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12月11日(月) グリーンバード歌舞伎町 ボランティアゴミ拾い [まちづくり]

12月11日(月)19時より、いつものグリーンバード歌舞伎町杉山文野チームキャプテン)によるボランティア清掃に参加。いつもの、と言ってもグリーンバード歌舞伎町の定例ゴミ拾いは毎月第一・第三月曜日のそれぞれ19時から。11月20日に歌舞伎町区役所通りのイルミネーション(新宿歌舞伎町イルミネーション実行委員会:藤沢薫委員長 参考記事)が点灯してからは点灯期間の1月末までの間は毎週月曜日ごとに定例で清掃活動を行っている。

 

↑最初に杉山文野クンが参加者に注意事項とコース説明。「歌舞伎町がはじめての人もいると思うんで、はぐれないように注意してくださいね~」とか。

24時間人が活動している街なだけに、ゴミも出続ける。ここのところ客引きが少なくなったせいかな、路上のタバコ吸殻はちょっと減ってきた感じがする。グリーンバード自体の参加者も増えてきて、列の後ろの方にいるとなかなかゴミが拾えない。常に追い抜くように前に出てゴミを拾うと拾いやすい。

 

歌舞伎町劇場通り一番街アーチ下あたりに集合、ここからスタートして歌舞伎町1丁目をぐるりとゴミ拾い。最後、シネシティ広場でゴミを拾い、ここで燃える燃えないとかビン・缶などを分別して終了。だいたい1時間以内。

拾ったゴミは、ヒューマックスパビリオンのゴミ置き場に。株式会社ヒューマックス(林瑞祥代表取締役)が他の事業ゴミと一緒に処分してくれている。

今夜は、MADOKAさん(↓写真左)も参加。次の日、12日にRuido K4(新宿区歌舞伎町1-2-13新光ビルB2)で行われる“歌舞伎町るねっさんすLive”(18:30より、出演:中澤京子・MADOKA 他 当日2,500円)でステージに上がるというのにご苦労サマ^^もっとも、MADOKAさん、文野クンのフェンシングの後輩ってのもあるんだよね。

 

写真には28人ですが(ん?あってる?ま、だいたい)、写りたくないっていって外れてるマスコミの2名と某プロダクションの社長がいるので、今夜の参加者は31名ってとこ。スタート期に比べると参加者も大分増えてきた。

上の写真の白いジャンパーの二人は新宿歌舞伎町イルミネーション実行委員会から参加してくれた二人。区役所通りにイルミネーションが灯り、通りに人か増えればゴミも増えるでしょう、ということでイルミネーションの実行委員会でも毎週金曜の14時からゴミ拾い活動を行っている。

グリーンバード清掃活動は、「出来る限り」っていうのがモットーのユルめのボランティア。歌舞伎町をみんなとゴミを拾いながら観光気分を味わうのもよし、終わった後は飲み会で「ゴミを拾った後は愛を拾ってもよし」と、大体参加者のほとんどが清掃の後の飲み会に参加する。人数が毎回読みにくいために、急遽20~30名が入れる飲み屋さんというのは意外と少ないため、比較的人数がいつでも入れて金額が安い第二東亜会館屋上にある「アジア横町」を使うケースが多い。

↑アジア横町にあるネパール・インド料理のティハールにて。ネパール人夫婦でやっている。

参加者は、ほとんどが歌舞伎町以外の人たちが多い。新潟からわざわざ参加してくれた二人(↑左端)、大阪からホテルに宿泊して参加してくれた方(↑右下)、ほかに福岡からって人もいた。

なお、12月に関しては通常の月曜清掃が18日・25日(25日は年内最終ということでコスプレ清掃をやろ!って話が出てたな^^;)、それ以外にイベント清掃として16日の「第2回歌舞伎町スター公開オーディション」(主催:新宿放送局 参考:第一回歌舞伎町スター公開オーディション)とのコラボ清掃がイベント当日の16日19時より(シネシティ広場集合)行われることになっている。なお、急遽変更などある場合もあるのでスケジュールについてはグリーンバード歌舞伎町ホームページで確認してください。


歌舞伎町を良くする、と単純に言ってもそれがどういうことなのか。グリーンバード歌舞伎町に参加されている方たちの多くが歌舞伎町外からこの街に訪れた人たちで、予備知識はさほどでもないにしてもネットなどで歌舞伎町の取り組みを漠然と知っている人たちも多い。呑みの席ではあるが、「歌舞伎町はどう変わっていくのか?」という問いに自分なりに答える場面が度々ある。

ある大阪から参加されていた方がこんなことを言っていた。「大阪で遊びに行くとき、たとえばミナミに出かけるときと難波に遊びに行くときは最初から気分が違う。渋谷に来るのと、歌舞伎町に来るのでは出かける最初から気持ちも目的も違ったりするのでは?」

たとえばグリーンバードの活動をしている中で、たとえば路上でキャッチしている(違法ではあるが)ホストがわざわざゴミを持ってきて渡してくれることがある。彼らの中には路上でタバコを吸わなくなった者もいる。良い意味でのモラル改善というか、来街者で成り立っている街であるからこそ、来街者が気を悪くさせる行為はそもそも誰にとっても無いほうが好ましいという部分では方向性が一致するんだろう。もともと街にゴミが増えた理由を掘り下げていくと、事業系のゴミの有料回収をきっかけに、不法投棄や他のゴミ箱に捨てる事業者がいたりサリンの事件などでゴミ箱が撤去されたのがそもそものきっかけだろう。そう考えるとモラルの問題なのであるが、では、だからといってモラルモラルと言ったら街が面白くなるだろうか?逆につまらなくなるかもしれない。

ハメをはずす場所、非日常的空気感を求めてこの街にやってくる人は多いだろう。しかし、だからと言って度を越えたモラル崩壊をそのまま見逃すわけにも行かない。それは、違法とか脱法という部分や犯罪インフラなども同様だろう。ファミリーで楽しめる、買い物、そういうことに向いている街はほかにいくらでもある。歌舞伎町が今でも「日本有数の歓楽街」でありえるのは、この街独特の匿名性の高いカオス的な魅力があるからに他ならない。

エリアマネジメント組織の立ち上げ準備を官民で進めているなかで思うのだが、20年後30年後の「ルネッサンス」の活動の向こうにある歌舞伎町の姿をおそらくある程度決定付けるであろう重要な時期に今まさにかかって来ている。とくに公的支援を必要とする要素がインフラ更新や再開発・建替え誘導などにはあるため、その間は、実質的に今までの歌舞伎町の魅力が薄められていく可能性は高い。ルネッサンスの活動の向こうにある再生された歌舞伎町の姿を思えば、当然のことであるがいかに短期間にこの更新期、地域の過渡期を乗り越えるかというのが大事で、その中で19・20年度というのは最も重要な時期だと思っている。

【告知】

■12月12日(火) 歌舞伎町るねっさんすLive in Ruido K4

 

 

 

会場:新宿ルイードK4 【新宿区歌舞伎町1-2-13 新光ビルB2 tel:03-5292-5125】
出演:MADOKA(↑左) 中澤京子
(↑右)他
公演日:2006年12月12日(Tue)
時間:OPEN 18:30 START 19:00
Ticket:前売 ¥2,000/当日 ¥2,500 1Drink別¥500

 

 

↑歌舞伎町区役所通りのイルミネーションは1月末まで→ハイジア前広場もイルミネーションが。こっちは12月25日まで。


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