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歌舞伎町来街者に立ちはだかる三つの壁の存在~セントラルロードのホスト客引きについて [その他]

新宿駅方面からMoa2番街を経て歩いて歌舞伎町に入ってくる人たちには、来街者を寄せ付けない壁がいくつか存在することに気づくだろう。

Moa2番街から靖国通りを渡って最初の壁がセントラルロード入り口にたむろする客引き集団の存在。居酒屋・カラオケ店などとともにホストクラブの客引きが最前列に陣取る。

靖国通りの信号が青になるのをまって、歌舞伎町に入ろうとする来街者を仕掛け網の漁のごとく獲物をあさる。

 

最前列のホスト網を掻い潜ってもさらにセントラルロードは↑のようにキャッチが群れを成す。セントラルロードの入り口付近の第一の壁を通り過ぎると、次の壁が再びはだかってくる。↓警察官(警ら)の職質である。

この日は警らの3人がセントラルロード中央付近を横一列に並び、見かけの怪しげな人を見つけては声をかけ、荷物にナイフなどの所持が無いか調べていた。これがいわば第二の壁である。

そして、さらにセントラルロードをコマ劇場方面に進むと第三の壁エリアに入る。セントラルロードのコマ劇場前突き当たりから左に曲がって第二東亜会館、そこを右折してコマ劇場正面・シネシティ広場前までのエリアはまさにホスト客引きがたむろするエリア。

  

セントラルロードからコマ劇場前を経てシネシティ広場への路上エリア、ここは主として極東会系のシマである。そのシマ外にあたる例えば劇場通り一番街にはホストのキャッチがいないことからも、ホストのキャッチと極東会の間になんらかの約束があるのは容易に想像できる。例えば歌舞伎町に入ってくるときにホストのキャッチがウザイのであれば一番街を歩いてくればある程度の回避ができるわけだ。もっとも、ホストのキャッチに声を掛けられるのを一種の楽しみ、つまり「ただでホストとおしゃべりができる」的女の子達が一部いるのも事実ではあるが。

彼らホストクラブのキャッチ行為は、風適法・迷惑防止条例・道交法違反になる。上の写真は2月7日から9日にかけてものである。その2月9日には新宿警察署において「新宿歌舞伎町ホストクラブ暴力団排除協力会」の発足式が行われていた。

新宿歌舞伎町ホストクラブ暴力団排除協力会は会長に愛田武氏(愛田観光)、理事長に南豪氏(クラブ愛)を置き、傘下に約30数件のいわゆる老舗系といわれる店舗が組織を作っている。ホストクラブ暴排協力会加盟店は暴力団の不当な要求を排除し、また自らの営業行為において法律遵守をする。つまり営業時間は風適法の範囲で、客引き行為は行わないとしている。新宿警察署組織犯罪対策課がオブザーブし、暴力団とホストクラブの縁切りとコンプライアンス遵守を条件に警察が協力会加盟の店舗を守ることを約束している。

さて、この協力会がまさに新宿署でセレモニーを行っているその日、そのときの歌舞伎町の姿が上の写真である。

一般的に、どちらも同じホストに見えるかもしれない。しかし、上の写真に登場するホストらが所属(業務委託)する店舗は、ホストクラブ暴排協力会に属していない、所謂「関西系」「メンキャバ系」の店舗。歌舞伎町において最も勢いのあるグループである。

 

関西系・メンキャバ系という歌舞伎町においてもっとも活況を呈している店舗・グループを暴排協力会に巻き込みにくい事情は単純ではない。まず、彼らの営業手法、とにかく従業員を外に出し、客を引かせる。客を引いてきたホストは店内で売上を稼ぎ給料(折半)に反映、必然的に売上の稼げるホストだけが残り、路上には売上のない(給料の無い)ホストだけが必死で客を引く。したがって、売上の上げられないホストはどんどんつぶれるので店舗はホストの勧誘に力を入れる。潰れていくホストに人件費はかからないので店舗のリスクは無い。しかし、こういった営業形態はキャッチ行為を前提に成立しているため風適法違反によるリスクも高く、いつ営業停止を食らうかわからない。したがって、店舗は常に営業停止がきた時のためにもう一店舗の名義の異なる代替店を契約しておき、先に風俗営業許可を取って置くのだ。風俗営業許可を取るのに約3ヶ月、そして現状店舗が営業停止になるまでの期間が約3ヶ月以上はかかるため、これをまわし続けることで営業を続けていくという手法である。それなりにリスクは高いが、違法営業を真っ向からやっていても「ニーズ」がある以上儲かるわけで、現行法上の最も儲かるホストクラブの営業手法として確立されつつある。現に、メンキャバ・関西系で違法な深夜も営業している店舗の営業状態は極めて良く、儲かるからもう一店舗もう一店舗と常に拡大路線にある。もちろん男子従業員のスカウトや違法の時間外営業、その他のトラブル回避のために抜かりなく暴力団が関与している。例えば山口組系の組織では総売上の20%をコンサルタント料名目で上納させている。数万・数十万円のミカジメ料に比べ如何に大きな資金源になっていることがわかるだろう。

歌舞伎町のホスト業界は老舗系が警察のバックアップで暴力団と縁を切り、コンプライアンス遵守に向かうことで生き残りを図る一方で、関西系・メンキャバ系は警察や地域に真っ向から反発し違法な営業行為・客引きを繰り広げ、しかも暴力団の資金源になっている。両方とも、ある意味同じホストクラブであり、店の中でのサービスに大きな違いは無い。したがって、同じマーケット、同じニーズの上に立つ以上、市場原理的に遊ぶ側にとって遊びやすい深夜の営業時間帯をもつメンキャバ・関西系を選択するのは自然な行為であり、結果としてコンプライアンスを遵守すれば営業が厳しくなり、真っ向から法律や地域を無視したほうが営業が上手くいくという矛盾した構図が出来つつある、これでいいわけが無い。

新宿歌舞伎町ホストクラブ暴力団排除協力会の組織や加盟店、その背景についてまだまだ何の問題もないというわけではない。改善すべき点はあるだろう。しかし、彼らがコンプライアンス遵守を掲げた時点で一つの執行猶予期間を得たわけで、逆にこの組織に属さない関西系・メンキャバ系の中で少なくとも客引き行為、それも上記記事のように歌舞伎町の中に入ってくるのにいくつもの壁が存在するような状況は一切排除すべきだし、逆にそれが出来なければ暴排協力会の人たちの心が折れることに繋がりかねない。

2月も後半にさしかかり、警察内の人事異動の季節を迎えようとしている。柗木義人新宿警察署長も26日付けで勇退と聞いている。警察内部においても、いろいろな圧力にめげずに暴力団と肉を切らせて骨を絶つ手法でやってきた組織犯罪対策課、法律一辺倒で繁華街対策を進めてきた生活安全課。それぞれ手法の違いはあれど、署長が代わることでどう温度に変化が生まれるのか。行政は一向に目を向けたくないところには目を向けない体質が強く、そんな中で繁華街自治のあり方をどうすすめていくべきなのか。本来優れた法律があればコンプライアンス遵守を軸に生安的手法があるべき姿なのだろうが、法における不備、繁華街の特性としての限界からまず暴力団をどうコントロールするかにプライオリティを置いて進めてきた組対との連携が一番有効、というのがここ最近の歌舞伎町だっただけに、その組対主導のホストクラブ暴排協力会が機能するかしないかは、今大手を振って客を引き続ける関西系・メンキャバ系の店舗をどう追い込めるのかにかかっていると言っても過言ではない。


2月9日 新宿駅南口側の旧新宿東映に新しくシネコン「新宿バルト9」オープン

2月9日、ついに旧新宿東映跡地に建設された都心型シネコンの「新宿バルト9」がオープンした。地下1Fから8Fをマルイシティが基幹テナントとして入居、9Fから13Fを9スクリーン(1,825席)、東映系シネコン会社㈱ティ・ジョイが運営する。

 

5日から8日にかけて内覧会が行われており、その際に一度足を運んでみた。シネコンの全体的な印象としては「女性に優しい」ということだ。映画を観た後の化粧直しは女性にとっては必要だろう。そんな配慮から女性専用のパウダールームがトイレとは別に設置されていたり、またフードコーナーも最近の健康・ダイエットブームに合わせたメニュー構成になっている。またスタッフもほとんどが若い女性スタッフで占められ、全体的に柔らかい空気感がある。

バジルホットドッグ(380円)とあわせてお勧めをそろえてみた。Tofuソフトクリーム(300円)、ドリンクに青汁とパッションフルーツのスペシャルジュース(380円)。味もまぁまぁだし、ローカロリー志向の女性客への配慮が伺える。

映写機は、従来の35mm映写機に加え、全館にNEC製のDLP Cinema プロジェクターNC2500Sが並んで設置されている。まだまだ著作権保護の観点からデジタル素材の上映は普及していないが、長期でみれば映画上映もフィルムからデジタル化の流れにある。また、シネアド(映画上映前のCF)についてはDLPによって映写されることになっている。どうしてもシネアドはテレビ素材からのキノコ(例えばD2やDigitalβcamから35mmフィルムへのコンバート作業)のコストに負荷が大きい。これを無くし、デジタルのデータで上映する形が徐々に普及しつつあり、シネコンで全館DLP上映設備を整えるのは全国初だと言う。

通常の興行に関しては、やはり35mmのフィルム。主としてハリウッド系の番組については著作権の管理上のハードルがあり、普及段階にはまだ時間がかかりそう。

バルト9にマルイシティが移転したことで、新宿通り沿いの伊勢丹前にあるマルイシティは閉館した。ここは、この後建替えられ、いずれまたマルイシティが建設されることになっている。

新宿3丁目、靖国通り沿いにある松竹会館跡地。かつてピカデリー1~4(約1,500席)の映画館があった場所なのだが、ここも約60億円の投資によって地下2F地上12F、3Fから上層階は10リーン(2,260席)のシネコンを含む複合用途のビルへと生まれ変わる。竣工予定は平成20年9月頃。

歌舞伎町のシネシティ広場周辺の興行街(通称四葉会:東急・東宝・コマ、ヒューマックス、東亜興行)から見て、バルト9の完成は客層の違いからそれほどでもないだろうが、松竹会館の20年9月の完成は直接的に大きな影響を与えるのは必至だろう。四葉会関係者からは「松竹が完成した時点で歌舞伎町の映画興行は実質的に終わりを迎える。」と言うように、20年度末から21年度にかけて四葉会は実質的な再開発計画が目に見える形でスタートすることは必然でもある。

今、歌舞伎町に求められているのは「積極的魅力発信」

ネガティブな議論を避けてはいけないが、歌舞伎町に於いて、今最も必要とされることは如何に魅力を積極的に発信していくか、ということであろう。

歌舞伎町の持つ「魅力」について議論はいろいろあるだろう。決して画一的ではいし、いろいろな見方があると思う。例えば現在議論が進められている歌舞伎町版TMO(タウンマネジメント組織)についても、防犯や環境浄化・建替え誘導という視点の一方で、いかに積極的に魅力を発信していくかという意味での365日毎日でもイベントを行えるような仕組みを考えるという側面を持つ。それがどうか、という議論は置いておいて、今までの歌舞伎町におけるイベントを主たるツールとしての発信を主導してきたのがいわば「よくしよう委員会」。委員長は片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合専務理事)で会議には外部からも自由に参加者がいる。

先だっての2月8日に行われた「よくしよう委員会」でもこの点が議論された。そこで概ね二つのプランが動き始めることになった。

■歌舞伎町ツアー

自分でさえも、歌舞伎町内にある知らない店にフラリと入るのには抵抗がある。そこらへんは銀座や六本木でも変わらないかもしれないが、先日歌舞伎町に来た友人を誘ってミラノ脇にある中華料理店に連れて行ったときに「一度この店に入りたいと思っていた」と聞かされて驚いた。そんな一般の飲食店でさえ入りにくいものなのらしい。

そこで、歌舞伎町商店街振興組合なりが名前を冠しながら、歌舞伎町をツアーするというプラン。そこにはガイドとしてよくしよう委員会にも出席している歌舞伎町案内人の李小牧氏、グリーンバード歌舞伎町チーム杉山文野氏、夜鳥の界手塚真輝氏、委員長の片桐氏、マンゾクの木村弘治代表、そして自分の名前なんかも並んでたりする。中身についてはこれから検討されるのだろうが、例えばグリーンバード歌舞伎町チームの毎月第一・第三月曜に行われる掃除活動の後の飲み会に対するニーズを考えると、そこには男女問わず老若問わずそれぞれのニーズ、見てみたい歌舞伎町の姿があることは確かである。企画は新宿放送局がコンテンツとしても絡みながら進めていくという計画。

■歌舞伎町VT(ヴァーチャル・タウン):携帯電話サイト企画

例えばdocomoでいうと、i-menuからi-エリアへと行くと、歌舞伎町及びその周辺にいた場合に位置情報との連動で「歌舞伎町」というエリア情報のコンテンツに飛ぶ。言ってみれば、この公式歌舞伎町サイトを立ち上げようというものだ。情報は、一般飲食店や物販、映画館やライブハウス、演劇情報をメインに置き、公共情報(交通規制や駐車場情報、電車時刻、行政、防災情報等)も含めて配信しようというものである。また歌舞伎町系音楽配信サイトを別立てし、ここから「歌舞伎町系アーチスト」の楽曲配信とともに収益からアーチスト育成のための基金としていく。

いずれは携帯電話の3キャリアが統一ブラウザを使用し、google earthなどと連動し、また今年の4月から行われるGPS機能付置の義務化(3G世代から)により、GPSでお店情報を取得しながらお財布携帯で決済することが一般的になると見込み、例えばグリーンバードのボランティア活動やお財布携帯の決済に応じてポイント化され、そのポイントがたまると地域内で映画が観れたり飲食に使用できる一種の地域貨幣的なサービスへと以降していくことを念頭に置いたプロジェクト。当初は店舗のサービスクーポンを活用して課金(月額100~200円程度)システムをボジネスモデルとしているが、先々お財布携帯のインフラが整う段階で課金をなくし、決済手数料(成果報酬型アフリエイト方式)へとビジネスモデルを変えていくことを含みとして企画されている。企画は今のところ自分が主導して進めている。

なお、この企画をよくしよう委員会でプレゼンしたのだが、「それこそTMOの事業なのではないか?」という意見も出てきた。TMOがどういうメンバーによって組織され、どういう機能が可能になるか見届けたうえで、事業のTMOとの連動ということも当然視野に置くこともありうるだろう。むしろそれが出来るのであればその方がいいかもしれない。現在、企画の保守管理の部分で喜兵衛プロジェクトの一号となった新宿放送局(代表取締役松永通之氏)と協議を行っている。また、歌舞伎町のヴァーチャルとリアルを繋ぐメディアとしてこの歌舞伎町VT構想とともに、歌舞伎町公式インフォメーションブース(一種の観光案内所)をシネシティ広場に設置するというプランもこの企画に付随して進めていく。ただ、現実的には道路法上の道路(区道)であるシネシティ広場に常設のブースを設置することの方が、行政的ハードルは高い。


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歌舞伎

クラブAとは何回かのトラブルでケツと話した事が有るのだが・・Aのハラ切りも有ったが・・・歌舞伎ですので・・で終わりか
by 歌舞伎 (2007-02-13 23:39) 

江戸麻呂です

お久しぶりです。
今回、てらたにさんのホストに対する論調の変化にちょっと疑問を呈します。
>新宿歌舞伎町ホストクラブ暴力団排除協力会の組織や加盟店、その背景についてまだまだ何の問題もないというわけではない。改善すべき点はあるだろう。しかし、彼らがコンプライアンス遵守を掲げた時点で一つの執行猶予期間を得たわけで、逆にこの組織に属さない関西系・メンキャバ系の中で少なくとも客引き行為、それも上記記事のように歌舞伎町の中に入ってくるのにいくつもの壁が存在するような状況は一切排除すべきだし、逆にそれが出来なければ暴排協力会の人たちの心が折れることに繋がりかねない。
の件がまとめとしてあるのですが、これでは真っ向から排除活動を否定している関西系は悪で(もちろん当然最悪なやつらですが・・・)、一応協議会に参加している店は過去はともかく自己改善に勤め、排除と闘っていると・・・だからこのまま関西系の野放図を許しておくと、排除の徹底や深夜営業をやめてコンプライアンスの遵守に取り組んでいる夜鳥の会などの面々の心が折れてしまうと・・・・

おそらくてらたにさんはご自身の活動の中で接する機会の多い夜鳥の会の面々のトークにやられちゃったのか・・それとも浄化運動の中でホスト排除協力会(略)という実情はともかく取り敢えず性善説の観点で更生の第一歩を踏み出した体の現状に水を差すべきでない的なお手盛り評価(つまりてらたにさんの本音でなく、体制への迎合?)かなと・・・・・かなり酷評ですがどうでしょうか?

簡単に言うと、コンプライアンス云々など意に介さずやりたい放題の関西系が最悪なのはわかりきったことで、もちろん即刻当局は摘発すべきである。(時間外・未成年就業・未成年来客および飲酒・カケ問題等引っ張る容疑に事欠かない筈)それに対して形だけお上の顔を立てる形でお目こぼしポーズをとるポチを気取った腐ったオオカミたち(ホスト協議会のこと。酷?)という対立構図。そしてどっちも未だにコンプライアンスなんて実際どうでもよくてほとんどにケツもちが存在するという大事実。これはてらたにさんがよくご存知のはず。それを会の面々の心が折れるとの発言は大いに疑問です・・・折れないですよヒョウヒョウとしたもんです。もちろんてらたにさんご自身のブログであり言論の自由ですが
、協議会に参加している面々がコンプライアンスを遵守しているお上公認の優良店・・と捉えられかねない発言は発言力のあるてらたにさんにはご注意を促したいと思います。
たとえばこの論調・・・
彼らホストクラブのキャッチ行為は、風適法・迷惑防止条例・道交法違反になる。上の写真は2月7日から9日にかけてものである。その2月9日には新宿警察署において「新宿歌舞伎町ホストクラブ暴力団排除協力会」の発足式が行われていた。~中略~
さて、この協力会がまさに新宿署でセレモニーを行っているその日、そのときの歌舞伎町の姿が上の写真である。
一般的に、どちらも同じホストに見えるかもしれない。しかし、上の写真に登場するホストらが所属(業務委託)する店舗は、ホストクラブ暴排協力会に属していない、所謂「関西系」「メンキャバ系」の店舗。歌舞伎町において最も勢いのあるグループである。
つまり写真でわかるとおり協力会の面々はコンプライアンスの遵守に努め一切キャッチはしておらず、・・・・だから彼らは変わったのだと・・・
この日は会合があるからキャッチは控えろと、ポチのポーズをとっているだけに過ぎずこの日のこの写真を持って会の面々は云々の評価は現実を歪めている。どうですか?間違っているでしょうか?そう思うのであれば、てらたにさん今夜ご足労ですがキャッチの現状をウォッチしてきてください。会の面々の売れないホストも関西系に負けるなとばかりに
しつこいキャッチ合戦を繰り広げていることでしょう!ついでに会の面々の時間外営業も、です。3時ごろにはドンぺリコール真っ盛りでしょう!
注)別に関西系の擁護ではありません。彼らは最悪なのは言うまでも無く8年くらい前のYSJをはじめとする彼らの台頭が、ホスト界全体を乗り遅れるなとばかりに凄惨なやった者がちの汚い世界に奔らせたのは事実で、ホスト界自体コンプライアンスなんて考えておらず、どうやり過ごすかのみの戦略をという事実は今も何一つ変わってはいない。
てらたにさんが会の活動をひとつでも評価するならば、会の面々がすべてケツを切って、時間外をやめ、キャッチをやめの3点セットを確認してからにしては如何かと・・・(もちろん会の中の極一部は3点セットをクリアしている店があるでしょう、その際はあくまで個店の賞賛に終わるべきでしょう。)
とにかく今回の論調は会の面々は3点セットを守って戦っているのに関西系だけが守らずせっかくの浄化運動に水をさしている・・そう勘違いされる文面でちょっと残念です。
長々と失礼しました。ただ本当にがんばっている者たちが彼ら形だけの会の面々の“心”と同義にされるのは非常につらいですよね。
てらたにさんにはわかってもらえると思います。
これからもお願いします。
by 江戸麻呂です (2007-02-15 20:30) 

江戸麻呂です

追記
だからこそ(ホストに限らず風適法関連業種全般において)
1・関西系に代表されるキャッチ問題および防犯強化(暴力団問題、国粋会問題はもはや対岸の火事ではない!)について
ドンキ前の空き交番の常時立ち番を実施せよ!という明快な解決策
2・風適2号を改新させ、ケツ持ちとの決別・時間外の遵守・キャッチの遵守というわかりやすいそして重要なコンプライアンス3点セットに広告物への許可番号明示と完全納税への連動に重きをおいた単年更新制度のある新風適法の早期策定
3・特区として営業時間をどうするかという方向性の策定
4・風適法に関連せずともカラオケ・居酒屋等の業種のキャッチ問題・
未成年飲酒問題等の是正・教育・管理・把握の策定
これが急務と言えるでしょう。 文責:江戸麻呂
by 江戸麻呂です (2007-02-15 21:40) 

歌舞伎

キャバ系も同じように・・・裏も表も
by 歌舞伎 (2007-02-15 23:35) 

うーん。

実質的に歌舞伎町一番街には(何故か)彼らは立てないんだから
セントラルロード全般と桜通り入り口際対策をしてしまえばいいだけのことです。
いろいろなしがらみはあるんでしょうが。
で、ホストは東通りでしか実質出来ないとかにしたら、黒人客引き対策にもなって一石二鳥だったりして。
by うーん。 (2007-02-16 06:20) 

Tera

なかなか厳しい指摘をしてくださってありがとうございます。
江戸麻呂さんのおっしゃること、はっきり言って一部は当たってます。
背後関係もある程度承知の上、個々の店舗で温度差があったり、時間外以外でほじくられたくないからの妥協であったり、裏で話つけてるN氏とかいろいろあります。しかしながら「歩み寄ってきた」側とそうでない側を差別したい、そこはありますよ。
確かに江戸麻呂さんの言うように、営業許可の単年度更進制とか屋外広告物の規制、営業時間の規制のあり方の見直し、あとビルオーナー条例強化などは自分の持論でもあるのでなんとかしたい。が、それが出来るのはまだ何年もかかるでしょう。で、それまでを現行の法律でコントロールしていくのか、執行猶予的手法である程度お互い歩み寄りながら話し合って改善していくべきなのか、ここは状況によって使い分けるほうがいいかなと考えています。
ただ、実は自分はコンプライアンス遵守にそれほどプライオリティを置いていない。(ってのはわかりますよね^^;)またホストやキャバの営業による経済的ポテンシャルもニーズあってのもの、これも不必要に排除すべきでない、というところでしょうか。
にもかかわらず、歩み寄って法律の枠内で経営努力をしようとしている側の「痛み」は理解しないといけない、一方で野放しになっている側を警察があたかも見ぬ振りをしているかのような現状に対して何らかの問題提起をしなくてはいけない、という意図でこの記事を書きました。

優良店かどうか、を言うなら法律を守っているから優良なのではなく、あくまで客が安心して楽しめる店であればそれでいいのであって、客引きの出す出さないはともかく店内はどっちの側もその多くがニーズに許容された店舗であり、そう違いは無い。

先日暴排の協議会に属しているあるキャバが客引きで上げられました。なんと町田署のおとり捜査でやられたようです。歌舞伎町で町田署ですよ^^;
自分が言いたいのは、なんというか、つまり歌舞伎町は行政にとっても警察にとってもある種のステージなんですよね。成果をあげ、出世や報奨金のタネとして、この街の持つ発信力を利用している。仮にそれならそれでもしょうがない、だとしてももう少しやり方があるだろうと。街の中で多方面にコンセンサスをまとめ、本当に目指している街のあり方を模索する上で障害になるようなやり方はするな、あるいはして欲しくない。それが本音です。

そのために障害になるもの、例えば警察の組織論や風適法については国会に、その中で歌舞伎町を実験場所のようにステージとして利用してきたのだからここで実験として「24時間特区」くらいなんとかしろよと。
キャッチ・客引きにしたってあくまで迷惑防止条例の範囲でやれと、風適法はそもそもおかしな法律なんだからそんな法律を適用しないで欲しいとか、またそのなかで一部客引きを認めるような超法規的な手法も模索してたり。現実に、客引きも看板もなかったら歌舞伎町の風俗店なんて入りにくくてしょうがないでしょ。。

最終的には、超法規的民間自治、とそれを警察がケツを持つ。何をどう自治するかは、街は生き物ですから状況ごとに変わっていくでしょう。今と5年後、10年後はまた違うわけで、結局法律はその速さではどうにも改正なりリセットなりできないのだから、超法規的にならざるを得ない。歌舞伎町という街の主役は歌舞伎町にはない、結局「来街者」のニーズでこの街は生きていかないとならないんですしね。

話は変わりますが、「街」はどこにあるのか。
最近、そんなことをよく考えるんですよね。
「街」はこう思っている、こうしたい、そんな風につい書いてしまうことはありますが、じゃぁその「街」とは何か。

歌舞伎町には約6,000の事業所・店舗がある。
そのうち、例えば歌舞伎町商店街振興組合は約90人弱の組織で、現実的には執行部の約10人弱で動いている。10/6,000ですから、どう見たって街じゃない。
そう言う意味でいうと、SRIにしかり、酒場、ビルオーナー会、各町会然り、四葉会だって一部分、どこもそれぞれの代表と言うには程遠い組織だし、「街」を語るようなものであるはずが無い。「街」を語る上で「街」と同意の意識がある組織は皆無で、自分は個人的になるべく「街」と同じフラットなところに居ようとすると、これがどこの組織とも何かしらぶつかってきちゃうんですね・・・

となると、街づくりをどう考えるべきか。
その中で、これは一つの答えなんですが、やはり街づくりは「人づくり」なんだろうなと。「街」の発展をフラットな視点から見れて、且つ今の高度な情報化社会に対応できて情報や戦略を共有できる、自分にしてみればそんな人材だと思える人と、どう繋がり、互いにどう成長していけるか、ここら辺が課題なんだろうなぁと。

江戸麻呂さんも、そのうち会いたいですね^^
by Tera (2007-02-16 07:00) 

Tera

>実質的に歌舞伎町一番街には(何故か)彼らは立てないんだから
セントラルロード全般と桜通り入り口際対策をしてしまえばいいだけのことです。

そうなんです。
メンキャバ・関西系なんかは、あるいは江戸麻呂さんが言うように、仮に暴排協力会やキャバ協関係であろうと、キャッチ行為に営業自体が依存している(=暴力団関与は明白)ところの導線を断つのが実質的に一番有効でしょうね。
例えば靖国通り沿いとセントラルロード、コマ前から一斉に客引き排除するだけでかなりいろいろな面で蛇口を閉める効果がある。
客引き・違法店舗・暴力団の資金源、それぞれの一番最初の入り口は「客」をつかむところなんです。
そこを警察が認識して動くか動かないか、もし動かないならどんどん告発して「動かざるを得ない」状況に追い込む。
新宿署も署長代わりますし、だからこそ書いておかないと。
by Tera (2007-02-16 07:16) 

江戸麻呂です

江戸麻呂です。
歌舞伎町問題でそのカオスの濃縮図的代表格としてホスト業界の浄化がわかりやすいので題材としてますが・・・たった一部でしかなくて・・
浄化作戦に取り組む姿勢は結局、その悪の根源である暴力団=ケツ持ちの戦略姿勢で2つに分かれますよね。つまり表面上はお上の顔をたてる関東勢(住吉・稲川・極東・・・)と攻めて失うもののないやったもの勝ちの関西勢(山口)と。
YSJはあからさまに関西系のケツを出してやりたい放題。そして在京系は警察側がその都度キャンペーンを張ると形上お上の顔をたてる。例えば知事が歌舞伎町巡回の折には事前に通達があってケツを持っている店舗に徹底させているし、キャッチ規制の施行日など路上は奇妙なほどガラガラであった。今回の写真に撮った日にキャッチがYSJだけというのもこの背景に過ぎない。わかりやすい。会に率先して参加している面々とあからさまに無視している構図はケツ持ちの棲み分けも影響しているといえよう。(もちろん会のなかにも関西系ケツ持ちを持つものもいるが・・それはホスト界の中に存在する仲良し派閥によるグループ分けで説明できる。ここではめんどくさいので省略・・)
そこで前回の発言に至った訳ですが・・・てらたにさんの仰るように
>“歩み寄って法律の枠内で経営努力をしようとしている側の「痛み」は理解しないといけない、一方で野放しになっている側を警察があたかも見ぬ振りをしているかのような現状に対して何らかの問題提起をしなくてはいけない”、という意図でこの記事を書きました。
江戸麻呂>言葉はわかります。でも歩み寄っているのではなくいつもの戦略でしかないですよね。歩み寄っているという分析は的を得ていないし、彼らのうち何店舗が全社員でコンプライアンスの徹底を図っているでしょう?これからはこう変わっていこう!でなく摘発されるからこう対応しようという戦略に過ぎないのは表面上のポチのポーズに過ぎず会に参加しているという行為の裏で隠れてやっていては結局YSJと変わりはない!ということ。
もちろんてらたにさんの仰るように時間外やキャッチなど小さい問題だ。ただコンプライアンス云々でなく130~200店舗に過ぎないホスト業界の歌舞伎町浄化問題全体における比率は極めて高い。そこから考えると
てらさん>優良店かどうか、を言うなら法律を守っているから優良なのではなく、あくまで客が安心して楽しめる店であればそれでいいのであって、客引きの出す出さないはともかく店内はどっちの側もその多くがニーズに許容された店舗であり、そう違いは無い。
江戸麻呂>まさしくそうですよね。江戸麻呂も倫理観の伴う中でサービスされるという観点で24時間制とキャッチ行為は認めるべきだという持論ですから、歌舞伎町が特区として条例改正されるとしても数年はかかる。そう考えるとまずは姿勢からも大切だし、形だけの行為としても認めてあげなければならない。それはわかる。
しかしである。こんな誰からも見透かされたポーズを繰り返すのであれば、世論は歌舞伎町の24時間制も特区も何も認めないだろうということ。それがどういうことに繋がるかというと・・・
ここまで落ち込んだ歌舞伎町はおそらく24時間制で健全な不夜城しか生き道は無いと思う。現場は24時間制特区果てはカジノ誘致と夢を見る。そのためには浄化作戦ありきでそれに率先協力し、その結果アメを獲得したい。(いろいろな考えの方はおられると思うが・・)
しかし、一般世間では、ただでさえ危ない怖い街、キャッチが多くてしつこい・ウザイ街歌舞伎町。だからこそ現行の迷走している浄化作戦でも世論はきれいに安全になるなら一掃賛成となっている。24時間制や特区などとは真逆なのだ。一掃してきれいになればそのまま安全な街で維持しなさいと、24時間制など許したらまた危ない街に逆戻りだと、カジノなどもってのほかだと。誰でも拒否反応を即座に示すだろう。
そのギャップをひっくり返すのにこんな一部のホスト浄化問題でさえポチのポーズだけで済ますと世論に見透かされてしまいますよ。これじゃ今までの繰り返しと同じで中途半端で終わりますよ。極一部に過ぎない200店舗のホスト業界の大多数の悪態の影響は中途半端に拍車をかける。それでもいいですか?ということを言いたいわけです。
江戸麻呂はハッキリ言って24時間制は不可能だと考えています。(江戸麻呂の持論とは逆行してますが・・現実問題として)何年経ってもありえない!時間外という現行法制を跳ね返すにはもう世論の後押ししかない。しかし世論は誰もそんなことを歌舞伎町に望んではいない。歌舞伎町の住人や歌舞伎町大好きの客の総数など世論のコンマ数%でしかないのだから・・・。世論を動かすには本当に歌舞伎町は中身から変わらないと無理だ。このままでは近い何年後か望み薄の期待に簡単に裏切られて、裸の王様さながらいつもの行政対応で中途半端な結末でやり捨てられるでしょう。形だけ浄化作戦およびルネッサンスを粛々と遂行し・成功・終了宣言を発表して。そして残ったのは行政の勘違いだらけの中途半端な張りぼての歌舞伎町・・。
そういえば・・・四葉会しか言っていない“映画の街、歌舞伎町”誰もそんなこと思ってはいないが・・・。そんな中、今日のニュースであの夕張で映画祭が・・・・。ロッキーファイナル(?)だけでなく他の放映予定も続々決まりだしているらしい・・。夕張の役所はあいも変わらず体たらくですが、ハッキリ言って映画のキーワードはコレで夕張にもっていかれました。四葉会はこれを踏まえてもまだ映画の街にこだわった利己主義のエンタメ街道を突っ走っていかれるのでしょうか?なんか広場は彼らの所有物として使われているように感じるのは江戸麻呂だけであろうか?夕張は自力というより全国の判官びいきで助けられているに過ぎないが、ほかの街は直近の死活問題に奮い立っている。歌舞伎町こんなにバラバラで大丈夫?
by 江戸麻呂です (2007-02-16 14:11) 

江戸麻呂です

>実質的に歌舞伎町一番街には(何故か)彼らは立てないんだから
セントラルロード全般と桜通り入り口際対策をしてしまえばいいだけのことです。

>何故か一番街にはホストが立てない・・という件について

江戸麻呂の把握しているところでは、立てないということはない、ということ。
もめる要素が多いからなるべくキャッチを避ける場所として
スカウト通り(天敵のスカウトが幅を利かせているためお互いの下っ端同士よくもめる、スカウトは軍団でイケイケ、ホストキャッチは基本的に売れない下っ端だからホストはよくやられる)花道通り(ホスト看板あたりの一部をのぞきキャバの客引きが多く排除される・もめる・負ける、特に風林は要注意:ヤクザ多し)があげられるが・・・一番街の場合、もともと浄化作戦の前、入り口周辺にヘルスが数店舗あり特に弘道会直営の店前客引きはホストがキャッチをしていると捕まえて脅しをかけていた。店長自体フロントを自称してウチは弘道~が決まり文句で当時ホストはもめるので一番街を回避していたと。おそらくそんなところが根本にあって立ってはいけないのではなく、弱いホストが自らさけていると、ドンキ周辺は天敵キャバも少ないし、皆がいるからライバルは多いけど安心というわけだ。ライバルの多さを嫌うグループは桜通り、その信号を渡ったところ三平周辺、駅前、区役所の前などに展開している。
因みに新宿はシマは住吉、ニワは極東だが、キャッチにでている全てがニワ主である極東に金を払っているわけではない。
さらにはカラスのごときホストがいちいちどこの店かなんてわからないし
聞きもしない。トラブルが起こったときにケツ問題が発生するのだ。
実際、暴力団排除という高邁な思想でなく、経営者の中にはケツ持ちとしてヤクザに知り合いがないわけではないが、借りをつくるのも食われるのも嫌なのでトラブルが起こってもいけるところまでケツ無しで行き、
どうしようもなくなってからその時にお金を払ってケツ持ちをつければ良いという考えの経営者もいる。地方のようにひとつの暴力団だけで仕切っているのと違い、ビルのなかでもケツ持ちが違う歌舞伎町にあって抑止効果というか“ウチの関係でなければよそがもう入っているんだろう”的な感じで今までケツの話すらなくやってきた経営者もいる。
キャバも風俗もスカウトも然りである。
それも歌舞伎町の特徴ですよね~。
by 江戸麻呂です (2007-02-16 15:02) 

NO NAME

李小牧が歌舞伎町で行っている行為は、通訳案内士法第三十六条(通訳案内士でない者の業務の制限)「通訳案内士でない者は、報酬を得て、通訳案内を業として行つてはならない。」及び第三十七条 (名称の使用制限)「通訳案内士でない者は、通訳案内士又はこれに類似する名称を用いてはならない。 」に抵触するおそれがあることはご存じでしょうか。
by NO NAME (2007-02-21 20:18) 

うーん。

李さんはここ数年、もうあんまり立ってないですよ。弟子の集金と取材と、店舗の段取りのほうがメインかと。

あと江戸麻呂さんのいうように一番街にまったく「立てない」ということはないんでしょうけど、現実にセントラルロードの客引きはプロントまで女の子を追いかけていくと、「俺、この先ちょっといけないんで、じゃ」。ということをしています。そのほうが女の子の為にもいいですけどね。
by うーん。 (2007-02-27 04:00) 

NO NAME

通訳案内を業とする会社を設立したそうですが、社員はみんな無資格の通訳ガイドではないでしょうか?
by NO NAME (2007-02-27 21:11) 

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