SSブログ

2006年度 歌舞伎町の映画館や劇場の半券を提示するとお店でステキなサービスが!~歌舞伎ちょーおもしろキャンペーン [イベント]

歌舞伎町シネシティには映画館14館、劇場が1館、そして多目的興行スペースとして2館の計17館。あわせて約10,000席程度のキャパシティがある。会社別に見ると、㈱東急レクリエーションが新宿TOKYU MILANOビルに4スクリーン、HUMAXがジョイシネマ1・2・3の3スクリーン東亜興行が5スクリーン、東宝が新宿プラザ劇場が東宝会館に、コマ側にはコマ東宝とコマ劇場、映画も演劇もありのシアターアプル、そしてHUMAXパビリオンにある新宿FACEは共同トーキョー運営のイベントスペース。

これらの劇場半券をもってお店に行くといろいろなサービスを受けられる「歌舞伎ちょーおもしろキャンペーン」が2006年度も実施される。歌舞伎町商店街振興組合内でイベント等を中心に街の賑わいを中心に推進している「よくしよう委員会」(片桐基次委員長・歌舞伎町商店街振興組合専務理事)がこれを行っている。たとえば、映画の半券を持ってコマ劇場内の「浜銀」(寿司)に行けば生ビール(小)がサービスしてくれたり、えび通りの割烹「あそう」であれば大えび塩焼き一本がサービス、というもの。

←2005年度キャンペーンリーフレット。劇場にて配布(通年)、2005年度参加店は約120店舗。

このキャンペーンは2004年度から始まり今年で3年目に入る。数年前の歌舞伎町商店街振興組合とシネシティ広場周りの四葉会とは、今のような密着した関係にはなかった時期がある。街場に城を構えて商売をする個人商店と、大小はあるが四葉会の「企業体質」とはなかなかかみ合いにくいのは、どこの地域にもある話だから想像はできるだろう。だが、ここは歌舞伎町、課題はいくらでも溢れるほどある。こんなことではいけない、たとえサラリーマンでもオーナーでも一緒になって「街をよくしていこう」という言葉をキーに徐々に歩み寄りが始まり、歌舞伎町商店街振興組合の進める「ちょーおもしろキャンペーン」のCFを年間を通じて無料で劇場にかける、つまり媒体料を四葉会は協賛し、組合はキャンペーン参加店を集める、結果として映画館で映画を観たりコマ劇場で舞台を見た後半券を持ってキャンペーン参加店にいけばサービスがうけられる、つまり地域の活性化を相互に支えあおうという関係が作られた。

と、いうわけで

「劇場の半券提示するとお店でステキなサービスが受けられる~歌舞伎ちょーおもしろキャンペーン」に参加希望のお店(歌舞伎町内でサウナ・物販・飲食店・ゲームセンターなど)を募集します!

キャンペーン案内・申込書ダウンロード

申し込み締め切りは4月14日まで、問い合わせは歌舞伎町商店街振興組合事務局 ℡03-3209-9291 (担当:片桐、城、川中)にお願いします。参加店は組合発行のキャンペーンリーフレット(通年で劇場にて配布)に無料で掲載!!その他、組合ホームページなどでも広報。

告知でした。よろしくお願いします。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

3月29日 歌舞伎町商店街振興組合にて「よくしよう委員会」

 

この日は水曜日ということで15時からはクリーン作戦のボランティア清掃、その直後の15:30から歌舞伎町商店街振興組合にて「よくしよう委員会」。実はこの日からNTVのドキュメンタリー番組「歌舞伎町の真実の日記」(9月9日・16日の深夜13時より放送予定、各1時間番組)のカメラが入った。番組についてはいずれ書くことにして、今日の議事については、いつものようにイベントの実施報告から入り、なかなか進まないシネシティ広場改修・ライトアップ計画の状況報告、上記「歌舞伎ちょーおもしろキャンペーン」実施概要の説明と案内などから入り、今後のイベントについての各プレゼンに。

  • 4月15・16日に「まるごと群馬デーPartⅣ観光展」(群馬県主催)をシネシティ広場にて実施予定。
  • 5月17日から21日にシアターアプルでの演劇「歌舞伎町物語」(脚本・演出:品川能正 現作・脚本協力・出演:李小牧 出演:大沢樹生、耿忠「ラブ・レター」ほか 企画制作:東京ギンガ堂)について4月4日に風林会館5Fにて13:00から記者会見。
  • 人気者集まれ!「歌舞伎町スター公開オーディション」 歌舞伎町から街の人気者を生み出そう!!(㈱新宿放送局) これについてはオーディションを近日スタートさせる計画ということで、新宿放送局のホームページから応募できるようにする準備中。オーディションを通過した中からチャンピョン大会をシネシティ広場などで開催(8月6日予定)。オーディションの経過及びチャンピョン大会は新宿放送局内で放映する他、新宿ALTAビジョンからも発信される計画。
  • その他 映画「GOAL!」(東芝エンタテインメント)関連イベントはGWからシネシティ広場やミラノ座で継続していくつか計画中など。

議論としては、まず客引き問題について。客引きと一言で言っても、違法性風俗・裏DVD・黒人の風俗キャッチ・中国エステ・ぼったくり系・キャバクラとホストなど風俗店(ここまでが違法行為)と、カラオケ・居酒屋(これについては違法性は薄いが苦情・110番通報の割合は高い)など多様性があり個別に対策が必要であるが、歌舞伎町商店街振興組合としては来街者に対する迷惑行為になる客引き行為をいかに排除していくかなどを議論。ただ排除といっても実効性は薄いし、警察にしても客引き行為をいちいち立件していくよりは別件(たとえば売春斡旋や薬物)で店舗ごとあげたほうが効率がいいというのもあるだろうし、ましてそっちの方が優先順位も高いだろう。しかし、街全体の経済活動という点からいうと、客引き行為の方が優先順位が高く、まずそこから手をつけてほしいというのが本音だろう。組合は警察ではないのだから強制力はないが、公共性を軸に考えると「客引き行為にかわる違った営業手段や、客引きをメリットもみつけないとなかなか協力は得にくいのでは?」(杉山文野君の発言)について、「たとえば組合で観光案内所を作ってはどうか?そういった平等な土壌を与え、サービス内容で勝負してもらえるよう啓発活動をする。」(坂内の中井社長)、「客引きは徹底して排除、またはルールの徹底をするべき。だが、たとえば風俗の深夜営業の規制緩和を都や国に働きかけるというのもアリだと思う。だが、これは地域全体が一枚岩になるのが条件。」など、ただ出席者の中で唯一ホストクラブから参加しているのがSmappa!の手塚社長(「夜鳥の界」代表)なだけに(彼のところは客引きは出していない)針のむしろではあったかもしれないが、いずれにせよ「客引き行為に対する組合の一本化したメッセージの発信」が先に必要か。その上で、実行に有効な手段をそれぞれの立場や役割でやっていくべきだろう。

杉山文野君は会議参加者では最年少の24才、「もう少し自分くらいの年の人もいたら参加してほしいなぁ・・。」杉山君は鈴木喜兵衛氏(鈴木喜兵衛氏と歌舞伎町について)のひ孫さん、歌舞伎町劇場通り一番街の入り口にあるとんかつ茶漬け「すずや」を経営する父を持つ早稲田大学の院生。

そういった意味から、とくに歌舞伎町商店街振興組合の下部組織でありながら組合外部も自由に参加可能なこの「よくしよう委員会」に「もっといろんな人たちに来てもらえるように、あるいはもっとよくしよう委員会の活動を知らせる方法を考えてもいいのでは?」(杉山文野君)とか、「組合ニュースを組合内だけでなく外部にも発信すべき、できれば全事業所と全ビルオーナーに。」といった発信力をいかに高めるべきかを考えようという話になった。ただ、これには限られた予算の中でできることにこだわるのではなく、無料でできる手段をよくしよう委員会参加者内で探していく方が早い。メディア関係者もややいる(この日であればマスメディアでNTVや博報堂、JOQR、これから可能性の高い新宿放送局、業界に影響力のあるマンゾクグループ、小さいかもしれないが発進力のすべを持つ自分や杉山君など)わけだし、個々の可能な範囲で実践しながら相互に連携することを探ってみたい。

なお、次回「よくしよう委員会」は4月19日15:30より歌舞伎町商店街振興組合にて予定。

←移動挨拶の新宿区役所の香西副参事、歌舞伎町対策担当副参事として二年にわたってこの街に関わってきただけに地域の信頼は厚かった。この人事異動は確かに街場に若干波紋を与えているが、それはともかく新たに担当になった平井副参事に期待したい。

話は変わるが、この日、歌舞伎町対策に奔走してきた新宿消防署長の伊藤省二氏が会議中に顔をだし、人事異動で第三消防方面本部長(渋谷区・世田谷区・目黒区管轄)に就任するということで挨拶に来られた。昇進ですねぇ^^おめでとうございます。汗をかきながら防犯パトロールでマイク片手に暴力団追放を叫んでいた新宿警察署組織犯罪対策課の係長だった志村警部補も警視庁組織犯罪対策特別捜査隊に、また新宿区の歌舞伎町対策担当副参事の香西一晶氏も移動ということでちょうど挨拶に顔を出していたので、さながら送迎会の様相に。みなさん、ご苦労様でした。

←第三消防方面本部長に昇進の伊藤前新宿消防署長


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0