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8月6日 歌舞伎町スター公開オーディション第1回決勝大会 <告知> [イベント]

8月6日(日)に歌舞伎町シネシティ広場にて開催の「歌舞伎町スター公開オーディション」第1回 決勝大会についての実施要綱が決定した。

イベント名:歌舞伎町スター公開オーディション第1回決勝大会

  • 主催:新宿放送局
  • 共催:歌舞伎町商店街振興組合
  • 後援:新宿区
  • 会場:新宿歌舞伎町「シネシティ」特設ステージ
  • 出場資格:新宿放送局サイトで行われた人気投票で各1位のグループ、個人
  • 審査基準:新宿のスターとしての資質を兼ね備えた方
  • なお、イベント当日、「グリーンバード歌舞伎町」の設立セレモニーも開催。イベント終了後、出演者や街の人たちと一緒にグリーンバードとしての第一回歌舞伎町ボランティア清掃が行われる予定。(参加自由)

■パフォーマンス部門

  • 開催日時:平成18年8月6日(日)18:00~21:00
  • 出場者:新宿放送局サイト上の予選投票を経て選ばれた17組のパフォーマー

■バンド部門

  • 事前投票での得票数第一位のバンドが当日表彰式に出席

■特典

  • パフォーマンス部門:グランプリ1組(賞金25万円:但し新宿放送協番組5本出演料として、副賞10万円相当旅行券) 準グランプリ1組(賞金5万円:但し新宿放送局番組2本出演料として) 審査員特別賞 数組(賞金2万円:但し新宿放送局番組1回出演料として)
  • バンド部門:グランプリ1組(賞金25万円:但し新宿放送協番組5本出演料として、副賞10万円相当旅行券) 準グランプリ1組(賞金5万円:但し新宿放送局番組2本出演料として) 審査員特別賞 数組(賞金2万円:但し新宿放送局番組1回出演料として)

※第1回決勝大会にむけての予選得票にて、バンド部門についてはグランプリ・準グランプリともに該当者なし。5組を新宿放送局特別賞に選出(賞金、副賞は5組で均等に配分ということになった)なお、決勝大会出場全組に「新宿ミラノボウル」利用券と「ファーストキッチン」の利用券などをプレゼント。

新宿放送局の佐藤拓氏。(中央、7月26日よくしよう委員会)

昨年末に設立されたインターネット放送局「新宿放送局」(松永通之社長)が歌舞伎町にて最初に立ち上げたプロジェクト「歌舞伎町スター公開オーディション」。「決して本当のスターやアイドルを育てていこうということではないし、また出来るわけではないが、そうではなくて歌舞伎町という街のスター、いわば等身大の、なんだか面白いヤツみたいな、そういった人たちをまず発掘できたらと考えています。」(新宿放送局 広報 佐藤拓氏)、つまり歌舞伎町をステージに最初に当事者を増やすことでサイト自体の存在をアピールしつつ、あわよくばエンターテイナーの原石を発掘し、且つ地域に定着させていこうという狙いからこの企画はスタートした。しかし、現実にはこれまでオーディション出演者を集めることにも苦労してきたようだし、また新宿放送局のサイトの構造・コンテンツ上の課題や、同時進行していた喜兵衛プロジェクトの歌舞伎町サテライトスタジオ誘致計画(7月15日(土) 喜兵衛プロジェクト1号物件「新宿放送局 歌舞伎町サテライトスタジオ」開局記念公開収録)となどあって、正直8月6日の第1回決勝大会自体のクオリティについて、今から言うのはなんだが不安も多い。しかし、それ以上に歌舞伎町の地域密着という意味で、いわば仁義は切れたと思う。つまり今後に期待するという部分は大きいだけに、まずはこうした手作りの草の根的なイベントしつらえは個人的には可能な限り応援していきたいと思っている。歌舞伎町という街自身が持つ発進力、良い悪いはあるがブランド力を利用してなんとか事業を成立させていこうという今の新宿放送局にとって、まだまだ街から得ている恩恵が強いのはしょうがない。何年後かに新宿放送局自身が大きく育ち、逆に街の利益に還元してくれる日がいずれ来ると思って誘致したのだからね。

なお、歌舞伎町スター公開オーディション第2回決勝大会は今年の秋に開催を予定。第2回に向けてのパフォーマー・お笑い・バンドなどなどの出演者は既に募集中!予選収録は、新宿放送局歌舞伎町サテライトスタジオ(シネシティ広場前、新宿TOKYU MILANOビル1F)にて毎週土曜日12:00~13:00 15:00~16:00 18:00~19:00に随時開催。詳しくは新宿放送局サイトをどうぞ。

なお、佐藤君から「出演者がなかなか集まらないんです。。。」ということで、もう一つ宣伝。


番組名「歌舞伎町からビデオレター」主演者募集中!

7月15日の第一回目の収録は中山弘子新宿区長から始まったこの企画は「インターネットで世界中にあなたのメッセージをお届け」と、たとえば遠くにいる家族や友人に、好きな人への愛の告白やプロポーズ、お店の宣伝等を収録、新宿放送局のWEBサイトと新宿東口のアルタビジョンで放映される。

参加料は無料、誰でも参加できます。メッセージの時間は60秒以内、収録日は歌舞伎町スター公開オーディションと同時進行で、同じく新宿放送局歌舞伎町サテライトスタジオ(シネシティ広場前、新宿TOKYU MILANOビル1F)毎週土曜日12:00~13:00 15:00~16:00 18:00~19:00。


7月26日(水)歌舞伎町商店街事務局会議室にて行われた「よくしよう委員会」(片桐基次委員長:歌舞伎町商店街振興組合専務理事)では、このほか、杉山文野クン提案の新しい「歌舞伎町」のロゴにつて議論があった。

「I love N.Y.のロゴのような、若い自分達から見てちょっとカッコイイなと思うような、それでいて歌舞伎町を好きになる、みんなでこの街をワクワクするような場所にしていきたいと思うようなキャラクターだとか、イメージロゴを考えたい」と言ってた杉山文野クンと仲間達が提案として持ち込んだのが上のロゴ。

 杉山文野クン(杉山文野ブログ、関連記事:鈴木喜兵衛氏のひ孫さん、杉山文野(ふみの)クンが「ダブルハッピネス」講談社刊で作家デビュー

版権周りはフミノくんが近く設立する予定の会社とフミノくんの友人の最上君(電通)がまとめる。これについて、まずオフィシャルロゴにするのかどうかという点で「よくしよう委員会」としてのコンセンサスをまとめた。既にTシャツを作ったのを中山区長に見せたが、そのときに「町の中にハートが灯る、みたいな感じでいいじゃない!」と言っていただいたので、コンセプトとしてそれをそのままいただいた。たとえば商店街のフラグに、フリーペーパーの片隅に、またはお店のコースターや箸の袋に、あるいはキャラクターグッズにも使えたらという話もでていた。歌舞伎町の地域活性化とTMO設立に向けての議論の中でさけては通れない資金還流のモデルとして、今回ロゴ使用のつど版権者として使用料を杉山文野クン側に支払い、よくしよう委員会が一部キックバックを受けてこれを積み立て、地域還元に使っていくという方向でこれを進めていくことを目指す。よくしよう委員会では、今回のロゴに限らず、会をフィルターにして実現したビジネスの成功報酬としてのキックバックを積み立てて基金化していくこともあわせてすすめていく。

問題がないわけではない。「公式」を語る上で歌舞伎町商店街振興組合の理解は必要。「よくしよう委員会」=「歌舞伎町商店街」ではないというところが実はハードルになる。「歌舞伎町商店街振興組合」の意思というのは組合執行部にあり、ここは理事長はじめ副理事長数名の古くから歌舞伎町で商売やビル賃貸を行ってきた方々、いわば歌舞伎町を作った人たちの第二世代の60~70才の人たち。一方で、よくしよう委員会は専務理事の片桐氏を中心に組合外部の歌舞伎町に関わるすべての人たちに門戸を開いた委員会で、組合からは数名参加しているが、四葉会(劇場興行各社)から電通、博報堂、日本テレビなどマスコミ・広告・イベント関連、カラオケ業や飲食店オーナー、ビジネスホテルオーナー、二丁目関係、SRI、案内所業者、ホスト、キャバレー経営者、不動産業者、各イベント実行委員会、当然新宿放送局や自分のようなフリーの人材、そして行政各担当(この日は商工課、文化国際、企画政策部)、警察、消防、あと大学教授、から早稲田の学生でもある中山区長の娘さん(とも子さん)なんかも参加してたりとかなり多種多様という意味で、今の所すべての会議・プロジェクトの中では最も歌舞伎町の実の部分で議論できている組織だと思う。「行政だとか四葉会だとか、あるいは組合とか、風俗、ホストであれここでは来るものを拒まずみんなが肩書きをはずして歌舞伎町をよくするためになにをすべきか、あるいはどう行動すべきか自由に議論できる場所にしていきたい。」と片桐委員長は言う。しかし、広く自由にを良しと思わない組合内部の一部、風俗・ホストなどを公式には認めにくい行政の立場というものが壁になって、常にそれと闘うエネルギーがある意味無駄に消耗させているという側面はあるにはある。

さて、現在歌舞伎町が抱える問題点として、「よくしよう委員会」として優先度が高いと考えられている課題は、第一に客引き問題、第二がホームレス問題、第三が歌舞伎町の悪臭。とくにこの「悪臭」というのは、花道通りを中心に下水道配管やマンホールから定期的に湧き上がる悪臭、サブナード階段やホームレスのたまる場所の小便臭などを指す。下水道インフラの問題は行政や東京都水道局との話し合いが必要だが、現在大久保公園が閉鎖になり、公衆トイレがアメブルの一箇所しかない、しかしこれだけ人が集まり路上で仕事をする(客引き等)もいてさらに酔っ払いも多い街なだけに路上小便の問題などは課題となっている。歌舞伎町からこの悪臭を取り除けたらそれだけでもけっこう街のイメージが変わるように思う。えび通りなどではマンホールのフタの下にビニールシートを挟んだりして、この応急処置がわりと効果があったようだが、一方花道通り側の地下にはネズミが大量にいて応急処置では難しいという話もあった。客引きやホームレスについては毎度書いているので、ここではあまり触れないが、一つ、ホームレスと暴力団インフラの関与を排除する意味で、パチンコ店のオリエンタルパサージュ(第二東亜ビル)の整理券配布を中止させるよう申し入れるかどうか、路上の雑誌売りをどうにかできないものか、といった議論もあり、その方向にまとまりつつある。

見方を変えると、実は街の中には「空き室対策が必要」とか「白看板が増えて困ってる」という議論はほとんどない。仮に困っているとしたら暴力団と違法風俗やカジノ経営者、それとそういうテナントで食べてきたビルオーナー(はっきり言えばいまだに周辺者)とそれを仲介している不動産業者。万引きやスリを捕まえてみたら、暴力団員だったという事例が増えている。すでに暴力団員のとくに末端はそこまで墜ちた。二丁目や花道通り周辺での傷害事件(黒人客引きとのトラブル、カメラマンへの暴行など事件化していないものは複数、しかし事件化させないよう誘導する警官にも問題あり)は増加傾向にある。追い詰められている分、目に見える部分での治安が悪化する可能性もあり、ここは憂慮すべき。


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