミュージックプロムナード開催

　

↑Re*GirL

4月14日（土） 「音楽を聞き歩き、歌舞伎町を再発見」をテーマに行われている歌舞伎町ライブミュージックプロムナード（主催：歌舞伎町音楽振興企画実行委員会）の第5回目になるイベントが開催された。昨年9月に「花言葉」でデビューしたレトロポップス・デュオのRe*GirL（K-DASH所属）は、9・11平和を歌う～THE SEPTEMBER CONCERT～in 歌舞伎町をきっかけに歌舞伎町の音楽シーンを盛り上げていこうとかかわるようになったのだが、歌舞伎町音楽振興企画実行委員会の中で特にジャズのビッグバンド（新宿スイングリーブスオーケストラ）を拠点に活動している園山氏が「歌謡曲をやりたいね～」と言う話にK-DASHが乗る形になって、今回のイベントは「新宿昭和歌謡ショー/ザ・ヒットサタデー」と銘うっての開催となった。Re*GirLを中心に、他にもゲストタレントを呼び、これを年間を通じて定期的に昭和歌謡曲のライブ活動を開催しようという企画である。

　

じゅん＆ネネ↑　森山周一郎さん↑

今回のゲストは60年代「愛するってこわい」などで人気デュオだった「じゅん＆ネネ」（2003年再結成）。その他、iZA鎌倉、KOYO、そしてスペシャルゲストとして森山周一郎さんも参加した。森山周一郎さんは、かつての刑事コジャックや近年では宮崎駿監督の「紅の豚」の主役の声など声優、あるいは役者さんとしては大御所、なんでも「昔は歌舞伎町に週七日はいた。」とか。と言うか、どうも住んでいたらしい＾＾；。イベントのメイン会場は、かつてのグランドキャバレー「ニュージャパン」の跡地、風林会館の5Fを使って行われた。風林会館でのイベントは18時からスタートしたのだが、歌舞伎町ライブミュージックプロムナードのコンセプトでもある「歌舞伎町の街角から街角に音楽を」ということで、サブナードの地下商店街の広場でも音楽イベントが行われた。

　←池田真理、中澤京子

↓アンフィニ・サロンオーケストラ、エンカペラＧ

　

◆歌舞伎町ライブミュージックプロムナード・サブナード会場

13:00~出演：アンフィニ・オーケストラ、瀬戸瑞穂、エンカペラG、池田真理、中澤京子

◆新宿昭和歌謡ショー/ザ・ヒットサタデー・風林会館会場

18:00~出演：Re*GirL、じゅん＆ネネ、KOYO、iZA鎌倉~KAMAKURA~、新宿スイングリーブスオーケストラ

歌舞伎町ライブミュージックプロムナードはこれまで、ブッキング・音楽面では新宿スイングリーブスオーケストラの園山氏が中心にあった。そのために、比較的JAZZ志向が強かったわけだが、やはりサウンド面での拡がりと言う意味ではなかなか集客をするのは難しく、いろいろ志向錯誤もあった。しかし、今回のイベントで今までは前に出てきた新宿スイングリーブスオーケストラが後ろに回り、「昭和歌謡曲」というジャンルを柱に置いたことで、はじめて風林会館のイベント会場を満員にすることが出来たというのは収穫だろう。企画としては、次回6月中旬を目途に「新宿昭和歌謡ショー」とポップス・ロック系の「歌舞伎町るねっさんすLive」（RuidoK4）、シネシティ広場での野外ライブ等が検討されている。