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歌舞伎町の路上ゴミについて考える-4月20日(金) ポイ捨て防止・路上喫煙禁止キャンペーン路上清掃 [まちづくり]

4月20日(金)、この日14時半からポイ捨て防止キャンペーンと言うこともあったので、今日はゴミのことを考える日にしようかな、と、まずここ半年ほど毎朝(雨天中止)6時より新宿駅東口の広場清掃を行っている荒川祐二クン(上智大学4年生)らのボランティア活動に顔をだしてみた。

朝6時からは新宿駅東口広場清掃(チーム荒川、ってことでいいかな、これは毎朝やってます。誰でも参加できます。雨天中止)

まず広場到着早々、こんな感じ。早朝6時の新宿駅東口広場、大量のゴミが散乱、カラスがそれをついばんでいる。清掃用具類は広場前の駅への階段裏付近においており、手ぶらで来ても参加できる。朝6時からというのに、ボチボチと「オハヨー!」と言いながら人が集まってくる。サウナグリーンプラザスタッフ、毎日午前中歌舞伎町のゴミ拾い活動を続けている中野正雄さん、荒川君の友人、などなど。

  

荒川祐二君。いつもガチャピンのカブリモノを着てた彼だが、この日は9時からバイトだそうでスーツ姿。就職活動中の上智大4年生、NHKの報道志望だったそうだが、残念ながら面接で落ちちゃったらしい^^;残念。。↓集めたゴミは燃える・燃えないゴミに分別。しかしこの小さな広場だけでこのゴミの量・・・^^;

この日の参加者は12名ほど、ウチ半分は大学生だった。先週は修学旅行の学生の参加なんていうのもあったとか。

 

一通り清掃が終わって、大分きれいになった駅前広場の様子。柵に囲まれた植え込み、丸太の椅子、どうも死角が多いのがゴミのポイ捨てを誘引するように思える。「これが植え込みではなく開放された芝生だったりすれば捨てにくくなるのでは?」と、これは荒川クンの意見。出勤前の一時間、それでも毎回5~10名くらいがボランティアで集まってくれている。荒川君の活動はこれまでで約半年になる。で、その荒川君らのゴミ拾いイベントの企画があるということなので告知しときます。


5月3日はゴミ拾いの日!【告知】 「荒川祐二の新宿お掃除日記-5月3日はゴミ拾いの日!!」より転載

え~いよいよ動き始めました大規模ゴミプロジェクト!『全国同時多発エコ事件!!』

『日本に「5月3日は皆でゴミ拾いの日」という新しい文化を作りませんか??』~100万人の5・3拾い~

という想いの下、5月3日に全国規模のゴミ拾いを企画しています!!何をするかは至って簡単!!5月3日に、全国 各地の場所で、リーダーを中心に同時多発的に 何千人という人間が掃除をするというイベント☆

現時点での掃除予定都道府県は、

・北海道:大通公園周辺 リーダー:嬉楽(担当:中田・石田)
連絡先:kari@kiraku.org

・新潟県:八海山泉ビール苑駐車場 リーダー:高野 恵理(SHURI シュリ)  
連絡先:syueris.barsuite@cpost.plala.or.jp
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2040977→(新潟同時多発エコ事件のコミュニティー)

・東京都:新宿駅東口広場 リーダー:荒川祐二(ゆうじ)  
連絡先: yuji-a@sophia.ac.jp

・三重県:松阪駅改札 リーダー:朝倉涼(和人@りょう日本魂)  
連絡先: japan-spirits.ryo_asakura@docomo.ne.jp

・京都府:城陽市市役所(正面) リーダー:園先弘道(そのさき弘道)  
連絡先: sonosakimirai@mail.goo.ne.jp

・奈良県:近鉄奈良駅(行基さんの噴水前) リーダー:山村勝平(かっぺそ)
連絡先: sakigake_youth@yahoo.co.jp

・兵庫県:三宮駅改札 リーダー:柴崎翔吾(こう@虹の祈り) 
連絡先: toraiasurom@yahoo.co.jp
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2019458 (兵庫同時多発エコ事件のコミュニティー)

・山口県:下関駅改札 リーダー:奥迫哲哉(じゃっきー) 
連絡先: re_start06@hotmail.co.jp

・福岡県:警固公園ソラリア側 リーダー:石丸香(かおり★☆) 
連絡先: cheru0505@hotmail.com
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2006038 (福岡同時多発エコ事件のコミュニティー)

が決定しております~♪♪♪ これから各地のリーダが場所を決定していくので、掃除場所が決まり次第、逐一アップされていきます☆普通に参加したいという方は、自分が行きたい各地の集合場所のリーダーにコンタクトを取ってください☆

参加する為に必要なものは、
・軍手
・ゴミ袋一枚
・楽しく掃除がしたいという気持ち
です☆

この全国同時多発エコ事件のコミュニティーを下に載せておくんで、参加したいという方は、上記のリーダーに直接メッセージを送ってください☆

飛び入り参加も構わないのですが、出来れば、事前にコミュニティーに必ずいるリーダーにご一報を入れてあげてください♪ ただ、上記の通り、まだ全国各地にはリーダーが行き渡っていません!!『俺に(私に)リーダーを任せろ!!』 という方も募集します!!

リーダーのする事も至って簡単!!
①、掃除場所の決定!
②、集めたゴミの処理方法を考える!
(区と協力して収集場所を見つける or 各参加者に1袋ずつ持ち帰ってもらう等々)

以上!!

『我こそリーダーだ!』と思う方は、ぜひぜひ手を挙げてください!!そして、コミュニティーのトピックで参加表明するなり、管理人にメッセージをください☆★ ちなみに都道府県が被ってしまっても全く構いません!

東京だけでも新宿、渋谷、原宿。。。50箇所ぐらいやる勢いで手ぇ挙げちゃってください~!!!!

ここまで、大体のイベントの概要を書いてきましたが、やる事は決して難しくありません。大切な事は、今回のイベントを通じて、一人ひとりが『一歩を踏み出す』事だと思っています。みんなで一緒にゴミを拾って、『楽しかった』『友達が出来た』 『恥ずかしいけど、勇気が湧いた』『ゴミのポイ捨てはもうやめようって思った』『環境問題って何だろう?って考えた』『地球の為に今自分が出来ることは何だろう?って考えた』こんな想いをリーダーをしてくれた方、参加してくれた方に、笑いながら、泣きながら、何よりも楽しみながら感じて欲しいと想っています。

『動けば変わる』

この事を実際に動いてみて感じてみませんか??みんなで一緒に日本に新しい文化を楽しく作っちゃいましょう~♪ やっぱり誰もやった事ない事をした方が面白いしね☆そういう「面白い」、「楽しい」の延長で『5月3日はゴミ拾いの日!!』 っていう新しい文化を作っちゃいましょう♪『一緒に掃除してくれる人募集!!』

『全国同時多発エコ事件』のコミュニティーはこちら!
http://mixi.jp/view_community.pl?id=1912498 ※リーダー表明、参加表明、各リーダーにメッセージを


◆7時から歌舞伎町のゴミ拾い(中野正雄君=通称マサさん、こっちも毎朝の活動)

荒川君のところで新宿駅東口駅前広場のゴミ拾いを終え、これにも毎朝顔を出している中野正雄さんと、今度は歌舞伎町に向かってゴミ拾い。マサさんは、この活動を開始して約1月弱というところでしょうか。MOA2番街を経て靖国通り沿いを掃除。

 

靖国通り沿い、ピックペックビル前→も朝はこんな感じ。カラスにつつかれたのか散乱が酷い。

 

転売され今は不在ビルの窪田ビル前、管理者がいないビル前の不法投棄は多い。あっと言う間にゴミ袋が満杯になっていく。

とりあえず、このくらいまでにはなんとか・・

集めたゴミは大久保公園前にある清掃事務所に運んで終了。区のボランティア登録、道のサポーター制度などを利用(環境保全課)することでゴミ袋の支給やボランティア保険にも入れる。しかし、荒川君といいマサさんといい、「ボランティア」以上の活動で頭が下がります。マサさん、実は現在無職。前の仕事をやめてから貯金で生活しているわけだが、玄さんの救護センターボランティア、グリーンバード歌舞伎町などとにかく本気で社会貢献に精を出している。「仕事に就いたらどうするのか?」との質問に、本人曰く「ゴミ拾いが続けられる仕事に就こうと思います。」とあっけラカンとしている。彼の中では、日に日に仕事よりゴミ拾いの方がプライオリティが高くなっているようだ。「とにかく、3年くらいは続けてみます。」とか。3年(かどうかはともかく)彼がこういった活動を続けることで、街の何かが変わるんじゃないか、やり遂げられれば、彼の環境も変わってるかもしれないし、「それから先のことはその時考える。」とマサさん。その辺については、自分もちょっと相通じるものがある。


◆4月20日(金)、14時半より「ポイ捨て・路上喫煙禁止」キャンペーン路上清掃

新宿駅では西口と東口を交互に月一回のペースで行われる「ポイ捨て・路上喫煙禁止キャンペーン」。今月は新宿駅東口での路上清掃。東口各商店街振興組合および近隣町会等の参加でJR新宿駅東口広場に集合、それぞれのコースに別れて約1時間の路上清掃である。主管は新宿区役所環境保全課(佐藤泰丘課長↓)。

 

この日は、久しぶりの晴天。初夏のような暖かさで人の集まりも多かった。

新宿ライオンズクラブから寄贈された路上清掃機。象の形をしていて、鼻の部分からゴミを吸い込む、のだそうだが・・吸い込みがイマイチ。まぁ一風変わったキャンペーンキャラっぽいのはいいんだけど・・・。

 

歌舞伎町班は新宿東口広場からモア2番街、セントラルロード、シネシティ広場から西武駅前通りというコースで回りながらゴミ拾い。常に人が居て活動し続けている街なだけに、拾っても拾ってもゴミがあるのが、この街の特徴でもある。

新宿区環境保全課の佐藤課長とも話したが、確かに歌舞伎町など清掃ボランティアが増えてきて素晴らしいことではあるが、そもそもそれ以前にどうゴミを無くすかという抜本的な問題を考えないといけない。「実際に歌舞伎町のゴミは増えている」と佐藤課長。路上のゴミについては、確かにモラルの問題はある。駅前の広場にしても、灰皿が置いてあっても吸殻はそこらじゅうに散乱している。荒川君やマサさんに「歌舞伎町には何でゴミ箱が無いんですか?」と言われる。これもオウムのサリン事件等からテロ対策で街中からゴミ箱が消えたことなどの理由はあるが、それだけでなくゴミ箱があれば近隣の事業系や産業廃棄物が不法にそこへ投棄されるという問題もある。歌舞伎町にはコンビニが14件あるのだが、一部セブンイレブンとサンクスなどをのぞきほとんどの店舗はゴミ箱が設置されていない。

   あずま通り出口の靖国通りに面したセブンイレブンには一応ゴミ箱が設置。

とくにファーストフード店とコンビニに関しては、個々の店舗に話をしても無理なので、本社・本部に掛け合ってやはりゴミ箱の設置は求める必要があるかもしれない。来街者で成り立っている街である以上、街に遊びに来た人がゴミを捨てたいときに捨てられる配慮としてのゴミ箱の設置という部分、もう一つは不法投棄やゴミ出し・収集マナーの劣悪ぶりをどうにかする必要がある。不法投棄については監視、告発(事業系のゴミについては罰金1億)、だが多分一番ベストなのは地上にゴミを露出して出してはいけないというルールづくりだろう。ゴミは建物の地下なりに集中して集め、収集時にそこから上げて出すとか。路上に放置されるゴミがあるからカラスが突っつき、食べかすが散乱する。そして汚れた場所にゴミが集まる。歌舞伎町について、とにかく路上にゴミを出させない、あるいはそれを可能とするような建物の構造義務という形を検討し、例えば駐車場付置義務のようなイメージでゴミの屋内収容スペースの確保を義務とする、というのも街づくりの中で必要なコンセプトだろう。

せっかくボランティアがゴミを拾って、確かに一瞬はきれいになるが、街はすぐに汚れていく。いくら拾ってもゴミが減らない、散乱するのでは彼らの熱意もいつかは折れてしまう。いろいろ理由があるにせよゴミ箱や喫煙スペースの設置、地上にゴミを置いてはいけないルールとインフラ作り、不法投棄の監視・告発、そしてモラル、これらについて一刻も早く着手し根本的解決を図る必要を感じている。


memoφ......

元祖キャバクラ「CATS」がついに突然の閉店

4月11日(水)、キャバクラの元祖といわれた新宿CATSが閉店

歌舞伎町2丁目にある老舗キャバクラCATSが閉店した。開店は1983年、当時女子大生等素人の女の子がいるキャバクラとして歌舞伎町にオープン、それ以来、少なくとも歌舞伎町では最も老舗のキャバクラとして一時期は一世を風靡した店が23年の幕を閉じた。かつてキャバレーの全国チェーン・ハワイグループの中から独立した新富氏が興したレジャラースグループの基幹店舗。約70坪の店舗にステージもあり、歌や踊りのショーを見せながら、そのタレントたちが接客をするといった、所謂キャバクラの原型としての営業スタイルは23年経った最近まで続いた。というか、かつてはキャバクラとは、そもそもそういったショークラブ風のクラブのことを指すのが普通だった。CATSの成功以降、歌舞伎町にも続々とショークラブ型の大箱キャバクラが開店、王城ビルにあったミントハウス、今の摩天楼12番街のあった場所にはトレビの泉、チェックメイトビルの地下にあったビックリハウス(今のレジャラース社長萢中氏が作った店)、ビッグバン、昭和60年代から平成に変わったくらいの時期が多分一つの最盛期だったように思う。70坪程度のCATSで全盛期は月間売上が1億、日曜1日の売上が250万に達し、また当時活況を呈していた大型店の人件費率が35%程度だったといわれていた。今のキャバクラが売上はハコにもよるが人件費率で60~70%近くということを考えると、すごい時代だったのかもしれない。

 

1983年(昭和58年)、オープン当初の頃の新宿CATS。「ミス新宿キャッツ」なるイベントが開催されている。いかに在籍嬢の数が多かったかを物語る。

 

そのCATSも、とくに二丁目を中心とした歌舞伎町全体を包む風俗営業店の不景気、人件費の高騰(それでも最近のCATSで人件費率は52~3%といわれていた)、そして何よりテナントとして入っていた第二メトロビルの老巧化(雨漏り等、これはかなり深刻だった)などあって会社としても歌舞伎町で営業しているもう一つのキャバクラ店「蘭〇」との合併などは検討されていたとか。建物の老巧化に関しては、散々ビルオーナーであるメトロ商事に掛け合ったようであるがなかなか進まず、もろもろあってついに突然の閉店となった。キャストや客に事前告知することなく閉店したことは2ch等で大分非難を受けているようだが、まぁしょうがないね。もう少しやりようはあっただろうが・・

突然の閉店で、キャストも客も一気に蘭〇に動いたため、一部退店もいたようだが、蘭〇で働くコの話だと忙しくてしょうがないらしい。たしかに、お客は店よりキャストに就いているわけだから、当然といえば当然か。

歌舞伎町に限らず、キャバクラ業界は全体的にバブル期以降、特にここ数年前まで続いた新鋭店の進出に伴う人件費の高騰、またスタッフ(男子従業員)の人材不足などあって今あえいでいるといわれている。なかなか補正が出来にくい部分なんだろう。それはともかく、元祖といわれたCATSが閉店したことは、一つの歌舞伎町史の1ページとも言える出来事なので書いておくことに。


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エニィ

ビックリハウスをつくったのは萢中氏じゃありませんよ。別にオーナーがいました。
萢中氏は雇われ社長です。
レジャラースの時もそうです。単なるリーマン社長なのです。
by エニィ (2010-03-23 03:30) 

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