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10月15日、歌舞伎町シネシティ広場にオープンカフェ出店(16日まで)。映像系学生らによる映画フォーラムも開催 [イベント]

立教大学経済学部の廣江ゼミ生によるオープンカフェが歌舞伎町シネシティ広場に出店、15日より16日まで。

プロジェクトリーダーの羽生奈央さん^^

営業時間は11:00~18:00(lust order~17:30)、今回のコンセプトは「【東洋的休息】歌舞伎町にアジアの風が吹く。」と、つまりアジアンということ。

Menu:中国茶、ジャスミンティやコーラ、杏仁豆腐、マンゴープリンほか。廣江ゼミは、歌舞伎町ルネッサンス推進協議会の委員でもある立教大学学長補佐・経済学部大学院教授の廣江彰氏によるゼミで、まちの活性化について研究している。シネシティ広場は公道上なのだが、その公道上における収益事業を行うという社会実験的な意味合いももつ。

主催・企画・出店:オープンカフェ実行委員会

立教大学廣江ゼミナールHP http://www.rikkyo.ne.jp/grp/hiroeseminar/

協力:東京国際ファンタスティック映画祭 後援:新宿区・歌舞伎町商店街振興組合

 中山弘子新宿区長も立ち寄られた。区長と羽生さんをパチリ!

 区長は中国茶がお好きだそうです、なにやら教えてくれてたんですが良く聞いてませんでした、、、カメラのぞきながらだったものでスミマセン^^;

  

カフェの脇では、特殊メイク実演コーナーが出てました。ためしにカフェのスタッフ立教大学2年の青木裕樹くんをいけにえにしたら・・↓な具合に。この顔で休憩中ゴハン食べに行ったそうで、お店の人さぞ驚かれたことかと。

 合間にライブ演奏も。写真はバジルのShinobuさん、最新のバジルの情報はhttp://www.ne.jp/asahi/music/parsley でどぞ。

14時からは映像系学生とファンタスティック映画祭チーフ・プロデューサーいとうせいこう氏(下右写真)と中山新宿区長を交えての映画フォーラムが開催された。

 

学生たちからは、もっと大規模な映画祭はできないのか、歌舞伎町にフィルムコミッションを作ってほしい、歌舞伎町ロケーションボックスのようなものを、できたら学生に使用量をとらないで撮影をできるような環境をつくれないか、また学生の自主制作を定期的にかけてくれるような映画館なんかあったらいいのではないかといった意見があった。

いとうせいこう氏からは「歌舞伎町から生まれた映画というのもあっていいと思うし、かににそういうのがあれば大きなイベントもできるだろうしそれこそ駅前から赤いじゅうたんをひいてみたいなのもいい。歌舞伎町は大衆文化の消費といったイメージが強いがこれからは創る側にまわってもいいのではないか。だが学生にいろいろ環境を作ってほしいということだが、その前に学生という立場を生かしてもっと学内で切磋琢磨してほしい。学内でも映画祭をやったりしてるのだろうが、そこをもっと認知されるようにがんばってもらいたい。で、認知されたら街にうってでる、そういう気持ちでやってほしい。自主制作はなにも学生だけではない、プロもみなさん苦労している。大人に甘えればなんとかなる、というのでは難しい。」、中山区長も「街は経済活動でなりたっている、街とくんでなにかやるというまえに、もっと歌舞伎町の街のことに関心を持ってほしい。この街のDNAは大衆娯楽、これからはそれを生産・企画する街にしていきたい。だからこそ新しい層の人たちにもっとはいってきてもらい、担い手になってほしい。」とエールを送りつつも厳しい意見がきかれた。

 映画フォーラム実行委員長の桑野瞬輔くんは右側。彼は早稲田大学映画研究会幹事長。

15スクリーンと1劇場、席数にして9000席overの青空の見えるシネコン、新宿歌舞伎町シネシティ。区長いわく、「ここが大衆娯楽の核」とはいえ、「歌舞伎町はこれから大衆娯楽の消費だけではなく生産企画創造の街にしていく。」

  

ゴールデン街劇場(今年の3月にゴールデン街にオープンしたミニ劇場・多目的スペース)のオーナー長谷川浩二氏もフォーラムを観にきていただき、飛び入りで学生たちにエールを送ってた。「厳しい意見もでていたが、私としては、ハードルを低くしてもっとチャンスを与えていきたいと考えている。何度も失敗して、でも経験をつんでいけば人脈もできていく。いんですよ、失敗したってそのうちいいものが創れます。私は応援しますよ。」

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ここからは自分の話。私も自主制作でいろいろ撮ってきました。もちろんマーケットにながれたものもあるし、お蔵入りしたものもあります。いわゆるVシネを自主レーベルでやってたこともある。いまでこそCMベースの仕事をしているが、映像系の人間にとって「映画」という響きはとても強い感慨をもたらすのは事実です。

実際、まちづくりという観点で歌舞伎町にいろいろなかたちでかかわっていくなかで、フィルムコミッションのはなしも現在検討中であり、またまちづくりに政府系金融機関がかかわっていることもあって歌舞伎町発の映画ファンドといった発想もある。これらを絡めながら、若い映画人をそだてるのもさながら投資をからめての海外、ハリウッドやヨーロッパ・アジアの映画製作におけるロケ地誘致を観光資源にしていけたらいいのではと考えている。

制作を実際にやった側として思うのは、映画の製作現場はたとえばノーギャラでも人が集まる世界な分、それに甘えてビジネス環境がけっしてよくない。ここをなんとかビジネスモデルに転化したうえで映画産業の活性化にもつながるような試みをここ歌舞伎町からできたらいいかなと。区長もここまで大衆文化の創造というところに思い入れが深いのだから、あとはまさに担い手をどうするかということなのだ。これは映画だけに限ったことではなく、ミュージカルや芝居・音楽についても同じことが言える。大衆芸能を街全体がサポートし、それにかかわる多くの人たちも歌舞伎町にどんどん参加していくことができるのではないか。

学生の方々にも、歌舞伎町のまちづくりに関わってもらいたいと思っています。学生が歌舞伎町を利用する、そこで街も学生を利用させてもらう。社会実験とかあたらしい試みを一種のサークルとか実地研究とかというかたちで世代が換わっても引き継いでいってもらうような形で。

ボランティアである必要はない、それは収入的なものなのか学校の単位なのかはたまた研究成果なのか、ただ同じ志をもち、ビジネスに転化したりこれからやるべき実務をこなせるマンパワーが足りないのが実態^^;担い手募集・・・ここらへんはいろんな意味で本音です。

 

 

 

 

フォーラム終了後は、再び501部隊も参加しての歌舞伎町クリーン作戦、今日はアナキン役も。役作りなんでしょうがなかなか鋭い目つき、普段は実はきれいそうな女の方かと^^。

夕闇迫る17時すぎた頃はオクトーバーフェストでも歌ってくれた辻村優美子さんオンステージ。(彼女の情報はhttp://www.tsujimurayumiko.com/よりどうぞ)。歌舞伎町シネシティ広場のステージにもすっかり慣れたのか、MCもGood!でもあくまで彼女はシンガーソングライターです。

天気予報は60%とかいってたんですが、今日は18:00まではなんとか天気がもってホッ^^

 


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