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1月27日 第3回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会 会議報告 [まちづくり]

 

治安対策とまちづくりを同時並行的にすすめ、とくに国の関係各省庁と東京都・新宿区の総合行政と地域民間事業者・商店街等が官民協働で一体になって歌舞伎町の再生をめざす「歌舞伎町ルネッサンス推進協議会」(会長:中山弘子 新宿区長)の第三回会議が1月27日、新宿区役所5F大会議室において開催された。

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会は、実質的なプロジェクトとしてクリーン作戦(治安対策、環境美化)、地域活性化プロジェクト(シネシティ広場のイベントを中心に活性化≒歌舞伎町商店街振興組合内のよくしよう委員会)、まちづくりプロジェクト(ハードにおける現況調査から誘導方針、再開発)の3つのプロジェクトがある。今回の会議では、このBlogでもKIHEIのカテゴリーにある空きテナント対策特化チーム「KIHEIプロジェクト」が新たに正式なプロジェクトにするプロセスから入った。

冒頭、中山区長は「鈴木喜兵衛氏が目指した道義的繁華街のまちづくりにはじまったこの歌舞伎町のDNAは大衆文化・大衆娯楽です。このDNAを活かし、さらに文化の創造・企画・生産の街を目指し、その具体的な手法と実施主体の構築が急務」という発言もあり、KIHEIプロジェクトもその一環を担うことになる。

まず、実際に歌舞伎町再生に「家守事業」という手法は使えないかと提案を最初に持ち出した日本政策投資銀行から首都圏企画室長の小林成弘氏から「家守事業」についての考え方についてのプレゼンテーションが行われた。違法風俗・暴力団などを排除することで増加した空きテナントをほっといても、また家賃負担力のある風俗が新たに入ってきて悪循環を生む。風俗に変わって、街の主役にエンターティメントを押し上げ、単に大衆文化の消費・発表の場というだけでなく、製作・企画の場へ、またそういう方たちの住環境として活かすことを目指し、昨年の9月より歌舞伎町版家守事業準備会を立ち上げ、これをKIHEIプロジェクトとした。プロジェクトでは、この新しい産業を支える企業・人を誘致していく。またこの事業は、内閣の地域再生計画に認定(昨年11月22日)持続的な再生・活性化に向けた「歌舞伎町ルネッサンス」計画と命名、日本政策投資銀行の融資対象事業となることが決定している。

 

新宿警察署の木義人署長は、昨年の7月に新たに就任されたため、ルネッサンス推進協議会に出席されるのは初めて。とはいえ、この半年、ご存知の方はご存知だと思うが、柗木署長が就任して以降のここ半年の違法風俗摘発・暴力団排除等はかなりの実績を積み上げてるのは周知の事実。当初、警視庁としては歌舞伎町とならんで池袋と六本木を犯罪対策重点の3地区対策として立ち上げていたのだが、昨年12月、やや遅れてだが渋谷も加わり、今後4地区対策として犯罪予防をすすめていくことになっている。さらに「花道通りの歩道拡幅は暴力団排除と違法駐車排除の両方に有効と考え18年度に実施します。また条例改正によって風俗案内所やホストクラブの規制を今後進めていく。カラオケ業のキャッチについては自主規制・総量規制を目指す防犯協力会を設置、協議をつづけている。また暴力団の資金源を徹底的に排除していく。」ということだ。

 柗木(まつき)新宿警察署長

昨年10月13日付けで「火災予防条例」が改正され、今年の4月1日から施行となるのだが、これは内装等の修繕や模様替え、用途変更など、建築確認を要しないものも工事等の計画を事前に届け出ること、一時的に事務所・倉庫等から物品販売店舗や飲食店、ライブハウスなどの用途変更するときも使用を確認する前に届け出ることを義務付けたもの。これについて、伊藤省二新宿消防署長から「KIHEIプロジェクトにおける空きテナントの活用にも関係することなので、周知徹底し、また立ち入り検査等も順次徹底していく」とのことだ。実は、KIHEIプロジェクトを進めていく上で、スタッフにこのことに対する認識がなく消防署とのやりとりで指摘を受けた経緯が過去あったもので、会議では念をおされた感もあったり。さまざまな条例や法律が営業には絡むので、KIHEIプロジェクトでは、その定例の会議でも警察と消防からオブザーバーとしての参加を呼びかけていくことにもなっている。

福元琢磨東京入国管理局新宿出張所所長からは、「最近の摘発事案の傾向で、違反者が一箇所に集まらない、分散傾向がある。また日本人配偶者との偽装結婚や永住資格取得、その他いろいろな抜け道を使ってくるのでなかなか難しいが、今後とも違法滞在の外国人摘発は強化していく。」

警察庁からは安藤隆春 警察庁長官官房長が出席された。実は安藤氏、一番最初の歌舞伎町浄化作戦スタート時に街の人たちを説得し突き動かした人物、つまりルネッサンスにおける治安対策の原動力になっている方であるが、協議会のパネラーとして(委員ではなく、オブザーバーという立場で)参加されたのは初めて。警察庁からは、風適法改正(5月1日より施行)の件と地方警察官の増員をしていくことが報告された。まずなんといっても、「健全で魅力あるまちづくりをすすめるためには犯罪対策とまちづくりを融合させることが重要である。」ということを強調されていた。これは、この後にも出てくるが、佐々淳行氏(初代内閣安全保障室長)のおっしゃる「Piece Keeping」がまず第一であり、その上で文化の創造・都市再生がある。」という考え方と重なる。

そのほか、歌舞伎町ルネッサンス推進協議会事務局からの報告の一環として、片桐基次(歌舞伎町商店街振興組合専務理事、歌舞伎町地域活性化プロジェクト座長)から活性化プロジェクトのイベント、来年度のシネシティ広場改修計画についての概要報告(ステージ新設・ライトアップ構想)を、内閣官房都市再生本部から清水郁夫事務局次長からは新宿駅周辺として全国64箇所の緊急整備地域(小泉総理が本部長)がはいっており、またそのなかで歌舞伎町は地域再生計画に認定された件と、歌舞伎町ルネッサンスの先駆的な試みを今後治安対策と都市再生本部の情報共有の中で全国展開していく旨の話があった。

 内閣官房都市再生本部 清水事務局次長

新宿区役所地区計画課の折戸課長(まちづくりプロジェクト事務局)から、現在進めている歌舞伎町の現況調査に関して、アフタヌーンソサエティの清水社長(KIHEIプロジェクト コーディネーター)からはKIHEIプロジェクトに関する実際の取り組みについてそれぞれパワーポイントで説明、報告を行った。折戸課長からは「都心居住をどう取り組んでいくのか。また歌舞伎町は人口分布で外国人が多い(約4割り、ちなみに新宿区は約1割り)ことから多文化共生にどうとりくんでいくのか、白看板対策、劇場街の再生、大久保公園の積極的活用、中小の敷地が多いことからどう活用していくのか、交通:職安通りのメインストリート化、歩行者の回遊性、サブナードなどの地下街の連続化、駐車場の配置整備が今後の課題です。今年度、街の現況・分析をおこない、来年度より、あるべき歌舞伎町の将来像を示し、まちづくり構想を策定していく。」と課題を提示、清水社長からは「KIHEIプロジェクトではすでにスタートしたClub FR(風林会館拠点化計画)にひきつづき、一番街、その他6つも7つも拠点化計画をどんどん立ち上げ、インパクトのあることをやっていきます。また歌舞伎町の空き室情報を整理・取りまとめネット配信を早急に立ち上げる予定である。」との説明がされた。

 

と、ここまでが事務局報告、KIHEIプロジェクト関連~つづいて、今後の歌舞伎町対策について委員からのコメント。

 

町田靖之委員(歌舞伎町商店街振興組合理事長)~街の現状と必要な施策について

「先日、今月の13日のことですが、二丁目にあります風林会館で喜兵衛プロジェクトのなかの1プロジェクトでありますCLUB FRというイベントが開催されました。風林会館といえば、以前は歌舞伎町でもっともディープな場所、たとえば流れ弾に当たらないよう窓際にはすわらないようになんて冗談でですが言われるほどの場所でした。ある意味このシンボリックな歌舞伎町のヘソともいえるところで、今45階が空いてり、ここを拠点化、有効活用してあらたな地域活性化の担い手になっていただけそうな方々を誘致しようと行われたイベントでした。おかげさまで約200名ほどの来場者でにぎわい、実際に吉本興行さんなどは、この場所とほかにもいくつか物件をまわられたようですが、興味をいだき歌舞伎町で新しいエンタメビジネスをはじめようかと検討していただいていると聞いております。タイムズスクエアの再生にディズニーが大きく貢献したように、なにか映画館街の再生とならんで歌舞伎町再生の核のひとつにしていければと考えております。喜兵衛プロジェクトではもうひとつ、劇場通り一番街をなんとかできないか、ということも検討に入っています。一番街は劇場街への第一の導線であり、人通りも大変多く、ですが実際には平成13年の44人の死者を出した明星ビルは現在もそのままですし、先日の風適法違反で逮捕された森下グループの拠点だった上高地ビルは現在閉鎖中、そのほかにもいくつか閉鎖された案内所と、営業中の違法風俗店、案内所が点在し、老舗の飲食店などと並んで、今の歌舞伎町を象徴するような場所です。先日、24日をもって森下グループの案内所は全店閉鎖され、見かけ上は、より空きテナントも増えたわけですが、歌舞伎町にはまだまだ空いているように見えて空いてない、いわゆるまた貸しや違法な店舗が白看板でカモフラージュしているケースも多く、一番街はこうした問題物件があふれているのです。ですが、その多くが不在オーナーであったり、権利関係が複雑且つ不明であったり、どうコンタクトをとって一緒にまちづくりを考えていったらよいか。やはり、まだまだ歌舞伎町ルネッサンスの発信力そのものをもっと高め、もっともっと広く、説明していくことが必要です。発信力という意味では、フリーペーパーの歌舞伎町るねっさんすやインターネット、そして数々のイベント開催による話題づくりによって進めてきましたが、それだけではなく歌舞伎町にはもっともっと多くの魅力のあるコンテンツがあるわけですから、それらを活かしたい。これは活性化プロジェクトの話ですが、この歌舞伎町にFM放送局をつくりたいという話がでてると聞いてます。何人か専門的な知識を持ったメンバーもいるようで、組合としても是非応援していきたいと考えております。ただ、電波割り当ては許認可ですし、物理的に非常にハードルが高いということもあって簡単な話ではないようですが、せっかく歌舞伎町ルネッサンスという組織でやってるわけですから実現に向けてご助力いただければと思います。

理事長として、この協議会に参加させていただくのはこれが二回目でして、昨年、前理事長の小松さんに代わって委員に推されたわけですが、当初、歌舞伎町再生の渦中に突然推しだされた感もあって、実はいろいろ戸惑いもありました。私自身も含め、昔から歌舞伎町にいる方々、ビルオーナーのみなさんは、高齢な方が多いんです。とくに女性の方が長生きするからなんでしょうか、未亡人も多く、また、歌舞伎町はその多くが20坪くらいの小さな区画なもので、建替えようにもなかなか無理がありまして、これをどうすればよいか。

戦後の焼け野原から鈴木喜兵衛氏や峯島氏が奮闘したまちづくりが、昭和40年代あたりから木造建築からビルに変わり、そのビルが今、もうもたなくなってきました。そうはいっても、ビルオーナーのみなさんが元気ならばまだ自分達で商売しながらがんばろうという気にもなるんでしょうが、固定資産税も払わないといけない、利益率の低い商売ではあわない、ましてや住んでは税金も払えない、そんなこんなで不在オーナーが増え、ビルを売らざるおえないという状況に追い込まれつつある人が多いのも実状です。私としては、昔からこの街でがんばっている方々がそうなっていくのが忍びない、だからなにか方法がないかな、と考えております。はっきりいって歌舞伎町は商店街として疲弊してしまっているということなんですが、そこでみなさんのお知恵をお借りしたいと思います。いま地域再生に、絶対的に必要なのは建て替えの促進だと思います。そのためには小さな区画を改めてあわせて、20坪や25坪を50なり100坪、できれば200とかもっと大きな共同ビルにしていけるようなきっかけになるようなアイディアはないでしょうか?

高齢なビルオーナーがみなさん、そろそろ相続のことを考えております。たとえば、まちづくりのビジョンにあわせて共同ビルにする場合、その対策や開発期間だけでも固定資産税を減免してもらうとか、この期間中に相続する場合、相続税の減免や免除というものができないものでしょうか?まず、今の景気で20坪やその程度の広さで成り立つ商売はなかなかありません、だからやむなく違法な営業店舗に貸したりしてしまう。リスクが高ければ急いで投資を回収しようとするから無茶な営業もでてくる、結局悪循環なんですよね。

いま行っているまちづくり、結果として皆さんの知恵をフルに活かしてできたとして、ですがそれもさらにあと40年なり50年先にはまた再生が必要になる、次の世代、新しい世代にどうこの街を引き継いでいけばよいかということも含めご助力、アドバイス、またさまざまなご支援を是非、よろしくお願いいたします。」

戸沼幸市委員(早稲田大学名誉教授)

~歌舞伎町家守事業について

「思ったよりは難しいなと思ってます。ウチの学生達も戦後から1970年代くらいまではみんなけっこうあつまっていたのですが、その後暴力団が増えてきたという印象と、最近は、やはり町田さんがおっしゃるように昔からの老舗がどんどんおやめになってしまったということで、学生達も引いてしまった。いま商店街振興組合さんががんばっていて、さらにこの街は地元が守ってるんだという空気がでてくればもうすこし学生も来やすくなるかもしれない。いろいろ、歌舞伎町で空き室があるんで、なにかやってみないかと声をかけたりもしたのだが、家賃が高い、安全性についてこの先どうなるか、とくに劇場街再生がどうなるかみえてこないと、なかなかこの街に来ようとか住もうということになってこない。」

戸沼先生は早稲田大学で「新宿学」というゼミを開催されており、とにかく学生達と歌舞伎町などを歩き回ってみている。打ち上げではゴールデン街でやったりしているので、そういう接点からなにか変化をつくれないかと動かれているようだ。

高橋誠委員(株式会社創造開発研究所 所長)~3っつのM

「最大のポイントは小さなプロジェクトを立ちあげ、成功させ、積み上げるのが大切ではないか。そういう意味では家守プロジェクトはいいのかもしれない。

歌舞伎町のブランド力は落ちてるとはいえ、まだまだ地方から見ればビッグブランドなんです。私としては3っつのMというコンセプトをもってやってはどうかと。家守事業でクリエイティブなクラスを集めようと考えているようなので、まず一つ目はメインターゲットのM、ターゲットは地方ということで、地方の東京オフィス・セカンドハウスというコンセプトで地方に波及をさせる仕掛け。もうひとつはマスターのM、地方のクリエイターを集めるときに、たとえば映画でも写真家でも師匠という人たちがいる。この人たちをネットワーク化できないか。師匠たちをネットワーク化して、その弟子達に歌舞伎町にきてもらうようなシステムはどうかと。3っつめのMがメディア。昔で言うと街頭テレビのような、歌舞伎町の街のそこかしこで見たり聞いたりできて、さらにたとえば自ら発信できるようなものを考えてはどうか。」 

 

林 瑞祥委員(株式会社ヒューマックス 代表取締役)

~ブランドとしての歌舞伎町

新宿の歌舞伎町という名前は、どうですか?ブランドとして?残念ながら良くない。たとえば、宝塚を歌舞伎町にもってこれますか?東宝でも難しいでしょう。そういう意味で、一度壊れたブランドを立て直すのは大変だが、それでもなんとかしてブランドをつくらなくちゃいけない。それは、歌舞伎町という名前をつかうかつかわないかはともかくです。ハイジアさんの例を出して悪いが、家賃はいかがですか?六本木いけば家賃普通に3万4万5万を取れるでしょうがどうですか?いかにこの街のブランド力が弱いかを現していると思う。家守事業とかいろいろやっていくのも必要でしょうが、強いインパクトのある施設が大きな目玉がなくちゃいけない。そのためにはやはり、大型のプロジェクトがあって、それを核にしてまわりに波及させていくというのが一番近道なんでしょう。

シネシティ広場の周りに、我々興行4社がたまたま土地建物を持ち、ですから4社で、そこを利用してシネコンとか劇場を中心にしたエンターテイメントセンターに変えていけないかと、小売であれば電気店とか小さなCDのプロモーションができるとか、落語があるとか、そういうことを盛んに話し合っている。新宿区、東京都、ひいては国の協力をいただいて、とくに必要なのは地元の暖かいご支援が一番大事なのです。シネシティ広場周りが生き返ってくれば、周りにもいい影響を波及していくと思う。」 

佐藤 進委員(株式会社東急レクリエーション 代表取締役会長)

 

~使命感を持って劇場再生

 

 

「いろいろな意見を拝聴いたしまして、我々の使命として、歌舞伎町ルネッサンスの地域再生に大変大きな使命だなと感じております。私どもは、以前ミラノ座の前には東京スケートというスケート場をやっておりまして、それらが起爆剤になって東京では歌舞伎町はナンバー1の繁華街になったと認識しております。ですから、歌舞伎町再生には我々4社の責務がきわめて大きいものだと思っています。私どもと、東宝、今日は山田専務が出席されてますが、山田専務は開発の責任者で松岡会長の側近中の側近、そしてヒューマックスの林会長、それから東亜興行からは先般副社長に出席された大谷氏、大谷社長のご子息です。あと、コマは東宝の親戚ということで、基本的にはこの4社が四葉会を形成している。

 

 

 この4社トップ、つまり私と松岡会長と林会長、そして大谷社長の4人が20043月にあつまって我々の映画館を再開発しようということを決めました。それぞれの映画館も建物も50年たってる、再開発をして衰退している歌舞伎町再生の推進役になろうということで、月に2回程度の専務・常務クラスで担当協議会をすすめてきたが、しかし私は今日歯切れのいい挨拶ができないという問題がそこにある。

 昨年の4月ごろ、ある問題が提起された。ただ、その問題はみんあで話し合えば解決できるはずと思って進めているが、実はその問題の解決をどうするかということででやや退行した。したがって、いろいろ周囲から歌舞伎町シネシティの再開発構想について聞かれたが、今はちょっとまて、ということで一時退行したということでした。

 先ほど、町田理事長から街の事情をいろいろ披瀝されましたが、みんなでこうして一生懸命やってるわけですから、今年は私どもも本気で取り組みたいと考えてます。近々、我々4社のトップ会談の機会をもちまして、歌舞伎町シネシティ再開発の会談をもちたいと考えています。

強力なプッシュアップ、再スタートを切りたいと考えている。再スタートというのが正しいかもしれません。力強く前進して、みなさんと歩調を合わせて進めて生きたいと考えています。」

 

 

廣江彰委員(立教大学大学院教授)

 

~歌舞伎町のまちづくり構想について

 

「まちづくりは多面性をもっていて非常に難しいところがありまして、もちろん一般論というのがあるわけではないですが、戸沼先生のお話で以前印象にあったのが、高田馬場で学生が、携帯電話を数台つかって一方で電話を話しながらもう片方でインターネットで検索しながら行きたいカラオケや居酒屋を、どこが何人で安いかを交渉して探してる、範囲は高田の馬場だけでなく新宿や歌舞伎町も入ってる、そういう行動の仕方をしていく中で、彼らが歌舞伎町にきてもらう理由はいったいなんなのか。そういう魅力をどうつくっていくか。

そういう方々が歌舞伎町に来たときに、街の構造はどうなっているかを考えると、靖国通りでせき止めるようになっている、非常に街の中に入りにくい。巨大な城壁になっていて、そこにカラオケ・居酒屋がある。その中に入ってくる仕掛け・仕組みをどうするかということだと、歌舞伎町にはクロスオーバーとクリエイティビティだろう。

クロスオーバーというのは、なにか異質なものが重なったときにちがったものが生まれてくる、たとえば音楽とかファッションというのがあります。

昨年暮れに東京入管から依頼され、在留外国人向けにベンチャービジネスのお話をしてくれというお話をいただいた。そういう依頼を入管からされるとは、ということで非常に驚きました。つまり違法なものは徹底的に戦うが、そうでない人には多くのチャンスがあるかということをきちんと見せていかないといけない。新宿、歌舞伎町は非常に外国人が多い、そういう人たちに可能性を与える街として機能しているというが重要だと思います。

 

以前、大久保公園でフットサルのイベントを行ったんですが、周辺の住民から苦情がでたということで区役所から止めろといわれまして、非常に残念だったのですが中止になったことがある。そのとき、ホストクラブの方が参加されてたのですが、たとえばホストクラブにもいろいろな種類があります。ホストクラブの方でもまちづくりを考えていこうという人たちもいる。確かに法律という尺度でどうわけていくかも考える必要ではありますが、いってみれば歌舞伎町で働いている人たちの中で、日本人同士でも顔が見えなくなってる、外国人ならなおさらなので、お互いに顔が見えないものを見えるようにしていく必要がある、その中で不法なものはなくしていくというのに力を尽くしていく必要がある。とくにスポーツはそういう場合とてもいい手段なので、新宿区でも考えていってほしい。昨年、私のゼミの学生がアジアをテーマにしたオープンカフェをやりました。そのときも、歌舞伎町のそういったお店から商品提供をしてもらったりしました。そこで顔をあわせて、顔を見える関係を築き、また彼らが歌舞伎町のイベントに参加してくる、自分達が歌舞伎町に協力していくというようなのが重要だったなぁと。異質なものをもってるからこそ、問題は多いのですが、同時にいろんなクロスオーバーという魅力がある、クロスオーバーなエネルギーをどう活かして街が変わっていく仕掛けにしていくかを考えたい。

 

クリエイティビティということについて、外の仕掛けが弱い、映画館の席数がこれだけあってまだまだ弱い、たとえば若い人たちにチャンスをあたえるとか、些細なことですが一つの方法だと思う。そういう街であるかということがまつづくりに重要だと思う。

クロスオーバーなエネルギーがある場合、今度は受け皿をどうするか、ある大手のIT企業の部長クラスの研修を歌舞伎町を舞台に行ったことがある。そこで、歌舞伎町を変えるという意味でいろんな議論をしたのですが、そこでたとえば歌舞伎町総研をつくるというアイディアがあった。これは、歌舞伎町をかえていく原動力であることも大事だし、ここが東京の中の、また新宿の中の代表的な繁華街としていろんな記憶をもっている。その記憶を、まちづくりにどう機能させていくのか。まだまだ魅力のある街だと思っているので、そういう提案をしていきたい。

この街は、巨大な消費の市場というのをどうクリエイティビティな街にしていくのか。これをどうやって生産・創造の街にしていくか、ということを考えると単に場があるだけではだめで、街が機能する装置にしていかないといけない。たとえば、広場をどう使っていくのか。今までいろいろなイベントをやってきましたが、これからは次のステージで歌舞伎町がいい方向に変わっていくような創造的な活力があふれる街、そういう人たちが集まる街にしていかないといけない。

そこで、クリエイティブな人たちが育たないのを育てようとしている地方の都市がある。札幌市・金沢市は努力している、仙台市も始めようとしている、東京は人材も豊富だし仕事もある。いろんなところで努力しているので、これをネットワークするなり企画し、歌舞伎町商店街振興組合等が主催してすすめてはいかがか。クロスオーバー、クリエイティビティの魅力を活かして、今の問題を整理しながら、街の魅力を未来に向けて形を変えて活かしていく必要がある。ソフトの仕掛けも、ハードの試みもしながら、家守事業にしても如何に歌舞伎町版家守といったかたちですすめていってもらえればと。」

 

佐々淳行委員(初代内閣安全保障室長)

 

~まちづくりと治安対策

 

「総合行政の一つの典型、具体的な問題でこういった組織が編成されたのは初めてだったと思う。クリーン作戦・地域活性化プロジェクト・まちづくりプロジェクト私がクリーン作戦、まちづくりが安藤先生、活性化が伊藤滋先生という住みわけだったように思う。その中で、クリーン作戦は暴力団検挙・違法風俗店摘発というのは、マイナスを0にするという行政です。いよいよ0をプラスにむかわせることを考えなければいけない。ホストは以前と違い、未成年や風俗の女性たちが援助交際・売春をして稼いだお金で遊びにいく、つまり未成年者の堕落につながってると考えている。ホストクラブについて、これを文化の一つとみる向きがあろうが規制・摘発はつづけるべきである。歌舞伎町において、文化の創造・生産、都市再生、まちづくりを進める上でもこの治安状況ではまだまだ危険極まりない、治安対策(piece keeping)があくまで第一、今後も続けるべきで、その上に文化の創造・都市再生がある。」

 

 

山下保博委員(財団法人 東京都公園協会理事長)

 

~地域再生の支援システムを使いこなしてほしい

 

 

「歌舞伎町の場合、全体をドラスティックに変えてしまうという再開発ではなく、ステップを追っていろんな中小な再開発が動くのではないかと考えています。まちづくり交付金・中心市街地活性化事業・いろいろ地域再生への支援のシステムがある。地域の方々が中心になってやっていただいて、これらをいかに使いこなしていくかというのがまず第一であろう。平成18年度にはまちづくり構想だけではなく、地域の人たちとどういう組織をつくって一緒にやっていくかを研究してほしい。」

 

 

伊藤滋委員(早稲田大学特命教授)~まず昼間の歌舞伎町を元気にすること

 

 

「2月早々に総理が日本で観光振興・まちづくりをやってる外国の方々と会うような機会があるようです。

総理の頭の中には、観光というものはたとえば温泉とかだけ出なくて、街の中に観光客の方々が魅力のある街にしていかなくてはいけない、必ずしも綺麗な街にするということだけではなくてノスタルジックなだとかいろんなのがあると思う。

歌舞伎町は国全体からみても、重要な、海外からの観光にきて楽しめる非常に可能性のある街じゃないかと思っている。昼間の歌舞伎町をもう一回元気にするという見方を考えますと、海外からの観光客は、浅草にもいくでしょうけど、安心して散歩ができる、安心してショーがみれる、安心して買い物ができる、そういうまちづくりを考えたらいいかと思ってます。

秋葉原の変化とかを勉強するべきだと思う。大阪の梅田とかもそうですが、駅前のヨドバシカメラはものすごい集客力を持ってます。ご商売ですから、5年先10年先の勝負で何を打って出たらいいかという非常にビッグなプロジェクトと、その周辺を取り囲むサテライトのプロジェクトと、そこにほどほどの知的なものがある、食べ物だけでなくむしろ、エキゾチックな買い物ができるとか、エキスポート・インポートのベトナムとか韓国・中国だとかいろいろな国の買い物ができる小さなコーナーとかお店があるような、そういう昼間の歌舞伎町のイメージを考えてみたらいいのではと考えています。」

 

 

中山弘子新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会 会長)

 

 

「今日いただいた中身の濃いご意見を、次回の協議会までに、プロジェクトとしてどれだけ推進できるかが私どもに課された課題だと思います。次回までに大きく一歩が踏み出せるよう努力することを誓いまして本日の会議を終了とさせていただきます。」という言葉で、第3回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会は締めくくられた。

 

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歌舞伎町ルネッサンスにおけるまちづくり、議論の中心がどういった街にしていくかという点に主眼がおかれているのに対し、今の歌舞伎町の浄化・治安対策(マイナスインフラの除去)との間のハードルについてどうこえればいいのか、実はこのハードルがどれほど高いものなのかを委員のどれだけの人が理解しているのかという思いはある。いくつか、そのハードルについて町田委員(歌舞伎町商店街振興組合理事長)が言及しているのだが、やはり現状認識に難はある。

確かに、ここ約1年、東急レクリエーションの佐藤会長が言うように、実態として四葉会の再開発計画が停滞し、また地域全体の再生も、はっきり言ってしまえばその四葉会再開発によるところが大きいために(特に時間軸で言った場合、ある程度完成の目途が見えないと、どんなにこの街に関心があってもそれなりの投資を呼び込むのは難しい。だが、ここで四葉会がカミングアウトしたことで、かえって火がついた感もある。実際、会議のあと急に動きがあわただしくなってきた。

全国中心市街地の活性化において、状況や背景に差はあるものの、大体同じような課題を抱えている。実際に、再開発時の固定資産税・相続税の免除・減免についての要望が強いという話を聞いている。これも全国的なまとまりが出てきてるだけに実現性があると思えてきた。どこの中心市街地も、昭和40年ごろから一気にビル化し、建物が築35年~40年という状態、歌舞伎町に至っては建物の6割以上が築35年を越えている。地下街整備などもそうだが、民間主導で建て替えを促進するためにはどうしてもインパクトのあるきっかけが必要なだけに、委員の方たちもとくにこの辺についてもう少し話してほしかった。

佐々委員がおっしゃるように、常にPieceKeepingは必要で、それを土壌にして活性化が成り立つ。とはいえ、ではなにがPieceKeepingになるのかの認識も意見が分かれている。文化都市を目指すといっても、文化≒だいたい反社会的な匂いがあるもの、権力や秩序に否定的なもの、といっては偏りすぎかもしれないが、それを官民で推し進めようとしているところが面白いというか、どうなるか。

たしかに許容できる範囲内ギリギリの無秩序さみたいなものも歌舞伎町の魅力である。その多様、猥雑、そして懐が深い(最近はそうでもないといわれそうだが)といわれてきたこの街のいいところを如何に活かし、どう新しいまちづくりにつなげていくか。

本年4月には歌舞伎町ルネッサンス課が新宿区役所に設置されるほか、まちづくりの実施主体となるであろうTMO(タウン・マネジメント会社:形態はLLP有限責任事業組合がいいかなと考えている)も平成19年度に入る前にはつくる予定。

 

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実際の歌舞伎町の現状、そしてめざそうとしているまちづくりの姿(大衆文化の企画創造の街)というのを考え、その間に山積する緊急課題をどう処理していくか。今の歌舞伎町ルネッサンス推進協議会の委員構成について、街や四葉会、国からのスタッフは必須ですが、それ以外、つまり有識者という方々について、「どうなんですか?何人かについてですが、実体把握もされてない方々に来てもらって、いくら話しをしてもらっても無意味でないですか?委員をすこし入れ替えられないですか?」と事務局(新宿区)に話したことがある。だが、一回決めてしまったことについて、いまさら差し替えするのは簡単なことじゃない、といわれた。

個人的には、「エンタメの企画生産」だのといい、しかも基本的には民間主導で歌舞伎町のまちづくりを進めるわけだし、そういう意味でいえばもっとふさわしい委員がいるのでは?と言いたい。たとえば、吉本興業の吉野社長とか、アミューズの大里会長とか。

歌舞伎町というのは、実体でいえば「治安対策」と「大衆文化」が、ある意味戦っている場所なんです。かたや法益を守る側と、もう一方が文化。つまりお互いになじみにくいものが熾烈にしのぎあってるからこそ面白い街なのです。歌舞伎町の繁華街の栄枯盛衰をみれば、それが如実にあらわれている。かつてこの街の隆盛を築いたサパークラブ(江利チエミや雪村泉が歌ってた)やディスコブームを今懐かしむ人たちが多く、そういう人たちが「ルネッサンス」と言い出したわけで、しかしそれだってその時期にはブームの中で規制とぶつかり合ってきた。今、それらを踏まえ、いかに持続可能なまちづくりをしていこうかという議論が求められているのに、現状の委員のキャスティングはどんなものかと思っています。「思ったより難しい」だの「アイディアなんてないよ!」なんていまさら、サシで話すと平気で言ってくるそんな委員ははずしてはいかがかと。

 


歌舞伎町ルネッサンス推進協議会の会議録完全版は以下からPDFでダウンロードできます。


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歌舞伎町の通行人

ホスト規制(営業時間・キャッチ行為等)を徹底的にやってもらいたい。それに伴い、キャバクラ等の接客業の脱法営業時間や客引き行為等の取り締まりの強化!!!!!風俗適性化法遵守!!
カラオケの客引き・居酒屋の客引き・外国人(黒人)の客引き・Tワンエステ?(含むK国エステ等)の客引き等、居なくなれば結構な街へと変貌するのでは?・・・・・・・ないかな・・・・・・
by 歌舞伎町の通行人 (2006-01-28 17:41) 

Tera

客引き・付きまとい行為などに対する規制の強化、罰則の直罰化が4月の条例改正であります。それを前にして、カラオケ業防犯協力会が活動をスタートしようとしており、自浄作用がどう機能するのかを街も警察も検証しようとしています。ある意味、これらのタイミングが今の取り締まりを鈍らせている原因にはなっているかもしれません。ですが、治安対策と地域活性化の両方を考える以上、過渡期のような時間も必要と考えています。
一方、風俗の取締りがどんどん強化され、業者にしてみれば「なんでウチラだけ?ほかにも一杯悪いことしてるのいるだろ」と言いたい方も多いでしょう。確かに、違法風俗や不法残留外国人の規制・摘発は目立つのでそう見えるかもしれません。ただ、本質的にはまつ木署長も強調されていましたが、暴力団のインフラの徹底排除であるので、表面でみにくくても実体は違法なまた貸し業者や覚せい剤、人身売買、みかじめ要求などもかなりの件数を検挙・摘発しています。ホストについては、たとえばキャバクラなどと同じで、十羽一絡げに「悪」でないと私自身は考えてますし、むしろ街のコンテンツとしては魅力のあるジャンルではないかと。
もちろん合法でない要素(営業時間・脱税のための計画的な会社つぶし・キャッチ等)ありますからここは修正すべきでしょうね。故意に昏睡薬使ったりボッタクリの店、未成年者を入れてたり雇用してれば有無も言わさず排除すべきです。一番いいのは自浄作用を業界自体がつくることなんですが、互いに商売上「敵」なわけで難しいかもしれません。働きかけは行ってますが。
ただ、個人的には営業時間の問題については、24時間眠らない街にしていこうというルネッサンス的な尺度からみればむしろもっと自由でいいと思ってます。見解は警察や他の委員とは違うかもしれませんが、あくまで自浄機能が働いての前提ですけど。
原宿や渋谷の深夜に比較して、むしろ歌舞伎町の方が安全に思えるのは、防犯カメラの設置や街頭の明るさということだけでなく、ウザイかもしれませんが実は客引きがいることにも起因すると思います。自分は男ですからあまり差は感じませんが、渋谷や原宿あたりに住んでる女の子の証言です。「歌舞伎町ではある意味プロが街にでている。渋谷や原宿の深夜はシロートの酔っ払いなんでもっと怖い」そうです。
ものの見方は一元的にはいかないものですね。
前提として自浄機能というのを強調してきましたが、キャッチ・客引きについてはすべての業界、ハッキリ言えばそれがないなら全部検挙・摘発ってことはまぬがれないような方向に向かうでしょう。
ホストクラブについてですが、やや暴力団との共生関係がある店もあるようですね。実際二丁目ではキャッチできないよう暗黙の関係を築いているのは明らかな証拠だと見てます。
ちなみに、地方警察官は予算が増えて、今後も増員傾向があります。それでもなお、実体が変化しないようなら逆に所轄も問題になってしまうでしょう。今まで見たいに「手が回らない」とはいえないはずです。
いずれにせよ、非合法なもの、暴力団関係については今以上に、4月以降の方がどうみてもあらゆる意味で厳しくなるでしょうね。外堀からそういう空気ですから。
by Tera (2006-01-29 02:45) 

歌舞伎町の散策人

24時間酒が飲めておネぇチャン(またはオニィチャン)が相手してくれるなんて事は必要ないだろう・・・・青少年健全育生条例からみても悪への誘い・・・・・人間寝て頭ぁデフラグしなきゃ・・・・
by 歌舞伎町の散策人 (2006-01-30 18:54) 

新井熊将敬

ボッタクリ条例も失敗だと思う。なぜ日本でも欧米と同じように性風俗の取締りに同性も入れないのか? そこが聖域化してオカマバーやカラオケの勧誘が今も続く。
by 新井熊将敬 (2006-02-12 01:24) 

Tera

近々、風適法改正に伴う条例改正、ぼったくり条例などの強化が行われます。客引きについて、今までは指導でしかできなかったのに対し今後は直罰になると思われます。警察も、取り締まるためにはあえてわかりやすい、または立件しやすいようにしないとやりきれないという現実もあるのでしょう。
現行法では風俗のキャッチ・客引き行為は違法ですが、風俗でないものはグレーなんですよね。まぁ、運用で拡大解釈して規制というのはありえるかもしれませんが。いずれにせよ、どうすればあらゆる業種においてキャッチ・客引き行為を禁止、あるいは減らせるか、そしてそうはいってもあまり取り締まりが厳しいと地域経済が沈滞する。ここら辺は微妙なので、まず各業界ごとに自主規制を促し、仮にそれでは無理ということになれば新たな規制が出てくることになるでしょうね。
by Tera (2006-02-16 03:34) 

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