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5月10日(木) 東京ギンガ堂公演「デージーが咲く街-新宿物語」記者発表 [映画・演劇・ライブ]

昨年5月、新宿シアターアプルをメイン会場に、そしてシネシティ広場を野外演劇スペースとして活用し、歌舞伎町を創った男「鈴木喜兵衛」をモチーフに戦後の歌舞伎町が出来るまでの話を描いた演劇「夢-歌舞伎町物語」(関連記事)を成功させた東京ギンガ堂(代表:品川能正)が、今年も歌舞伎町で新宿にこだわりを持った演目として「デージーが咲く街-新宿物語」を公演する。公演スケジュールは6月8日(金)より17日(日)までの10日間、毎夕19時より歌舞伎町2丁目ハイジア隣にある大久保公園にテントを立てての公演となる。

東京ギンガ堂公演「デージーが咲く街-新宿物語」

2007年6月8日(金)~17日(日) 10ステージ/18:30開場 19:00開演 於:歌舞伎町大久保公園特設テント劇場

 

歌舞伎町のまん中“大久保公園特設テント劇場”に
タップの足音が鳴り響く。
さあ、足を踏み鳴らせ!!
喜びも、悲しみも、怒りも乗り越えて!!何もなかったあの頃・・・。
空には、真っ青な青空が広がり、
地には、駅前マーケットの歓声とタップの音が鳴り響いた。
音楽とタップと街の人々で綴る『新宿物語』。

今回の脚本は、日本の映画、テレビ界で数多くの作品を創り出してきたベテランの石森史郎氏。昭和20年4月3日の空襲で廃墟となった新宿の街を復興させ、暴力団や外国人の抗争から体を張って守り抜き、現在の繁栄をもたらしたのは、紀伊國屋書店を創立させた風流な文化人・田辺茂一、歌舞伎町を創った父と呼ばれる鈴木喜兵衛、そして通称「新宿東口マーケット」と呼ばれる新宿の街の人々。生き方も信念も相違する人々だが、志を一つにして新宿を新しい街へと創り上げていく~

大久保公園に特設テントが設けられ、テントの外には新宿東口の街を再現、レールの無い裏面電車のあと、東口マーケット、そして街の人々を象徴するようかのような小さなデージーの花の列。ラストシーンでは大久保公園全てを使ったダイナミックな演出をするとか。「デージーの咲く街」というからには、デージーのようにどこにでもある小さな花、しかし兎に角生命力が強く、そんなどこかこの街の人たちとリンクしたストーリーを描くのかもしれない。野口真緒さんという10歳の子が、戦争孤児の役で、真緒さん演じる子供の視線から街の姿、変わり行く景色、そこで踏ん張って街を創ろうという人たちの姿を映し出していくという。

 野口真緒さん

 

↑演出の品川能正氏。右の写真は稽古場のもの。もとグランド・キャバレーの風林会館5Fを借りてここを稽古場に使用。

稽古場には香盤表が貼られていた。場面1~9、そしてエピローグへと、大体のストーリーの流れが想像できる。前回、昨年の「夢-歌舞伎町物語」はどちらかといえば史実に忠実に描いたものだったが、今回の作品「デージーの咲く街-新宿物語」は、新宿の街が復興していくなかでの約4ヶ月ほどを史実も織り交ぜつつ、しかしむしろタップありジルバあり、またお笑いありとややフィクション性の高いエンターテイメント性の富んだ構成になっているとか。

特設テント劇場やかつての戦後新宿のセットなどが設営される予定の大久保公園

本公演において、会場となる大久保公園は新宿区の土地である。この公園に架設のテント劇場を建てることが可能になったのは、歌舞伎町ルネッサンスの推進という中での「大衆文化・芸能の創造と生産、消費」の文化発信という意味合いはもとより、街づくりの中で公園の有効な使い方はないか、そして来年平成20年度には改修計画が検討されているわけだが、その中でイベント広場としても活用できるかどうか、近隣住民の反応なども含めて検証をするという意味も含まれている。そこで、実行委員会には地域の商店街・町会の人たちが入り、近隣対策も含め街のみんなで一緒にやろうという機運が高まり、これを新宿区が後援するという形で実現した。

5月10日(木) 「デージーが咲く街-新宿物語」記者発表風景。右から演出の品川能正氏、脚本の石森史郎氏、その隣にいるのが東京国際学園の副校長の田中雄一氏。東京国際学園では、引きこもりの生徒などを演劇の授業を通してケアをしながら卒業から大学進学へといったカリキュラムを持っている。今回の演劇には、東京国際学園の生徒も多数出演。そして、まんなかが中山弘子新宿区長。新村雅彦氏(喜兵衛プロジェクト代表)、小泉一明氏(歌舞伎町二丁目商興会会長)、井上一氏(歌舞伎町二丁目町会会長)。「新宿の街を戦後創ってくれた人たちの歴史や想いをもう一度共有し、再体験できる、そんな楽しい演劇になるのではないかと思って、私はものすごく嬉しく思ってます。」と中山弘子新宿区長。

中山弘子新宿区長の会見、5月10日「デージーが咲く街-新宿物語」記者発表にて

◆問い合わせ先:「デージーが咲く街-新宿物語」上演実行委員会 事務局(城 克)03-3209-9291(歌舞伎町商店街振興組合)・東京ギンガ堂 03-3352-6361


この日は13時から「デージーの咲く街-新宿物語」の記者会見だったのだが、14時からは「新宿エイサーまつり」の実行委員会に出席。というわけで、会見途中で抜けなければならなかった。

「新宿エイサーまつり」は、2002年より故・先代高野吉太郎氏の肝いりで始まった、新宿駅東口四商店街合同による唯一のお祭りで、「新宿東口に沖縄がやってくる!」をキャッチコピーに沖縄の所謂盆踊りから始まったエイサーをさまざまな参加者の中で盛り上げ、ひいては新宿駅東口の活性化をすすめていくというもの。毎年約90万人が訪れる、新宿最大規模のイベントである。

先代の高野吉太郎氏が亡くなってからは、新宿駅前商店街振興組合の理事長だった平正幸氏が実行委員長となったが、平氏も昨年7月第五回開催日の直前の7月8日にお亡くなりに。新宿駅東口の四商店街(駅前・大通・東口・歌舞伎町)の理事長人事も昨年・今年と大分刷新されることから、今年度2007年の第6回新宿エイサーまつりからは、実行委員会の会長に小柴和正氏(新宿観光協会会長・株式会社伊勢丹代表取締役会長)、実行委員会の委員長の高野吉太郎氏(新宿大通り商店街振興組合副理事長・株式会社新宿高野代表取締役社長)、四商店街の各理事長が実行委員会副会長となってスタートした。

2007年 新宿エイサーまつり 開催日時:7月28日(土)13時より21時(小雨決行)※新宿通り(新宿大ガードより新宿2丁目交差点)の交通規制は11時より17時30分までを予定(新宿エイサーまつり公式ホームページ

◆メイン会場:新宿通り(4会場) A.アルタ前 B.新宿高野・中村屋前 C.三越アルコット前 D.伊勢丹・マルイシティ前

◆イベント会場:E.世界堂前

◆サブ会場:①東口中央通り ②歌舞伎町シネシティ広場 ③モア4番街 ④新宿ステーションスクエア

◆沖縄観光キャンペーン会場 モア4番街(ブース等を使ってキャンペーンを実施)

 

↑新宿エイサーまつり実行委員会にて、挨拶をする小柴和正氏(実行委員会会長・株式会社伊勢丹代表取締役会長)、隣にいるのが五代目高野吉太郎氏(実行委員会委員長、株式会社新宿高野代表取締役社長)「エイサーまつりをはじめてから、伊勢丹の沖縄展もすごく売上があがりまして、それからなだらかに非常に順調に推移している。新宿は東京の中心です。この中心で、これだけ大きな花火を上げられるというのは大変幸せなことじゃないかと思う。四商店街の理事長さんはじめ、若手代表としてここにいらっしゃる高野さん、皆さんにご後援を願って大成功といえるエイサーまつりが開催できればと考えています。」と小柴会長。

さて、この新宿エイサーまつりの公式パンフレット(エイサーの歴史、各チーム紹介、会場マップ等を掲載)は昨年度2006年の第五回以来ウチで制作を受けている。実行委員会から一部制作費を補助してはもらっているのだが、基本的には広告収入で制作を行っている関係で、今年も広告を募集する。今実行委員会で企画の承認をいただいたので、ここで広告募集を告知しておくことに。

2007 新宿エイサーまつり 公式パンフレット広告掲載のご案内☆

2007新宿エイサーまつり公式パンフレット広告掲載のご案内.PDF

  • 版型・発行部数:A4サイズ オールカラー8P・10万部
  • 発行予定日:2007年7月13日(金)
  • 配本・配布:新宿エイサーまつりの開催日には事務局および、各会場にてスタッフが街頭配布、なお、概ね開催2週間程度前から新宿駅東口各商店街経由で新宿エリアの映画館、区役所、駅などに配本し、新宿エイサーまつり開催にむけての期待感を演出、告知を進める。広告料金:☆本文内:1P(4段)48万 1/4P(1段)12万 1/8P(1段1/2)6万 ☆表4:1P(4段)60万 1/2P(2段)30万 1/4P(2段1/2)15万 ☆新宿逸品店(割引クーポン 縦37mm×横61mm)3万
  • なお、モア4番街に出展ブース希望の場合は、1/4P広告掲載+出展料5万円が基本条件となっております。

◆広告掲載申し込み・原稿締め切り/2007年6月末日

◆広告の申し込み/問い合わせ先:新宿エイサーまつり実行委員会(PR・マスコミ関係窓口)歌舞伎町商店街振興組合事務局内 tel.03-3209-9291 担当/城克(じょうまさる) てらたにこういち

 


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